最新の観てきた!クチコミ一覧

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噺劇と落語の会

噺劇と落語の会

北沢タウンホール

北沢タウンホール(北沢区民会館)(東京都)

2009/02/05 (木) ~ 2009/02/05 (木)公演終了

満足度★★★★

試みとして非常に面白い
桂九雀が企画して大阪では4年前から演っているという「噺劇」、東京での初上演とのこと。落語作品を舞台化したものはAGAPE Storeの『地獄八景亡者戯』(02年)やG2プロデュースの『地獄八景‥浮世八景』(07年)があるが、それらは装置を使って「演劇」にしていたのに対してこちらは装置はなく小道具も扇子と手拭いだけ、BGMも三味線と太鼓の生演奏とかなり落語寄り。
が、それだけにラストが落語本来のサゲの一言でスパンと決まる潔さに欠ける難点もあるものの、試みとして非常に面白い。
噺劇2本目の「芝浜」なぞ、3年の経過を語る地の部分をどうするのかと気をもんでいたら女房の1人語りにするというテを使っておりそのあたりの工夫も見事。

レモネードと天の浮橋

レモネードと天の浮橋

SPINNERS

劇場MOMO(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★★

往年の日本映画のやわらかさ
宇宙飛行士養成施設での人間模様、ちょっとした謎や軽いサスペンスなども絡めた80分の中編、SPIRAL MOON出演経験者2人が立ち上げたユニットだけに出演者、スタッフに「そっち関係」の方々がいらして、結果的に「似て非なるもの」に仕上がっているのが面白いところ。
喩えて言えば、友人の子供の写真を見て、友人に似ている部分と、まだ会ったことのない配偶者に似ているのであろうところがあって、いずれにしても将来どんな風に育つんだろう?みたいな。
実は掃除のオバちゃんも判定員なのではないか、なんて展開があるので観ながら「候補者の中にも実は判定員がいるんじゃないか」などと深読みしたりして、それもまた楽しからずや。
また、厳しい判定員が根はイイ人と明かすところでふんわりとフェード・アウトするように終わるあたりが往年の日本映画のやわらかさに通ずるようにも思う。

LIFE IS HARD

LIFE IS HARD

少年社中

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/02/03 (火) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★

「ファンクラブ感謝イベント」的?
メインの中編と日替わり(全5本)の新作短編の2本立てという構成、どちらも普段の少年社中らしからぬノリでしかもハコも小さいのでどちらかと言えば「ファンクラブ感謝イベント」的な印象?(笑)  
中編「LIFE IS HARD」は、エレベーターに閉じ込められた4人の男というところから始まり、密室パニック系かと思いきや、ストーリーの進行とともに次第にタガが外れて荒唐無稽方向に向かい、どこに落とすの?と思っていたら終盤で突如不条理系に転じてラストはタイトルに示されたテーマに行き着くという。不条理に転ずる前はホントに「少年社中らしからぬ」と思っていたけれど、その終わり方で「なるほど少年社中」と納得。 

続いての「絶対ヒーロー!光の戦士!シャイニングファイブ」は戦隊もののパロディで、キャリア組なのに新人であるがゆえに工作員なので早く怪人になりたい「ショッカー12号」が目立とうとしてことごとく段取りを無視するという物語。戦隊ものの「お約束」にツッコミを入れるという発想はTEAM 発砲・B・ZINの『ゴメンバー』と共通ながら、また違った切り口で楽しい…ってかかなり笑う。

ちっちゃなエイヨルフ

ちっちゃなエイヨルフ

メジャーリーグ

あうるすぽっと(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

静かで地味,人間の表裏,心の葛藤を描く。馬渕英俚可さん、めあてで。
あの「人形の家」のイプセン作だからではなくて、好きな馬渕英俚可さん、カッチャンこと勝村政信さん出演なので鑑賞。

夫婦と妹の3人については、常に裏がありそうな油断ならない展開。
終始、ほんとうに次々に会話だけで進行し、会話している間にその流れの中でいつの間にか考えが変わっていく。
夫の帰宅という滑り出しからは、とっても以外な結論に至ります。
やはり、社会的な格差・階級についての話だったのでしょうか。

カッチャンの澱みなく滑らかな演技は、最初は善良で、しかし次第にかすかな冷たさ異常さを感じさせていくうまさ。
とよた真帆さん、馬渕英俚可さんも時々見せる内面が怖い。
そしてお二人とも、なまめかしい美しさ。

一番のインパクトは、もちろん?鼠ばあさんのマメ山田さんでしょう。
非常に重要な役でありながら、妙な気負いや感情は一切なく冷静な態度。

すっごく静かで地味ながら、いずれも一筋縄ではいかない登場人物たちの会話のぶつかり合い、内面の葛藤が面白い作品でした。

アザミ

アザミ

弘前劇場

ザ・スズナリ(東京都)

2009/02/13 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

破滅への愛
とにかく素晴らしいです。
全てが大学准教授の平井の研究室での会話劇。
初盤、講師と大学生との青森弁での会話劇はゆるゆるとのどかな雰囲気から始まり、この二人の会話が絶妙!

しかし、次第に物語の真実が見えてくる。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

妻も子も居ながら生徒の女子学生を愛してしまった講師。
2年前から講師とも同じゼミ生の青年とも関係を持っていた女子学生のふゆ。
はっきりしない今時の青年だと思い込んでいた野口は実はふゆのストーカーで、ふゆと平井の関係も全てを知っていながら、ふゆと結婚するという。
一方、本を書けない講師を書かせようとやってきた久美子。彼女は平井とふゆの会話から二人の関係を察知する。

物語はふゆの結婚を認めたくない講師と中途半端な関係を一掃したいと考えながら講師の心理を揺さぶり試すふゆ。その全てを知る野口。

4人の深層心理を探りながらのストーリーの進み方が理屈っぽいけれど、響く。こちらの感情に小気味良く響くのだ。

平井はふゆの結婚に刺激されて小説が書けるようになる、というスパイスもニクイ。

少女の不思議な旅を巡る劇中物語の主人公はふゆなのだと思う。この劇中物語を集中して聞いているとすっごく楽しめる。凍りつくような寒さの中で鼻が凍りついた音が、「鈴のように鼻の中でちりんと音がする。」と表現する。
ここに作家のおちゃめな感受性を覗いたような気がして嬉しくなる。

芝居は不条理劇だと思う。
愛するがあまりふゆを刺した野口。その野口を詰る平井。野口に浴びせた言葉が同じように自分に振りかかってきて苦しむ平井。

物語は絶望で終わる。

久美子は全てを知っていたのだろうか?このようになることを・・。
だから、先生は今後書けなくなる、と言ったのか?


とにかく素晴らしい芝居でした。平井演じる高橋淳の膨大なセリフの暗記は、神がかりでした。

好きです。こうゆう芝居!
源氏物語

源氏物語

柏市民劇場CoTiK

柏市民文化会館(千葉県)

2009/02/13 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

柏はいいとこ。
映画の「源氏物語」(51年、新藤兼人脚本)は何度か観ていたもののそれくらいしか知らず。

ネタバレBOX

何度もリメイクされた映画のなかでも51年の源氏物語が一番お気に入りで、それ以外の知識は全くないまま観劇。比べるわけではなく。
谷さんが脚本、演出されるということで少しポップな感じで、今風の言葉にアレンジしてある箇所もあり気負いなく楽しめました。甘い部分と女性の素直な憎悪の塊はよく出ていたと思うし、明るい雰囲気もあるけど、受けた印象が変な言い方きちんと古典。年配の方が多いのであらすじのチラシなども字を大きくしたり構成図も非常にわかりやすい。そして有難いことに芝居の中で難しい名前を毎回のように呼んでくれる。こまめに変わる場面ごとの音響が説明代わりにもなっていて、どのシーンなのかわかりやすかったです。聴いた感じ少し違うけど古典ってテクノ音楽の相性が意外といいんですよね。アニメ映画「千年女優」を観てそう思いました。(「千年女優」は昭和も舞台だし古典というのではないですが)
広めのステージ。両サイドで同時進行で起こる風景がみられました。

54巻もある巻物の前半を約2時間の芝居にするなど想像しただけでも、大変そうで具合が悪くなります(笑)芝居経験のある市民とそうでない市民が半々くらいでしょうか。それがかえって面白いのです。もの凄い棒読みの人を混ぜてみるのも面白いと思いました。
光源氏役の山本真樹子さんが宝塚のように格好良く。「おれは・・一人だ・・」(だったかな?)あそこにぐぐっと光の孤独が凝縮されていたと感じます。好きな役どころは紫の上。無邪気な子供から大人の女性へ成長していきます。後半に光が紫の上を自分の子供としてではなく女性として抱きよせるシーンが一番好きでした。

年配の方が久しぶりにお出掛けをした。そんな空気が会場に溢れていてとても微笑ましかったです。今回観て、地元の方が自分も出たい、と思って応募人数がどんどん増えれば、本来の目的が益々達成されますね。話が逸れますが、互いの顔を知っている、知られているという環境が犯罪を減らすと思うし、いつも寝ているお父さんが知人が出るというのでスーツを着て外に出てみる、それを理由に服を調達する楽しみ、美容院へ行く、などなど、市民参加の演劇から生まれる幸福は思った以上に多そうです。

余談ですが、五島美術館(大井町線上野毛駅)に国宝である源氏物語の巻物がごく一部所蔵されているのでいつか行ってみようかと。
傑作

傑作

世田谷シルク

ART THEATER かもめ座(東京都)

2009/02/14 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

刺激的な1時間
3回公演のうち、花組芝居の堀越涼さんがゲストの回を観てきた。

芝居の冒頭、背を向けて座っていた堀越さんが平手打ちされてこちらを向いた瞬間、ドキッとする。

薄暗い空間。遥かな銀河を巡る少年たちの物語とそれに織り交ぜられるさまざまな断片。 そのイメージの連なりの中に、死というものを意識させる流れ。

日替わりゲストによる日ネタ(?)のコーナーもあって、ますます多彩な印象となっていた。

せっかくなので、「銀河鉄道の夜」についての部分をもっとたっぷり観たかった気もするけれど、いずれにしても刺激的な1時間となった。

ギリGIRI!セーフ?

ギリGIRI!セーフ?

劇団フリースマイル

アドリブ小劇場(東京都)

2009/02/13 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

バレンタイン
ストーリーがちょうどバレンタインの話しで、タイムリーでした。会場は初めて行ったところだったけど、シートが厚みのあるタイプで、場内の広さもコンパクトでなかなかいい劇場でした。

脚本がよく出来ているので、存分に楽しめました。ドッカ~ンとくる笑いではないけど、常に口元がほころんでしまうような、観ていて疲れない芝居でした。
個人的には、笑いを取りに行く場面での間の取り方がちょっと長すぎるような気がしたけど・・・。もっと短くても、十分に笑いを引き出せると思うのは、素人??

子供のときテレビで見た「デンスケ劇団」(でいいのかな?)のようなイメージを抱いた劇団でした。前作の続編らしいけど、これ単独でも違和感なく楽しめました。

初見だけに他の作品も見たい気がしますね。次回からはチェックします。

汝、隣人に声をかけよ

汝、隣人に声をかけよ

コマツ企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★

テーマを芝居から感じなかった、、、
物語が私は好きで、そういうものを見聞きしたくてこういう劇場にもやってくるんですが、
本作品は物語としてはちょっと欠陥品だと思います。
そして、私には、この内容から隣人に声をかけたいと感じることが出来ませんでした。

ネタバレBOX

時々上に文字が出ますが、集中して演技に見入っているのに
目線をそらす必要があり、なんか違和感を感じました。
そして、その文章も説明的というか、あるあるネタな感じで、
これが無くても主題が伝わるような内容ならなぁ、と思ってしまった。
eat,egg,east

eat,egg,east

タムチック

シアターブラッツ(東京都)

2009/02/11 (水) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

相変わらず、綺麗なお芝居でした。
前公演をみてから、この劇団はなーんか気になっていました。
全体的な印象は、前公演と似ていて、なんか綺麗。
ぱっとした面白さ、感動はないけど、とても印象深い。
そんな感じ。

芝居と新体操(ちょっと違うのかもしれないが、、、うまく言えません)
が融合したほかとはちょっと違うパフォーマンスを見ることが出来ました。

お勧め!

ネタバレBOX

前回のネコ役の方、今回もセリフなし。。。。
しゃべれない訳でもなさそうなんだけど、、、ミステリアス。

この劇団、前回は歌もよく歌っていたけど、
今回の生歌は、一回だけ。でも下手に綺麗に歌うより印象深いです。
挿入歌も自作っぽいし、ダンスとあっていてよい!
『適切な距離』【東京・大阪・愛知・北九州】ツアー

『適切な距離』【東京・大阪・愛知・北九州】ツアー

旧劇団スカイフィッシュ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/02/13 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★

脚本はおもしろかったけど
これはよほど元気いっぱいで観に行かないと!

薄暗い照明で、ひたすら語りが続く中盤、これは気を失います。
話の題材は興味深かったんだけどなあ‥

女の平和

女の平和

JAM SESSION

「劇」小劇場(東京都)

2009/02/13 (金) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

泣けた。
60分の作品でもあれだけ詰め込めるのだなぁと関心。
群読と大音量の音楽に泣かされました。
笑えた直後に泣けて
何も考えずにも楽しめるし
深く考えさせられもする。
良い作品でした。

マルグリット

マルグリット

TBS

赤坂ACTシアター(東京都)

2009/02/10 (火) ~ 2009/02/18 (水)公演終了

満足度★★

男前な春野寿美礼さん!
クラシカルな雰囲気の公演ポスターのイメージそのままに、
舞台の雰囲気は終始ダーク・・・なんというか暗くて陰気。
同じホリプロ作品でありながらも、
「ドロウジーシャペロン」とは間逆の作品。
ミュージカルの煌びやかさや華やかさは殆どありません。
楽曲も、流麗ではあるものの、
口づさめるような印象深いナンバーはなく、
物語であるパリを思い浮かべるような後味もありません。
曲に乗り切れないと、ミュージカルって必要以上に、
間延びした印象になるんですよねぇ、上演時間は、それほど長くないのに、
何度か退屈な時間も・・・。
ロンドンも早々に打ち切られ、ブロードウェィにも呼ばれないのは
納得です。

美しい歌姫役の、春野寿美礼さんは、
背中が大きく開いたドレスの奥にガッチリ浮かぶ逞しい背筋をお持ちです。
「相当、男役トップが背負う羽は重たかったんだろうなぁ」と、
嫌がおうにも感じる、細いけど骨太な体格。
宝塚の(元)男役トップに求めるには残酷な、女性の色気はないですなぁ。
女性の柔らかさを出そうとしている役作りは感じられますが、
今日の時点では、このキャラクターの役に合っていない。
カーテンコールで「これから、進化していきます」と彼女は言ってますが、
僕にとっては、今日が全てで13000円もの大金を払っております。
こういう甘えた発言は謹んで欲しいです。
(こういうところ藤山直美は、ちゃんとしている。)

田代マリオ君は、お歌は上手。
また、恋に一直線な姿勢、世間知らずな行動も、素直に受け止められる。
しかし、お育てが良さそうな顔立ちが災いして、
アウトローな役柄には違和感。
ルドルフからミュージカルデビューしたほうが良かっただろうに。
せめてマリウス・・・。

寺脇は、どうにも軽いキャラクターのイメージが強すぎず、
将軍には見えない。権力者に見えない。
チンピラというか、まさに相棒がお似合い。
それ以上に、お歌のマズさがねぇ。
ジギルとハイド初演の段田安則と双璧をなすレベル。

もっとも安定した役作りが出来ていたのは、
山崎祐太。
出番は少ないながら、一番作品のキャラクターに合っていた。
こういうキラリと光る脇役が出来る人って大切です。

カーテンコールに、チラっとコンダクターが出ていたから、
これ生オケだったのかなぁ。
どこかで隠れて演奏していたのか。
僕は目に見える場所での
演奏、もしくは壁かカーテンが開くと奥にオケが見えるって
感じでもいいから、オケの存在感は、しっかりと出ているほうが好きです。
チケット代も高いし、大箱なんだから。

出演者も少なく、舞台装置も小さめ。
これはACTシアターというより、サイズ的にはクリエ向き。
日生で見たら、もっと印象が違うのかな。
日生の雰囲気には合うと思う。
リピートはしないけど。

ただ、ミュージカルファンとしては、
再演続きの上演よりも、
このように果敢に新作を上演してもらったり、
おなじみの人ではない、新しい役者さんを
ミュージカル界に配役する、ホリプロの心意気は、
非常に嬉しい限りです。応援します。

ネタバレBOX

どひょっと思ったのが、
2幕のベットシーン、下着姿の、
スミレさんの逞しいお姿よりも、
マリオ君のスネ毛の濃さ、剛毛さ。
ゆで卵のように、ツンツルテンで可愛い顔しているので、
そのハードな毛深さは、インパクト大です。

傑作

傑作

世田谷シルク

ART THEATER かもめ座(東京都)

2009/02/14 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

すみません
あまりにも意図が見えなさ過ぎて、少々困惑・・・

ギリGIRI!セーフ?

ギリGIRI!セーフ?

劇団フリースマイル

アドリブ小劇場(東京都)

2009/02/13 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

いや~・・楽しい!!
こうゆうの、自分好きですね・・。

公演中ですので、以下ネタバレBOXにて・・。

ネタバレBOX

なんと言うか、とっても軽妙で楽しい!

自分の周りにもごく普通にいそうな連中が繰り広げる、アットホームなハートフルコメディ。

劇団HPにも標榜してたけど、何気ない日常を、楽しく、バカバカしく、温かく描き思わず笑ってしまうような、ほんとにそんな作品。

いいですね~、こうゆうの、自分とっても好きですね・・。

何ていうか、終始リラックスして、寛いで楽しめました。

多分、笑いのセンスが、なにげに、自分のツボなんでしょうね・・。

決して、ドヒャ~、てな笑いではないのだけれど、思わずクスっと苦笑させられるシーンが何度も・・。

他人のプレゼントを勝手にあげちゃう強引な展開にビックリしましたけど、終わってみれば全然不自然に感じることなく、あ、なるほどな、と・・。

いろんな伏線も、最後すっきり収まって、ごく軽そうに演じているけど、意外としっかり作られてるストーリーだな、とも感心しました・・。

う~ん、いいですね、こうゆう、ユーモアと全然ガツガツしてないラブロマンス・・。

観終わった後、すごく晴れやかになれるというか、なんか明日への活力みたいな、そんなプレゼントを貰ったようにも思った。

前作の続編とのことだけど、今回だけでもとっても楽しめた・・。
おそらくお約束のキャラなんかもあったんだろうし、前作見逃したのがちょっと残念・・。

シリーズ化して欲しいな・・、大江戸川FM・・。

傑作

傑作

世田谷シルク

ART THEATER かもめ座(東京都)

2009/02/14 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★

やってることが
個人の思い込みにすぎない。
退屈でした。

ところで、「銀河鉄道の夜」を
読んでないひとには伝わるんですか、あれ。

クロウズ

クロウズ

スロウライダー

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

勿体ない
初めて観たスロウライダーが最終公演とは寂しいものを感じます。比較的好きな作風なので、今後も見て行きたかったです。最終公演楽しく拝見いたしました。音楽が素晴らしい!!

ギリGIRI!セーフ?

ギリGIRI!セーフ?

劇団フリースマイル

アドリブ小劇場(東京都)

2009/02/13 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

のほほ~ん、バレンタイン!!
観劇させて頂きました。この作品は、バレンタインデーをめぐる男女の恋愛話しをコミカルに描いた作品でした。今も昔も変わらずに、若い男女にとっては「ドキドキ」する日なのでしょう!随分と懐かしいバレンタインデーの想い出を思い出して、楽しませていただきました!男は全く気にしていない振りをしていながら、女の子が近くに来るだけで「ドキドキ」してしまい、寝るまでは「ひょっとしたら・・・」と期待に胸いっぱい・翌日朝起きて「ガッカリ」してしまう罪な日でもありましたが、この日は自分が観劇させていただいた公演では若い女性が多く観に来られていて、開演まで会場の外の喫煙所で煙草を吸っている自分のすぐそばでも、「今日、この後に○○くんにチョコ渡す!」と言った話しを目をキラキラさせて熱心に話されていました。○○くんを自分は知りませんが、その女性を見る限りではかなりのイケメンなのでしょう、自分がもし若い頃に貰っていたら「デレデレ」してしまうような女性でした。そんな若い男女にとってはドラマだらけの一日を物語にした作品でした!この作品には、大爆笑の連続はありません。日常生活における身の回りから取り入れた会話などしかありません。ですが、自分にはそれがひどく心地良く感じてしまいます!こちらの劇団の「マラソン同好会、ピッチをあげルンだよ!」シリーズを観劇させて頂いていた時も感じていましたが、自分の身の回りの会話などを非常に注意深く観察していると思います!作品全編ありきたりにも思えてしまう会話・演技などにも感じてしまいますが、自分の場合は身の回りから取り入れるべき会話・表情・動作などを良く見抜いて選んでいるし、それらがごく自然の流れとして組み立てられていると思います。そのため、自分はこちらの劇団の作品を観劇させていただく際は、作品中ずっと「あった、あった!」「そう、そう!」と頷きつつもひどく心地良く、くすぐられるような楽しい時間を過ごさせていただいております!そして、「ピッチをあげルンだよ!」シリーズが若者の青春物語だとしても、まだ少し野暮ったい学生時代の印象を残した役者さんたちの演技でしたが、今回の本作品は同じ青春物語でも社会人ものに相応しく、役者さんたちの演技が以前よりも随分と垢抜けた印象でビックリしてしまいました!本作品は「ギリGIRI!セーフ?」の続編だそうですが、こんなことなら前回の作品を観劇しておきたかったです!どういう訳かこちらの劇団の作品を観劇させていただくと、自分にはひどく心地良くのんびり公演時間を過ごすことが出来てしまい、のほほ~んとした一日を毎回過ごしてしまいますが、自分は本作品は「ピッチをあげルンだよ!」シリーズよりもさらに磨きがかかった作品に仕上がっていると思います。役者さんたちの台詞・演技など日常にありふれている所からのみ取り入れたものしかありませんが、よく選び抜いていると思いますし、よく見つけていると思います。自分としては「自分の身の回りに向けるセンス」の良さを感じてしまいます!目立たずに、気づかれることの無いかもしれない「小さなファイン・プレー」が作中のいたるところに溢れていたと思います!おかげ様で、今まで観劇させていただいた時よりもさらに、「ゲラゲラ」笑い転げはしませんが、開演から終演までずっと口元が緩んで気持ちのいい時間を過ごさせて頂くことが出来ました!今回の評価においては、自分にとっては面白くも気持ちのいい時間を過ごすことにピッタリの台詞・演技などで肌に見事に合いましたが、爆笑の連続を求められる方にはちょっと物足りないものを感じられるかもしれません。あくまでも自分にとってはくすぐったくなる様な心地良さを時間いっぱいまで感じることが出来たことが星の評価になっています。また、自分の観劇させて頂いたこの日は、バレンタインデーということで終演後に出口で可愛らしい女性からチョコレートを頂けるお楽しみ!がありましたが、現在自宅に戻りパソコンに向かっている自分としては、なかなか例年にない思い出深いバレンタインデーになりました!そして、数年前になりますが、「ピッチをあげルンだよ!」シリーズの完結編を観劇させていただいた際に、後日わざわざ公演DVDを送ってくださいましたが、礼状をお出ししたかどうか記憶が定かではありませんので、この場をお借りしまして、改めて御礼申し上げます!そしてまた、出来ましたならば、来年のバレンタインデーもよろしくお願いします!

パイパー

パイパー

NODA・MAP

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2009/01/04 (日) ~ 2009/02/28 (土)公演終了

満足度★★★★

「希望」の「安っぽさ」を引き受けることで、生まれる「希望」もある
野田さんの芝居って、ほとんどの観客が役者の表情を見ることができない大劇場でやっているわけで、
有名人を出す必要はないのでは、とも思ってしまうのですが、
肉声を響かせることで、テレビで見るのとは違った存在感を放つのも、芸能人の凄さ。
生き残る芸能人には、ビジュアルだけではない「何か」があると、改めて教えられます。

SFとの名目ながら、現実との地続き感が強いお話。

自分の国が「自滅に向かっている」と、多くの人が薄々感じている日本という国において、
「希望」を描くことの安っぽさは、野田さん自身がよく分かっていると思いますが、
その「安っぽさ」を引き受けることから、始まることもある。

あえてメッセージを読み取りやすいお芝居を作る、懐の深さに感服します。

傑作

傑作

世田谷シルク

ART THEATER かもめ座(東京都)

2009/02/14 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

いってきました
チケプレでチケットをいただいて、みてきました。

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