最新の観てきた!クチコミ一覧

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わが闇

わが闇

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2007/12/08 (土) ~ 2007/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★

わが・・闇
あまり笑いがないってことだったのですが、ちゃんとメリハリのあるよい舞台だったと思います。
最初は正直苦手かなと思ったのですが、観ているうちにはまってきました。
最後はズドンと響いた。

スチュワーデスデス

スチュワーデスデス

クロムモリブデン

駅前劇場(東京都)

2007/12/28 (金) ~ 2008/01/08 (火)公演終了

スチュワーデスデス
奥田ワレタのファンです。

アニメネタは見ていて楽しいのですが、

「それって、元ネタを知っていてなんぼのものじゃん」

と思って、引いてしまうのです。

とはいえ、「ボーグを脱げ」以来二度目のクロムですが、今回は置いていかれることなく、いい具合に楽しい舞台でした。

ジンギスカン

ジンギスカン

株式会社 ドラマ・ステーション JAPAN

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2008/01/04 (金) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★

美しい悲恋
非常に素晴らしい!

モンゴルの大地での正義と友情と愛の物語。

相田翔子の凛とした演技にやられました。

民衆を思いやって行動した結果が悲しい結末になり、またまた相田翔子の儚くも切ない演技で人目も憚らず激泣。

今年に入って初めてですわ、あんなに泣いたのは。

公演中なので、詳細はネタバレに・・・


とにかく、お勧めです!(^0^)ハンカチ持ってって!




ネタバレBOX

テムジン(後のジンギスカン)と、カルカ姫は運命的に出逢い、直ぐに惹かれあいつつも離れ離れになる。

カルカはケレイト族の族長ジャムカと結婚するが、それでもお互いに惹かれあっていた。

その想いは十年の歳月が経っても変わることなくジャムカの妻となっても心はテムジンのものだったカルカ。

一方で疑心暗鬼になるジャムカ。
民衆を助ける為に単身でテムジンに会いに行くカルカ。

その行動を自分への裏切りと誤解してカルカを切ってしまうジャムカ。

相田翔子の凛とした場面での演技や儚い表情。
捨て身の説得後の切られるシーン。

それに重なって、あの音楽、中国民族楽器の「二胡」の奏でる物悲しい音色が更に悲哀を増殖させます。



ああ、なんて悲しい結末なんでしょ。

10年間、変わらぬ愛を貫いたという設定も揺さぶれるのです。

きっと、出会ったその瞬間に惹かれることってあると思う。

そんな思いにさせられる作品でした。


サバンナの掟

サバンナの掟

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2008/01/05 (土) ~ 2008/01/06 (日)公演終了

サバンナの掟
2007年10月の「15minutes made」(ザムザ阿佐谷)の中で披露された「傷は浅いぞ(未放送版)」で初めて柿食う客を見て、そのエネルギーとスピード感が、本公演ではどう表現されるのか気になっていた。

ネタバレBOX


今回の劇場シアタートラムは、これまでの公演より大きい空間とのこと。

出演者が31人もいるが、いくつかのセクトに分かれており、それが入れ代わり立ち代りしていくさまは、ふと遊眠社を思い出させるものの、舞台の広さのほか、演出の世界観や構成に対し、役者全体の力が追いついてないと感じた。
人の隠れた思いが積み重なっていくストーリーの中で、私に一番のヒットだったのは、玉置玲央演じる純江。
遊ぶ金目当てのいやな女と思わせておいて、実はそのお金はポリオワクチン提供のための募金に使っていた。
それは自分が子供を産めない身体であるからなのだが、さらにその思いの先に、「子供なんか生まれるな。人間なんて滅んでしまえ」という狂気が立ち現れたのが印象的だった。

イザナギとイザナミ 古事記一幕

イザナギとイザナミ 古事記一幕

劇団千年王國

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/01/12 (土) ~ 2008/01/13 (日)公演終了

いまに繋がる神話の世界
「古事記」なんだけれど、それは確かに現代のおとことおんなの物語でした。
出演者の榮田さん、福井さんはもちろん、照明・衣装等のスタッフワークも素晴らしかった。

イザナギとイザナミ 古事記一幕

イザナギとイザナミ 古事記一幕

劇団千年王國

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/01/12 (土) ~ 2008/01/13 (日)公演終了

満足度★★★★

スタイリッシュ
余分なものが一切ない気がしました。
音楽劇ということで、ミュージカルのようなものかなと思い観にいったら、良い意味で予想を裏切られました。
舞台上での「表現」というものを改めて考えさせられた公演でした。

キル

キル

NODA・MAP

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2007/12/07 (金) ~ 2008/01/31 (木)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです。
野田秀樹さんの作品を、今回初めて観ました。
さすが3回も再演されるだけの作品ですね。
すごく濃い内容でとても面白かったです。

座頭市

座頭市

梅田芸術劇場

新宿コマ劇場(東京都)

2007/12/03 (月) ~ 2007/12/16 (日)公演終了

満足度★★★

良かったと思う
2日観に行きました。
初日の方は、席もガラガラで、台詞も聞き取りにくく残念な気もしました。
でも、楽日にはちゃんとまとまっていて、満席になってて良かったです。
遠藤憲一さんがかっこ良かった。

poetic act vol.1 春マチ小唄

poetic act vol.1 春マチ小唄

劇団空とぶ100マイル

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/01/10 (木) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

満足度★★★

何かが足りない気が・・・
作品自体は悪くはないんだけど、もう少しキッカケとなるセリフを盛り込んで欲しかったな・・・「何故この様な状況に陥ってしまったのかな?」って疑問になってしまうシーンが少し多かった。

また言葉の選び方にもちと疑問が・・・特にラストの言葉選びが、お話のスジからいって、ちと違う気がするのだが・・・

舞台設定はシンプルで空間の作り方は良かったのだが、袖まで魅せる意味をもう少し考えて欲しかったな・・・ちと役者の出入りが滑稽に観えてしまう処もあった。

翼をくださいっ! さらばYS-11

翼をくださいっ! さらばYS-11

ギンギラ太陽's

天王洲 銀河劇場(東京都)

2008/01/09 (水) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

感動!
かぶりモノって事で、お笑い的な出来上がりを想像していたのですが、まったく違ってましたぁ。
最後は、感動で、ちょっとうるっときちゃう位です。

カゴツルベ

カゴツルベ

少年社中

吉祥寺シアター(東京都)

2008/01/09 (水) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

ラストは素晴らしかった!
美しい世界観を作り上げていた作品。特に殺陣からのラストは素晴らしい出来だったと思う。

ダンスシーンや個々のシーンもしっかりと作り上げているのだが、群衆シーンだけは、全体的にバラバラな感じがしてしまったのはちと残念。

三人吉三巴白浪

三人吉三巴白浪

劇団前進座

京都四條南座(京都府)

2008/01/03 (木) ~ 2008/01/22 (火)公演終了

満足度★★★★

こいつぁ春からいいもの観たぜ。
今年の初芝居で、人生初の前進座観劇でした。
このお話、陰惨なんだけど、独自の美学に貫かれていて、何だかうっとりしてしまうんですよね(汗)
最初はどうなんだろう…と思って観ていましたが、やっぱり、お嬢、お坊が活躍し始めるとどんどん面白くなり、最後の櫓の場では観にきて良かった!と思いました。
松竹版との演出の違いも面白く、役者も何度も演じてこなれてる感じがしました。

2008改訂版・百千万(ももちま)

2008改訂版・百千万(ももちま)

劇団鹿殺し

駅前劇場(東京都)

2008/01/11 (金) ~ 2008/01/21 (月)公演終了

満足度★★★

豪華だった前作に比べると
たぶんこれはこれでおもしろいんだけど、山本さんが抜けた穴は大きいな。華のなさというか。たぶんこれから新人が育てば、変わるんだろうけど。政岡さんはやっぱりおもしろい。

ネタバレBOX

冒頭の挨拶とかは鹿殺しらしくて好きです。
あとは制作的な問題が結構あった気が。座席の設定とか。去年のアゴラのオルタナティブもひどかったけど、同じようなミスをしている感じがありました。っていうのも、いい席で観たくて真っ先に先行でいい席取ったつもりだったのに、演出上その席が潰されて別の席にされたんです。悪い席じゃなかったけど、やっぱり期待してた席じゃなかったのが悔しい。
目を見て嘘をつけ

目を見て嘘をつけ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2008/01/10 (木) ~ 2008/01/16 (水)公演終了

満足度★★★

らしい作品であったけど・・・
KAKUTAらしい作品だったけど、なんか作品をキレイに終わらせようとしている感じがしてしまい、見えてない部分まで手が廻っていなかったので、肩透かしを喰らった気がしてしまい、作品自体が軽く感じてしまったのはちと残念。

ネタバレBOX

舞台セットに関して・・・

トラムの高さを気にしているせいか、前回作品と同様に2階建てセットにしていたのはいいのだが、トラムの奥行を活かしきれていなかったのは残念。

もう少しセットを奥に組んで欲しかったな・・・前列の席ではちと観難かった。
ドン・キホーテの恋人

ドン・キホーテの恋人

こゆび侍

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/01/10 (木) ~ 2008/01/13 (日)公演終了

満足度★★★

舞台が美しい
初めてみましたが、意外な舞台の使い方にびっくり。最初の繰り返しのしつこさにちょっといらついたけど、世界はなかなかおもしろかったです。時々ふうっと距離が離れる感じはありました。誰に感情移入するでもなく、淡々となんだけど、どこか惹かれる部分はある。

ネタバレBOX

まわりに散らした紙くずや舞台奥のはしご、手前の枠組みなどの使い方がおもしろかった。あと影絵的な展開もよかったです。
イザナギとイザナミ 古事記一幕

イザナギとイザナミ 古事記一幕

劇団千年王國

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/01/12 (土) ~ 2008/01/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞後、購入した上演台本にサイン貰ったので甘めに書きます。
というのは嘘です(笑)
でも本当にけなすようなポイントは一つも見当たりません。
余計なものも、足りないものもなく、これはもう一つの純然たる完成品かと。

ネタバレBOX

非常に個人的な話なんですが、ボク、昔の言葉がダメ(全然頭に入らない)なんです。
それでもきちんと理解できたのに自分がいちばんビックリしてます。
演者の二人の表現力と、それを支える演出力によるものだと強く思います。

つまるところ、あの、サインありがとうございました(笑)
泥花

泥花

劇団桟敷童子

西鉄ホール(福岡県)

2008/01/12 (土) ~ 2008/01/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

これこそ、物語。
この時代、この題材を掘り下げて描けばきっと多かれ少なかれこういうようなストーリーになっていくのかもしれない。
現代ではなかなか観られない、過剰で魅力的なキャラクター達が活き活きと動いている。そこには様々な人間模様があって、そのひとつひとつがどうにも泥臭くって、面白かった。

ネタバレBOX

過剰なのは演者だけでなく、舞台セットや音響、照明なども。
個性的なダンスが入ってきたり、思わぬものが登場し思わぬ動きでまるでマンガのような表現をしてみたり。
それは確かに非常に演劇的な演出効果、でもあるのだけど、この物語は主人公のハジメが語り部となり紡いでいくものなんですよね。つまり、機関車が家屋を激しく揺らし、かき分けて登場してきたり、大量の向日葵の花弁が降ってきたりといった光景は、ある意味、子供の目を通して見た広大な世界の一部なのではないかと思いました。

ハジメはその世界に向かって、一歩一歩突き進んでいくんですね。
そういうの見せられると、弱いんだ、個人的に。

舞台を埋め尽くすモノ、エネルギー、それらすべての質感にやられ、完全に飲み込まれてしまいました。

2008年初観劇にして5つ星です。
目を見て嘘をつけ

目を見て嘘をつけ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2008/01/10 (木) ~ 2008/01/16 (水)公演終了

満足度★★★★

タイトルから派生のエヒソード達満載。
海辺の田舎町の蕎麦屋が舞台。店の家族を中心に影を持つ人々がおりなす人間模様。客演陣によって話の幅も広がって。129分。

ネタバレBOX

シアタートラムの高さを十分に利用したセットは意気込みを感じる上に効果的に活用されて。

大事なことを見ないことにしていたり、目をそらしたり、自分を見つめてなかったり。それでは通じ合えないし、分かり合えないんだなぁ、とまじまじと。

舞台上からは見えていない人達(友人の恋人、妻の元彼、死んだ母親、男子高校生達)の人物像の描写がもうひとつ伝わってこないため、各人の関係性や影の部分の深みが少し弱いか。父を含めた三兄弟のそっけなく、ぎくしゃくした感じはうまく描けてるだけにちょっと
もったいない気が。

客演はともに好演。細かい演技まで絶妙な内海さん、予想外の役柄にもうまくハマっていた筒井さんとどちらも見応えあり。

客演+WSの新人効果もあるのか劇団員内でも幅を持たせたキャラ作りがうまくいっていて、それが物語を支えている。成清、川本、松田あたりがよい感じ。

終演後のトークイベントはノープランかと思うくらいのぶっ飛びよう。でもこれもKAKUTAの在り方や違う一面が見られてありかなぁ、とか思ったり。
トーキョーより行先不明の穴に落ちて08

トーキョーより行先不明の穴に落ちて08

ACTOR’S TRASH ASSH

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/01/11 (金) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

美女揃い
セクシーな美女は視覚的にはよしとして、レトロな音楽の割には古っぽい
ネタ。海坊主か魚か、正体不明のキャラクターはお笑い的にはいいかもしれないけれど、挿入の仕方をもうひと工夫。本人が照れているのが分かってしまうのは・・・・いかがなものか。

ネタバレBOX

海坊主のふんどし姿は全然かっこよくない。
イザナギとイザナミ 古事記一幕

イザナギとイザナミ 古事記一幕

劇団千年王國

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/01/12 (土) ~ 2008/01/13 (日)公演終了

満足度★★★★

なんて芸術性の高い舞台だろうか
なんて芸術性の高い舞台だろうか。
「演劇」としてのストーリー性、エンターテイメント性を捨てるわけでもないのに、この芸術性の高さ。

まさに芸術といえる、作品。ここまでの作品はそうそうみれない。
あと、女優さんが個人的にはかなりお気に入り。

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