最新の観てきた!クチコミ一覧

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ジェントルマンズキッチン

ジェントルマンズキッチン

劇団6番シード

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2008/06/11 (水) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★

好きな小屋です
ウエストエンドはバンドの練習で音漏れがひどい劇場ですが(笑)、思い出もあり好きな劇場です。
途中で入ってくるお客さんが一瞬役者?と思わせるあの空間は独特ですね…(笑)


今回若手公演、とありましたが、いつも出ていらっしゃる役者さんも出ていましたから、全員ということではないんですね。
ただ、中心を動かしているのは若い役者さんです。

以前何度か観ているものより小公演といったイメージがありました。

ネタバレBOX

口論するシーンも多いので仕方がないのかもしれませんが、みなさん早口で聞き取れないところも多々有り。
初めの方のシーンはこちらもまだ作品を理解していないので、もうちょっと見る側を考えて欲しいなあと少し思いました。

若手のパワーはよいのですが、ちょっと押しが強いような気もします。

途中途中出てくる役者さんが場の空気をさらりと変えていて、ああさすがだなあと(笑)
安心感がありました。

物語としては安定したいつもの6番シードさん。
最後の巻き込み方はとても好きです。奇跡なんておきないんだといった現実的な部分も含めて。
11月の本公演が楽しみです。
おいしいタイミング

おいしいタイミング

演劇集団アーバンフォレスト

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2008/06/04 (水) ~ 2008/06/08 (日)公演終了

満足度★★★★

2時間20分の長さは全く感じず
ある事情による多額の借金返済期限日、馴染み客で融資の可能性もあるジュエリー社長がパーティーを開くというのに冷蔵庫が故障して食材がダメになってしまったフレンチレストランの物語。
基本的にはドタバタコメディながらたとえば亡き初代オーナーシェフの娘であるスーシェフの味を守ろうとする心意気や妹の結婚について思いやる兄の気持ち、ジュエリー社長のレストランに対する愛着など、しっとりとしてホロリとさせる部分も上手く配して休憩なし2時間20分の長さは全く感じず。
また、厨房側、客側その他合わせて出演者が総勢30人もの大所帯ながら、登場人物それぞれにキチンと役割が分担されてうまく整理されているのも見事

THE SIZZLER

THE SIZZLER

ART STYLE 円盤長嶺NJT銀行

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/06/04 (水) ~ 2008/06/08 (日)公演終了

満足度★★★★

客席まで香りが漂う調理シーン
CO2 削減のためサミットの東京宣言により火の使用が禁止され、栄養補給はサプリメントによって行うようになった近未来の「闇レストラン」を舞台にした物語。
どことなく既視感のあるストーリーながら、掛け合い漫才のようなテンポ良い台詞の応酬に加えて、客席まで香りが漂ってくる調理シーンもあって非常に楽しい。さらに、兄弟や親子の再会ネタも織り込んだ後、日替わりゲストが試食して勝敗を決定するチャーハン対決というクライマックスを経て、こじれていた兄弟・父娘の関係が丸く収まるというオチのつけ方も巧みで感心。

最後の1フィート

最後の1フィート

劇団6番シード

小劇場 楽園(東京都)

2008/05/10 (土) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★

書くの忘れてた・・・
小説とか舞台であってもいくつかの短編ストーリーがそれぞれの役のあずかり知らぬところでクロスしているのが、結構好きだったりする。
だから、この「最後の1フィート」も私の好みではありました。
劇場も小ささは感じたものの、変わっていて面白かったかな。

私も友人達も、
「6番シード」さんの舞台は、始まりは悲愴な話であったとしても最後には、ろうそくの炎のようにやわらかい優しさを感じられる、心の中がぽっと温かくなるハッピーエンドで終わるのが良いね♪と。

だから、これからも観ていきたいと思います。

タイマー

タイマー

Dotoo!

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/06/11 (水) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★

コメディってほどでは・・・。
1968年の新宿の物語。

以下は公演中のためネタバレBOXに。。

ネタバレBOX

「ジョイマップ」というタウン誌の編集室での出来事。

ジョイマップには常に多種多様の人たちが集まってくる。

グリーンハウス(屋根のない芝生)で生きるラリったフーテンやヒッピー、学生運動家や女性闘士のゲバルト・ローザ、フォークゲリラや警察官、ヤクザなどである。

全共闘といわれた時代を背景に、一本がきっかけに過去(1968年)と現在(2008年)のジョイマップ編集者同士がなぜか繋がって過去の編集者に未来の編集者が現在までの日本を教えていく。

着眼点は面白いネタだが、何故か物足りない。
コメディもかすりが多く大きな笑いは聞こえてこない。
コメディの練りも甘ければ、本編のうねりも少ない。

毎回、思うことだが、芝居を上演するまでには相応の努力があったはずだ。
その努力を笑いの渦で満たす為にも、もうちょっと頑張ってほしいのだ。


ジェントルマンズキッチン

ジェントルマンズキッチン

劇団6番シード

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2008/06/11 (水) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

うん♪若手(?)がパワフル~!!
もう明日、明後日の土日しかないけれど、
時間がもしお有りの方は、是非ともこのアットホームなお弁当やさんに行ってみて♪きっと、おいしいお弁当が食べたくなる。かも?

初日のほか、今日6/13にも観にいってきたけれど、外の暑さに負けなくらい「熱い」お芝居で、たしかに「青春キッチンコメディ」。どたばた感はあれど、それはそれでいい感じ。
ストーリーは「笑い」も「ほろり」とさせるところもあり・・・いや、ホント青春だねぇ(笑)夢も希望もすっかり薄れた自分にはまぶしいくらいなお話。

5、6、7月と3ヶ月連続公演の真ん中、いい具合にテンション高めてくれますねぇ。7月の公演も楽しみです♪

だがしかし、嫌いな劇場ではないんだけど・・・この劇場はいつ来ても・・・上がうるさいねぇ(苦笑)

黒子ノ譲志

黒子ノ譲志

グワィニャオン

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2008/06/04 (水) ~ 2008/06/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

いつもながらお見事
『音小僧』の発展版というか、世の中には密かに(?)人助けをする黒子がいる、というおハナシ。 冒頭、その人助けのパターンをいくつか目撃者の証言でササッと見せた後に今度は黒子チーム側の主観で仕事ぶりを見せてツカミはオッケー。 

その後、黒子チームが抱えている内面の悩み・哀しみや出自に関して掘り下げてドラマ性を深め、併行して大衆演劇の座長公演やバーゲンセールに懸ける女性たちも描いて「黒子・大衆演劇・バーゲンセール」な三題噺の様相となり「どう関連付けるんだ?」という興味まで持たせて引き付ける引き付ける。
 
また、関田豊枝によるアクションもハンガーラック(!)を使った立ち回りからフライングまで新ワザを繰り出して、特にフライングは『ピーターパン』も真っ青、みたいな?(笑)
 
で、大衆演劇座長や黒子の親子関係で泣かせた後、バーゲンセールネタが最後の1ピースの如くピタリとハマって終幕。いやぁいつもながらお見事。 

おっと書き忘れ。ソラトビのメンバーも含め出演者数が多い上に複数役を演じるケースも少なからずあり、キャラクター数はかなりのものになるというのに、混乱せずに観ることができたのはキチンと描き分けた脚本と演じ分けの上手さによるものか、はたまたよく観ていて出演者を識別できるからか?

飛び降りたらトランポリン

飛び降りたらトランポリン

なるせゆうせい

ベニサン・ピット(東京都)

2008/06/03 (火) ~ 2008/06/08 (日)公演終了

満足度★★★

一気に見せる
幕末の日本によく似た架空の世界で、投獄されていた発明家・平賀伴内(白川侑二朗)が、はびこる伝染病を一掃するために釈放されるところから始まる物語、反幕府グループの暗躍や、感情を持ってしまった機械人形(堀田ゆい夏:好演)の恋、平賀の旧友で今は幕府のイヌ的存在の男(弓削智久)なども描いてなだれ込むクライマックスまで、どこか既視感のある部分もありつつ、言葉遊びやアクション(殺陣)も交えて一気に見せる、な感じ。
 
また、途中で神様が出てきて「願いを叶える3枚のお札」をある人物に与えるのだが、その願いが叶う場面の見せ方が上手いっちゅうか愉快っちゅうか、よくできている。最初の2つはその表現で十分に笑わせ、最後の1つはクライマックスの後どうなったかをエピローグで明かしてホロリとさせるという…。
 
それと、和服が基調でありながら、白いスーツなどもアリという衣装も架空の世界を巧く表現していて○。

杭抗(コックリ)

杭抗(コックリ)

乞局

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/06/04 (水) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

2回見た
同じ場所の3つの時代を行き来する、最初見ただけだと混乱するけど分かってくると面白い構造。なので2回見に行ってしまった。
2回ともポストパフォーマンスありの回で、作品の理解も深まって充実した観劇でした。初乞局でしたが、好きです。
ただ、今までの作風から意図的に変えてきたそうなので、今までの乞局は会場で売っていたDVDで見てみます。

ネタバレBOX

時代設定は1950年代、1980年代、2010年だそうです。
最後にそれぞれがリンクするあたりがゾクっと来ます。処刑される男、差別に耐え手紙に涙する女性、そしてそれらの血筋を背負いつつも全くお気楽な女性の三者三様の描き方がうまいです。
「場所」の物語と言いつつ「血」の物語という色合いの方が強いんじゃないかな?
バイトの男たちが精子を売るシーンはおかしすぎ!
「これで食ってこうと思ってるんで!」って・・・。
そのまま!

そのまま!

THEATRE1010

かでるホール(北海道)

2008/06/10 (火) ~ 2008/06/11 (水)公演終了

満足度★★★

観ました☆
普通に楽しめました。
しいて言えば、客側に問題
<団体学生がいたので。。。案の定やっぱりという結果になる>

ただ・・・
役者さんたちの声が、集中していないと聞き逃すくらいの音量
音楽もそれほど多くなく・・・・たんたんと話が進み
単調・・・・・・睡魔が

うみわたれ

うみわたれ

THE CONVOY

青山劇場(東京都)

2008/05/31 (土) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★

初CONVOY
かつ最後のCONVOYになるだろう。

俺にはあのポジティブな世界観はまぶしすぎる。

ネタバレBOX

底抜けに善人な男たちが、善人じいさんに夢とは何かを教わる。

いい人しか出てこないし、ずっとポジティブだし、夢見続けてるし・・・
歌うし、踊るし、演奏するし・・・
なんかディズニーランドのレビューショーを観てる感じ。

ディズニーはメッセージの伝達対象が基本子どもだからいいけど、
大人が大人に送るメッセージとしては軽薄すぎる気がする。
鳥瞰図-ちょうかんず-

鳥瞰図-ちょうかんず-

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2008/06/11 (水) ~ 2008/06/22 (日)公演終了

キャストがどんぴしゃり。
親しみやすい笑いとたわいない日常会話。じわじわ、ゆっくりと核心に迫って行きます。言葉がとても簡潔。パンフレット掲載用の座談会に参加させていただきました。

小部屋の中のマリー

小部屋の中のマリー

DULL-COLORED POP

タイニイアリス(東京都)

2008/06/04 (水) ~ 2008/06/09 (月)公演終了

満足度★★★★

「本当は怖いグリム童話」ちっくな話
思いっきりおとぎ話的で、よくよく考えるとちょっと恐いって内容だった。
紹介は小難しい感じだけれど、内容はシンプルで分かりやすく、万人にお勧めできる印象。

レイトショーに行ったのだけれど、お酒が入った観客もいるのか、異様ににぎやかな開演前の様子。
これは劇中も変わらず、過剰な笑い声にちょっとイライラした。

ネタバレBOX

シンプルなロジックを物語として見せているような話。
見終わって「面白かったー!」って感じではないけれど、
いろいろ考えさせられ、心に残る、不思議な内容になっている。

露骨なセックスシーンがあるが、正直不快だった。
抽象的に、全体に現れるロジックを観ればいいんだろうが、
ちょっと露骨すぎないか。

役者さん1人1人が間を持たせすぎな感じがして、もっと部分部分サクサク進めた方がよいような所が多かった気がする。

あと、この作品に笑いは必要ないように思う。
もっともっと物語の中に引き込んでいって欲しい。

マリーの表情を「さぁ見て!」って場面があったが、とても印象深かった。
表情の微妙な変化をここまで全面に押し出して見せるのは、小劇場ならでは、の演出だと思う。
ジーザス・クライスト・レディオ・スター

ジーザス・クライスト・レディオ・スター

project jesus

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2008/06/11 (水) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

パワーアップしていたな・・・
今回で4度目の公演、その内、3回観劇しているから、ストーリー展開など、分かりきっているけど、小ネタがパワーアップしており、昨年よりも面白く仕上がっていましたね。

ただ、初日だったせいか、前半ちとテンポが悪かったけど、後半はビッシッとまとめていたのは、流石だったな・・・

川中島Cats

川中島Cats

エビビモpro.

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/06/05 (木) ~ 2008/06/08 (日)公演終了

満足度★★

チラシすごい。
チラシの猫がすごい。めっちゃ飛び出してくる。
あまりのかわいさに何度も何度も眺めてしまった。
あれで川中島くんは幸せなのかなぁ。私はすこし悲しさが残りました。
歌とダンスもっと頑張って!

三風谷村水没前夜

三風谷村水没前夜

劇団バッコスの祭

池袋小劇場(東京都)

2008/04/26 (土) ~ 2008/04/29 (火)公演終了

満足度★★★

次も観てみたいかな。
全体的に、普通に楽しみました。
展開が色々唐突に思えましたが。ストーリー先行なイメージ。
水没に向けたそれぞれのスタンスを、立場や説明セリフ以外でももっと感じたかったな。
だからヒロイン二人の心の揺れがわからなくて。
あと過去の挿入があまりうまくない。現代とのつながりがいまいち弱いのですよね。
ラストはとても好きでした。
ヒロイン達のキャラクターの愛らしさと相まって、その爽快なアウトプットの仕方に微笑んでしまいました。

ヤクザとアリス

ヤクザとアリス

ろりえ

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2008/04/25 (金) ~ 2008/04/28 (月)公演終了

満足度

つらかったんです
奥山君の言いたいことは多分理解できるはずで、でも奥山君のやり方は理解なんかさせまいとしているみたいでした。
だから観ていてつらい・痛い・苦しいの3拍子。
面白がって観ることはできなかった。
この人たちがエンゲキをやる理由、自分がエンゲキを観る理由・・・理由ばかり考える自分だけが残りました。

錆花

錆花

TOCA*

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★★

よかったです。
普段あまり舞台は見ないのですが、友人に連れられて観にいきました。
どろどろしている内容なのに重苦しくなりすぎず、さらっとみることができました。
それでもところどころ胸に突き刺さるような感覚もあった気がします。
舞台というより映画になりそうなお話で、だけど同じものを映像でみるとすると、今回わたしが感じたような感覚は得られなかったかな、と。
舞台演劇には限界があると思っていたのですが(ロケーションとかそういう意味で)この団体の公演をみて少し考えが変わりました。
また次の公演も是非観にいかせていただきたいと思います。

MP3

MP3

サイバー∴サイコロジック

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/06/04 (水) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

ふざけてていい
なかなかおもしろかったです。

青春荘の人々2

青春荘の人々2

ペテカン

新宿シアタートップス(東京都)

2008/06/07 (土) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

この魅力はどう説明したらいいのやら
言葉で説明しちゃうと、どうも私の嫌いなタイプの作品に属しちゃうんだもん。違うの、伝えたいことは、ってなっちゃう。キャラは濃くデフォルメされてる、暑苦しい、設定自体古臭い、なのになのに。。。うっとうしくなく温かくなれる作品なのはなぜなんでしょう?

ネタバレBOX

1も観たけど、覚えてなくても観てなくても絶対おもしろい。
なんといっても本田誠人さんと四条久美子さんのカップルに子供ができて悩んだときに見た夢が抜群にいい。照明の使い方とかまで最高。くだらないけど、くだらないから余計に悩みがしんみりするんだよなぁ。

どんな場面でも毒がない。私にとってこれはけなし言葉だったけど、今回に限っては褒めてます。

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