最新の観てきた!クチコミ一覧

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春琴

春琴

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2009/03/05 (木) ~ 2009/03/16 (月)公演終了

満足度★★★

なぜ、今、  
原作はずっと前に読んでいました。
映像化されたり、パクられたりした手垢まみれの作品で、かつ、さほど緩急に富んだ物語とも思えないので、この評判の高さはなんだという気持ちで舞台を見つめました。

綺麗でした。
斬新でした。
想像の枠をはみ出してくれた場面もありました。

しかし今なぜ春琴抄なのか分からず、読書による脳内イメージを揺さぶり続けてくれたかと言えば、物足りなかったのでした。
広く勧められる作品というわけではないと思いました。

アタシだけ楽しいの

アタシだけ楽しいの

バナナ学園純情乙女組

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/03/11 (水) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

どーもこうもそれもあれも
やりたい放題の芝居!(苦笑)
観ている観客はやれやれ・・!的なノリ。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

観客は前列に座るべき。
きゃわいい制服(中身ではない。あくまでも制服)の中のおパンツが丸見え!
いあ、むしろ、見て見て!みたいな座り方。つまり、大股開きなんだよね。
体操でいうところの開脚!
これはむしろ有難う!(^0^)っていうべきよね。

涎を垂らす間もなく、今度は先生の胸が胸が・・胸がぁあああ・・・!

更に更に、酒巻と、男を前面に出してる筋肉質の山口航太が女子高校生役をやらされちゃってるもんだから、いい年して(酒巻29歳)制服とピンクのリボンをつけちゃってノリのりで登場するわけよね。くにのかあちゃんに見せられねーみたいなちょっと辱めな空気感漂わせながら・・。
キモサに於いては他に類をみないぞ!ってな感じで殆ど満点に近いわけ。

えっと・・・ここはお化け屋敷?それとも動物園?世界の七不思議?
なんて考えてるうちに、

バリバリ、トリッキーな女子高生達はセリフを噛んだり、セリフを忘れてしまったり、そんな時に監督みたいなこれまた弱弱しい役者がぴーっぴっぴっぴ!と笛を鳴らすように台本どうりに修正させる訳。(^^;)
そこはワザとなんだろうけれど、案外、可笑しい!(^0^)

まあ、それでもちょっと練習不足は否めない。セリフは噛み噛み、聞きづらい。
前の方で学園ドラマを演じてるかと思いきや後方では別のストーリーが始まっちゃってて、なんだかもうやりたい放題!(^^;)

ここで隣に座ってた大学生の男子は脱落!
「疲れた!」と一言、帰っていきました。(^^;)

おはぎライブと称するライブは歌は下手だし、人に見せられるようなもんじゃないけれど、これもノリで観れば楽しめる。後ろで制服をお召しになってる男優が応援団のような格好になちゃってて、その中の二人、いあ、二匹は嬉しさのあまり抱き合ったり踊ったりしてるのだけれど、なんたって制服からはみ出てる腕は筋肉バリバリのゴリラのような図太い腕。いあ、ようなじゃなくて、ここまできたら既にゴリラ!

やっと終演と思いきや、今度はアンコールの強要!(そんなに?)

いあいあ、びつくり!中屋敷の脚本だから、まあ、解るでしょ?!


108

108

劇26.25団

アトリエヘリコプター(東京都)

2009/03/11 (水) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

なるほど「108」か・・・
それほど予備知識もなく、フライヤーの印象と役者のお名前を見て伺ったのですが・・・。

比較的明るいトーンの舞台にリラックスして観ていたら、ぞくっとするような女性の内心が浮かび上がってきて圧倒されてしまいました。

ネタバレBOX

夢のシーンで同じ台詞が語られるのですが、語り手が聴き手に変わり、聴き手が話し手に変わる・・・、ただそれだけの逆転が観客に与えるインパクトの強さに愕然としました。


ひとつの視点を持つことで瓦解していく主人公の姿にぞくっと・・・。
内心に隠した独りよがりの幼さと我侭な思いが、鎧からはみ出るように現れる姿にはただただ瞠目・・・。


つけを払う刻限を悟りながら、それでも自分を制御ことのできない、どうしようもなさの表現が実に秀逸だったと思います。

清水那保の薄い皮膚の内側に見えるような繊細な心情表現に引き込まれて・・・。
永山氏、やっぱりうまいなぁと思います。

帰り道、大晦日に払うのは、確かに「108」個だったなぁと突然思いつき、勝手に納得。
正しい解釈かどうかはわかりませんけれど・・・
15 MINUTES MADE VOLUME 5

15 MINUTES MADE VOLUME 5

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/03/12 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

15分の使い方に力量差がありあり
後半の3団体が演劇的な手法をうまく使いつつ作品をちゃんと成立していたのに比べ、前半の3団体がまとめきれていなかった印象。

ネタバレBOX

出演順に簡単にそれぞれの感想を。

■Mrs.fictions
今回初めてトップバッター?パロディにしては中途半端だし、なにより描く話自体に求心力なさ過ぎ。15分という限られた時間の中ではもっと切り出す時間軸を短くすべき。主宰なんだから頭からガツンと見せてほしかった。とりあえずユーミンの楽曲自体に力とドラマ性があることだけは再認識。

■The end of company ジエン社
役者陣が若く、年齢幅もないためか設定に全然リアリティを感じず、だらだらとした状況をただ晒した物語を傍観するだけに。映像を使った工夫は面白いと思うが、映し出されたモノが暗すぎて全く機能せず。二組の立ち位置とか気にしながら同時多発会話も試みてるのだろうけどそれも活きてない。これ、作品として誰か客席から確認したのかなぁ?

■MOKK 
本企画初のダンスユニット。黒のワンピースの女性ばかり6人。みんな身体は柔らかいし、個々のスキルの差はわかったけど、ユニットとしてこの15分で何を表現したかったのかはわからなかった。せめてテーマでも提示してもらえたら手がかりになったのに。

■東京ネジ
夏目漱石「夢十夜」の第一夜をもとに現代の女友達の関係性を乗っけて表現。元ネタがわからないと少し難解に見えるけど、あとから読んでみて作品を振り返ってもちゃんと腑に落ちる形に仕上げてる。今回は双子というのを卑怯なくらいうまく利用してるし。

■青☆組
既出の作品の再演。希有な設定・役者の力量・展開・オチとショートショートの作品として演劇らしさを遺憾なく発揮されててしっかりとまとまっている。今回の団体の中で抜きんでてる秀作。

■DULL-COLORED POP 
深夜に帰宅したキャリアウーマンの僅か15分の自分の時間に電話をかけてきた元カレのフリーターのダメ男との会話の一幕。女性の気持ちの綱引きを3人で表現というのが面白い。先のジエン社と異なり、この作品は描く世界の等身大な感じが余計話にリアリティを感じさせ、演劇的な手法ともマッチしてる。
倫敦妖精物語 Unseelie Court

倫敦妖精物語 Unseelie Court

劇団三年物語

SPACE107(東京都)

2009/03/08 (日) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

チラシとタイトルが弱い
中身は濃厚なのに。勿体無いなぁ。

あのテンポ、早口な台詞、絶妙な間の潰し方。
相手の台詞なんか絶対聞いてない。私は好きです。
このテンポは一言一句完璧に台本を暗記しているからこそ。
かつ流暢な滑舌がなきゃ実現できない。
その上で身体の動きや表情もくるくる変わっていくんだもん。
そりゃ惹き付けられますよ。

ホネノウツワ

ホネノウツワ

zupa

小劇場 楽園(東京都)

2009/03/12 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

靴下かぁ…
オムニバスのように抽象的なシーンの連続。

ネタバレBOX

芸術を「骨から肉をつくる行為」と捉えて、骨から肉のついている女体を想像し描き出すという指名を受けた男2人がまずは理想の骨を探し出そうとする話。
最終的に理想の骨は愛する女の中にあるため、じゃあ女を焼こうという結論に至る。

狂気は「叫ぶ」か「笑う」かでしか表現できないのかなぁ。
ちょっと前に出すぎた印象を受けたので、それ以外の手法を探してみたいと思った。

愛の渦

愛の渦

ポツドール

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/19 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

精緻な人間模様
スキャンダラスな状況設定にはしてあるものの、
とても普遍を感じる人間模様。
多くの人の共感を得られる戯曲だからこそ、こうして評価される結果をうんでいるのだろう。

たとえば学校で、職場で、近所で…
何かしらのコミュニティーが作られたとき、
個人から集団が形づくられた時、こんな光景を誰もがみたことあるだろう。

ネタバレBOX

二時間半の上演時間があっという間でした。
この時間経過はこの芝居には必要だと思えました。

時間の流れに従って、集団のベクトルが移り変わって動いていく様がおもしろかった。

よそよそしかった集団が、打ち解け、それが終わると揉め始め、なんだか最後は収束していく。

エピソードや個々人の設定の積み重ねも、その集団としての色が移り変わっていく様子にリアルさを与えていて。
ドキュメンタリーのよう、という感じがわかりました。
ホネノウツワ

ホネノウツワ

zupa

小劇場 楽園(東京都)

2009/03/12 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

コルテオ

コルテオ

CIRQUE DU SOLEIL

原宿・新ビッグトップ(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/05/05 (火)公演終了

満足度★★★

シルク初心者にはいい作品だと思うが・・・
「コルテオ」はイタリア語で「行列」を意味する言葉。
ひとりの男性が自分の死に際し、過去を振り返りながら旅立っていく。
まぁだいたいそんな話。

シルク作品においてストーリー自体にさして意味はない。
ノンバーバルを基本に、独特の幻想的な世界観の中で、
人間離れした数々の技が至極当然のように繰り出されていく。
転換の間すらも自然に、自然に。それがシルク演出の基本だと思う。

上記を基本と考えると、少し異質な作品。
シルク初心者の入り口としては問題ない作品だが、
10作品以上観ている自分にとってはいくつか気になる点が。

気になった点はネタバレにて。

ネタバレBOX

1.出演者が割としゃべる
シルクのショーはノンバーバルが基本なのだが、出演者がイタリア語で割としゃべる。
カタコトの日本語まで混じってる。
かと思ったら日本人の演者が出てきて流暢な日本語まで披露。
うーん、なんかすごくおもねってる感じがした。

2.技が思ったほどではない
世界トップクラスのアスリートが集ってる割には技がショボイ。
ともすれば命の危険を感じるような緊張感だったり、
通常の体操やアクロバットの技を軽く凌駕するのがシルク。
と思って観ていると、凌駕してくれないのでちょっとがっかりする。
特にフィナーレの「ツアーニク」はかなり微妙。

3.ショー・チューンの位置が?
CMでもおなじみのショー・チューン。
通常オープニングかフィナーレだと思うのだが、1幕の最後で登場。
えー!ここでー?という感じは否めなかった。



とまぁ否定ばっかり書いたけど、悪い作品という意味でなく、
シルク作品として異質と言うだけだと思う。
「シャンデリア」と「フット・ジャグリング」は好きだった。
12人のそりゃ恐ろしい日本人

12人のそりゃ恐ろしい日本人

劇団チャリT企画

OFF OFFシアター(東京都)

2009/03/03 (火) ~ 2009/03/08 (日)公演終了

満足度★★

置いて行かれた
コメントし辛く見てきた書いてなかったが、一言でも残しておこう。

シリアスな題材が中心に据えてあるためか、
まったく笑えませんでした。
シリアス方面で中盤まではなかなか、、、、と思った物の
余りにも脱線というかまさかファンタジー的な展開になるとは。。。。

お葬式に赤の他人がまんざいやってて、そこにゴジラ登場!
さらに地球爆発で幕を締める、みたいな感じでした。
置いて行かれた感がものすごく強いです。

心中天網島

心中天網島

MODE

笹塚ファクトリー(東京都)

2008/07/04 (金) ~ 2008/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

こういう芝居をもっと多くの人が
観たらなあ、と思わせる芝居でした!
MODEの松本さんは、前作で高い評価を受けたことに(当然ながら)甘んじず、新たなフィールドで挑戦したんだと感じました。
MODEの芝居を観て思うのは、俳優が素敵。
ごまかさないで、へたでも良いから一生懸命役を生きようという姿勢がひりひりと伝わってきます!
どうか、今後とも素敵な芝居を創ってください!!

愛の渦

愛の渦

ポツドール

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/19 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

エロ平田オリザ?
感動はない、内容にも残るものはほとんどない。
でも、面白い!!2時間半の上演時間も全然辛くない。

驚いたのが、
カーテンコール ついでに 客の拍手すらない。
ポツドールはいつもこうらしい。
青年団ですら、カーテンコールはあるのに。。。

時々出てくる登場人物の突発的な行動や発言、
いい話になるのかなと思わせておいてそれも潰してく感じ
そういうところもリアルなのかな。

なんか観てて思ったのは
エロ「平田オリザ」みたいな感じ。
こんな事書いたら、平田オリザさんや青年団好きな人は怒るかな?

7つのQを放つ夜光劇場は存在するか?

7つのQを放つ夜光劇場は存在するか?

演劇サムライナンバーナイン

サンモールスタジオ(東京都)

2009/03/12 (木) ~ 2009/03/17 (火)公演終了

観てきた!
ハードボイルドコメディ‥う~ん

まほろば

まほろば

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2008/07/14 (月) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

多くの人が楽しめる作品だとは思いました
誰が観てもそれなりに楽しめる、質の高い作品だったと思います。
(これってとっても凄いこと!)
ただ、アヴィニョン演劇祭を観てきた後だっただけに、俳優陣の技量には正直、物足りなさを感じてしまいました・・・。

ハナノミチ ※アフタートーク急遽決定!

ハナノミチ ※アフタートーク急遽決定!

青年団国際演劇交流プロジェクト

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/07/17 (木) ~ 2008/07/22 (火)公演終了

何をやりたいかが伝わってきませんでした
個人的には、全く楽しめませんでした・・・。

スウィング!

スウィング!

テレビ朝日

Bunkamuraオーチャードホール(東京都)

2008/08/12 (火) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★

ダンスは素晴らしかったです。
ダンスは文句のつけどころがない位、素晴らしかったです!
ただ、個人的には芝居が観たかったなあ。

『ヤルタ会談』+特別企画『森の奥』リーディング公演

『ヤルタ会談』+特別企画『森の奥』リーディング公演

青年団

アトリエ春風舎(東京都)

2008/09/05 (金) ~ 2008/09/07 (日)公演終了

満足度★★★

ヤルタ会談良かった。
「森の奥」が、何がやりたいのかがさっぱり分からなかった分、★減です。

森の奥

森の奥

王立フランドル劇場(KVS)&トランスカンカナル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/09/09 (火) ~ 2008/09/13 (土)公演終了

満足度★★★★

俳優陣は素晴らしかった! しかし・・・
平田さんがご自分で自身の脚本を演出するのに比べると、イマイチ台本への理解が行き届いていない部分があったような気がしました。役者の芝居が素晴らしかっただけに、それがとても残念でした。
でも、良い作品だったと思います!

ジャックとその主人

ジャックとその主人

テアトル・デュ・ムーランヌフ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/09/18 (木) ~ 2008/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★

いいカンパニーでした
いい意味で真っ直ぐな作品だったと思います。

アタシだけ楽しいの

アタシだけ楽しいの

バナナ学園純情乙女組

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/03/11 (水) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

観てきた!
よくわからないまま、思いっきり引き込まれました。
面白かったと思う。衣装とか曲の使い方なんかが特に。

ネタバレBOX

プロンプ役の役者が普通に舞台の中にいて、しかも目立ってるなんて逆転の発想!斬新で面白かった。
台本が出来上がったのが本番の前日らしいけど、やっぱり全体的に完成度はもっと上げたほうが。
あと、やたらセリフが聞き取りづらいのも気になります。
おはぎライブは‥う~ん。

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