最新の観てきた!クチコミ一覧

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ミュージカル「火の鳥~鳳凰編」

ミュージカル「火の鳥~鳳凰編」

わらび座

鴻巣市文化センター クレアこうのす(埼玉県)

2008/06/21 (土) ~ 2008/06/21 (土)公演終了

満足度★★★★★

がんばれ!じゃぱにーずミュージカル!
近年うけているミュージカルは、全てと言って良いほど海外の作品の輸入物で、日本で作ったオリジナルミュージカルは、なぜかイマイチなイメージがあった。
しかし!この「火の鳥」は非常に出来が良かった!
原作のイメージを壊さず、それでいてミュージカルの魅力を存分に発揮していた。
演出、演技、美術、照明、全て申し分ないと思ったが・・・
どうしてもヒット曲が無い。
海外ミュージカルの様に、帰りに誰もが口ずさんでしまう様な、記憶に残る曲(キャッツの「メモリー」みたいな誰もが歌える曲)が無い。心には響く曲ばかりなんですけどね・・・。
これでヒット曲が生まれれば、もっとわらび座ミュージカルも流行るんじゃないかな~。
間違い無く、今まで見たわらび座ミュージカルの中で一番好きな作品でした。

最後に・・・その最高のミュージカルを、PINフォローの下手さで全てぶち壊しにしていました!
茜丸のPINがハズレまくり!気になって観劇どころではなかった!

・・・と、こんなにも気になるのは自分だけかもしれないが・・・

自分の部下のPINフォロー技術は、改めて厳しく指導しなくてはと、勉強させられました。

ネタバレBOX

無造作に飾られた柱にあんな意味があるなんて!

火の鳥に会えなかったのは残念!この目で見たかった!
しかし、原作的にも簡単には会えない・・・って演出なんですかね。
hg

hg

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★

伝えるということ
他の方も書いていますが、1場と2場の転換が素晴らしいです。誰の身に起きてもおかしくないことなんだということが鮮やかに表現されていて、これは本当に演劇でしかできない表現だと思います。
脚本がとてもしっかりと作られていて、テーマに、伝えるということに真摯に取り組んで、逃げずに必死にもがいた痕が伺えます。
2場が全体的にがんばりすぎというか、地に足がついていない印象を受けますが、金替さんがなんとか現実をつなぎ止めてくれていました。
ただ、そんな細かいことは補って余あるくらいの力作でした。

夜叉王の面

夜叉王の面

劇団パラノイア・エイジ

「劇」小劇場(東京都)

2008/04/30 (水) ~ 2008/05/06 (火)公演終了

満足度★★★★

グイグイ引き込まれる
登場する歴史上の人物について予習をし損ねるも当日パンフの人物説明のおかげで人間関係は直前学習でき、「運命の歯車」に巻き込まれる人々を描いたストーリーもわかりやすくかつドラマチックでグイグイと引き込まれる。
「政(まつりごと)」のためにわが子や甥を犠牲にしなくてはならない武家社会を「魑魅魍魎の跋扈する世の中」とした夜叉王の台詞や、知盛の遺児3人が選択したそれぞれの生き方が特に印象的。

二人の女

二人の女

東京倶楽部

劇場MOMO(東京都)

2008/05/01 (木) ~ 2008/05/05 (月)公演終了

満足度★★★

アングラ臭たっぷり
唐十郎作品を観るのは初めてだったが「演劇基礎知識」的に知っていた「唐十郎の芝居」まんまのアングラ臭たっぷりの内容にニンマリ。
特に詩的でシュール、比喩的とも言える台詞を客席に向かって叫ぶという、パロディにまでされている手法を実際に観ることができ、「やったぁ!」みたいな?(笑)
表現のみならず内容も「蟻」「病院」「砂」というお題の三題噺(いや「二人の女」も入れて四題噺か?)のようでそのシュールさはいかにもアングラ風。がしかしテント小屋向けのこの作品に劇場MOMOはちょっと上品だったかも?(笑)

ジンジャーに乗って

ジンジャーに乗って

快快

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/05/15 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★

演劇の旭山動物園。
乗ってきました、セグウェイ。

初日の様子だと、試乗会の受付は開場45分前(開演75分前)までとのこと。30人がその時間に来ることはないと思いますが、多いと回らない気もするので、乗りたきゃ早めが良さそうです。
初日はジンジャー独り占めでした。ぐるぐる。

18日にもう一度観る予定です。
今後の変化も期待し、三つ星。

ネタバレBOX

不条理さえもおもちゃにし始めた、小指値新チーム「快快」。慣れた感のあるジンジャーの操作に比べ、こちらはまだ遊び切れてない印象です。山崎皓司の身体能力と言語感覚にまだまだ助けられているというか。後半に移った瞬間の期待感の高まりは凄いので、もっと遊び尽くしてくれたらと。

一番もったいないのは、ジンジャーで(と)踊るシーンがないこと。
というか乗ってる人と乗ってない人の絡み自体が少ないような気も。
わが魂は輝く水なり

わが魂は輝く水なり

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2008/05/04 (日) ~ 2008/05/27 (火)公演終了

満足度★★★★★

全てが一流
全てが一流。本当にこの一言です。

野村萬斎さんはお歳が途中で分からなくなりました。
本当に。
殺陣で俊敏な動きをされていて、ああ、そうだよね、お若いよね。
と安心するほど、おじいさんでした。

尾上菊之助さんは本当に美しい。
C列だったので目の前で拝見したのですが、
こんなに霊が似合う方がいるのか、と思いました。

とにかく、主役のお二方に圧倒されて、
それだけで鳥肌が本当にずっと止みませんでした。


演出についてはパンフレットを読んだところ、
政治色を消したとのことですが、私には割と色濃く感じられ、
それがまた面白かった点でもありました。
それと、単純に素人考えですが、
あれだけの個性を自然に上手く使いこなしているからには、
相当な演出力が働いているんだと思いますが、私にはまだわかりません。

ホンについてですが、蜷川さんもパンフレットでおっしゃっていましたが、
とにかく台詞が美しい。
そして、老い、恐れ、美化など、私が若者ゆえ、普段感じ取ることのできないが、
ものすごく共感できる内容でした。
まだチケットが取れるならもう一度行きたいです。

どん底

どん底

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2008/04/06 (日) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

満足度★★★

ケラ色
ケラさん色のどん底でしたね。
原作はロシア語専攻の妹にあらすじを聞いただけでしたが、
全然違う印象を受けました。
ケラさんのホンを受けて、原作にも興味がわいたので、
原作を読んでからホンについては自分の中で整理したいですね。

役者さんはオジサマ方がとにかくカッコ良くて、
若手は霞んじゃった感がありましたね。

段田さんがひたすら『死んだら楽になる』と池谷さんに言っていても、
池谷さんは最後に『でも生きたいの!』っていっていました。
どん底、でも愛すべき登場人物、その人生。
何が真のどん底なのか考えさせられました。

グローブ・ジャングル

グローブ・ジャングル

虚構の劇団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/05/10 (土) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

まっすぐでおごらない
真っ直ぐで驕りのない鴻上さんの人格が伝わった舞台でした。
ホンの内容も、劇場の雰囲気も、鴻上さんご本人が席の案内をなさるところなど、
作品の内容だけでなく、舞台の空間全体で鴻上さんのやりたいこと、
人柄を感じたなぁというのが率直な感想です。


ホンに関しては、流石!の一言。
このお値段でこのクオリティーのホン・演出が見れるのか!と感動。
扱うイシューが多く、大風呂敷広げたかな?と勝手な心配をしても、
最後には全部必要な要素だったんだって納得させられました。


また、フレッシュな役者さんでしか伝えられない『何か』も教えていただいた気がします。
1週間前に『我が魂は輝く水なり』を鑑賞し、
役者、ホン、演出、スタッフ全てが一流の作品に鳥肌が総立ちの感動を覚え、
この作品には何一つ欠けているものがない!と思いました。
しかし、『グローブジャングル』を見て、
『我が魂~』は最高の舞台の一つではあるが、アレが頂点ではないと思うようになりました。
上手く言葉で表現できなくてもどかしいのですが、鴻上さんが何で
若い人たちと1から劇団を始めたか本当に少しだけ分かった気がしました。


けんか哀歌

けんか哀歌

猫のホテル

本多劇場(東京都)

2008/05/01 (木) ~ 2008/05/11 (日)公演終了

満足度★★★

いつの間にか・・。
前半のストーリー展開がテンポ良かったのに途中、中だるみして、最後は
いつの間にか・・・終わっていた。まあまあ楽しめた感じ。

GOD DOCTOR

GOD DOCTOR

演劇大宮エリー

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2008/05/04 (日) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★

どうしてもZZZ
初めて、最前列で寝てしまった。。。起きていたかった。でもいまいち面白くなかったのかも。眠くてしょうがなかった。ここは笑わせる部分と思われるところで笑えなかった。なんでかな??一流TVマンの脚本演出、一流スタイリストの衣装。立派なセット。。豪華なメンツ。松村雄基、、そこそこおもしろかった。山下真司、、、そこそこおもしろかった。板尾創路、、生きてなかった、、もっと普段おもしろいのに。石田ひかり、、、つらかった。。遠山景織子、、なかなかだった。片桐仁、、、いまいちだった。。他の舞台だともっとイイのに。ちょっと残念だった。それにしても、豪華だったなぁ、お花。

ザ・楽屋

ザ・楽屋

MY proDuce

しもきた空間リバティ(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/11 (日)公演終了

再演でも新鮮だった
すでにストーリーは知っているのだが、役者と演出が
変わることでこんなにも雰囲気の変わるモノだとは
思わなかった。
初演の方がお笑いに重点があり、今回は演技に重点
があるように思った。

Lucky Guy ~酒場でダバダ~

Lucky Guy ~酒場でダバダ~

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2008/05/10 (土) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★

よく練れてる
お話がよく練れていて面白かった。
若干、最後の美味しいはずのシーンが、うだうだになっていたかな。
物語の最後はしっかりとゆったりと語った方が良い。

49日後・・・

49日後・・・

パルコ・プロデュース

札幌市教育文化会館(北海道)

2008/05/14 (水) ~ 2008/05/14 (水)公演終了

満足度★★★★

観ました☆
会場入って、セットのでかさに驚いた!
1回きりの公演でよく札幌へ来ていただけたものと感心!

公式サイトでの古田さんコメントどおりに仕上がっていた公演ではないでしょうか♪
いつもとは違う考えで観ることで、かなり楽しめました。

さよなら また逢う日まで

さよなら また逢う日まで

ブラジル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/20 (火)公演終了

満足度★★★★

夕焼け。
思ったとおり、面白かったです。
ほとんど観たことある役者さんだったので、安心して見入ることができました。
櫻井さんのああいう役を観てみたかったので満足。

谷村さん綺麗な人ですね、また会いたい。
男性人がちらっちらっと胸元を見ていたのが笑っちゃいました。

消された官僚を探して(ライブ映像公演)

消された官僚を探して(ライブ映像公演)

SPAC・静岡県舞台芸術センター

静岡芸術劇場(静岡県)

2008/05/14 (水) ~ 2008/05/14 (水)公演終了

世界に
宮城氏の今回のフェスティバルで言わんとする「今の世界にアーティストができること」を、ラビァ氏と宮城氏が見せてくれたと感じました。
今回の状況ありきとも言えますが、しかしいざこの状況で、こういった上演を出来る覚悟は、双方にもともと備えもたれていた、という関係を、その必然を、偶然観ることが出来たと思います。このフェスティバルの素晴らしさを感じました。
この素晴らしい公演に立ち会えたことを、幸運、とは言い切れない感覚、こそがラビァ氏と宮城氏が我々にもたらしてくれたものだと思います。

hg

hg

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★

ハンカチもって是非!
いやー劇見ながら涙鼻水だらだらで酷い有様でした。
辺りからも鼻を啜るおとがよく聞こえてきて・・・

観劇の際は是非ともハンカチを片手に。

ネタバレBOX

1話目は、正直盛り上がりが欠けてつまらなく感じた。これだけなら☆☆。
史実であることから、どんなに頑張ったところで揉み消されることは解っているからなぁ、、、。
のろのろ始めの机を並べるシーンを削ったりしてもう少しテンポよく進めたり、
もちっと盛り上がる所を作った方がいいんじゃないかな。

だが、この1話目を見ることで2話目のなんでもない日常が、大感動物語に大変身する。
劇中で「みかんの家」を題材する演劇を作ろうとする女性の、その熱意の集大成が今実際に見ているhgだと解る瞬間。
これがまた大感動。このような演出もありなのかとビックリだった。後半は☆☆☆☆☆☆!

役者さんが1話目と2話目で大きくかぶっている。だから☆を増やしたくなる訳でもないが、役柄がまったく違うのでこれも見所の一つかと。
水俣病を煩う患者達を演じる彼らが、中途半端な演技をしようものなら、劇中の社長が言っていたように実在の患者達を傷つける事になっただろう。
この劇を見た人ならわかると思うが、そうはなっていない。先にも書いたが、それがまた大感動だ。
百景社の「授業」A+

百景社の「授業」A+

百景社

atelier SENTIO(東京都)

2008/05/14 (水) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

テンション上がるぅぅぅ!
そして観終わってちょっと冷静になる。
イヨネスコの「授業」って小難しくやろうとするとたいてい失敗しちゃうんだけど(昨年のイヨネスコ劇場のは良かったらしいけど残念ながら未見)、これはその点良かったんじゃないかしら。
後半、クライマックスへ向けてガンガンにテンションが上がっていく様は、観ていて素直に楽しい。所々小技も利いてるし。
それでいて、単なる楽しさだけじゃない「何か」を感じさせてくれるのは、何だろう。この作品の或る演出に因んで言うならば、舞台、身体に対する嗅覚が鋭いというか、そういうものを感じさせる何かがある。
観終わった後に、ああ、舞台観たわぁって感じがするのね。
後半に仕込まれた、或る演出上の仕掛けは正しくイヨネスコ的な感じがして、私にはものすごくぴったりはまった。
大変分かり易いし良いなあ、あれ。役者大変そうだけど。
あー、もう一個のやつも早く観たいなぁ。

消された官僚を探して(ライブ映像公演)

消された官僚を探して(ライブ映像公演)

SPAC・静岡県舞台芸術センター

静岡芸術劇場(静岡県)

2008/05/14 (水) ~ 2008/05/14 (水)公演終了

立ち会ってきました。
skype3回線使っての多面映像作品。

途中停電で断線したり、3つの回線もどれかが落ちていたり。

そんな悪条件なのに、(だからこそ!)とても面白かったです。

ユーモアって、こういうことなのか。と。

HYMNS -ヒムス-

HYMNS -ヒムス-

青山円形劇場

青山円形劇場(東京都)

2008/05/10 (土) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

やられた。
これだから観劇止められない!!
特に男性諸氏に観ていただきたいと思いましたね。男4人芝居。

ネタバレBOX

いやぁもう、サイコーに楽しかった。芝居の醍醐味みました!!
会話が、動きが、4人の絡みが、全てにおいて無駄が無いような舞台のつくり。
予期できる動き、そうでない動き、緊張感と笑いと絶妙なやりとり。
せりふの一言一言が重い。
Jファンに占領されてはいけない作品ですね(笑)びっくりした。
リュウの歌

リュウの歌

新宿梁山泊

紀伊國屋ホール(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度

なんじゃ、こりゃ・・・
初めて梁山泊の芝居を見ましたが、僕と相性が合わない。
好き嫌いはともかくとして、作品の良いところを見つけよう、
作品を理解しようと努力をしましたが
「なんじゃ、こりゃ」と鼻くそほじりたくなるほど退屈な作品だった。

初日だったせいか、
台詞は棒読み、芝居は大げさでクサく、歌は下手、
15年位前の作品の再演のようで当然物語は古臭く、
舞台の上の役者陣は汚く見苦しい。

紀伊国屋で10日間も興行を打つほどですから、
こういうのがいいっていう人や固定客がいるんだろうな。
まぁいろんな芝居が上演されるのはいいけど、
向かいのモリエールあたりで3日間位の興行で十分じゃないか?
もしくは東中野の自前の劇場で、
人知れず公演を打って、人知れず幕を閉じて欲しい・・・・。

ネタバレBOX

汚いジジイが、ふんどし姿で舞台の上を歩いている姿が
ブラブラ出てきて、なんだか吐き気がしてきた。
チラシによると主催の一人らしく、元ホームレス。
どんな人が後援会についているんだろう????

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