最新の観てきた!クチコミ一覧

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限界

限界

オニオンスライス

シアター711(東京都)

2009/07/29 (水) ~ 2009/08/04 (火)公演終了

初見です!
「エロティックランチ公演」オニスラ・エロコント集。最初は戸惑いました。エロティックと言うよりそのものズバリの表現なんで思わず苦笑い。

ネタバレBOX

衣装(ユニホーム?)はいつもアレですか。だからあそこまでできるんですかね。オチも解りやすいし特に目新しいさもない。「句会」で4文字言葉を連呼されてもねえ。「人目を気にしない女達」にいたっては目をそむけました。「尋問マン」は楽屋ネタですか私にはさっぱりです。(かなり受けていた団体がいましたが身内の方々ですか) 「剣道」「将棋」は少し受けた。(大島さん良い)
最後にコンドームの凄さに感心。 
漂流画祭

漂流画祭

マヤ北島くんを大さわぎで偲ぶ会

大博多ホール(福岡県)

2009/08/01 (土) ~ 2009/08/01 (土)公演終了

満足度★★★★★

言うは易し行うは難し
個人的に追悼する気持ちがあるのは
ちょっとでも関わりがある人だったら当然。
やりたいね!とやろう!は違う。
やりましょう!と立ち上がった3氏に敬意を表したい。
ここに全く接点のなかった他地方の演劇人が集まったことがすごい。

そこには打算などなく、福岡でこんな人いたんだって、すごいね。
ってそれだけでかけつけてくる気持ちがうれしいじゃないですか。

もちろん、自身も劇団など有している人は福岡への進出を
考えての行動であることは分からなくもない。
でもそれっていけないことなのかな~?

純粋に楽しめた。それでいいじゃん。
マヤさんがどう思ったかなんて本人にしかわからないよ。




アタシだけ超怒られた

アタシだけ超怒られた

バナナ学園純情乙女組

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/07/30 (木) ~ 2009/08/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

観てきました
観てきました。
1年前の第1回公演の再演だったんですが…

ネタバレBOX

配役や出演者が当時といろいろ変わってたんですが、パワーアップしてる感じがして、よかったと思います。
1年前の事、桜美林大学で観たときの事、思い出しました。
憑依するシーンで、前園さんから他の出演者をリレーして最終的にはトコさんへ、2代目から先代へリレーしていくという、当時見てた私としては、かなりいいリレーだったと思います。サングラスを使った演出もよかったです。
そして、本公演後の恒例おはぎライブ、さらには人数限定おはぎまつり、本当に盛り上がりました。
本当に楽しい夏祭りでした。
ラーメンすすって、泣いちゃって!

ラーメンすすって、泣いちゃって!

悲願華

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/07/31 (金) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

満足度★★★

テンポ良く明るい
大阪の劇団らしくテンポがいい。
劇団の東京初進出にかけて、ラーメンの屋台が東京に修行で出てくる物語。
その意気込みが芝居全体にあふれていた。
今後が楽しみだ。

花とアスファルト

花とアスファルト

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2009/08/01 (土) ~ 2009/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

異質者との距離感
或る団地に、本物の「クマ」が引っ越してくることからはじまる物語。
どうやら、世の中には、一定程度、本物の「クマ」が、言葉をしゃべり、人間と一緒に暮らしているようだ。

ネタバレBOX

田舎にあると思われる団地では「クマ」を見るのは初めてという人がほとんどだが、ニューヨークにはたくさんいるらしい。ニューヨーク帰りの娘は、「クマ」とルームシェアをしていたという。

一見寓話の形を取っているが、この物語は、突然、入り込んできた異質者とのどのように接するか、それを観客一人ひとりに問いかけていたように思う。
異質者とは、現在の日本でいえば、「外国人」と置き換えればわかりやすい。
「外国人」を何の違和感もなく受け入れることができる者、外見だけで、危険と決め付け本質を知らずに拒否する者、同じような境遇にあることで親近感を覚える者。あなたはどうですかと聞かれている気がした。
「クマ」が発する、”一見知らんぷりしながら、影でじろじろ見られるより、興味本位でもじろじろ見られるほうがいい”ということは、彼ら異質者の本音ではなかろうか。

舞台は役者の台詞回しも美しく、ところどころ、笑いを誘うようなせりふもあり、全体としてほのぼのとした雰囲気をかもし出していたが、私のは今の日本を風刺するシニカルなストーリーのように感じられた。

たいへん楽しめる舞台であった。
黄金時代と優しい奴ら

黄金時代と優しい奴ら

東京ポトラッチダンディーズ

タイニイアリス(東京都)

2009/07/30 (木) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

満足度★★★

期待以上。
期待していた以上に面白かった(マンションのむちゃくちゃな設定なんか特に‥)。セットと舞台の使い方もちょっと独特。内容的には腑に落ちない部分も多少あったけど、肩の力を抜いて気楽に観るにはいい舞台だったと思う。

ネタバレBOX

個人的には女性キャストも1人くらいいてもよかったんじゃないかなぁ。
聖者の行進/reprise

聖者の行進/reprise

劇団820製作所

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2009/07/29 (水) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

気になる劇団
今回は自分の体調が万全ではなかったので、なんとも…なところではあります。

以前何度か観ている劇団。
横浜で観た芝居は抽象的ではあるけれど、とても印象の残るシーンを多く感じました。

今回は、芝居色は強まっているのですが、抽象的、交錯した部分も多く。
「わからない」というところで何度かこちらの思考が止まってしまう感覚がありました。
芝居をあまり観たことがない方だと置いていかれてしまうかもしれません。


最後、列になって歩いていくシーンは温かみがあって好きでした。


なんとなく気になる劇団。
なんだかんだと言いながら、たぶん、また観にいくような気がします。

ドラムストラック drumstruck(再来日)

ドラムストラック drumstruck(再来日)

ホリプロ

仙台銀行ホール イズミティ21・大ホール(仙台市泉文化創造センター)(宮城県)

2009/08/01 (土) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

感動
初めのジャンベの美しい音から涙、涙・・・。感動の嵐でした。アフリカに行く感動から比べたら、きっと取るに足らないのだろうと想像しますが、本場!!という雰囲気でした。もう感動でずっと泣きっぱなしでした。ありがとう!!

お祝い

お祝い

ラックシステム

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2009/07/29 (水) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい。
こういう公演に空席があってはいけませんな。

五人の執事

五人の執事

パラドックス定数

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/07/31 (金) ~ 2009/08/09 (日)公演終了

満足度★★★

空間に圧倒される。けど・・・。
入場すると、劇場の使い方に驚かされます!
これは本当に。

今までも五反田団やサンプルが星のホールのステージ、客席の柔軟な作りを生かして独特の空間を作っていたけど、このパラドックス定数の舞台の使い方には圧倒されます。
これは実際に見て感じてみないと分からないかもしれないです。

話はタイトル通り五人の執事が繰り広げる、自分たちの「存在」「実存」に関しての物語。

ネタバレBOX

まず、本来ステージがある場所だけでなく、更に客席も半分以上つぶしてステージを通常の3倍程度の広さにした、スケールの大きな舞台の作りに圧倒されます。
とにかく空間が広くて高い!

で、登場人物は執事が5人。
なんとも贅沢な舞台の使い方。

でも、見ている分にはスカスカという印象はなくて、広い敷地内に静かに広がる屋敷という雰囲気を作りだしています。
抽象で作り出された舞台が落ち着いて素敵だし、その空間に佇む5人の執事のタキシード姿も品があって良いです。

ただ、広く静かな舞台作りには成功しているけど、逆にパラドックス定数が毎回作り出していた、持ち味でもある会話の密度と熱が逆に失われてしまっている感じは否めませんでした。

今回は静寂と間がかなり大胆に使われているけど、見ていて退屈してしまう感もありました。

話も、今までは実話ベースに作った密度の濃い熱い話だったのに対して、今回は架空のファンタジーなのでかなり話が弱いと感じてしまいました。

主人を失った執事だけで主人を弔おうとする内に、主人の残した日記帳を足がかりにして、自分たちの存在自体を疑い、実在していない事に気づいて消えていく。
話は単純。
謎は沢山あって、多分自分の中でも十分に解釈できていないけど、それにしても今までと比べて密度と熱気が落ちていて勿体ないと感じました。
結局彼らはどのようにして生まれ出て、どのような存在だったのか、自分の中で消化しきれませんでした。
レンアイドッグス

レンアイドッグス

カラスカ

アイピット目白(東京都)

2009/07/30 (木) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

三途の川も恋次第
登場人物が多くて、とっちらかり気味の恋のモツレが
後半、天使と悪魔の笑える駆け引きにより
強引に収束されて行くところが妙。
公演全体を包む、緩いカンジを笑って楽しめるかが
ポイントかもしれない。
役者さんの演技と衣装に温度差が感じられたのが惜しい。

【第20回テアトロ新人戯曲賞第1次選考通過止まり作品】怖気

【第20回テアトロ新人戯曲賞第1次選考通過止まり作品】怖気

江古田のガールズ

小劇場 楽園(東京都)

2009/07/29 (水) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

満足度★★★★

怖くないじゃん
と思わせつつ、やはり怖いという。セミなんとかのフォロワー的な作品

肩の上で踊るロマンシングガール

肩の上で踊るロマンシングガール

「佐藤の、」

新宿眼科画廊(東京都)

2009/07/31 (金) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

満足度★★★★

見目麗しい
至福です。

来来来来来

来来来来来

劇団、本谷有希子

本多劇場(東京都)

2009/07/31 (金) ~ 2009/08/16 (日)公演終了

太く繊細に描かれる心の闇に息をのむ
内に芽生えたそれぞれの修羅が
ドミノ倒しのように
物語を広げていくのが圧巻。

よしんば常軌を逸した表現であっても
突き抜けなければ見えない本質があって・・・・。

今回の本谷さんは
遠慮なく、でも繊細に箍を外して
女性たちの心を暴き出しておりました。

ネタバレBOX

その家は母が父に逃げられて
そこからドミノのように家族が重荷を背負っていく・・・。

しかし、結婚一か月で同じように逃げ出した二男の嫁は
兄嫁と
求めるものがちょっと違っていて・・・。

登場人物それぞれが抱える物語に根付いた想いの
さらに一段深い部分が剥ぎだされていく様に
息をのみました。

また、突き抜けるお芝居の凄さに加えて
登場人物の淡々と仕草に隠された
狂気にも心を奪われて。

人間の本質にある依存心や孤独ががっつりと伝わってきます。
でもきちんと突き抜けているところに
本谷戯曲のしたたかさが生きているようにも思えて。

りょうさんは初見ですが、
その淡々とした演技から浮かび上がってくるブラックホールの
実存感にぞくっときました。

松永玲子さんの力を解き放ったようなお芝居も見ごたえがあって・・・。

2時間たっぷりとエゴンシーレのようjな質感の本谷ワールドに浸りこんでしまいました。






肩の上で踊るロマンシングガール

肩の上で踊るロマンシングガール

「佐藤の、」

新宿眼科画廊(東京都)

2009/07/31 (金) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

奇想天外な前提がナチュラルにやってくる
物語の前提はかなり奇想天外、

でも、そこから見えてくるものは、ナチュラルで
ちょっと切なくて・・・。

役者たちのお芝居にjもしっかりとしたテンションがあって
取り込まれるように見入ってしまいました

ネタバレBOX

結婚も近いというような同棲中の男女、
朝目覚めてみると、男性が女性になってしまっていたという
奇想天外な物語。

脚本がすごくしっかりとしていて、男性の意識と現実の乖離に始まり男性が現実を受け入れていく姿や、女性の心情が違和感から女性同士の感情の共有へと変わっていく姿、そしてその先にある二人の関係までが見事に描かれていきます。

役者の二人が実に秀逸。
そのシチュエーションをしたたかに具現化してしまうのです。

そして、男女の関係のコアにあるものが
物語からすっと浮かんでくる。
切ないけれど、納得させられる
エンディング・・・。

ちょっと
男女の関係の本質を考えさせられる
お芝居でもありました。
肩の上で踊るロマンシングガール

肩の上で踊るロマンシングガール

「佐藤の、」

新宿眼科画廊(東京都)

2009/07/31 (金) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

追加公演見ました
たった二人の出演者による芝居。

男性が女性に変わってしまった結果、ふるまい方のように変化しないことと、トイレの仕方など変化せざるを得ないこと、両方があることが描かれていた。その彼女は、彼氏が変化したこと変化しないことのそれぞれについて、許容できる点できない点がやはりある。
そんな非日常的な状況から始まる、非常に日常的なシーンを描いた作品でした。結末とその先におきるであろうことは、ここでは触れません。

短い時間ではありましたが、狭い空間のためお二方の細かい表情までじっくり堪能でき満足しました。

ラーメンすすって、泣いちゃって!

ラーメンすすって、泣いちゃって!

悲願華

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/07/31 (金) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

観劇後、ラーメンが食べたくなったか?
ラーメン屋が舞台だったのだが、残念ながら、そうはならなかった。空腹だったのに。
だって美味しそうに見えなかったんだもの。

「悲しくも楽しい物語」という説明から人情喜劇と思っていたのだが、意外と喜劇の要素が少なかったし、悲しくは全然ならなかった。もちろん多少は笑えるところもあるのだが、熱演が結果に結びつかないという印象。

学生とは言え、「大阪からやってきた」ということだけで、こちらの期待値(特に会話のテンポ良さや笑いの期待値)を上げてしまったようだ。

ネタバレBOX

ラストはまるで人情モノのように収束していくのだから、そこまでの道程は、やはり笑わせてほしかった。笑わせようとしている要素はいくつか散りばめてあったのだが、残念ながら笑えなかった。

例えば、高校生のことを調べる=探偵=黒スーツにサングラス=探偵物語のテーマ音楽という発想と見せ方が安易すぎてつまらない。一見、安易な方法を使うのはまったく構わないと思うのだが、使うのならば、あえてベタにしました、と開き直るぐらいに、全体的にもっとどんな卑怯な手を使ってもいいから笑わせて、あるいは楽しませてほしかった。

そして、ラストにいくつかのストーリーが、もっとキュッと締まる感じ(すべてが別々にあるエピソードにしか見えなかったので)もほしかった。
例えば、ラーメンが不味くなったのだが、それが美味しくなることの要素とすべての話が解決する要素が混ざり合うようなことがあれば、きっと面白くなったのではないだろうか。

師匠役の人がかなりいい味を持っていたと思うのだが、それをうまく活かせてなかったように見えた。
物語を半ば強引に引っ張る、人助けが生き甲斐の女性も、どう考えても何かを抱えているようで、彼女にも「救い」が必要なはずにもかかわらず、ラストにそれが解決されないのが不思議。この人はがんばりすぎで、空回りに見えてしまったし。がんばりすぎで空回りなのが演出で、つまりその根底にある心の悩みが解決されるのかと思ったのだ。

ラーメン食べるのが重要な要素なのだが、そのラーメンのうまさがイマイチ伝わってこない。ラーメンを食べているシーンでは、単に食べているだけにしか見えず、中途半端な間が空いてしまうだけにしか見えなかった。そのシーンが多すぎて、どうも間が悪い。
そして、やっぱりラーメン屋の話だから、たとえお腹が減っていなくても、帰りにラーメン食べたくなるようにさせないと、ダメなのではないだろうか。

あえて、上から目線で言わせてもらうと、全体的には「伸びしろ」みたいなものは感じた。脚本と演出次第ではかなり面白くなるのだろうと思う、と言うか、思いたい。
ラーメンすすって、泣いちゃって!

ラーメンすすって、泣いちゃって!

悲願華

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/07/31 (金) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

満足度★★

関東風?
ラーメン屋に入店する設定の客入れ、お品書きという当日パンフレットなどセンスはいい。

内容は・・・発展途上、かな。大阪の劇団ということで笑いを期待していたが、残念ながら笑えなかった。若葉、ユリエはまるでお笑いコンビのオセロを見ているようで、面白かった。

だが、それ以外の登場人物は関西弁を使っておらず、ちょっとがっかりした。
もっとベタな演出でもいいような気がする。東京を意識した結果なのか?

ま、現役学生ということで、若さが前面にでたような作品でした。

オペラ・ド・マランドロ

オペラ・ド・マランドロ

アトリエ・ダンカン

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2009/07/25 (土) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

満足度★★

B級顔見世ミュージカル
これ、出演者の顔見世興行というか、
プレゼンテーションのような作品だなぁって感じました。
ミュージカルなのにチケット代金が安いから、
(でも客席はガラガラ、確かに四季同様、カラオケミュージカルですが)
どんなかなぁとは思ってましたが、
きっと稽古とか役作りに時間をかけなくていい分もあって
コストダウンが図れたのでしょう。

この作品も、先週見た「異人たちとの夏」同様、
鈴木って人の作品。この人、人気あるんだなぁ。
正直、話の構成、ラストの持ってき方とか、
めっちゃめちゃなんだけど。

装置はシュール(=簡素)、照明はシック(=煌びやかさがない)、
と、非常に低予算チックに構成している。
低予算でも、派手に豪華に見せるのがミュージカルのお家芸なんだけど
地味に地味に行くって、それはそれで、この人の味なんだろうな。
僕は出来ることなら、口にしたくないけど!いや絶対食べたくない。

このデフレの時代、
ローコストオペレーションはしなきゃいけないし、
歩留まりも悪いのを想定しなきゃいけないから、
こんな倹約家の制作陣は重宝されるんだろうな。

ネタバレBOX

さて、役者陣ですが、
別所哲也って、スターの貫禄がついてきたな。
背格好の大きさもあって、
舞台の真ん中に立つと見栄えして、オーラがついてきた。
「レミゼ~」や「ミスサイゴン」の経験が利いているのだろう。
いや、これで秋の別所バルジャンの日にも
お客さんが入るでしょう。

マルシアは、最初から
マルシアオンステージ。
得意なことだけしているから、何ら目新しさはない。

真央様一座に捨てられた(!)石井氏は、
きっと両雄、Wバルジャンを魅せる為だけにキャスティング
されてるのだろう。

石川リカリンはかわいい。
歌も芝居もめちゃめちゃというか下手の度合いも
甚だしいけど、
そのへんにいる若手ミュージカル女優なんて
足元に及ばないほどの、キラキラがある。
流石、モー娘。

杜けやきは自由
田中ロウマは、いかにもステレオタイプで、うっとうしい。
D/Dは、アンサンブルがお似合い。

個人としての実力と個性が感じられた珍品でした。
家族

家族

かもめマシーン

遊空間がざびぃ(東京都)

2009/07/30 (木) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

満足度★★★

痛みの家族
本来なら幸福な家族像を誰もが望んでいる。しかし、幸福そうに見える家族でも問題の一つや二つは抱えてるはずだ。
この物語は兄が幼女2人を殺害し、遺体を観覧車の下に埋めたことから、死刑囚の家族となっても尚、この廃墟と化した団地に住み続ける家族の物語である。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


孤独死は多いしキチガイは多いし・・、と嘆く自治会長が汚い団地を少しでも住みよくする為にと、死刑囚の家族の下にやってきては何かと自治会の催しの参加を促す。「あんたらみたいな家族はここにしか住めない」とのたまう。家族の父(後夫)は会長の押し付けがましい態度を疎ましく思っている。妻は疎ましいとは思いながらも、近所と上手く付き合わなければここに居られない、という思いが強い。
死刑囚の妹は殆ど言葉を発しない。たぶん、これは兄が犯罪を犯したことを知った日からだと思う。
一方でこの街をうろつく詩人と呼ばれる狂人が居る。この狂人に対して妹はひじょうに優しく接して家の中を自由に出入りさせている。狂人は独特の理解出来ない言葉を発する。しかし、妹はこの狂人を他のニンゲンと比べて純粋と感じてる節があって、その純粋さに惹かれてるようだ。そうして妹は死刑囚の兄を持っていることで異質な者に対する寛大さ、あるいは容認さがそうさせるのかもしれない。
兄の犯罪から一転して兄は加害者でも妹や家族は世間の白い目を常に意識するという被害者でもあるのだ。
妹は声にならない悲鳴が喉を突き上げて、息を詰めてそれをこらえたら言葉がでないのかもしれない。屈折した表情と発しない言葉がそれを意味する。

一方で狂人は言葉にならない言葉を発しながら途方にくれたふうには見えない。自分の境遇を嘆いたり社会を恨んだりしている様子でもない。顔に表情はなくまなざしはぼんやりとして、ほんとうはどこも見ていないような・・・だから逆に、ふつうの人には見えないものをじっと見つめているようにも思える。

死体を埋めた観覧車の向こうにみえる団地に暮らす家族の物語。

微妙な位置にいた後夫が本当の家族となるまでの描写、自治会長との軋轢、家族の心理状態を繊細に映した物語だったと思う。しかし、物語の静かで遅い流れが観客の息に合っていないように感じた。見方によっては浅く見え、見方によっては深いのだ。
なぜなら、傷ついた家族はあまり言葉を発しないから。

いい作品だけれど、この流れのまま芝居にするには少々難しいような気がする。観客が欲するものはもっと違うものだからだ。


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