最新の観てきた!クチコミ一覧

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7歳の孫にジンを2杯飲ませた祖母

7歳の孫にジンを2杯飲ませた祖母

うさぎ庵

アトリエ春風舎(東京都)

2009/04/02 (木) ~ 2009/04/06 (月)公演終了

20090406
拝見いたしました。

ネタバレBOX

好みもあると思うが、個人的には、後半一気に現代的な日本の視点に物語がうねってゆくところがドキドキできた。
桜の園

桜の園

青年団若手自主企画『西村企画』

アトリエ春風舎(東京都)

2009/04/09 (木) ~ 2009/04/15 (水)公演終了

20090515
拝見しました。

苛々する大人の絵本(公演終了)

苛々する大人の絵本(公演終了)

庭劇団ペニノ

はこぶね(劇団アトリエ)(東京都)

2009/04/08 (水) ~ 2009/04/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

傑作!
青山のマンションの1室で行われた公演。昨年の初演はうっかりしていたらキャンセル待ちになってしまって、待てども待てども連絡はこなかったのです。そうこうしているウチに聞こえてきた「マンション取り壊しのためはこぶねはなくなります」のニュース。ああ、2度と体験できない場所を逃しちゃったんだな、と思っていたら、不況のせいで取り壊し計画が立ち消えになったそうです。バンザイ不況!(泣笑)

そして演目も同じく再演してくれるということで。バンザイ!

ペニノサイトに書かれている「ご来場の際のお願い」を読み、ちょっとはやめの開場5分前についたらスタッフと思われる人しかいらっしゃらなくて、「でもスタッフじゃないかも」と弱気が発動して意味なく青山劇場の方とかうろうろしちゃった。「楽屋口」も「ウイメンズプラザ」もわからなくて。これから行かれる方、ちょうど「シェ松尾」を通り過ぎたあたりで右に渡ったあたりにいる人はペニノのスタッフさんです。

内容については、、、じっさいに観に行ってみて下さい。。。

濃密な1時間10分です。チケットは完売になってしまったみたいですが、未入金分のキャンセルを狙ってでも。ぜひぜひ。大傑作! (ブログより転載)

友達

友達

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2008/11/11 (火) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★

うーん、失敗作だった、と。
…。

夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女

アトリエ・ダンカン

東京グローブ座(東京都)

2009/04/03 (金) ~ 2009/04/15 (水)公演終了

満足度★★★★

惜しい!
主役の天然キャラの「黒髪の乙女」を演じた田中美保、カツゼツが悪いのと聞き取り難い。たぶん・・発声練習が甘いのではないだろうか?
だから、なむなむ~。と言うセリフが、らむらむ~。と聞こえたり、全体的なセリフが聞き取り難かったり・・。主役なのに・・・痛い!

結局薬局、演技もソコソコで周りのキャストに助けられてのお芝居だった。。
黒髪の乙女のイメージって、もっとちっちゃくて、サラサラのおかっぱ頭で、好奇心旺盛でぽてぽて歩く。というキャラだけれど、ちょっと田中のキャラとは違った。

以下はねたばれBOXにて。。

ネタバレBOX

京都でのある一年を、あるいは四季を通し語られる、いまどきの若者と程遠い、なんともじれったい恋の物語。
京都という不可思議な街と奇奇怪怪な登場人物達が物語りに花を添える。

森見登美彦の持つ独特の文体を見事に演出し、これまた独特の世界観を疲労した舞台。李白の3階建て電車も本のイメージ通りで抜群のユーモアと、奇想天外さが楽しいファンタジーだった。音楽もいい。。

しかし、この舞台、原作を読んでから観ないとあまりにも多くの出来事を事細かに抽出しすぎて展開が速すぎる為、断片的に捕らえられ兼ねない舞台だと思う。実際、前の席の方は「楽しかったけれど、何がなんだか・・・。」
そう、何がなんだかなんだよね~(^0^)

元々の原作が不思議のアリスのような香りのするファンタジーだもの!解り辛いのだ。。ナレーターが必要だったかも。。

先輩が風で寝込んでるシーンに心の声と称して5人の黒子が登場するが、これが以外におもろい!(^0^)
演出の上手さに感動する。楽しくて賑やかな舞台。

それでも、原作に勝る出し物はないのです。





偽伝、ジャンヌ・ダルク

偽伝、ジャンヌ・ダルク

アロッタファジャイナ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/04/07 (火) ~ 2009/04/14 (火)公演終了

満足度★★★★

強い思いが伝わる舞台でした
かなり挑戦的な構成。
2つのチーム制に2つの衣装。面白いとは思うが何回も観ることが
できない人が大半の中で、観ているほうの意識を保つのも大変だったと感じました。
しかし、壮大な物語を収めるにあたり、シンプルな舞台、絶妙な音楽、根本的な軸がぶれていないところも良く、それぞれの役者さんの思いが一致したときにはすごく良い結果になるのだなと思いました。

いいだせなくて

いいだせなくて

カラフル企画

SPACE107(東京都)

2009/04/01 (水) ~ 2009/04/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

古臭いイメージのパンフは意外性?
ありきたりのドラマの感じかと出来るだけ期待をせずにいただけに、ほんと、グッドでした。個性から云えば何といっても沖縄弁の取立てイケ面、次におまわりさん、おかしくて表現出来ないくらい危なくていいねえ。全般はあっという間に過ぎたけれど、休憩後はちょっと爆弾シーンが長すぎて・・・
ストーカーの彼女は出来れば最後までしゃべらないほうが気味が悪くてよかったんじゃないかな。とにかく最高!楽しくてみんなに報告しまくりです。今後益々期待します。
有難う、みなさん。

インテレクチュアル・マスターベーション

インテレクチュアル・マスターベーション

パラドックス定数

シアター711(東京都)

2009/03/27 (金) ~ 2009/04/01 (水)公演終了

満足度★★★★★

あぁ素晴らしい
幸徳秋水役の今里真の語り。惹き込まれた。
しばらく多忙により観劇から遠のくのだが、
その最後にこの舞台を観れて至極幸せ。
いい時間をもらった。
次回作も期待。

ブロードウェイ・ミュージカル『回転木馬』

ブロードウェイ・ミュージカル『回転木馬』

天王洲 銀河劇場

天王洲 銀河劇場(東京都)

2009/03/19 (木) ~ 2009/04/19 (日)公演終了

満足度★★

何とも陳腐な・・・
10年くらい前でしょうか、帝国劇場でのロングランを見て以来の鑑賞。
劇場のキャパ、公演回数は確かに少ない。
しかしチケット代金は、12000円と、同等。
(僕はイープラスのハーフプライスで見たけど)
こんなにも、簡素で陳腐な作りにするなら、上演しなければいいのでは
ないのだろうか。

学芸会かと思うほど、安っぽい舞台装置。
セットも出演者(アンサンブル)も少なければ、オケの人数も少ない。
非常に薄っぺら。
前回の帝劇に比べてですが。
挙句の果てには上演時間も削ってしまい、
レミゼのようにテンポがよくなるのではなく、肝心の作品の世界に
入り込む時間や、登場人物に共感する間合いが、
なくなってしまっているから、これは考え物。
こういう古い作品、スタンダードな作品って、その時代に観客を引き込む、
その設定の世界の香りを伝える演出は欠かしてはいけないと思う。

オケの様子が、劇場の、あちこちにあるモニターに
写っているんです。
割と視界に入ってくるのですが。
カーテンコールを盛り上げるのが好きな塩田氏が
指揮者でしたが、
客席の拍手もまばらで、たいして盛り上がらない。
腹を立てたのか、お見送りの音楽もなく、
ポケットに手を入れて、気難しい顔で、指揮台に、
もたれている姿を見せられたときには、
更に幻滅。
宝塚・轟悠の「オクラホマ」の時のような、ご機嫌さには、
なりませんでした、残念。

こりゃデフレスパイラルですな。
観客が入らない→セットも出演者も安くしてチケット代を高くする
→リピーターは来ない→ますます観客席は空く→更に損益分疑点を
低くした作品を上演する→また観客が入らない・・・・。
少々投資しても上質な作品を上演しつづけなければ、
ホリプロの自社劇場ですから、劇場に対する信頼感が、
なくなっちゃうと思うのですが・・・。

すいません、また辛口な意見をしてしまいました。

ネタバレBOX

舞台に、回転木馬がないんですよ!!!!
回転木馬が作品の要、作品の象徴のはずなのに、
それさえも削ってしまう、ある意味、あっぱれ。

現代娘の笹本は、表情に計算高さ、気の強さが滲みでていて、
健気な女性の様子は全く感じられないし、
ヤサ男で色気のない、真面目一直線の浦井には、
不良さが醸し出す艶など、みじんのかけらもない。
細い胸板を露出する努力はわかるけど、
あの時代の、あの土地の人は、
あぁいうロン毛で線の細い、汗の匂いなど全くしない
綺麗なタイプが、受けていたのだろうか、違うと思うなぁ。

すっかり所帯じみた感じで、おなかがでちゃった
坂元は、シンバの頃のシャープさもなくなってしまい、あぁ哀愁。

見応えがあったのは、川崎マヨマヨの悪役ぶりと
安奈さんの大人の女性。
でも、非常に上っ面に描かれており、ちょっと残念。
中川賢君のダンスは見応えがありましたね。

BANANA FISH

BANANA FISH

_

新国立劇場 中劇場(東京都)

2009/04/18 (土) ~ 2009/04/19 (日)公演終了

満足度★★★★

アッシュがすごかった。
やっぱり柄谷さんはすごい。アッシュをそこに現前させていました。
アッシュの強さ、脆さ、美しさ…。

ネタバレBOX

惜しむらくは、相手役である英二役の役者が若すぎて、バランスが合わなかったこと。アッシュと英二が物語の中心になるのだから、ここはもっと慎重にキャスティングして欲しかった。
物語

物語

圧力団体イクチヲステガ

SPACE EDGE(東京都)

2009/04/11 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

何度でも見たい物語。
内から見ても、外から見ても、沢山の顔が有り、いろんな感情があり、無数の風景が感じられる。
初めて見た今回は、ずっと内側からキャラクターに感情移入し、一緒に塔を巡った。

もしもう一度見れる機会があったら、今度は外から、じっくりと冷静な目線で世界を眺めたい。そこで見えてくること、感じられることを、前に見た時のイメージと融合させ、租借した上で、全体の『物語』を考えたい。

そんな、夢幻の顔を持つ素晴らしいお芝居でした。本当に、もう一度見たい。

鬼桃伝  -oni-momo-den-

鬼桃伝 -oni-momo-den-

おぼんろ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2009/04/09 (木) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

より一層のスキルアップを図って欲しい期待の集団
演劇好きの友人に誘われて初のおぼんろ観劇。チラシの意見募集を見て投稿することにしました。
鬼になってしまった桃太郎と、彼(彼女?)を一途に想い続ける犬という斬新な設定といい、メインの役者陣の魅力ある演技といい、光るものを感じさせる舞台だった。若い頃の美しい桃太郎と可愛らしい犬・猿・雉と、鬼になってからの桃太郎や中年になってしまった3匹の演技のギャップも素晴らしかった。「鬼に変わり果てた」という設定を聞くと、何かしら邪悪な物に変貌してしまった存在を想像しがちだけれど、ここで描かれるのは、年老いて痴呆症になってしまったような桃太郎で、それが中年ズタボロの、例えば大好きだったおじいちゃんおばあちゃんがアルツハイマーで自分を忘れてしまったような、そんなやるせなさや哀しさを引き立てている。映像や段ボールを使った演出にも目を奪われた。ただ、滑舌が悪いのか音響の問題なのか、聞き取れない台詞が多くて、話の展開にいまひとつついて行けなかったのが残念だった。凝ったストーリーだけに、観客にとって「観やすい」エンターテイメントを作り上げる努力をしてほしいと思った。

ネタバレBOX

もうひとつ、脚本の問題だと思うが、あまりに沢山の要素を詰め込みすぎて、どのエピソードがメインなのかがぼやけてしまっていて(ズタボロの桃太郎への一途な愛情や桃太郎が鬼になってしまった理由など)、終わったあとに今ひとつ感動が残らなかったように思う。過去の自分と戦ったり、ダイナマイトを巻いて突撃するシーンなどは蛇足なのでは?個人的には、ゴンベイと田吾作の2人の抑えた演技と佇まいが美しくて目が離せなかったのだが、この2人の恋のエピソードは劇中で起こる全ての悲劇の元凶なのであり、もっとフィーチャーして描かれていれば、作品としても格があがるし、何よりも観客としてはストーリーそのものを理解しやすかったように思う。
長々と書いてしまいましたが、底力を感じさせる劇団であり、きっとまた観に行くと思います。
偽伝、ジャンヌ・ダルク

偽伝、ジャンヌ・ダルク

アロッタファジャイナ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/04/07 (火) ~ 2009/04/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

どんな素材でも芝居は芝居
初日の白チーム、4日目青チームはやや物足りない感ありました。
が、楽日の白チーム素晴らしかった☆
ジャンヌ以外の7人の役者が、膨大な「与えられた説明ゼリフ」に気持ちを込めることが出来たから見事な舞台になったと思います!感動です!

クッキング! Vol.01

クッキング! Vol.01

とくお組

北沢タウンホール(北沢区民会館)(東京都)

2009/04/11 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

チームワーク×演技力
いつもどちらかというと計算し尽くされた間合いと演技でスマートにみせてくれる彼ら。

エチュードということでどんなもんかなと半信半疑でしたが、いやーまあ面白い!!!

いい意味で裏切られまくりました。

連れが本当に即興かを疑うほどの出来映え。

ということで2日目も当日券で思わず行ってきたんですが、全く違う内容に即興なんだなあと納得。


チームワークというか、長年一緒にやっているからこその信頼感を感じました。

プロデュース団体ではなく「劇団」である強みですね。


もう6月の公演も何が何でもいきます。

桜の園

桜の園

青年団若手自主企画『西村企画』

アトリエ春風舎(東京都)

2009/04/09 (木) ~ 2009/04/15 (水)公演終了

満足度★★★

桜の園は、花見客で一杯の夜の上野公園になっていた
「桜の園」がミュージカル、いや妙ージカルになる、というだけでかなり期待して観に行った。

で、どうも、なんというか、桜の園は、まるで上野の山あたりにあって、そこでは花見客が大騒ぎをしていたような印象なのだ。

いろいろ面白そうな企みはあったのだが、未整理のまま全部入れてみました、と感じてしまった。
ただし、本当に「桜の園」が上野の山のような乱痴気騒ぎなっているならば、それはそれで面白かったのかもしれないが、統制のとれていない単なる大騒ぎのようだったのだ。

母親役の石村みかさんの健闘が特に印象に残った。台詞も歌の量もかなり膨大なのにもかかわらず、台詞も歌も踊り(のようなもの)も、思い切りがいいのか、とても良かった。

また、色々な役を演じていた鈴木智香子さんも、健闘していた1人なのだが、前に観た髙山植物園『天の空一つに見える』での、とても丁寧な演技と比べてしまうと、その良さを引き出せていなかったように見えた。

結局、桜は、日本的には、大騒ぎの象徴なのかな。
エネルギーだけは伝わった。

ネタバレBOX

主要人物ではない、脇の登場人物たちは、その衣装や小道具(カツラやギターなど)によって、誰が演じても同じのようにした、つまり、記号化されていたのだが、それによって面白い何かが生まれることなく、単にガチャガチャした印象になってしまっていた。
その分、歌のところの、前に出るようなエネルギーが芝居との「差」として現れてこないため、メリハリに欠けてしまったようだ。

また、妙ージカルのキモとも言える、歌の部分、特に激しく叫び、歌うところは、文字通り、叫んでいるのだが、シャウトではなく、無理して声を張り上げていただけで、叫んで歌うというノドになっていない人のそういった声は、キンキン耳に響くだけで、歌詞が聞き取れないだけでなく、やや不快ですらあった。
台詞や普通に歌うときには、とてもいい雰囲気なだけに。

その「不快さ」が演出の意図ならば、効果があったと言えるのだが、意図としては伝わってこなかった。
単に声を張り上げただけでよかったのだろうか、本当に張り上げなくても、それと同じ効果が上がる方法はなかったのか、と思うからだ。

歌のメロディーが良かっただけに残念である。今も耳に残るメロディーがいくつかあるぐらいだし。

途中で、何人かの台詞が完全に重なって(同時に別の会話が行われていた)何を言っているのか、ほとんど聞き取れないところがあったのだが、並行して何かが起こっていることと、本筋とはあまり関係がないことで、そのような方法をとったのだろうか。
もし、そうであれば、思い切って、台詞自体をカットしてしまうか、台詞を短くしてしまったほうが良かったように思える。台詞があれば、観客としては少しでも何を話しているのかを聞き取りたいと思うからだ。それは、台詞を「音」として楽しんでもらう、という意味とも異なっていたし。

最初のコーラ一気飲みはかなり面白く、今回の舞台全体の面白さを期待させたのだけど・・・。
表と裏と、その向こう

表と裏と、その向こう

イキウメ

HEP HALL(大阪府)

2008/07/18 (金) ~ 2008/07/20 (日)公演終了

満足度★★★★

ずいぶん前ですが…
見てからだいぶんたってしまいましたが、一言とどめておきたく。
やっぱり、好きな世界ですね~川上弘美さんの小説みたいで。
見えてることが全てではないし、見えてないことに殊更に意味を求めるわけでもない、ただ世界がある、という感じ。
内田慈さん、大好きです。
もっと関西に来る芝居に出て下さい☆

humming3

humming3

ポかリン記憶舎

cafe MURIWUI(東京都)

2009/03/31 (火) ~ 2009/04/06 (月)公演終了

満足度★★★★

そういえば・・・
あの後、元バイト君はマスターになったのかしら

観劇から2週間が経って、ふとそんな錯覚を起こす
通りすがりのカフェでの体験。
それが、hummingシリーズの魅力。

今回は常連客を演じた俳優さんがとても色っぽく、

また行けば会えるかしら

と再び錯覚を起こす。
劇場も良いが、カフェ公演も楽しくてしょうがない。


詞編・レプリカ少女譚

詞編・レプリカ少女譚

劇団再生

Asagaya / Loft A(東京都)

2009/03/28 (土) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

知的迷宮を彷徨う感覚
かつて複数の少女たちが消息不明となった脳病院を取材する女性記者とその病院の医師、入院患者である少女たちを中心とした物語、今まで観た2作を「基礎編」とすれば今回は「応用編」という感じ。
過去に観た2作と異なり原典のないオリジナル作品で、原典という「手すり」なしに手探りで歩くよう心細さもあったが、手口(笑)がわかっていたのである程度カンが働いた、みたいな?
いたるところに「さぁ、隠されたカギをアナタはいくつ見つけられますか?」「このネタ、わかって頂けたら嬉しいです」というメッセージがあり、それらを探しながら知的迷宮を彷徨う感覚は演ずる側と観る側の丁々発止の頭脳戦(笑)、心地好い脳内疲労とともに観終える。やっぱり面白いわぁ。
終盤、病院内の出来事に一応の決着がついた後でヨウサギが「私のノートはここまでで終わっています。ここから先はあなたが記して下さい」とシルレルに託すのが見事。そこでのヨウサギとシルレルは、まんま作家と観客なワケで…。ここで「ヤラレタぁ~!」と満面の笑み。
キレイなパンチを受けてノックアウトされるボクサーは天国に昇るように気持ち良いというハナシだけれど、こんな感じなのかも?

エスカルゴ

エスカルゴ

こゆび侍

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/03/25 (水) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★

パンドラの匣?
事前情報から自分の「毒」を浄化するために女性を「くいもの」にする悪いオトコの話かと思っていたら(読解力不足?)さに非ず。
前半の崩壊しかけた家族のドラマは木造の旧家を想起させる装置の醸し出す雰囲気と相俟ってPARCO劇場などで上演される翻訳劇のようで、馬渕英俚可でも出て来るのではないかと…(笑)
後から改めて考えると志保子なんかピッタリだし、するってぇと知果は南沢奈央か?などとも…(『赤い城 黒い砂』気味(笑))
が、最終的に「女性によって浄化される」ことになるワケで「あ、なるほど…確かにぃ」みたいな。いや、浄化されると言うよりはむしろ「膿を出し切って快方に向かう」の方が的確か?
あれもこれも喪ってしまった主人公のもとに5年間浴室に閉じこもっていた(!)妻が「女神降臨」とばかりに降りて来て、徐々に照明が明るくなるラストの表現を「希望」と解釈すれば、あの家はすべてが去ったあとに希望だけが残ったパンドラの匣のようにも思える。(それとも主人公の幻想もしくは願望?)
照明と言えば開演前(と終演後)、舞台上方にあるバスタブ後方の壁に、水面の反射光(らしきもの)がゆらめいており「ありゃ、バスタブには水が張ってあるのか?」と思ったら本編から察するにそのようなことはなく、照明効果だった模様。う~ん、トリッキー。
また、終盤でバスタブ横から消失する自転車もトリッキー。
その直後のシーンで「上に引き上げたのか?でもそんなスペースはなさそうだし…」などと気になってしまった…(笑)

苛々する大人の絵本(公演終了)

苛々する大人の絵本(公演終了)

庭劇団ペニノ

はこぶね(劇団アトリエ)(東京都)

2009/04/08 (水) ~ 2009/04/20 (月)公演終了

わかりやすくなると広がる
初演も拝見しているのですが
今回の方がわかりやすくなっていて
その分余韻がやわらかく深く入り込んでくるような
感じがしました。

作品の世界観も秀逸ですが
美術がやっぱりすごい・・。

ネタバレBOX

初演にくらべて、後半部分がずいぶんとわかりやすくなっていて
その分、物語に内包されているあからさまな世界を
より身近に感じることができました。

オブジェのイメージにしても、豚さんや山羊さんからやってくる感情にしても、ましてや受験生の想いにしても、魔法のように観るものの心を共鳴させるなにかが仕組まれている・・・。

ベースに横たわる劣情の抑制と開放に、なぜか強いリアリティを感じたり・・・。

しばらくすると、また観たくなりそうな不思議なトーンに魅了されてしまいました。

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