
飛び降りたらトランポリン
なるせゆうせい
ベニサン・ピット(東京都)
2008/06/03 (火) ~ 2008/06/08 (日)公演終了
満足度★★★★
なるせワールドを初めて見ました
幕末ものを去年から立て続けに見ていますが、これもその一つです。でも、ちょっと趣が違いました。坂本竜馬など幕末の有名人はまったく出てこないのですが、とても面白かったです。
メインキャストの以外にも、個性的な役者さんがたくさんいて、尼さんの若狭ひろみさんも素敵でした。
なるせワールド、感動しました。ありがとうございます。

第17捕虜収容所
フジテレビジョン
東京グローブ座(東京都)
2008/05/19 (月) ~ 2008/06/08 (日)公演終了
満足度★★★★
見ました
「第17捕虜収容所」は初めて見るが、洋モノと警戒していたが(日本人が外国人を演じるという意味で)、すごくおもしろかった。きちんと各キャラクターがキャラ立ちしてた。

熊猫(パンダ)
くろいぬパレード
劇場MOMO(東京都)
2008/05/29 (木) ~ 2008/06/08 (日)公演終了
2年ぶり
くろいぬさんは2年ぶり。人物設定がおもしろい。
俳優は、岩渕、島崎、柳井がよかった。
小さな劇場でのロングラン。もっと大きな劇場でもいいと思う。

小部屋の中のマリー
DULL-COLORED POP
タイニイアリス(東京都)
2008/06/04 (水) ~ 2008/06/09 (月)公演終了
御注意あれ。
物語でもなく出来事でもなく、人物を書いた戯曲です。心情の変化や芽生えを追うべき内容ですので、くれぐれも目先の印象に囚われずに御覧あれ。印象に強く残る行動が目の前で起きても冷静に観るくらいでちょうどいいかも。むしろ印象にジワジワ残る様な所が観るべき部分。友達に相談を受けて、解決に至る回答が出せなくて後でモヤモヤする感じ。うん、そんな感じ。それは気にしてるって証拠です。

「和」
ヒゴト
RAFT(東京都)
2008/05/21 (水) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★
パフォーマンス版ショート・ショート
長方形の会場の入口側の短辺に2列、奥側の短辺に1列客席を設け、その間の六畳の畳敷き(&周囲)のスペースを使って3人の「えんじ人」によって繰り広げられるパフォーマンス。約1時間の中に30くらいの演目を詰め込んで、パフォーマンス版ショート・ショートの様相、時には「同時多発的」に演じられたりもして、それぞれユニーク。
金ダライは打楽器的に使うのかと思ったらアレと組み合わせてあんな風に使うし、半紙をかぶったかと思えばそれで覆面をしたりもするし、硯で墨をすっているので何かを筆の代わりに使うのかと思っていたらアレをダイレクトに使って作品にするし、もう、一部を除いてことごとく予想が外れ「そう来ましたかぁ!」の連続。
また、映像も(スクリーンもよく見れば1枚ではなく6枚の長方形を六畳間のカタチに接ぎ合わせたもの)なかなか凝っており、そちら方面も充実。

莫大小猫奇譚(メリヤスネコキタン)
Office《RELAX》
六行会ホール(東京都)
2008/05/14 (水) ~ 2008/05/18 (日)公演終了
満足度★★★
昭和の薫り満載
昭和20年代前半、カストリ雑誌の編集部を中心とした物語、帝銀事件や後に国民的大歌手となる少女(とその母)なども登場して昭和の薫り満載。終盤で複数の人物が命を落とすのもその時代の暗さを象徴しているようで(偏見?)、人死にが多い作品には批判的なことが多いσ(^-^) も何故か納得。
また、上下二段の上段手前に紗幕を付け、場面によっては後方から光を当ててシルエットを浮かび上がらせる装置が効果的。

熊猫(パンダ)
くろいぬパレード
劇場MOMO(東京都)
2008/05/29 (木) ~ 2008/06/08 (日)公演終了
満足度★★
やっぱりベタベタは
やや苦手。そういうシーン以外はよかったんだけど。入り込んだときにベタッとすると、気持ちが萎える。ここでそうしなくてもいいじゃん、って。

小部屋の中のマリー
DULL-COLORED POP
タイニイアリス(東京都)
2008/06/04 (水) ~ 2008/06/09 (月)公演終了
満足度★★★★
まさに演劇的思考実験
彼らの作品は何度か観ているが、やっとdull-coloredでpopな作品を観れた。旗揚げから観ているから成長の過程が見れて面白いし、そういう意味では★×5つだが、更なる成長を期待して4つ。

飛び降りたらトランポリン
なるせゆうせい
ベニサン・ピット(東京都)
2008/06/03 (火) ~ 2008/06/08 (日)公演終了
満足度★★★
なんか物足りなさを感じたな・・・
懐かしさを感じる作品で、なかなか面白かったんだけど、ちと迫力がなかったので、物足りなかった感じがしたな・・・
もう少しSEを駆使してもよかったかも・・・

HAPPY RE・BIRTH・DAY !
トノチョ´
サンモールスタジオ(東京都)
2008/06/03 (火) ~ 2008/06/08 (日)公演終了
満足度★★★
ホンは面白いんだけど・・・
初日だったせいか、演者さんがちと固かったようで、全体的にホンの面白さを引き出していなかった感じがしたな・・・

小部屋の中のマリー
DULL-COLORED POP
タイニイアリス(東京都)
2008/06/04 (水) ~ 2008/06/09 (月)公演終了
満足度★★★
カラーを得たマリー
勿論、セットは黒と白。
マリーは白い衣装で登場し、中央に積んである四角い白と黒をける。
以下はネタバレBOXに。。

どん底
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2008/04/06 (日) ~ 2008/04/27 (日)公演終了
作家として古典と戦う
KERAさんの作家として古典と戦う姿に尊敬。演出家が台本をいじらず、試行錯誤するのもいいんだけどさあ。なんか自分が戯曲書けなかったり企画通し易くする為に古典やる公演が多いから。劇作家がちゃんとリライトして戦うって手段が眩しくてしょうがないです。
舞台は雪のシーンが圧巻。群像劇の「群像」を炙り出す観衆の動きと相まって素敵でした。マギーさんが居たのも往年のジョビジョバファンとしては色んな意味で感激。
(相対評価を避けるため、どの公演にも★は付けてません)

蟷螂の斧
10・Quatre
あうるすぽっと(東京都)
2008/05/28 (水) ~ 2008/06/01 (日)公演終了
満足度★★★
ショー
本編もよかったのですが個人的にはその後のショーの方がインパクトありました。それぞれの魅力を引きだしていてとてもステキでした。

LAPUTA FALL -ラピュータフォール-(アップ風景画像UP)
エムキチビート
萬劇場(東京都)
2008/05/27 (火) ~ 2008/06/02 (月)公演終了
満足度★★★★★
涙〜
確かに涙もろいけど、これでホロッとしたのは別にそのせいじゃないですね。影ふみを使うことで切なさ倍増でした。次回も観に行きたいと思います。

LAPUTA FALL -ラピュータフォール-(アップ風景画像UP)
エムキチビート
萬劇場(東京都)
2008/05/27 (火) ~ 2008/06/02 (月)公演終了

役に立たないオマエ
ブルドッキングヘッドロック
サンモールスタジオ(東京都)
2008/05/22 (木) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

めんどくさい人
CENTER LINE
荻窪メガバックスシアター(東京都)
2008/05/22 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

月の平均台
タテヨコ企画
駅前劇場(東京都)
2008/05/28 (水) ~ 2008/06/03 (火)公演終了
満足度★★★
美術すごい
設定自体は微妙だったけど、舞台美術の作りこみ方がいい。本当にこういう場所がありそうな。照明や音響の相乗効果で、本当に野外で風が吹いてきそうな感覚がありました。

マンマ・ミーア!【2021年4月28日~5月11日公演中止】
劇団四季
新名古屋ミュージカル劇場(愛知県)
2008/03/01 (土) ~ 2009/01/25 (日)公演終了
満足度★★★
井上智恵のドナ
新しいドナが誕生!との触れ込みで、きっかけ見つけて
駆けつけた「マンマミーア」in名古屋。
劇団四季のトップスターの一人、井上智恵が演じるとなれば、期待度◎。
感想は・・・ん~
確かに歌は上手なんですが、それは歌い上げるテクニックや声量の
上手さであり、軽いポップな歌謡曲のアバのナンバーには、
今一つノリ切れていないよう、流れがないんですよね。
実年齢よりも年上の母親役と、実年齢より、ぐんと年下の娘役が
二人並ぶと、親子というよりも姉妹。
新しい人、若い人が登場することは、ロングラン作品では、
とても新鮮ですしウェルカムなんですが、
誰でもいいってわけじゃないんですよねぇ。
いくら実力があって本格派であっても、
あまりにも見た目と役柄の年柄に開きがあると、
まるで学芸会のように見えてしまう。
この先10年、演じられるように今から役を取得するのは
かまわないけど、
それまでの間、付き合わされる観客は、いい迷惑ですよね。
あと、井上智恵って真面目な雰囲気なんですよね、
誠実というか優等生っぽいんですよ。
そんな人が奔放で遊び人のドナって役柄は
根本的に合わない。
小悪魔的なイメージやコメディのセンスって、
持って生まれたものなんでしょう。
センスのない人が、コメディぶる(面白い人間ぶる)のは、
実生活で周りにいても目障り。
もちろん、ゴミのような作品が平気で上演される昨今、
一定水準以上の出来栄えではあります。
大好きな作品、大好きな役者さんで上演されると
どうしても期待度が高すぎて、目が厳しくなって辛口な意見を
しまいました。
鈴木ほのかのように、キャラクターさえ合えば
実力がそこそこでも、サクっと軽く演じてくれたほうが、
この作品には合うと信じてやまない。
レミセラブルやオペラ座の怪人のような重い話でもなく、
ディズニーファンタジーでもない。
楽曲は歌謡曲ですし、話も言わばホームドラマですから。

ルドルフ
東宝
帝国劇場(東京都)
2008/05/06 (火) ~ 2008/06/01 (日)公演終了