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月並みなはなし[07再演版]

月並みなはなし[07再演版]

時間堂

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/10/19 (金) ~ 2007/10/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかったー
今回は、「月並みなはなし」再演ということでした。以前に初演の時の女優さんに舞台裏のエピソードを伺ったことがあってもの凄く観たい作品だったので再演嬉しかったです。

そして、期待以上に良くできたお話と舞台でした。

どうもありがとう。

ツーアウト

ツーアウト

自転車キンクリーツカンパニー

新宿シアタートップス(東京都)

2007/10/17 (水) ~ 2007/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★

悪いところが見つからないので。
まったく力を入れてないと力説してしまえるほどの潔さでの、なんともいえないゆるゆる感が良かったです。
飯島さんのブログには「野球を知らなくても大丈夫です」とは書いてありますが、いくつか野球ネタが出てくるので多少知っていたほうが楽しめると思います。

ソウル市民/ソウル市民1919

ソウル市民/ソウル市民1919

青年団

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2007/10/20 (土) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

連続体の一部分
まったくの日常がそこにある。
今ではない、ここではない日常。
普通なのに新鮮で、何もないのにドラマティック。
長い時間の連続の一部分を新鮮なまま切り取った感じ。

ぬるいバスは時々とまる

ぬるいバスは時々とまる

東京Ne+wS

駅前劇場(東京都)

2007/10/19 (金) ~ 2007/10/23 (火)公演終了

満足度★★★

普通に面白い。
観終わった後に
「嫌~な」とか「怖~い」とか
「馬鹿馬鹿し~」とか、
心の中に強力な足跡をつけてくれる演劇が好きなので、
ちょっとモノ足りなさはあり。

ネタバレBOX

路線バスが突然何も無い空間に次元移動して、
たまたま乗り合わせたイマドキの人たちが
精神的に追い込まれた状況の中、
イマドキな人間のイヤラシイ本性をさらけ出したり
なんとか理解しあって力を合わせたり。

よく出来たニュースタイルのSF芝居。
普通に面白い。
しいていうなら、一般ウケ狙いか?ラストが普通にハッピー。
それ故に作品自体が軽い印象で、
登場人物の感情の動きや行動を振り返るしか出来なくて、
物語の背後にある何かを、反芻して掘り下げたりとか
考えさせられる劇構造をもうひとつ作って貰いたかったなと。
魚

とりととら

新宿眼科画廊(東京都)

2007/10/18 (木) ~ 2007/10/22 (月)公演終了

満足度★★

夫婦の幸福なニュースタイルの会話劇。
1人目の子供が生まれる前から
2人目の子供が生まれるまで?の
夫婦の幸福なニュースタイルの会話劇。

ネタバレBOX

気になったポイントを以下列記。
1.幸福な夫婦の話だと思われるが、
その夫婦を包む舞台の空気が、
「ほわっ」とか「ほっこり」とかの
幸福感が感じられない。
照明のせいなのか?
美術(殆ど無いけれど)や小道具類のせいなのか?
これは奥さん役の人の声がハスキーで
クールな印象だからなのか?
後藤飛鳥とか望月志津子とか五反田団の役者なら
しっくり来るのかも。
2.様々なきっかけで時間が飛び、
その先の話が観れるのだが、
移り変わりが、鮮やかでない。
派手なきっかけが必要ではないとは思うが
移り変わりの時に解像度がグッとあがるとか、
おっ!そう来たの。とか、思わせる演出が欲しい。
3.枕代わりに使っていたクッションを
奥さんが服の中に入れて妊婦になったり、
床に敷いた布の中に潜り込んで遊んでいた子供が、
海亀の産卵に見たてたり、
演劇ならではの楽しい嘘が面白いのだけれど、
時間の経過に比べて、見た目に分かり易くはあるの、
それ故ちょっと「ぞんざい」な気が。

全体的を通して情報の出し入れが
狙いより上手くいかなかったということかな。
月並みなはなし[07再演版]

月並みなはなし[07再演版]

時間堂

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/10/19 (金) ~ 2007/10/29 (月)公演終了

満足度★★★★

時間堂史上、一番おもしろいです
初演のときのもみましたし、本番前に通しも一回みさせていただいたので、コレが三回目の観劇。「月にいきたい」だなんていうよくわからない願望を、ちゃんと時間内にお客さんに「ああ、そういうことなのね」と理解させてしまう、トリッキーでロマンチックで理知的で丁寧で、とにかくとても面白い脚本です。

ネタバレBOX

月に行くことで人生を変えたいフリーターと、彼女と別れても、人を殺してでも月に行きたい「半分プロ」みたいな人と、むしろ普通のひとが当たり前に行くべきと主張するパン屋さん。恋人のことで負い目に感じる部分はあっても、どのひとにも分があるなあと感じられるだけの真剣さがありました。わたしたちが日ごろ「夢」とか「目標」とかを口にするときって、だいたいこの三者の思考パターンのどれかに当てはまるなあ、と。そう、「月にいく」っていうよくわかんない願望を、普通のひとの目線に落とし込んだのがこの脚本の魅力なんでしょうね。

ただ、黒澤氏の提唱する「俳優が舞台上で深呼吸できる」演出には正直物足りなく感じる部分もあります。演技の自由度が高いために、それぞれがそれぞれの居心地のよさを求めてしまっているように見えるの。息をのむような対立が魅力のお話のはずなのに、各プレイヤーが合理的な行動をとるため、結果的にあまりギスギスした空気にならない。いわゆる「合成の誤謬」てやつ。空気が読めてしまう、「大人」な俳優ばかり集まっているのも原因なのかもしれませんね。もっと芝居にKYを!

活き活きとした感情が流れる舞台に、今度はどこまで演出家の作為を盛り込んでいくか。それがこれからのこの劇団の課題なのかもしれません。
第二章『流れ姉妹〜ザ・グレートハンティング〜』

第二章『流れ姉妹〜ザ・グレートハンティング〜』

真心一座 身も心も

赤坂RED/THEATER(東京都)

2007/10/05 (金) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

凄い女優たち
とにかく女優力に圧倒された。もちろん脇をかためる人たちも素晴らしいんだけど、バスタオル一枚でワニと(しかも結構リアルなワニと)素手で格闘できる女優さんをわたしは他に知らない。千葉さん。まじ格好よすぎる。刃物のような目って、ああいう目のことを言うんだね。高田さん。間近でみたのは初めてなんですが、ただならぬオーラでした。まさに日本一の座長!

冒頭から、ちょっとついていけないくらいの前時代的なノリでした(笑)。ぼそっとつぶやかれる類の、俗に言うスマートな笑いは一切なし。ねじふせる系。いや、だからこそ凄いんですよね。終始スタイルとして「昭和のにおいのする人情芝居」を貫いてるんだなあって。まあ昭和の人情芝居にワニは登場しないだろうけどさ。

これぞ、後の世代に伝えていきたい文化遺産。次回公演があるなら、そのときは必ず。

ソウルの雨

ソウルの雨

青森県立美術館

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2007/10/23 (火) ~ 2007/10/23 (火)公演終了

満足度★★★

何で東京公演?
美術館の交流事業の一環で行われた公演。

さすが美術館がまとめているということで洗練されている部分もあるが
芝居でなくてもいいのでは?まだまだ芝居をみせるということでは未知数。

Voice, narrative and dialogue

Voice, narrative and dialogue

shelf

MODeL T(東京都)

2007/10/01 (月) ~ 2007/11/26 (月)公演終了

満足度★★★

文豪気分
昭和の文豪になった気分でした。昭和の文豪はきっと若い頃、酒飲んでああでもないこうでもない、とバーで語っていたんだろうなというイメージがあるのですが、その中に迷い込んだ感じで面白いイベントでした。

月並みなはなし[07再演版]

月並みなはなし[07再演版]

時間堂

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/10/19 (金) ~ 2007/10/29 (月)公演終了

満足度★★★★

導入から、素敵な観劇体験。
ワークインプログレスと比べても数段面白くなっていました。
それ自体も演劇的に面白い、印象的な導入は、今まで他でなかったのが不思議なくらいです。すーっと誘ってくれます。
時々、演劇だということに気付いてびっくりする自分がいるくらい、集中力も距離感も心地よく。笑って、感じて、そこに(物語世界でなく、演劇空間)居させてくれます。

月曜まで。お薦めです。

ネタバレBOX

導入。まず、全員出てくるのが良いです。他でもあって不思議ではないのですが、カーテンコールの逆で、全員出てきて「これから始まりますよ」というあの形は、発見だと思います。
月並みなはなし[07再演版]

月並みなはなし[07再演版]

時間堂

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/10/19 (金) ~ 2007/10/29 (月)公演終了

満足度★★★★

極上の拾い物
時間が空いたから、ふっと立ち寄った王子小劇場。
気になってるけどこの値段は払いたくないという芝居は多いけれど、
この値段でこれほど良質の芝居は観たことがない。
素敵な時間を過ごせました。

ネタバレBOX

三谷幸喜の「12人の優しい日本人」を思い出した。
普段なら三谷幸喜の真似事(この作品は別に真似ではない)をするのは無謀だし、
不愉快になるほど微妙な芝居が多いのだけれど、
もう気持ちがいいくらいに素晴らしかった。
月並みなはなし[07再演版]

月並みなはなし[07再演版]

時間堂

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/10/19 (金) ~ 2007/10/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

いい!!
いや~!本当に良かった。演出・脚本良かった!!再演と言うことで前作を見ていないのでちょっと不安でしたが最高!!制作の方の心配りも良かったし・・・・。演者の演技も最高!
この値段でこの作品に出会えるなんて私は幸せものです。

おこめ

おこめ

毛皮族

本多劇場(東京都)

2007/10/13 (土) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★

それを期待しているわけでは
ストーリーものとショー的なものの二本立て。形式美といい、メッセージ性といい、ある意味、完成度が高い。(当社比)でも、肥大する妄想というのか、情念の暴走というのか、出来る・出来ないにかかわらず、やりたいことをやるという現実無視のキチガイ沙汰は極めて薄め。したがって、客席を気合いと腕力でねじ伏せる制圧感もほとんど無し。長期継続のためには様々な現実と折り合いを付けていくことが必要なんでしょうけど、そういう方向で「完成」していく舞台を毛皮族に求めているわけではないのだけれど。

月並みなはなし[07再演版]

月並みなはなし[07再演版]

時間堂

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/10/19 (金) ~ 2007/10/29 (月)公演終了

満足度★★★★

逃げ出したくなる
『「補欠がでたので、一名の代表者を選んでください。制限時間は60分」 信頼しあい、助け合ってきた仲間たち。だからこそ一人は月へと送ろうと、お互いを労りあい、傷つけあいながら話しあう。』リアルにこんな場所に居合わせたらどうだろう。60分という確かな時間、僕も一緒になって、笑って、困って、
悩んで、泣いた。本当にその場から逃げたしたくなるくらい、良い劇でした。

ネタバレBOX

男ってバカだな、と、思いました。
自分もそんな、バカな男なんだなと、感じました。
女って強いなって、あらためておもいました。
魚

とりととら

新宿眼科画廊(東京都)

2007/10/18 (木) ~ 2007/10/22 (月)公演終了

期待を大幅に逆はずれ
流れの変化が自然に感じ取られ、素直な表現に可能性を見ました。
今後大いに期待できそう。

夏光線

夏光線

透明ランナープロデュース

劇場MOMO(東京都)

2007/10/17 (水) ~ 2007/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★

自分と重なる場面が
私は 野球と聞くとすぐにスポ根ものを連想するのですが、そんな感じではなくスポ根の時代を過ごした経験のある男達の話です。
当時からの情熱を継続している者とそうでない者との掛け合いなどが自分の経験と重なったりしてハッとした場面もありました。自分が情熱を忘れてしまっている証拠ですね。
押しつけがましさは一切なく、むしろこちらから身を乗り出したくなる場面も。


血のついたボールを巡っての少しばかりの諍いに主人公が言ったセリフが忘れられません。

時空〜ダンディズム

時空〜ダンディズム

「時空」プロジェクト実行委員会

シアターBRAVA!(大阪府)

2007/10/20 (土) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

「時空を超えた奇跡」
2時間半、たーーぷっり楽しませていただきました。
どこかで見たり聞いたりしたことのある、懐かしさと安心感。
レビューらしいツボをついた演出。
豪華メンバーの適材適所。
汀さんのスター性にもうちょっとで転ぶところでした。
洋さんの「ファンです」モードもかわいらしくって、いいもの見させていただきました。

ただ、照明機材が邪魔で、見えにくい場所があったのが玉に瑕でした。

15 minutes made vol.2

15 minutes made vol.2

Mrs.fictions

ザムザ阿佐谷(東京都)

2007/10/18 (木) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめたっ!
■虎のこ・・



三途の川の手前で武士と妻殺しのオトコとの会話劇。

虎のこの独特のスピード感とテンポ、作・演出である金子独自の世界観と卓越した笑いのセンスが、今回は前面に出ず、しっとりと落ち着いた劇を魅せた。
いいと思う。
人情味溢れた内面に問いかける作品に仕上がっていた。





■柿喰う客・・


新人アイドルとTVプロデューサーの大喰らい選手権らしき番組での戦いから、ゴキブリを食べる戦いに話がながれ、なぜか、アイドルとプロデューサーがゴキブリを食べながら壮絶な戦いになるという、バカバカしいが、ハイテンションでパワフル。
「妄想エンターテイメント」と呼ばれる作風がウリの夢と皮肉と悪ノリに満ちた独特の世界観により、観客の冷笑を誘う。
一番良かった。




■多少婦人・・



同窓会ネタ。
思い出そうとしても思い出せない同級生を前に心の中の声を上手く描いたコメディー。
ぶっちゃけ、おもろい。
心の声が話す度にうんうん(。。)(・・)(。。)(・・)と頷くワタクシ。
おもろい!



■M.O.E.Project・・


都内のアパートで一人暮らしをしているマコトは、幼馴染のゆかりに世話を焼かれながら、毎日気ままにオタクライフをエンジョイしていた。
ある日突然、天使を名乗る少女がマコトの家に現れる。
そう・・「お帰りなさいませご主人様」とセーラー服のダブル萌えーー!!の世界。




■ろりえ・・



喫茶店でのオンナ二人とウエイターの会話劇。
カムカムミニキーナ、ポツドール等を輩出した、早稲田大学演劇倶楽部のユニット。
早稲田大学の演劇って、レベルが高いのだろうねっ。
前回観た、タカハ劇団も良かった。
ただ、最後にオンナがコーヒーをかなり浴びての濡れ場があるのだけれど・・ここの評価は色々分かれると思う。
ワタクシは減点材料でした。




■圧力団体イクチヲステガ


どうやら部屋らしい場所で囚われの身となった6つの命が扉から外に出たくて、その時を待っている様子。
段々、ストーリーが展開していくうちに、その6つはカレーの材料だった。
豚肉役の豊田可奈子が素晴らしい。
コミカルなダンスも全員が同じバランスで動いていて楽しかった。



■Mrs.fictions・・



3人のオトコの物語。
えっと・・本当に申し訳ないけれど、良く理解できなかったっ!
たぶん・・この劇団の前に、柿喰う客の劇を観てかなり圧倒され、すんごく余韻が残って、普通の語り合うだけの劇は飲み込む余裕が無かったのだと思うww。
上演配置が悪かっただけ。はい。




次回、観たい劇団は虎の子・多少婦人・柿喰う客の3つ。

15 minutes made vol.2

15 minutes made vol.2

Mrs.fictions

ザムザ阿佐谷(東京都)

2007/10/18 (木) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★

試食は楽しい。
7つもあってちょっと疲れたけど、それぞれの個性がたった15分にも現れていて面白かった。ただいろんなジャンルに挑戦したり、カラーがまだ決まっていないような劇団が出るとちょっと15分ていうのはツラいかな。柿喰う客がやっぱりテンポのよさや押しの強さでダントツだったけど、新しいところの発掘も。ろりえは本公演観たくなったし、多少婦人もかなり未熟ではあったけど本公演だったらどんな構成になるのか、興味がわきました。次はどんなところがエントリーするのか楽しみ。

おこめ

おこめ

毛皮族

本多劇場(東京都)

2007/10/13 (土) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★

微妙
ラーメンもチャーハンも食べたい、なら両方頼んじゃえ、という江本さんの姿勢が裏目に出ちゃって本編も外伝もなんかぼちぼち、な感じ。面白くないわけじゃないし、毛皮族らしさも十分あるんだけど。

ネタバレBOX

米村亮太朗さんの使われ方がもったいない!いやらしくギトギトした役ならもっとこってりと観たかった。

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