最新の観てきた!クチコミ一覧

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幕末純情伝

幕末純情伝

松竹

新橋演舞場(東京都)

2008/08/13 (水) ~ 2008/08/27 (水)公演終了

満足度★★★

つかさんのスタイルをそのまま今に。
'80年代のつか芝居を形を変えずにまんま演舞場に持ってきたよう。ストーリーはさすがに枠だけ同じで中身はほぼ新作という感じ。180分。

ネタバレBOX

つかさんが演出をしているからか、昨今の時事ネタをいれつつも自身の思想や思い入れが台詞に入り込みすぎてるようで、その点がちょっと気になったり。セットをほとんど組まず、荒唐無稽な話を台詞量で圧倒するスタイルは、今となっては古くさく、引き込まれると言うよりは一時代を築いた過去のものとして一歩引いて見てしまう感じだった。

また、会場も演舞場は合わなかったのか、舞台の幅も花道も活かしきれてなかった気がして。

役者は主役に抜擢された石原さとみはタッパもなく、思ったよりちんちくりん(失礼)な印象。ダンスを踊らせると上半身は頑張ってても足は上がってないし。声の張りもまわりと比べると弱いし。エロい表現が、という報道が先行しているが実際は衣装も台詞もそれほどでも。

真琴つばさを起用し、坂本龍馬を女に設定したことで、終盤の龍馬が墜ちてゆく場面の展開や雰囲気も全然違い、重みを感じなかったのが残念。ラストもそれで落ちたの?と思うような終わりだったし。
ボクコネ

ボクコネ

タカハ劇団

駅前劇場(東京都)

2008/08/14 (木) ~ 2008/08/17 (日)公演終了

満足度★★★★

初日に観ました♪
セットが昭和っぽくて落ち着く~。
自分も、そこにいるような感じ。

ネタバレBOX

ラストの星、綺麗でした。
八月納涼大歌舞伎

八月納涼大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2008/08/09 (土) ~ 2008/08/27 (水)公演終了

満足度★★★★

第三部観劇
紅葉狩、もう秋なのねぇ。というか、とても判り易い内容。赤が鮮やか。社中の演奏も素敵。
野田版「愛陀姫」はもっと面白かった。七之助さんがとても魅力的でファンになってしまいました。
舞台装置がとても面白く、役者さんたちの動きに無駄がなく笑えて、泣けて、、
これだったら、歌舞伎は…と尻込みしている方も楽しめますよね。

流れる

流れる

野の道

小劇場 楽園(東京都)

2008/08/06 (水) ~ 2008/08/10 (日)公演終了

満足度★★★

知らないユニットながら豪華なキャスト
しかも楽園で。入って短編と知り、微妙にがっかり。このキャストなら揃い踏みが観たかったから。劇場の作り上こういうもんなのかな。

ネタバレBOX

オムニバス的につながりをゆるやかにもたせる。どぎつさも孕ませる関西弁で。変に切羽詰った感じはあるのに真に迫る感じはない。そのへんがね、もったいない。たぶん具体的におかしくても通用するのに、ほのめかせるほうにがんばったのが裏目。

思ったり思われなかったり捨てたり捨てられたり、っていうきわどさがなんかよかったです。
GS近松商店

GS近松商店

椿組

花園神社(東京都)

2006/07/13 (木) ~ 2006/07/23 (日)公演終了

鄭さん
鄭さんの作品は野外でも、小劇場でも、商業演劇でも、映画でも、国立の劇場でも、いいですね。面白い。大切なものを描くことにこだわる。

なつのしま、はるのうた

なつのしま、はるのうた

椿組

「劇」小劇場(東京都)

2007/03/28 (水) ~ 2007/04/01 (日)公演終了

椿組のレパートリー
椿組の夏野外劇での上演から、台本を大幅にかえて3演。いいものは何回見てもいいですね。演じる役者がきちんと気持ちを入れて演じればホントにいいものなのだ。

Hula-Hooperの、部活動『鱈。』

Hula-Hooperの、部活動『鱈。』

Hula-Hooper

7th FLOOR(東京都)

2008/08/12 (火) ~ 2008/08/14 (木)公演終了

満足度★★★

ほんっとに、女の子の部活動なんだ。
きゃぴっとかわいい。誰であろうがちゃんと楽しませようとしてくれる。自分たちもちゃんと楽しんでる。そのスピリットが好き。だからかわいい。しつこいけど。でもね。だから部活動でいいんです。

ネタバレBOX

楽しいを追求しているから、まぁ物語としては甘い。っていうかぐだぐだしてる。でもそれだから個々の女優が生きてくるのかな。

妖怪っていう設定にしていても、人間らしい恋心。お互いへの思いやり。そんな優しくなれる気持ちを阿久悠作品に乗せて。そう思うとピンクレディーへの提供作品が私にははまりました。

突然のマチネ中止と堀井秀子さんの降板で星一個マイナスしちゃいます。ごめんなさい。
えっと、おいらは誰だっけ?〜Cash on Delivery〜

えっと、おいらは誰だっけ?〜Cash on Delivery〜

傑作を遊ぼう。rorian55?

ザ・ポケット(東京都)

2008/08/13 (水) ~ 2008/08/17 (日)公演終了

満足度★★★★

何か好きだ。
あまり翻訳物は好きじゃないのだが、ここのは、何か好きだ、確かに知っている役者さんが出ているのも事実だが、前に観たノイズオフも、とても良かったと言う記憶がある。勘違いが積もり積もって話が進行して行くのが好きとも言える、後藤さんの脚本とか好きだし。まぁとにかく楽しく観劇しました。

青春荘の人々2

青春荘の人々2

ペテカン

新宿シアタートップス(東京都)

2008/06/07 (土) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

芸達者な俳優陣が魅せる!
芸達者な人たちが見せる。本田さん初め、とにかく皆さん身体のキレがいい!そして全員が独特の間合いと演技法を共有している感じだ。

プール

プール

タカハ劇団

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/05/02 (金) ~ 2008/05/06 (火)公演終了

面白い設定。
設定はとても面白かった。美術、衣装も力が入っている。王子小劇場から巣立った劇団は多いのだ。

由比正雪 ゆいしょうせつ

由比正雪 ゆいしょうせつ

流山児★事務所

本多劇場(東京都)

2008/08/09 (土) ~ 2008/08/12 (火)公演終了

満足度★★

足し算のプロデュース公演
期待して行ったが、マジックは起きなかった。
チケット料金に見合う保村・奈佐・塩野谷・伊藤・沖田・イワヲ氏の
貫禄あるプレイ。でもそれは観る前からわかっていたこと。
ミラクルがほしかった。

また、初演時とは時代の空気感が異なる現代に再演する意味を
考えてしまった。どのくらい原作に忠実なのかわからないが、
脚本を半分書き換えるくらいの大胆なアレンジが必要だったかもしれない。

在処/sugar

在処/sugar

冨士山アネット

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2007/08/03 (金) ~ 2007/08/05 (日)公演終了

賛否両論でしょう
テキストのないハムレットって何でしょう?それはハムレットではないと思うのです。これはハムレットでないと思った瞬間にいろんなことから解き放たれるのでしょう。短いともう少し楽しめるかなと思いました。

うそつき弥次郎~黄門様覚悟の仇討ち~

うそつき弥次郎~黄門様覚悟の仇討ち~

明治座

明治座(東京都)

2007/05/04 (金) ~ 2007/05/28 (月)公演終了

安心してみられる喜劇
そりゃ、どうなるかは分かるんだけど、それでも面白い。何でだろ?江端など星屑の会チームや小林美江の演技も特筆。

天国

天国

ブラジル

ザ・ポケット(東京都)

2007/07/18 (水) ~ 2007/07/22 (日)公演終了

普通な芝居Byブラジル
ブラジィーアン山田のオーディナルストーリー。ずーっと吐き続けたり、あふえるダンボールの箱と格闘していた芝居が懐かしい。

デンキ島〜白い家編〜

デンキ島〜白い家編〜

劇団道学先生

新宿シアタートップス(東京都)

2007/11/14 (水) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

面白かった!
 井上さんを始めとする見事な演技陣に圧倒された公演だった。本当に面白かった。

ワニの涙

ワニの涙

ティーファクトリー

シアタートラム(東京都)

2008/03/06 (木) ~ 2008/03/16 (日)公演終了

祝祭的な客席に困惑。
観に行ってみたら、ガラガラの客席で驚いた。そして、そのガラガラの客席に芸術を見るぞという気迫が漂っている。まるで祝祭のような客席だった。どうもこの作品は3部作のトリを飾る作品らしかった。観客の多くはこの作品の行く末を見守って作家や出演社と辿り着いたのだろう。僕はそうではない。何の予備知識もない。ほとんど手塚の一人芝居だった。妖気漂う手塚の柔軟な肉体と精神と、あの何とも言えない周波数を出す声の魅力。衣装もすばらしく、美術もシンプルで、その世界観を表現していた。

 この感想は長文になりますので、もっと読んでも良いという方は
  http://palove.blog.shinobi.jp/  へ

東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』

東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』

東宝

帝国劇場(東京都)

2007/06/08 (金) ~ 2007/08/27 (月)公演終了

別所哲也の歌唱力で
初別所ジャンバルジャン。時々仕事をするので褒めるのは格好悪いのだが、めちゃくちゃ上手い。高音から低音まで安定した歌唱。ピアニシモでも、何でもこいという上に、見事な演技。初演の滝田栄が日本じゃ一番だと思っていたけれど、間違いですな。そしてアンサンブルがものすごいことになっていた。東宝はきちんと学校を作って人材を育てるところからやっている。そういう投資がきちんと公演の質に現れています。素晴らしいです。

4人の美容師見習い

4人の美容師見習い

ベターポーヅ

OFF OFFシアター(東京都)

2007/08/07 (火) ~ 2007/08/12 (日)公演終了

解散公演!
ラスト近くにあるあのダンスはまさに何から何までモーリスベジャールのボレロのパロディというかそのものに近く、それを山田うんさんがアレンジしたと考えるだけでもう右脳がぴくぴく。ベタポの魅力はこうやってヤリきるところですね。あと女子4人が魅力的でたまりませんでした。西島さん、役者さん、お疲れさまでした。

コミック・ポテンシャル

コミック・ポテンシャル

加藤健一事務所

本多劇場(東京都)

2007/10/24 (水) ~ 2007/10/31 (水)公演終了

さすが加藤健一事務所はずしません!
 加藤健一事務所の作品は決して外しません。配役もすみずみまで気が回されていて非常に面白かった。作品自体は欧米で圧倒的な評価を得ているわけだから面白いのが当たり前。しかし、翻訳物は日本でやると欧米で評判がいいものでもつまらなくなることが少なくない。ところが加藤健一事務所がやると面白い。なぜなんだろう。とても不思議だ。

おさびしもの

おさびしもの

ピチチ5

駅前劇場(東京都)

2006/10/12 (木) ~ 2006/10/16 (月)公演終了

ザ・面白い
面白い。野間口、植田、オマンキー、吉美…と出演している役者の実力と魅力。それを十二分に活躍させる台本。エロネタもあれは男の本音。ああ、面白かった。いつもは仕掛けで驚くが、今回はそれ以上に役者の技量に圧倒された。

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