最新の観てきた!クチコミ一覧

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GOD NO NAME

GOD NO NAME

タカハ劇団

駅前劇場(東京都)

2009/02/12 (木) ~ 2009/02/17 (火)公演終了

満足度★★★★

柿丸姉さんもいいけど
前作しかみてないので、ギャップに意外。あとキシジュンの真骨頂みたいなものも久しぶりに見た気が。

床下のほら吹き男

床下のほら吹き男

MONO

吉祥寺シアター(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

最初は
「なんで床下なのよ!」と思いつつ観てたのですが。なるほどなるほど。嘘をつく→墓穴を掘る→更に嘘を重ねる→掘る→を、繰り返して地下へ潜ってしまうのかも。嘘つきは地下が似合う。舞台美術が素敵。

ネタバレBOX

ほら吹き男が嘘を上塗りするほど、姉妹たちの隠していた本心が剥がれて落ちていく様子が面白い。商業演劇で新キャストでやるなら、ほら吹き男は後藤ひろひととか斉木しげるとかがいいなー。
真夜中の桃

真夜中の桃

イマカラメガネ

OFF OFFシアター(東京都)

2009/02/11 (水) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

キュートな作品だと思いますよ!
観劇させて頂きました。この作品はあらすじ通り、シェア生活を送る四人の女性たちを中心にしたひと夏の物語でした。常に何かが起こっているようで、大きく観ると特別な何かが起こっているわけではない、極めて日常的な身の回りを切り取って、舞台上で物語にしたような作品でした。ですが、それが女性の考えなど何も分からない自分にはありがたかったです!極めて日常身の回りで聞きそうな会話で構成された物語でしたが、だからこそ納得がいってよく分かるし楽しめる作品でした!毎日「今日は何か良いことがあるかもしれない」と思っても、何も特別なことは起こらず、けれども特別な不満など無く、むしろ案外楽しい毎日を過ごしている、そんな日常的な毎日に非常に近い物語でした!大きく観れば何も起こらないこの物語が、自分には非常に良く分かり楽しめましたが、自分の観劇させていただいた回の客席は若い女性が多かったのですが、女性のことは良く分かりませんが、この作品が本当に楽しく思えるとしたら20代後半以降の女性かもしれません。もはや遊びもさして楽しいとも思わなくなり、好んで街中に出かけて行く気も無くなった方ぐらいからが、この作品の極めて日常的でありふれた毎日の中における楽しさに実感を持たれるかもしれません。男の自分の場合は若い頃は、街中に出て行くだけでも楽しく感じられましたが、そのうち月日の経過と共に街中に遊びに行くこと自体馬鹿らしく感じるようになりました。ですが自分の見てきた限りでは、若い頃中途半端に遊んでいた者ほどいくつになっても遊びを止められない傾向があるような気がします。遊ぶなら徹底的に遊び、そのうち馬鹿馬鹿しく感じてしまってから結婚していった男の方が、意外と家庭的で夫婦円満な例が自分の身の回りでは多いです。遊びに飽き始めると、意外と何も起こらない毎日が楽しく感じられるようになる気がします。そんな、特別取るに足らないようなひと夏の毎日を物語にした作品でしたが、作品中にはお茶目で愛嬌のある遊び心を多く取り入れており、作品としてはキュートな作品に仕上げていました!ただし、街中へ出て行く前に疲れを感じてしまう年代の男の視点から観た場合ですが。今回の作品の評価については、客席の多くは若い女性でしたので、女心など何も知らない自分の視点からは客観的な評価など出来るわけなどなく、個人的な好みとしてつけさせていただきますが、好みと言っても本作品を女性に例えたら、こんな女性が自分の好み、といった基準です。決して街中を歩いたら誰もが振り返るような美人ではないですが、自分の身の回りにいたらなぜだか気になる、お茶目で愛嬌のある、そんなキュートな魅力を感じてしまう作品でした!ただし、もういい年をした自分の場合は美人にかかわるとろくなことが無い、と避けてしまいますし、アイドルの顔もみな同じに見えてしまう女性観を持っている、そんな自分の女性の好みで本作品を女性に例えた場合の評価です。しかし、細かいことのようですが、その手つきでお金を賭けてマージャンをしてはいけません。やるんだったら、1000点十円のレートでやらないと・・・。今回は本作品のような女性がいたら、真夏の夜にカンパリ・ソーダでも飲みながら作中のような他愛も無いけれども、ひどく心地良く感じてしまう会話をしてみたいと思う、そんな作品でした!

『帰れる場所はありますか・・・。』

『帰れる場所はありますか・・・。』

劇団光希

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/02/05 (木) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しめました。
前半は少し台詞をかんでしまったり、若干棒読みに感じられたところもあったのですが、後半からはぐいぐいと話に引き込まれ、気がついたら自分も現場にいるような気分になっていました。笑
特にミキ役の方の演技は圧巻です。

あと、脚本が素晴らしいと思いました。あの展開は誰にも予想がつかなかったと思います。
また違う場面が同時に進行する場面の見せ方にも工夫が感じられました。

観劇自体あまり経験のない私ですが、劇っていいな、もう一度見に行きたいなと思わせるほどのインパクトはあったと思います。

Tragic Situation Theater『蛇姫様-わが心の奈蛇-』

Tragic Situation Theater『蛇姫様-わが心の奈蛇-』

フジテレビジョン

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2009/02/05 (木) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度

最低でした。
何が最低って、スタッフが最低。
芝居は熱演でした。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

聞きしに勝る評価のとおり、客席は半分も埋まっていません。

ああ、これじゃあ演技してる方も悲しいだろうなー。なんて前列でみていましたさ、みたともさ。

したら、やっぱ配役が気になるじゃん!
キャストと役名。
で、早速、フライヤーを戴きにいったのさ。
そしたらさ、そしたらよ?

スタッフだといういう女。
自分が主宰者だという女。
そんでもって責任者だと偉そうにいう女。
更にあんまり可愛くない女(余計なことだけど・・)

そいつが、上から目線で、その上からも尋常じゃあない上から・・。
たぶん5階辺りから見下ろしてるような傲慢な態度で、
「ありません!」きっぱり。

「キャストと配役を知りたいんですよ。」

「そこにポスターがあるからメモしてください。」っつーて、なんだか偉そう!
可愛くない顔が更に鬼に見えた。

しかし、ポスターには配役が書いてない。
「じゃあ、ここに配役を書いてくださる?」っつーたら、

「自分で書いてください!」って。

鬼じゃね?鬼!
そういえば、顔も鬼みたい。
解らないから書けないじゃん。キャストと配役が合致しないもの・・。

なんだろー、あの態度。フジTVのスタッフなんだろうか?
そんな嫌な思いをしたもんだから、当然の事ながら観に行ったのを後悔した私。

最前列でいい場所をゲットしたのに・・。


地球の思い出

地球の思い出

しばいのキングモンキー

ザ・ポケット(東京都)

2009/02/11 (水) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

20世紀少年?
カーテンコールで主宰の方が「中野で奇妙な芝居をやっていると広めていただけたら」と仰ってましたが、確かに奇妙!でも、揺すぶられるような会場の笑いに身を任せてしまいました。
ちょっと20世紀少年を思い出したりもして。
あと20年前というキーワードがたくさん出てきて、昭和っぽい雰囲気なんだけれど、20年前も平成なんだよななんて思ったりして。そういうドライさ(昔=昭和じゃなくて、昔=でも平成)みたいな感覚がもっと反映されていると、これからも全然大丈夫な劇団になるのではないかと思いました。

俺の宇宙船、

俺の宇宙船、

五反田団

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

年をとった鰐の話

年をとった鰐の話

PORT+PORTAIL

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/11 (水)公演終了

20090209
、ン、)ノ
興味深い作品でした。もうちょっとコンパクトになると見やすいかと思います。

クロウズ

クロウズ

スロウライダー

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

ベルゼブブ兄弟

ベルゼブブ兄弟

劇団鹿殺し

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

20090205
、ン、)ノあふたーとーくで加納さんもおっしゃっていましたが深みのあるテキストだと思います。

『帰れる場所はありますか・・・。』

『帰れる場所はありますか・・・。』

劇団光希

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/02/05 (木) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

予想外!?
正直かる~く鑑賞しようと思いましたが、あっと言う間に引き込まれました。
途中何度も泣きそうになり、ぐっと堪えました。
ストーリーも自分が想像していたものとははるかにかけ離れていて、次の展開がとても楽しみでした。

ストーリーも見終わった感想も全て予想外
とてもいい劇でした。

年をとった鰐の話

年をとった鰐の話

PORT+PORTAIL

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/11 (水)公演終了

満足度★★★★

絵本のなかに入ったような
ダンスと朗読と影絵のコラボレーション。
朗読と影絵で表す親子の会話から鰐の話になり、途中にコンテンポラリー的なダンスが入ってまた朗読+影絵に戻る。
体の関節を駆使して、鰐のごつごつした感じ、蛸のうねうねした感じ、その他の動物や無機質なものなど、同じ人間の身体とは思えないくらいに違う印象を与えてくれます。
人間の身体って無限大だなぁ。

今まで味わったことの無い世界でした。


ネタバレBOX

鰐が陸に這い上がる時、人間の身体の上を器用に上っていくところで、人が人の上に乗るということがああも簡単にできるものなのか?と思いました。
いや、簡単に見えるだけで実際ものすごく努力と練習と減量が必要なんでしょうが。


鰐のキャラクターが不可解でで不条理でとてもよかった。
怖いなぁ。悪気が無いところがまた怖い。
愛情や優しさもちゃんとあるのに欲望(食欲)の方が優先されてしまう。
食べているその瞬間には何を思っていたんだろう。
見終わったあとでも思いを馳せることができ大変楽しませていただきました。
原作も気になるところです。

フェブリー

フェブリー

あひるなんちゃら

サンモールスタジオ(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/11 (水)公演終了

満足度★★★

もんやり!
あひるなんちゃらさんは
本当にブレがなくていい
後出てくる人がやさしいところ

ただ今回は登場人物が多すぎて
疲れてしまいました

俺の宇宙船、

俺の宇宙船、

五反田団

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

私は宇宙船に乗り遅れたのか、それとも、そもそも私の乗る宇宙船などなかったのか
こう言えばいいのだろうか、
「かなり期待して観に行ったものとは、なんとなく違っていたようだ」と。

個人的には前の『すてるたび』がハマっただけに、そんな感じを期待していたのだと思う。「そんな感じ」にこだわらなければ、それなりに面白かったとも言えるのかもしれない。

アトリエヘリコプターよりも広いからセットもそれなりで、出演する人数も多いし、なにより座席の感じがアトリエヘリコプターを大きくした感じだし。

話を箱のサイズに合わせたということなのかなあ。

それなりに面白かったのだが、大満足とは書けない。実に残念。

ネタバレBOX

そもそもの発端となり、ラストに繋がる、妻が夫の変化を病的に見つけ(あるいは変化と思い込み)、「夫そのものが変わってしまった」=「夫は宇宙人と入れ替わった」というのは、なんかどこかで観たこと、読んだことあるようなそんな感じがする。

例えば、夫が宇宙人に変わってしまったと訴える妻を、周囲の人は、妻が気が変になったと思う。ところが夫は本当に地球侵略を狙う宇宙人だった的なストーリーや、やっぱり、単なる妻の病的思い違いだったという話は、どちらもどこかにありそう。

だから、あえてそんなどこかにありそうな話を持ってきた以上、何かもっと予想外の展開&ラストが当然待っているものと思っていたら(もちろん中間部分は、いろんな展開と終息があるのだが)、ラストになって暗転。

いわきの女子高生のときに使われた「ちょっとびっくりして笑ったアイデア」をちょこっと絡めて笑いをとって暗転。
・・・ただし、ラストのそのシーンで、夫が発した「降りてきなよ」の一言が(妻自身の台詞と絡めたりすると、なお)、憎いと言えば憎いのだが(憎いというより、ずるい、かな)。
もちろん「衝撃のラスト!」なんぞを望んでいるわけではないのだが、ラストのそこだけで、さりげなくどうにかしたということなのだろうか。

いずれにしても、「期待していたものと違っていた」ということだ。

最初のOLのくだりは、もっと笑えそうな雰囲気だったのだが、実際は「長いな」と思っただけ、それほど後半に絡んでこないし。
聞き取りにくい台詞もあったので、台本を購入してそこを読み返すと、やはり少しは笑えたのかもしれない。

出てくる人ほとんどがキャラが強いせいで(特に混血ロシア人)、妻のキャラの強さが際立たなかったのか、会場の大きさに強さが吸い取られてしまったのかわからないけど、妻の行動がもっと常軌を逸していて、ところどころでエキセントリックになっていく米平少年との相乗効果で加速していったとしたら、私はそれに引っ張られ(話の強い軸となり)、満足していたと思う。

逆に少年じゃない少年探偵団との絡みを含め、もっとゆるゆるな話だったら、それはそれで楽しめたような気もする。

そして、どうでもいいことかもしれないが、今回の座席は、アトリエヘリコプターを大きくしたような舞台と観客の位置関係だったけど(舞台を見下ろす、舞台の正面だけでなく、脇の片側にも座席がある)、あの感じにはこだわりがあるのだろうね、たぶん。
俺の宇宙船、

俺の宇宙船、

五反田団

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

うーん・・・?
三鷹での五反田団。
役者さんも普段の五反田団であまり見ない方たちが多いいのか、あまり五反田団を見たという印象ではなくて、違うものを見たような感じがしてしまった。

会場は星のホールをこんな風に使うか!という、大掛かりに会場を作り変えたL字型の客席。
舞台も星のホールの高くなった舞台ではなくて、特設ステージのようです。
これだけ会場に手を入れて、アゴラやヘリコプターのような会場を作っている努力は素晴らしいです。
NHKの時のような、ホールと劇団が合ってない、というような感覚はなかったです。
ただ、この抽象舞台が生活臭を奪ってしまっていたのが残念。
一ヶ所だけ衣類が散乱していて、そこが前田司郎さんが舞台に登場する時の定位置になります。
「あらわれる、とんでみる、いなくなる」を見て、前田戯曲・演出が揃って初めて前田作品が形成されると思ったけど、今回の舞台を見ると必ずしもそうでもないのか?と思いなおしてしまうのでした。

話は前田司郎さんもあれこれ考えているうちに、最初お題目的に考えていた話とは違うものになったそうです。

ネタバレBOX

女探偵と「少年探偵団」を名乗る30前男性と浮浪者グループが、最近街で子供の姿を見かけなくなった原因を探りに「IZAKAYAかーさん」という所へ乗り込んでゆく話。
でも、女探偵にとっては街で子供を見かけなくなったから、という依頼は二の次で、旦那の足の指紋の渦が逆巻きになったから宇宙人に入れ替わっている、と言う電波的な事が理由。

「善良な宇宙人」とか色々とキーワードは出てくるのだけど消化不良というか、最初から消化する事を考えていないのか、最終的には夫婦間の問題に行き着きます。

役者さんは皆さんうまいのだけど、五反田団の場合は上手ければ良いわけでもないと思うので、このあたりの違和感がかなりありました。
話は良く良く考えてみれば五反田団的なのかもしれないけど、現代建築のような舞台美術と役者さんの演技力で、逆に全くの別物を見せられた感じでした。
新国立劇場で見た「混じりあうこと、消えること」の時のような違和感かな?

唯一、前田司郎さんが出てきて、散乱する衣類の上でゴロゴロしたり、ボヤいたりするのが五反田団だなあ、という感じでした。

混血ロシア人がおかしかったです!
言ってる事が滅茶苦茶なんだけど常にマイペースで、ワイングラスにバスローブという分かりやすい金持ち。
「ロシアでは蟹を犬のように飼っているんだ」とか、ロシア人が聞いたら怒るような事ばかり言ってて楽しいです。

ラストは、夫婦の信頼というところに話を落としていくのもさすがです。
クロウズ

クロウズ

スロウライダー

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

不条理
独特の不条理な終わり方、後味が悪くて満足な感じ。

導入の引き込み方はさすがに上手いと思いましたが
役によって動く範囲が限られるので、中盤やや退屈。
後半に盛り返しましたが、ちょっと薄味に感じました。

でもこれで見納めかと思うと本当に残念です。

ベルゼブブ兄弟

ベルゼブブ兄弟

劇団鹿殺し

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

ロックだ!
一緒に行った友人は「合わない」と云っていましたがぼくは好き。
もっと勢いだけで雑な作りなのかと想像してましたが、
ツメの甘さは否めないけどメリハリがあって楽しかったです。

突然歌い出し踊り出す、奇妙な魅力に興味津々でした!

その夜明け、嘘。

その夜明け、嘘。

TBS

青山円形劇場(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

やつぎばや
3人芝居で、目まぐるしく人物が入れ替わるのに混乱しないのは、役者の力か脚本の妙か。

同じ劇団の団員でもないのに息があっていて、実質主役の宮崎あおいは他のお2人の胸を借りて伸び伸びやっている感じ。
吉本菜穂子が良かった。

クロウズ

クロウズ

スロウライダー

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

よかった。
オープニングが魅力的だった。
初めて観たんだけど結構一本の芝居を作るときの世界観が独特なんだろうなって思ったし、その独特はすごく真剣なものなんだと思う。
ストーリー自体はちょっとアレだったけど、演技とか
てか敏江さんの美術素敵過ぎる。
伊藤さんの照明も素敵過ぎる。
中村さんの音楽センス素敵過ぎる。
また観たいって書きたいけどもう観れないのが残念。

ネタバレBOX

オープニングの緊迫した雰囲気から、友好的なゾンビがしゃべった瞬間への空気の変わり方がすごく良かった。ちょっと強引なくらいが好きだから。
話的にはゾンビ全滅しちゃったあたりで結局こうなるのかなって位な印象だったけど、強引な展開は芝居っぽくて好きでした。
その夜明け、嘘。

その夜明け、嘘。

TBS

青山円形劇場(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★

宮崎あおい のストレートな演技、吉本菜穂子は芸達者、六角精児の存在感。逃げるほうが大変だ!
あの宮崎あおいが、小劇場・青山円形劇場(約376席)で主演!間近で見れる!
そして、「ゴンゾウ」備品係ルミ子だった吉本菜穂子、映画「相棒」第2弾主演の六角精児との3人芝居。
何週かの円形状に並んだ座席の中央には、円形の囲み舞台、そこに自転車と信号、標識、街灯がならぶ。

締切りの夜、自転車で環状7号線を逃げる女性漫画家とそのアシスタント、追う編集者。
環7で寄ったファミレス"バーミア"の店長と店員と外人女性客、
劇中漫画の登場人物である男シドことカズ、女ナンシーこと葉子、カズの父親、カズの職場仲間、
編集者の妻と、急激に成長した1歳の子供、
数々の登場人物が、目まぐるしく入れ替わりながら3人が演じ分けて進む展開が面白い。

特に私のお気に入りは、ちょっと切ない「シド&ナンシー」ですが…結局どうなったの?

宮崎あおい さんは屈託なくストレートな演技で、本来いやな感じになりそうな主役の女漫画家先生すら、愛すべきキャラクターになってました。
もっともっとはじけた役を観たい!と思わせます。
吉本さんは落ち着いた感じで芸達者。
六角さんは舞台でよく見る方ですが、見た目のインパクトと存在感はダントツです。

ネタバレBOX

「車にぶつかる宮崎あおい」のシーンも面白かったー!

最後は自転車の神様との約束からさえも逃げる、西に逃げる、夜明けから逃げる二人。

「追うのは逃げる者を追うだけだから簡単。逃げるのは自分から動かなければいけない。」っていう理屈もおかしい。いや理にかなっている?

そして、このとき自転車をこぎ続ける宮崎あおい の笑顔が良かった!

ちなみに、パンフレットの表紙に小さく3人が写ってるのに気付かなかった人いますか?
あやうく見逃すところでしたよ。(^^)

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