
向こう岸
演劇集団 神のみそ汁
銀座みゆき館劇場(東京都)
2009/03/18 (水) ~ 2009/03/24 (火)公演終了
満足度★★★★
なにをいってもネタバレに
舞台のギミックも脚本も楽しめました。
連休だからか、客席の空席がちょっと目立ったような。
おもしろいのにもったいない。

おやすまなさい
カニクラ
アトリエヘリコプター(東京都)
2009/03/18 (水) ~ 2009/03/22 (日)公演終了
満足度★★★
深いことは考えず
はじめは「いつまでこんなやりとり続くの?」と
とりとめない会話に、軽くうんざり感が襲ってきましたが
寝る=死 起きる=生 と置換えるとその必死さがいじらしく
次第に見入ってしまいました。
川田さんはこれまで観た作品と、かなり印象が違い
新しい一面を見れたような気がします。しかし川田さんの
必死な口調が、ときどき岩井さんの口調とかぶるんです。
演出っておもしろいですね。

鬼の如く、地獄の如く、恋の如く
Dotoo!
駅前劇場(東京都)
2009/03/18 (水) ~ 2009/03/25 (水)公演終了
満足度★★★★
これは良作!
正直、夕方まで下北沢で別のお芝居を観る予定だったので
じゃ駅前でやってるのでも観るか、とチケット取ったのですが
とんでもない、こっちの方が断然おもしろかったです。
文豪たちのお話と聞いて、かための作品を想像してましたが
湿っぽさは一切なく、新しい文豪像を創造、しかしそれも単に
茶化すという感じではなく、敬愛する故の解釈論という感じで
「芥川読んでみてぇ」と思わされる描き方に好感を持ちました。
とにかく素晴らしいのは、あれだけの大人数の登場人物を
ひとりひとり丁寧にスポットを当てながら描き、実にシンプルに
相関図をまとめ上げたところ。キャスティングも絶妙でした。
新しい驚きや企てはなかった分、安定した演技力と脚本に
大満足でした。何度でも観れそう。

独走
ガレキの太鼓
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2009/03/20 (金) ~ 2009/03/23 (月)公演終了
満足度★★★★
はじめまして・・・
今日見て見ました。そして、なんだかとても伝えたくなってしまいました。とても面白かったです。お芝居はほとんど見たことがないし、これからもそんなに見ないかもだけど、ガレキの太鼓また見たいです。こういう言葉を、私は聞きたかったんだなあって思いました。突然ごめんなさい。今日見て、本当によかったです。ありがとうございました。

drill
劇団山の手事情社
小劇場 楽園(東京都)
2009/03/18 (水) ~ 2009/03/22 (日)公演終了
満足度★★
ファンの方は多いようでしたが
すみません、常連さんとの笑い所が違うようで完全アウェイな感じ。
場転のたびに行われる不思議な踊りに頭を悩ませ、ストーリーや
人間関係、相関を想像することもなく、お芝居を観たというより
そこでなにか行われている様をただ見ていたという感想です‥
しかし、大勢の方が開場を外で待ってるという状態で、
常連さんにはたまらないんだろうなあという印象を受けました。

恋人としては無理(JAPAN TOUR)
柿喰う客
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/03/22 (日) ~ 2009/03/22 (日)公演終了
名刺をびしっと。
東京に引き続き福岡を観劇。
劇団員だけで組まれたキャストということで更なる隙の無さを求めたが、
福岡・大阪キャストの初日ということで固さが気に掛かった。
それでも、福岡に柿の名刺を受け取ってもらえたのではないかと思う。
ゲストキャストの川口大樹が好演。
熱さと涼しさを併せ持った感じは、「つあこん」にぴったり。
※開演より10分遅れて入場したため、評価は控えさせていただきます。

鬼の如く、地獄の如く、恋の如く
Dotoo!
駅前劇場(東京都)
2009/03/18 (水) ~ 2009/03/25 (水)公演終了
満足度★★★★
コーヒーを一杯
一般的なイメージから、ちょっと外したところもある文豪たちのキャラクターが、まずは面白かった。芥川龍之介が妙に明るくてたくましかったり、夏目漱石がやたらと屁を使った例え話をしたり、菊池寛がとてつもなく軽いノリだったり、観ていて思わずクスクス笑ってしまう。
自由恋愛・不倫・心中未遂、挙句の果てに、それを題材に小説を書いたり、生まれてきた子どもに魔子と名づけたり。文豪たちの波乱万丈の生き方が、会話の中から次々と見えてくる。
そんな文豪たちの人生と、経営不振のため歴史のあるコーヒー専門店を閉めようとしている加織やそれを止めようとする兄 幸輔の状況が、微妙にからみあいつつ、物語は進む。そして、加織と夫 健太郎との間の微妙な関係が問題になって……。
人生ってのは、ちょっとほろ苦いコーヒーみたいなもの。そんな気障なせりふをつぶやいてみたくなる。当然そのときには、片手にコーヒーをね。

独走
ガレキの太鼓
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2009/03/20 (金) ~ 2009/03/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
再 観劇
本来なら二度も書くべきではないのですが・・・。ひとつの台詞が頭から離れなかったので本日もう一度見に行きました。そうしたら!一昨日とは全く別の作品となってました。今日のだけを評価すると、まさに素晴らしいの一言。上演期間にこれだけ変化するのも旗揚げの不安定さと役者の経験不足と言えるのでしょうが・・・本当に別物になっており、大変素晴らしかったです。あとはネタバレにて。

声紋都市-父への手紙◆フェスティバル/トーキョー09春
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/03/19 (木) ~ 2009/03/22 (日)公演終了
満足度★★
残念
以前に観たマレビトの会の作品がとても印象的で、また観たいと思って今回観に行った。
問題意識、描きたいこと、言いたいこと。わからないではないが、全体になんだかとてもとても私的なものであり、一般化されていないように感じた。

おやすまなさい
カニクラ
アトリエヘリコプター(東京都)
2009/03/18 (水) ~ 2009/03/22 (日)公演終了
満足度★★★
演技力はさすがでしたが
22日の千秋楽を観劇してきました。
アトリエヘリコプターは五反田団以外では初めてでしたが、客席が入口を中心に両サイドに配置され、その間に舞台があって客席と舞台がより近い印象。

すべて君に宛てた手紙
enji
OFF OFFシアター(東京都)
2009/03/11 (水) ~ 2009/03/29 (日)公演終了
満足度★★★★
初心者・初見の方にお勧めです。
『私から貴方へ』の方を拝見させて頂きました。
enjiさんは初めて拝見する劇団さんですが、劇団観賞お友達のみささん伝手で拝見したのですが、いやぁ~お噂通り素敵な劇団さんでした!!
素敵な時間を頂けてありがとうございます!!
29日(日)までご公演中ですので、以下ネタばれにて表記します。

ストラップ・オン・ザ・サードクライシス
舞台芸術集団 地下空港
ギャラリーSite(東京都)
2009/03/21 (土) ~ 2009/03/22 (日)公演終了

恋人としては無理(JAPAN TOUR)
柿喰う客
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/03/22 (日) ~ 2009/03/22 (日)公演終了
いろいろすごかった
最初はスピードとについていけなかったんですが、慣れたら大丈夫でした。役者たちがすごい。みんな体脂肪率が低そう。

ニュー・ブレイン
東宝
シアタークリエ(東京都)
2009/03/11 (水) ~ 2009/04/29 (水)公演終了
満足度★★★★
素敵なミュージカル
マルシアがこんなにスゴイと思わなかった。声も出てるし演技も上手いし。もちろん他の人も良い(赤坂泰彦はそうでもなかったが)。たまにはこんな立派な劇場で素敵なミュージカルを観るのもよいものです。でも,やっぱ,オフ・ブロードウェイではゲイの主人公の作品が成り立つんだなぁ(偏見か!)。素敵な音楽とストーリーではあるが,男性同士のキスシーンはどうも・・・。パパイア鈴木のオカマキャラは笑えました。

『朝、はじまり、チェルノブイリ』
劇団オートバイ
千種文化小劇場(愛知県)
2009/03/21 (土) ~ 2009/03/22 (日)公演終了
満足度★★★
ボクにとっては
少々、難易度の高い作品でした
何故、舞台全体が水溜りなのか
散乱している靴は
いったい何を意味しているのか
話が進んでいく中でも
おぼろ気なイメージしか湧かず…
明らかに
ボクの勉強不足ですね
とはいえ
面白くなかったわけじゃないんです
時軸が激しく交差する世界に
不思議な感覚を覚えながらも
どんどんと引き込まれていきました
郁子役の伊藤倫子
いい役者さんですね
本の流れに沿って
大人に見えたり、子供に見えたり…
その表現力に
魅了されちゃいました
終演後、台本をゲットしてきましたので
これから
じっくり読んで勉強します
もう少し自身の理解力を高め
次回の公演を観せていただこうと思ってます

声紋都市-父への手紙◆フェスティバル/トーキョー09春
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/03/19 (木) ~ 2009/03/22 (日)公演終了
満足度★★★
まだ無理
「演劇の可能性を追求」はわかります。
でも、それ以上は私のような素人には無理だなと。
ひとつひとつの意図を考えながら見たのでひたすら疲れました。
声が重なるところも、できるだけ聞き取ろうとして、それも。
それでもいくつか、「おもしろい」と感じることがあったので、収穫がないわけではないけど、少なくとも自分好みではないなと思ったことでした。
もう少し『演劇」を見慣れていけばおもしろさを「わかる」というか、「感じる」ことができるようになるのかもしれない。ちょっとハードル高かったです。

昔の女 (ドイツ)
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2009/03/12 (木) ~ 2009/03/22 (日)公演終了
満足度★★★
なぜに「昔の女」?
確かに
海外の「現代戯曲」に触れる機会ってあんまりないから
いい企画かもしれないが、
そもそも、この「昔の女」という戯曲に
あまり魅力を感じませんでした。
それゆえになぜ数ある海外の「現代戯曲」の中から
この「昔の女」を選んだのか、そこが一番疑問。
時系列が細かく巻き戻ったり、先にいったりするが、
そのことで話自体が格段に面白くなる仕掛けがある訳でもなく
それほどの必要性を感じなかった。
(確かに同じシーンでも多少演出を変えてしていたのは面白かったけど)
ラストももっと伏線とかあるのかと思ったら
割と予想できる終わり方?
役者さんはそれぞれ良かったと思います。
第2弾の「シュート・ザ・クロウ」に期待!

drill
劇団山の手事情社
小劇場 楽園(東京都)
2009/03/18 (水) ~ 2009/03/22 (日)公演終了

改造☆人間
田上パル
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/03/13 (金) ~ 2009/03/22 (日)公演終了
満足度★
ただバタバタしているだけ
前に春風舎で観た作品がよかったので、また観にいったが、今回はただバタバタしているだけの印象。物語性が感じられない。

向こう岸
演劇集団 神のみそ汁
銀座みゆき館劇場(東京都)
2009/03/18 (水) ~ 2009/03/24 (火)公演終了