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シド・アンドウ・ナンシー【CoRich舞台芸術まつり2009春 グランプリ受賞作】

シド・アンドウ・ナンシー【CoRich舞台芸術まつり2009春 グランプリ受賞作】

MCR

駅前劇場(東京都)

2009/04/22 (水) ~ 2009/04/26 (日)公演終了

満足度★★★★

生きることへの切ない思いが、汗と爆笑の中にひたひた満ちる
 MCRの作品を観るのは、プロデュース公演などを含めておよそ8作目となりました。『シド・アンドウ・ナンシー』は、私が観た中で一番完成度が高かったように思います。昨年の「CoRich舞台芸術まつり!2008春」参加作品『シナトラと猫』で気にかかった舞台美術や転換時の演出についても、今作ではライブ感・手作り感が生きており、いわばスタイリッシュな見どころにもなっていました。

 生きることも死ぬこともどうでもいいと思っているヤクザの安藤(中川智明)。急激に太り続けて死に至るという不治の病に冒されたたっちゃん(辰巳智秋)。2人が親友同士だった高校時代の回想シーンを交えながら、状況は違えども互いに死を目前にした2人の男が、命に、人生に、どう決着をつけるのか(決着など訪れず死が彼らをさらっていくのか、それとも…)が描かれます。あらすじだけだと深刻な悲劇のようにも思われますが、実際は爆笑・失笑づくしで、ロマンティックな恋愛のエピソードもありったけ盛り込まれた娯楽作品でした。

 作・演出・出演される櫻井智也さんが書かれるセリフは、小劇場ファンの間で“櫻井節”と呼ばれることがあります。笑いすぎてお腹が苦しくなるほどのギャグに、世間に対する主張がしっかりと織り込まれていたり、粗野で乱暴に聞こえる言葉に、恋のときめきや切ない思いがしたためられていたり。

 組み体操をしたり、本気で(?)叩いたりなど、生々しいハプニングを盛り込んだ見世物の要素も、大いに生かされていました。客席が2方向からはさむ対面式のステージなので、役者と観客との距離がとても近いのです。しかもコントではなく、演劇的な魅力に昇華させているのが素晴らしいと思います。

 ポスト・パフォーマンス・トークは制作の方が司会進行して、観客から事前に質問を受けつけるシステムを採用。赤裸々な劇団内トークを見せるスタイルがお好きなお客様もいらっしゃるかもしれませんが、私は『シナトラと猫』の時よりも濃い内容になって、改善されたように感じました。

 劇中で使用された缶ジュース型のおしるこが、ロビーでバラ売りされていましたので、1本購入。寒い季節になったら飲みます(笑)。また安藤たちのことを思い出して、しみじみ笑いたいと思います。

ネタバレBOX

 ヤクザの組長(北島広貴)とその子分・小川(おがわじゅんや)のあきれるほどバカなやりとりに爆笑。

 「先に俺行くわ」と言って家族で夜逃げしたナベちゃん(渡辺裕樹)は、大人になって、借金返済のために女(伊達香苗)に臓器を売らせようとしていました。安藤はそれが「自分の先(未来)」なのだと気づきます。過去と現在を描きつつ、実はそこに未来をも見せたように感じ、タイムスリップした気分を味わいました。
ロボット

ロボット

劇団三年物語

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

あーがれー
丁度真ん中の日にいってきました。私は初日も見たので、そのときとの比較でよくなっている点が見受けられて、これだから何度も見たくなる!!と
思いました。一緒に見に行った会社の同僚にも大好評。
泣いてましたよ☆
演劇ってなかなか人を誘いにくかったりするのですが、この公演、誰でも誘って大丈夫だと思います!連れて行ってよかったです。
ここのところの湿気で滅入り気味なときにこの感じ☆
まだまだイケルはず!!盛り上がって盛り上がって、これでもかってくらい
盛り上がって☆☆☆会場にいる人全員飲み込むくらいに盛り上がってほしいです!!飲み込まれにまた行きます!!

新装大回転玉手箱

新装大回転玉手箱

劇団黒テント

いわてアートサポートセンター・風のスタジオ(岩手県)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/09 (木)公演終了

満足度★★★★

真実を越える偽りがあり、偽りを越えた真実がある
大胆な舞台!というのが率直な感想。

若い綺麗な女性に観えたり、賞味期限を過ぎたババアストリッパーに観えたりする主演の「ある女」の演技や、テンポ良くシーンを転換させていく全体の演出は非常に見応えがあり、勉強にもなりました。

ですが、黒テントさんが本当に伝えたかった事を僕が感じれたかどうかはちょっと疑問が残っています。

ネタバレBOX

蛍光灯や水銀灯を使った大胆な照明が、今がいつなのか?どこなのか?誰を演じているのか?がめまぐるしくスイッチする舞台と非常にマッチしていて、演技も演出も非常に勉強になりました。

各々の観点から浮かび上がる「セーラ・望月」は舞台で妖艶に輝いていたり、酷い女だったり、嘘つきだったり、単なるエロババアだったり、とてつもなく可愛そうな女性に観えたり・・・そしてどこまでが真実なのかどこからが嘘なのか・・・
そんな「セーラ・望月」の軌跡を探る「ある女」は何を求めているのか・・・何者なのか・・・

・・・な~んていう謎が結局解決する訳でもなく、カーテンコールに突入!

「魅せ方」という点については非常にすばらしい舞台だと思っていますし、本当に学ぶべき点の多い、「さすが黒テント!」と思える舞台でした。

しかし、この舞台を観た事によって得られたモノは何か!?テーマってなんだろう!?と思うと・・・何が残ってるんでしょうか?

今の時代に「セーラ・望月」を使って、黒テントが世の中に伝えたかった事とは・・・?
まあ、僕が読み取れなかっただけかもしれませんケド(^^;)
Dear My Hero

Dear My Hero

LIVES(ライヴズ)

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

びっくり!!
前回見たときは・・・・正直なんだか腑に落ちないというか・・・・ストレスをかかえて劇場を後にしました。

脚本はきっと面白いのに、なんだろう、この感じ・・・・、そんなことを思った記憶があります。


でも今回は違いました。

なんでしょうか、脚本の面白さがきちんと形になっていて。
すごくバランスのとれた作品になっていたと思います。

時間もあっという間でしたし、まえも同じくらいの長さではあったと思うのですが、非常に長く感じました・・・・

前回とは天と地の差といっても過言でない気がします。

テンポもよく、すごくお稽古したんだろうなぁ~~というのも伝わってきて、とてもいいプロジェクトメンバーなのだろうなぁ~~~とそんな風に思える舞台でした。

見終えた後、なんとも気持ちいのいい感じの、あの感覚。久しぶりでした!!

Grand-Escape!

Grand-Escape!

N-Trance Fish

ABCホール (大阪府)

2009/07/09 (木) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

2度楽しめる公演
客席の作り方が工夫されており1階席と2階席で全く違う楽しみ方ができる。

N-traの公演は単にダンス発表会ではなく、芝居とダンスの融合を意識しているので見ていて飽きない。久々に本公演を見たがその融合の精度は更に増していた。

劇中にダンスをするならこれぐらいしっかり踊れよ。と劇中にダンスを挟む劇団に言いたい。

ネタバレBOX

離脱、escape、がテーマなのだが、得意の暗転直前の全員ジャンプが2階席からだとちょっと迫力に欠けた。

この劇場ならではのラストもうひと工夫があってもよかったかな?
ケモノミチ

ケモノミチ

ブルドッキングヘッドロック

ザ・ポケット(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

無駄のない群像劇
とにかくどんどん人が出てくるのですが、
どの登場人物にも意味と役割があり、
かつ、役者さんの置き所がとてもよかった。

その中で、一番説得力があったのが、
喜安さんご自身だったのが、何か悔しかったですけど。


ケラさんのエンタメ性を色濃く受けつつ
かつそれぞれの人生がしっかり見える。
初見だったのですが、大盛況に納得です。

スメル

スメル

キリンバズウカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

[ゴミ] と呼ばれる人間とのかかわりあい
観劇後、登場人物たちを「ゴミ」と置き換えると、あ!っと視界が開けたような。
東京にたくさんいる、ニートや夢見る夢子などの「ゴミ」。
そんなゴミが集まるゴミ屋敷。
ゴミの世話をすることで寂しさ紛らわしたり。ゴミからの脱却を夢みてみたり。
自分の手元にあるモノがゴミだと分かって捨ててみたり、客観的にはゴミなんだけど好きになったり。
そして本当は捨てたくなかった宝物も、ゴミのように捨ててしまった葛藤があったり。
うん、取捨選択の幅が広すぎる東京って、いろいろ、あるよ。
――最近、バニラのような甘い匂いがする。
それは、ゴミの異臭なんかではなく、ゴミと呼ばれる人たちが集まって織り成す優しいブレンド香なのかもしれませんね。

Dear My Hero

Dear My Hero

LIVES(ライヴズ)

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

リング上で高く高く拳を上げる、爽やかなコメディ
予想外の展開に笑い、予想内の展開に涙するという、オーソドックスなコメディながら、観ている者にとても優しい。
コメディと言っても、流れるようにスマートだったり、爆笑が連続、というようなものではないのだが、観た後、気持ち良く劇場を後にすることができる舞台だった。

「爽やか」と、少しぐらい言ってもいいかもしれない。

ネタバレBOX

今回の試合で引退を決意したボクサーが主人公。引退試合なので、彼は初めてのメインイベントを飾ることになった。彼の願いは、ラストのリング上で高々と拳を上げることなのだ。
彼は、初めてのメインイベントということで、かなり気持ちが高まっているのだが、次々にトラブルやテンションを下げる事態が起きてしまい、気持ちの集中ができない。
また、彼には、この最後の試合に対して、もうひとつの想いがある。それは、ボクサーになることを反対していた父親に、最後の試合だけは観てほしいと思っていることなのだ。
そうするうちに、前の試合が次々終了し、自分の試合が近づいてくる、という、わかりやすいストーリー。

辛い想いをして練習・減量しても、負けてしまえば惨めな思いをしなくてはならないし、たとえ勝ってチャンピオンになっても、ボクシングだけでは食べて行けないボクサーの世界。
勝ち負けがはっきりしていて、勝っても負けても厳しい練習を黙々とこなしていくボクサーたち。
主人公の、この試合で引退するボクサーだけではなく、今回がデビュー戦の新人や中堅のボクサーたちもあり、そんなボクサーたちの哀しくも美しく強い姿が見事に描かれていた。
と言っても、これはコメディであり、そんな物語にも笑いやドタバタが挟まれて、物語は笑いと涙で気持ち良く進んでいく。
ラストは爽やかであり、とてもいい感じだ。

唯一気になったのは、主人公は、引退して終わり、すべてやり切った(完全燃焼した)ということだったが、年齢から言っても、これからが大切であり、ボクサーの夢を断ち切った後に繋がる未来のようなものがほしかったということ。
ケモノミチ

ケモノミチ

ブルドッキングヘッドロック

ザ・ポケット(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白いっ!
ケラリーノ・サンドロヴィッチの演劇DNAを
しっかりと受け継いだ喜安浩平による抜群の出来の群像劇!

今までの観劇経験から言うと、残念ながら
上演時間が2時間を越える作品の多くは、
それだけの必要性を感じないモノが多い。

しかしながら、今回のブルの「ケモノミチ」には、
2時間を越える価値のある作品でした。

とてつもないスケール感と、覗き見感覚。
重みがあるのに、くだらない。
トンでもないけど、納得できる。
そんな相反する要素と情報が、
絶妙のタイミングで繰り出される構成の上手さに感動。

過去に2時間オーバーの作品を上演したことのある、
作・演出家こそ観るべき。

作・演出、劇団員、客演俳優、照明、美術etc
そのすべてが素晴らしい!!

ヘッダ・ガブラー

ヘッダ・ガブラー

メジャーリーグ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/14 (火)公演終了

満足度★★★★

小劇場に広がって欲しい動き。
「木綿のハンカチーフ」という名作を椎名林檎バージョンで聴くような。
です。

力のある戯曲に挑む動きは小劇場全体に広がって欲しいですね。

箱庭の小野寺さんには惚れ惚れしました。
うまいし、やっぱり自然と目がいってしまう華があります。
今回の公演でますます好きになりました。

向日葵と夕凪【ご来場頂き誠にありがとうございました。】

向日葵と夕凪【ご来場頂き誠にありがとうございました。】

七里ガ浜オールスターズ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/07/07 (火) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

ないてしまいました。
役者さんが4人とも本当に素晴らしかった。
本も、ちょっと饒舌過ぎ?とも思ったけどすごく素敵だった。
この濃さで1時間。
あと15分長かったら「長い!」ってなるし、あと10分早く終わったら「もうちょっと見せて!」ってなったと思う。とても程良くて心地よい時間だった。
勝手なことを言わせてもらうと、七里ヶ浜オールスターズ。この調子でぽんぽん公演してほしい。

千年回廊 【ご来場ありがとうございました】

千年回廊 【ご来場ありがとうございました】

劇団アニマル王子

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2009/07/02 (木) ~ 2009/07/07 (火)公演終了

満足度★★★★

観て来たと言うか・・・
当日お手伝いに行き、観させて貰いましたww


楽曲が印象的でした。
お話、スタイルがとても大好きです。

役者さんの疲れが見えていたのが残念・・・
そこは踏ん張って!!と心の中で応援ww

動きが大きくカクカクしているのは、劇団のカラーなのかなぁ・・・

結構好みが分かれると思う。

和物は良いなぁ~

キドクラッチ

キドクラッチ

MCR

中野スタジオあくとれ(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

ワールド堪能
櫻井さんワールドを堪能して来ました。一時間と短い芝居でしたですが、万人にオススメ出来る作品だと思います。脚本・演出・役者さんと見事に三拍子揃っています。さすがっ!

スメル

スメル

キリンバズウカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

ぎゅっと、だれかに抱きしめられるような舞台
なにしろねー、どのハグシーンも印象的でしたから☆

ネタバレBOX

そしてそれはたぶん、誰かに「必要」とされたいと願う物語だからか。
東京に必要とされていない若者たちが集うゴミ屋敷には、
生活に必要とされていないゴミを拾いつづける女性がいて、
彼女の娘は、母親に必要とされなかった過去から逃れられない。

一見、母と娘の葛藤劇にみえて、
そのむこうに都市生活者の孤独、みたいなものも浮かびあがってきたなあ。
ケモノミチ

ケモノミチ

ブルドッキングヘッドロック

ザ・ポケット(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

 
観劇

ひみつのアッコちゃん

ひみつのアッコちゃん

劇団ガソリーナ

【閉館】江古田ストアハウス(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

テクマクマヤコン、くびれ生徒会長になーれ
みたいなのじゃなかった。

傑作。

『第三章』全席指定席公演!

『第三章』全席指定席公演!

グレコローマンスタイル

ぽんプラザホール(福岡県)

2009/07/07 (火) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

引き込まれた
これは面白かった!
「男と女ってそうだよね・・・」って考えさせられてしまうところもあるけど、濃いキャラクターが人間関係こんがらがってるのが面白くってしっかり引き込まれました。楽しかったです。
将棋はヒキョウだよ〜(いや散々笑わせていただきました)

ショートストーリーズ

ショートストーリーズ

劇団6番シード

劇団6番シード稽古場(東京都)

2009/06/26 (金) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★

いい時間でした
稽古場で見せるという試みは、なんだかとても素敵な気がする。芝居を見ることに、敷居の高さを感じる人たちに、普段着でいいんですよと呼びかけているようにも思う。
たまたまだろうか、行った回には子供連れのお母さんたちがいて、そういう客層の広さをまた素敵に感じる。小さな会場だから可能なことのようにも思う。

テンリロ・インディアンを見たので、その試作品というのが気になりAコース。
あえて星3つ。
それ以上は、秋の長編のためにとっておきたい。

キドクラッチ

キドクラッチ

MCR

中野スタジオあくとれ(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

海を見たくなる

序盤から笑う。
にやにやする。
思わず笑い声が出る。
引き込むのがうまいなあと思う。
そのうち切なくなる。
漠然とした模様が心に染みてくる。
笑いたいのか泣きたいのか分からなくなってくる。

誰かに勧めたくなる。

高襟狂騒曲

高襟狂騒曲

高襟〜HAIKARA〜

Dance Studio UNO(東京都)

2009/06/22 (月) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

心理戦!
毒々しく逞しいパフォーマンスにたっぷりの欲情を込め、そこに吸い込まれてしまう世界の人たちを跳ね返す、パフォーマンスと観客の心理戦でした。とてもコンセプトが出来た作品で驚きました。これからが更に楽しみなダンス・パフォーマーたちです。

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