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素晴らしきこの世界

素晴らしきこの世界

愛情爆弾

イワト劇場(東京都)

2008/05/22 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

練りこまれた本
初日に観劇。

いあ~、懐かしい顔ぶれ。
ワタクシ、ここの劇団の皆々さま、好きですね~。

好きって感覚、きっと芝居では裏切られないだろーなー。と好意的に思ってるのと、毒毒しい輩が居ない(^0^)

全員が人の良さそうな顔をしてるんだよね。

そんでもって、劇団員がみんな仲良しなんだと思う。
そうゆう雰囲気が溢れ出ちゃってるもんだから、着席して、少したって芝原の初日挨拶なんかされた日には、満面の笑顔がこぼれるのでありんす。。

あいも変わらず、舞台のセットは何もありません。

言葉で魅了し表現力でみせる芝居。
この手法、「地球割り」に似ています。

基本はしっかりしてるし、発声も基礎が出来てるから安心して観られます。

今回も一人の役者が3人位の役を演じてたけれど、名前を呼び合うから解り易かった!


公演中なので、ネタバレBOXに。。





ネタバレBOX



「東の国」と「西の国」の果てしない戦争の最中、自国を守る為に配属された国境警備隊の3人。

たった二枚の機密文書を届ける為に、東の国の兵隊が道に迷いながらも任務を続行し18人居た部下が3日で3人になってしまう経緯。

はじっこの村では、三世代に渡って続いてる戦争の為に売春婦となって、自らの生活を守るキトラと孫娘のシイラ。
そして村のその他の住民たち。

戦争によって生み出された孤児の浮浪者3人組。



国境付近にある小さな田舎街を舞台に、生き延びるために占領をたくらむ兵士達と、それを受け入れしたたかに生きるシイラ。

全員が何の為に戦っているのか理解できない、この果てしなく続く戦争から、生き延びて故郷に帰る事だけを考える兵士達。

全員が主役と言っても良い位、脇役がなく、見ごたえがあります。
それでも、強いて言うならシイラの生き様が主軸でしょうか?

シイラは、いつもあるものを受け入れ、男達を受け入れ、村人達やババァの言いなりになって、受け入れるだけの人生だった。それは、ある意味、楽をしてきたと言う事であり、そんな自分の人生に疑問を持ったシイラは本当の自分を取り戻す為に南の国へ行きたいと願う。

死んだ兵士から金品を奪って生活をする孤児達も戦いから逃れる為に違う国に逃亡を夢見る。


そう・・あの国境を越えると南の国へ行ける。
国境警備隊が交代する夕方6時。
3分30秒の間の一瞬だけ。

ラベンダー色の夕暮れが透き通るような青に変わるその瞬間。
チャンスはやってくる。



やがて、戦争は激化し、兵士は少年兵を殺し、空爆が落とされる。

南の国に行きたがっていたシイラも、他の住民も息絶える。

孤児達はその空爆を見ながら「空から夕日が焼け落ちてきたのかと思った。西の国も東の国ももう、うんざりだよ。」と言って、南の国への脱出を試みる。

埋まれた地雷を巧みに兵士に踏ませて、孤児2人だけが生き延びる。

この最後のシーンが泣ける!


生きてる時は生き抜く事だけ考えてればいいんだよ。


そう・・・もう少しで訪れる新しい朝に向かってラブ&ピース!逞しく生きるのだ!


Tレックスのポップな音楽を織り交ぜ一歩間違えれば陰気になりそうな物語を結構陽気に進ませる。

古処誠二の『遮断』でも描写されてる兵士は、元来、住民を守る為の兵士だったはずが、戦争と言う理性の無い環境から、やがて住民から食料や他のものを奪ってまでも生き延びていくように成り下がっていく。

戦争が続く限り未来が犠牲にされる。


そんな、要所も練りこまれレベルが高いです。

最初のシーンが最後の場面でうまく伏線が繋がる。


素晴らしいです。

これからみる方にお勧めです!


言葉で痺れてください。(^0^)


ジンジャーに乗って

ジンジャーに乗って

快快

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/05/15 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

幽霊船

幽霊船

劇団サーカス劇場

夢の島公園 特設テント劇場(東京都)

2008/05/16 (金) ~ 2008/05/26 (月)公演終了

満足度

ご当地公演
夢の島公演にテントを立て夢の島の話をやる
その企画時点で全ての労力を使い果たしてしまったのか

長時間、空調も効かないテントに押し込められた観客に
注視してもらえるだけの求心力が全くない

めんどくさい人

めんどくさい人

CENTER LINE

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2008/05/22 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★

初日観劇
ハセガワアユムさん脚本の長編をMUの舞台より先に見れるというので期待して初日観劇。ホチキス加藤さんも好きな役者さんです。
でも、全体的に期待よりは下回っている感じです。MUの時の短編に凝縮されたものが、120分になったらそのまま薄まってしまった。ネタ的には面白いところも沢山あるんだけど、もっとできるのでは?と思ってしまう。

役者さんは全体的に良かったです。小さい劇場だから、何もそこまで声を張り上げないでも…、というシーンも多々見られたけど。
花恵役の佐伯さんの存在感が光ってました。ヒネた役だけど、孤高の存在感がありました。身体が細いんですねぇ。

裏のうらはオモテ!!

裏のうらはオモテ!!

劇団岸野組

本多劇場(東京都)

2008/05/17 (土) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった。
見ていて、ほのぼの。ギャグもストレートにおかしいのは、役者さんの腕とお人柄ですね!時間もコンパクトで無駄がない感じ。楽しかったな。あと、空調少し寒すぎです。大きい劇場はどこもそうだけれど...

神話-神様と人様のいつかの恋物語-

神話-神様と人様のいつかの恋物語-

劇団まほろば社中

シアターブラッツ(東京都)

2008/05/23 (金) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度

プレに行って参りました
正直なところを書くと、かなり厳しかったです。
もし、休憩があったら帰っていたと思います。

公演前なので、ネタバレBoxに。

ネタバレBOX

見に行く前に、松尾スズキ著『演技でいいから友達でいて』の野田秀樹氏との対談を読んで行ったからでしょうか、
足音がとにかく気になりました。呼吸音も。
芝居の間、一貫して、松尾氏と野田氏が言う『だらしない』感じが漂っていました。
自分の体をコントロールできていない感じですね。

発声については更にう~んという感じでした。
とにかく早口で何を言っているか聞き取れないし、足音の効果(?)もあいまって非常にヒステリックな印象を受けました。
大きな声を出されれば出される程しらけてゆく自分がいました。
『演じているぞ!』という変な気負いが全て声に集約されていた気がしました。

ホンについては・・・、意味もなくGender Offensiveだなと思いました。
フェミ批判としてあえてOffensiveなのではなく、ただ単に時代錯誤な感じを受けました。
私はフェミではありませんが、マルクス闘争理論を学んだ者として、
台詞として発される言葉が意味もなくマイノリティに対して挑戦的であることは非常に危険であると思ってるので、この点はどうしてもいただけなかったです。

また、言葉遊びと称したダジャレ(?)が沢山出てきましたが、野田さんのパクリ?何のための言葉遊び(?)かわかりませんでした。
時事ネタも古かったですし、ココ笑い所なんだろうなという場所で客席が全く反応していなくて、見ているコッチが結構辛かったです・・・。

歌舞伎の型を模したと思われる動きなど過剰な動き、ポーズも沢山あり、う~ん・・・これもバタバタした印象しかなかったですね。


物凄く辛口な評価になってしまいましたが、率直な感想です。
真剣にモノ作りをしてらっしゃる方に対して真剣に見た感想ををお伝えするのが礼儀だと思うので思ったままに書きました!

お気を悪くされた方がいらっしゃったら申し訳ありませんm(__)m
日本語を読む Hプログラム「城塞」

日本語を読む Hプログラム「城塞」

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2008/05/22 (木) ~ 2008/05/24 (土)公演終了

一本観た満足感。
お得感いっぱいでした。♪

飛ぶ痛み

飛ぶ痛み

キリンバズウカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/04/25 (金) ~ 2008/04/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

ホラーと笑いの融合が凄い全てにセンスを感じる劇
見終わった後にこんな凄いものがあるんだなと思う公演だった。これから本当にどうなっていくのか注目する劇団の一つ

役に立たないオマエ

役に立たないオマエ

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2008/05/22 (木) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

ヨルの新宿。
とても楽しかったです、稲中卓球部な表情とかも。
最後あんな演技されちゃったので、ああ、ずるいって思いながらぐっときました。
懐かしく、こそばゆく。時々キックとパンチ愛のムチ。

エンバース

エンバース

シーエイティプロデュース

俳優座劇場(東京都)

2008/05/15 (木) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★

愛おしい人生の時間
2時間に満たない舞台の中に、凝縮された人生の時間がありました。
やり直せない人生への、哀切がありました。
二人の老人を演じきった,長塚京三さん、益岡徹さん。
なにか心に深く残る舞台でした。

ジンジャーに乗って

ジンジャーに乗って

快快

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/05/15 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★

一歩間違えれば
仲良しメンバーが楽しんでるだけのように感じてしまうかもしれない。
自分も最初はそう感じて一歩引いてしまいそうになったものの、
ある瞬間に「あ、もっと気楽に観ればいいんだ」と思えて楽しめた。

さよなら また逢う日まで

さよなら また逢う日まで

ブラジル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/20 (火)公演終了

満足度★★★★

ノワールな世界
辰巳さん出演の「さよなら、また逢う日まで」見てきました。
繰り広げられる嘘と真実の入れ替わりに、ただただ息をのむことしかできませんでした。

ネタバレBOX

裏切りと嘘。
本当に最後の最後の打ち合いまで、展開が読めませんでした。
最後までドキドキしながらも、カッコ良く描かれた世界にも魅せられました。
辰巳さん演じる長谷川の仲間を信じる想いが出た、青木に現金を積んだ車の鍵を渡すところに、個人的にはグッときました。
やっぱり、信じる心は大切だと。
夜光ホテル

夜光ホテル

モダンスイマーズ

OFF OFFシアター(東京都)

2008/05/03 (土) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★

どこかにいる人間達
古山さん出演の「夜光ホテル」見てきました。
出演者の方々の迫力に、ただただ夢中になってみました。

ネタバレBOX

見ながら、今自分のいる身近な場所にも
いるんじゃないかと言う程リアルな世界観でした。
それとは別に、笑えるポイントもあって、楽しくも緊張感のある舞台でした。
古山さん演じたハルフミがキレた時は、かなりビックリしましたが
最後に林檎をかじりつくシーンでは、ハルフミがもつ純真無垢な部分を
見れたと思いました。
祝祭音楽劇「トゥーランドット」

祝祭音楽劇「トゥーランドット」

TBS

赤坂ACTシアター(東京都)

2008/03/27 (木) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

満足度★★★

音楽弱し
劇的に豪華でした。いくらかかってるんだろうと思わずにはいられません。
大階段が自在に動いたときはえぇっーって思い切り驚いてしまった。

主役の日本語の不自由さ、役者全体のオーラのなさは気になったが、祭りのようで結構楽しみました。

久石譲には期待しすぎた感。

こんな奴ら。

こんな奴ら。

劇団山の手事情社

アトリエ春風舎(東京都)

2008/02/28 (木) ~ 2008/03/02 (日)公演終了

満足度★★

演出が”?”
本が多すぎて役者が動けてないのが気になった。
研修生の公演なわけだし、もう少し身体で見せてもいいんじゃないかな。

メゾントーレ203

メゾントーレ203

Premier☆Million☆Carats

ザ・ポケット(東京都)

2008/05/21 (水) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★

つまらないものを観ました!
これは、本が良くないでしょう。

こんなに時間が長く感じたのは久しぶりの事です。

寝ている観客も多かったし、「はあ~」とため息まじりの吐息も聞こえた。
桃色吐息じゃあなく、まったくもって、ブルーです!(・・)

お勧めしません。出来ません。
この舞台をお勧めしちゃったら、知らないで料金払って見る方に、申し訳ないです。

ネタバレBOXに。。

ネタバレBOX

役者の演技がどうのこうの言う前に本の筋が非常に弱い。

やくざ風男も、どんな大男で凄みのある奴なのか、興味津々だしたっ!

そしたらよ、そしたらさ?


まったき普通のひょろひょろした蚊トンボみたいな長身の役者なのさ。ったらなのなのさ。

あれで筋と思えっつーほうが無理があるっす。

きっと、元来、人様を脅すような事はついぞしたことが御座いません的な言葉遣いです。



田舎から出てきた男がキャバクラ嬢に騙されてお金を巻き上げられる設定だが、バックにはオトコが付いていて、押しかけてくる。

当のオトコは卑怯にも逃げて、その彼女が酷い仕打ちを受けそうになるのに、解ってても逃げとおし、ヤクザ風味の男が居なくなって、やっと部屋に戻ったクズのような男を、彼女も田舎の後輩も暖かく受け入れる。という物語。


ワタクシ、あそこまで卑怯な男は嫌いだし、物語もインパクトがなく、まったく笑えません。

本の練りが足らない。

客席を切なさと大爆笑の渦に・・・って、そんな渦はおこっていませんでした。



平日のマチネで、客席も空いてるのに指定席の意味も解りません。
指定席にしてどんな意味があるの?
(初演)対角線に浮かぶソネット

(初演)対角線に浮かぶソネット

アロッタファジャイナ乃木組

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2008/05/16 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★

新鮮でおもしろかった☆
新鮮で若々しくて、おもしろかった。
前のとは作風がずいぶん違いましたが、今回のはエネルギッシュでよかった。役者さんたちも、楽しそうに伸び伸びと演じていて、好感を持てた。
次作も楽しみにします。

日本語を読む Gプログラム「棒になった男」

日本語を読む Gプログラム「棒になった男」

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2008/05/21 (水) ~ 2008/05/24 (土)公演終了

拝見しました
おつかれさまでした!

日本語を読む Gプログラム「棒になった男」

日本語を読む Gプログラム「棒になった男」

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2008/05/21 (水) ~ 2008/05/24 (土)公演終了

各俳優さんの個人技は楽しめたが、
1本の作品としては、どうなんだろう、と思った。

恋する病室

恋する病室

東京おいっす!

「劇」小劇場(東京都)

2008/05/20 (火) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★

クスッと笑う。
ちょっと強引かなと思うところもありましたが、目まぐるしく変わる状況を考えればうまく流れていたと思います。何人かいたものすごくキャラの濃い役者さんたち、けっこうツボでした。

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