最新の観てきた!クチコミ一覧

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楽屋

楽屋

シス・カンパニー

シアタートラム(東京都)

2009/05/10 (日) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★

キョンキョン顔ちいせー!!
おもしろかったです。

こころ

こころ

726

OFF OFFシアター(東京都)

2009/06/05 (金) ~ 2009/06/09 (火)公演終了

満足度★★★★★

シンプルかつ巧妙
チケットプレゼントで観ました。ありがとうございました。

シンプルな舞台装置、やわらかな照明、抑制の効いた演技、無理に笑いを取り入れたりしない、巧妙な構成と演出。
すばらしい時間でした。

原作は読んでいなくとも、せめてあらすじくらいは知っていたほうが、より楽しめると思います。

花のゆりかご、星の雨

花のゆりかご、星の雨

時間堂

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/06/02 (火) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★

淡くひかる心、
すばらしい空間でした。
とても素敵な物語を観ることができました。

ひとりひとり愛しく思えてしまうキャラクターで、
役者さんもみなさんよかった。

ネタバレBOX

扇子、楽器を使っての表現がとても素晴らしかった。

最後の合唱も、とても良かったと思います。
オリジナルの歌、とても心に残りました。

親子の絆って、すばらしいと改めて感じました。
公演の後、母に会いたくなりました。



記憶をたどり、場面が変わるときに使用していた布は雰囲気が変わって良かったと思いますが、柄はどうなんだろうな?と思いました。


次回の公演も楽しみにしてします。
ユーリンタウン-URINETOWN The Musical-

ユーリンタウン-URINETOWN The Musical-

流山児★事務所

座・高円寺1(東京都)

2009/05/29 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★

わかりやすい

客入れの段階から、雰囲気作りに徹している演出が良かったです。

もともとの作品は結構シュールだと、見た人の話に聞きましたが、今作はわかりやすい。それを好むかどうかは意見が分かれるところでしょう。
喜劇作家に書かせたユーリンタウンも見てみたい気がしました。

ネタバレBOX


出演者では三ツ矢雄二さんがでしゃばり過ぎない存在感を発揮していてすばらしく、ヒロインの関谷さんの歌声は心に響いてきます。ただ相手役の遠山さんには明らかな力不足を感じました。革命への牽引役としても歌い手としても、群集役の大勢の中に、彼よりも優れた男優はいなかったのだろうかと首を傾げました。

また、熱気は伝わるのにもかかわらず、なぜか感じた舞台までの距離感。2列目という良席であったのに、この感覚は最後まで消えませんでした。
花のゆりかご、星の雨

花のゆりかご、星の雨

時間堂

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/06/02 (火) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★

泣けました
チケットプレゼントで観ました。ありがとうございました。

母と娘のつながりを主軸に置いていたり、(終演後まで)黒澤さんを女性と思い込んでいたこともあり、、女性的なやわらかさ、繊細さを感じる舞台でした。
場内では飲み物なども売っており、手書きのメニューが配布され、そういった空間構築の肌ざわりにも、スタッフの方々の細やかさを感じました。
PPTで少女漫画が好きだと語っていたのを聞き、そこらへんが納得できた思いです。
舞台という見世物の面白さを堪能するには、うってつけの作品だと思います。

ネタバレBOX


時を旅する場面が終わり、骨董店に戻ってきたときに感じた違和感だけが、少し気になりました。
かぶせていた布をそのままにしていたことの狙いが、うまくつかめませんでした。時代を超えた合唱への布石なのでしょうか。

合唱は胸の奥に響く素晴らしいものでしたが、一方で、おばあさんの物語が終わった時点で幕を下ろしても余韻が深かったかなと感じました。
京劇「覇王別姫~漢楚の戦い~」

京劇「覇王別姫~漢楚の戦い~」

楽戯舎

アクロス福岡 福岡シンフォニーホール(福岡県)

2009/06/16 (火) ~ 2009/06/16 (火)公演終了

満足度★★

ちょっと退屈かも
東京芸術劇場で見てきました。
四面楚歌とか「虞や虞や」とか有名なくだりはあるけど、すごい感動するというよりは、同じようなシーンが続いてちょっと退屈。

京劇には端役のアクロバットを期待してしまうので、戦闘シーンがあるのかと思いきや、室内が中心のお芝居だった。

西遊記のほうがバック宙とかたくさん見られて、話も分かりやすいので好きです。

空席がけっこう見られました。

「リサイクルショップ『KOBITO』」

「リサイクルショップ『KOBITO』」

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/06/05 (金) ~ 2009/06/16 (火)公演終了

満足度★★★

劇団初見だし
岩井さんのブログのイメージのまんまだったので(100の質問の答えとか)何かにショックを受けるとかはなく最初の入りなんか好き。きっともっと面白い劇団なのだろうと感じた。前半と後半どちらかにって話が出たそうですが、選ぶとすれば私は前半。本日の愉快な時間は1時間45分。毎回変貌する予感がありますがどうでしょうか。9月後半から始まる「て」は観るつもり。ハイバイはいい役者さん揃ってるんですねえ。

ロング・ミニッツ【満員御礼で終了!】

ロング・ミニッツ【満員御礼で終了!】

DART’S

エビス駅前バー(東京都)

2009/05/30 (土) ~ 2009/06/02 (火)公演終了

ビデオがニクい
バーの構造上、後ろ姿がメインに見えてしまうのを逆手にとり、バーカウンターの内側からビデオカメラを設置して、プロジェクターに顔を映してしまうという大胆ぶり。これがよかった!
脚本は『トゥルーコーリング』みたいなのではありませんでしたが、いわゆる定石が散りばめてあり、ポジティヴな印象でした。『かまいたちの夜』みたいなの、世代的にはニクいよね〜(R30)

島田雅之さんと岩☆ロックさんは今まで見たどの公演よりも一番よかったです。

楽屋

楽屋

シス・カンパニー

シアタートラム(東京都)

2009/05/10 (日) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★★

これが今の時代にやるということなのか
高校時代にこの戯曲を知って、私の中では特別な脚本の位置付けである中の一つなのですが。土地柄なのかなんなのか、といったともかくも自分の目で確かめることが出来たのが良かったです。

ネタバレBOX

演出が好きじゃないです。笑ってる人達がそのテキストの意を汲んで笑っているというより、俳優のテクニックで笑っている印象。いや、もういいんですよ、その芝居に対する印象の持ち方なんて人それぞれなんだから。だけどこのキャストならもっともっと胸打つようなことが出来たのでは、と。一番ガッカリが小泉今日子さん。ただプライドが高いこと、女優としての苦悩の末の自殺、ともに薄っぺらく観えました。村岡さんの女優Cもあんなコミカルで、女優Dにおののく姿が悪い意味で誇張されすぎ、痛く観えました。渡邉さんの重要な台詞がかろうじて胸に届いたのが救いです。
立ち見5000円・・・この内容ならちょっと高い、というかキャンセル待ちにも予約、当日券前日予約って意味も分からない。観たい気持ちに付け込んでる気がしてなりませんでした。
水仙-スイセン-

水仙-スイセン-

劇団始発列車

シアター風姿花伝(東京都)

2009/06/06 (土) ~ 2009/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★

アンハッピーな方向を目指したそうですが・・・
観劇させて頂きました。この作品はあらすじ通りのSF的サイコサスペンス作品でした。ちらしによると童話「ヘンゼルとグレーテル」とリンクした、ドロドロしたアンハッピー的な方向の作品を目指したようですが、物語の展開としてはその試みは成功していたと思います!説明するとなると意外と手間取りそうな状況設定を上手くその時その時の物語の流れに溶け込ませて、説明すること無く物語展開を難なく繰り広げておりました!確かに、途中童話を導入しながら上手くリンクさせて、結末へ向かっていました!そして、全体的に若い役者さんたちで構成された作品でしたけれども、変な言い方になってしまいますが、若い役者さんたちの演技は良い意味で器用にまとまっていました!若い役者さん主体にもかかわらず、落ち着いたものを感じさせられました!ただ、あらすじからも想像するような物語であるのならば、何らかの重みが感じられてもいいのでは?と思う点が生まれてしまいました。例えば、戦後の闇市の光景や生活がイメージ的に重なってしまうようなところがあってもいいのでは?と、生々しいまでの重みのようなものが作品全体からですと少し、薄かったような気もしてしまいました。それが、役者さんたちがまだ若いせいなのか、それとも器用に演技がまとまり過ぎていてそのようなところにまでイメージが膨らまなかったのか、なぜなのか分かりませんが、物語とその展開からすれば観劇中もう少し胃が痛くなるような思いをしてもよかったような気もします。今回の星の評価はそうは言っても、童話を巧みにリンクさせながら結末へと向かっていった物語展開と、まだ全体的に若いながらも落ち着いた演技の出来る役者さんたちを評価した星の数です。ただ、作品自体を童話的にするならばこのくらいでも良いのかもしれませんが、せっかく童話の残忍性を並行するならば、現実部分はもっと現実的な生々しい重みが感じられる作品のほうが、個人的には好みです。しかし、個人的にもっと関心があるのはハッピーエンドが好みの方が観劇されて、どのような評価をこの作品に与えるかが妙に興味があります!

シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ

シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ

音楽座ミュージカル

赤坂ACTシアター(東京都)

2009/06/06 (土) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

ゲネを観ました!(^0^)
再演。ストーリーの筋の5分の4は説明に載ってるから、残りをネタばれBOXにて。

物語の半分は号泣!残りの半分がコメディ色強く楽しい。
音楽座の会員には同じ公演を何度も観るリピーターが多いと聞くが、頷ける。

ネタバレBOX

悠介は死んでしまったが、ラス星の宇宙調査隊員によって悠介の生命は復活する。そうして佳代と同じように仲間の生命素を保存させ、人生のやり直しの為に現代の佳代に会いに行くのだが宇宙船での一週間は地球の10年の時に等しく、二人の年齢に誤差が生じてしまう。そこでラス星の宇宙調査隊員は今度は佳代を宇宙船で一週間過ごさせ、つでに佳代の心の奥にある「過去の膿み」を綺麗に治療して地球に戻す。
地球での二人はやがて子供を授かり、お佳代の「平凡で幸せな家庭を築く」という夢は叶う。

二人はいつまでも「お佳代」「悠あんちゃん」と呼びながら仲睦まじく暮らし、やがて歳をとって同じ時間に死んで宇宙に飛び立つ。時空を超えてその愛は永遠に1000年も続く、という物語。

どんなに辛い過去があろうとも未来を信じれば幸せになれる。という軸はともすれば現代の脚本ではベタ中のベタかもしれない。
だけれど、これだけ感動し涙して最後には温かい気持ちになれるということは、私たち観る側の感動の度合いとか感覚は、昔とちっとも変わってないのかも知れない。
ソラ一杯の虹色のシャボン玉のシーンや美しいセット、ラス星の宇宙調査隊員のコミカルな動き、コメディ満載のセリフ、佳代のチャキチャキの関西弁、悠介と佳代の純愛、それらが見事に融合し、観客を魅了する。

純愛・・・だから人生は美しい。

SURROUNDED ALWAYS

SURROUNDED ALWAYS

年年有魚

新宿眼科画廊(東京都)

2009/05/27 (水) ~ 2009/06/09 (火)公演終了

満足度★★★★

思ったより良かった
キレイな画廊、女性らしい内装、開場前から暖かい雰囲気が醸し出されている。
が、開演すると一変、キャラクター達が自在に動き出す。
結構濃いが、これはかなりいいキャラクターを作っていて、笑った。

後半で夫婦の真相が見えてくるシーンは、少しひねっているので、すっと入ってこなかったのは残念。
しかし作品全体の心地よさは最後まで続いていた。
90分。


飛び道具たちを一手に引き受ける、旦那さんの受けの演技が良かった。
むしろテンポが良すぎるので、旦那さんだけはもっと受けがゆっくりでもいいかもしれない。

ネタバレBOX

最後のセーターの話はすみません、わかんなかったです。
でも奥さんの演技のナチュラルさは好きです。
夫婦役の二人くらいナチュラルなとこが他のキャラクターにあってもいいかもと思いました。

冒頭の前さんと松下さんはちょっと声大きいかも。



苔の心音

苔の心音

あさかめ

C.A.Factory(東京都)

2009/06/03 (水) ~ 2009/06/07 (日)公演終了

満足度★★★

私の心音
「苔の心音」を観て感じたこと・・・
私という存在は現実の世界に根を下ろして存在している。
そしてイデオロギーという大河の中で未来に期待を寄せ、過去を懐かしんだりしている自分が居る。
現代社会には情報を媒介するものが多すぎるくらいあって、そんな中で現代人は受動的体質・・・、もっと過激な表現をするなら洗脳体質にあると言ってもいいくらい主体性を失い掛けている気がする。
そこから生まれ出る願望は本当の自分が求める欲求なのか・・・
私は自分の心の中を覗くような気持ちで観ていました。

作品はまるでピカソを散りばめた様な印象でした。
冒頭から登場する妖精のセリフはもう少し省略できると思いました。
第一部の中で伏線的要素を協調するものがもう少しあった方が観やすかったと思います。
でも、作品の主張は良かったと思います。

ガラスの家族

ガラスの家族

劇団朋友

俳優座劇場(東京都)

2009/06/04 (木) ~ 2009/06/10 (水)公演終了

満足度★★★★★

「ガラスの家族」とは何だったのか?
人種差別、いじめ、仲間との対立、インフルエンザなどの問題をかかえながもがんばった、キリーの物語だたとおもいます。歌もタップタンスもすてきでした。

CASSIS

CASSIS

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2009/05/21 (木) ~ 2009/05/27 (水)公演終了

満足度★★★★

あまーーーーーーーーーーーー
くない芝居。毎度のことながら人の生き様にゆさぶりをかける内容だった。
はたして自分にはどんな色の、どんな味の血液が流れているのか。
そしてそれは、自分の想像どおりなのか。否か。考えさせられた。

不思議なことに、観ている間はそうやっていろいろとゆさぶりをかけられるにもかかわらず、終演後はいたって心地よい肯定感に包まれるということ。
それが、犬串マジック。

惜しむらくは、これまでの趣向とは異なった挑戦的な演出が多かっただけに、純粋な意味での「笑い」に欠けていたこと。やや大人しい印象におさまってしまった感がある。

ただ、それも今後の犬串の進化の上では必要なことであるし、本質的な「らしさ」は変わっていない。
これからも、さらなる「期待はずれ」を期待している。

リアル・ラスベガス

リアル・ラスベガス

とくお組

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/06/03 (水) ~ 2009/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

新たな一面に満足。
とくお組の新たな一面を見た感じ。

いつものドタバタコメディだけでなくて、こんなに上品な笑って泣ける作品もあるんだ・・・!と新鮮に感じました。

不覚にもぐっとくてしまいました。

とくお組は前回のクッキングといい、いつもいろんな角度から攻めてくるので
毎回見逃せないなあ。

次もcafeとか・・・。
なにやるんだろう?楽しみです。

夢の痕 ~三途の川の桃から生まれし者どもよ~

夢の痕 ~三途の川の桃から生まれし者どもよ~

劇団ING進行形

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2009/06/05 (金) ~ 2009/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

開始早々
INGを観た!

ネタバレBOX

この団体の特徴ともいえるダンスパフォーマンス。
一気に舞台の世界へと誘う。

今回は昔話をベースにしてるだけあり展開も遅いのかと思いきや、ポンポン出てくるネタの応酬にそんな心配は必要なし。逆に暑っ苦しいくらいのスピード感があった。

二役演じていた三人組の掛け合い、テンポはなかなかのもの。


後半は一気にINGの世界観につからせてもらいました。
ダークな感じはありつつも派手な舞台だったなという印象を受けました。
そしてノスタルジックな気持ちに・・・・

皆さん演技力があってとても楽しめました、今後も頑張ってください。

愛妻は荒野を目指す

愛妻は荒野を目指す

チェリーブロッサムハイスクール

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/06/05 (金) ~ 2009/06/09 (火)公演終了

満足度★★★★★

好きだなぁ
こういうテーマや雰囲気の芝居好きなんだよねぇ。どんどんストーリに引き込まれて眼が離せませんでした。前作でも思ったんだけど,芝居の構成に工夫?実験?を試みており,それが頭の中で再構成されたとき,一つ一つのセリフや動きが更に意味を持ってきたような気がして,繰り返し観るほどに味が出てくる芝居なのかなぁと・・・とにかく感心しています。劇場で購入するとお得な物販も嬉しい。以前の舞台も興味があったので,DVDも購入してしまいました。

ガラスの家族

ガラスの家族

劇団朋友

俳優座劇場(東京都)

2009/06/04 (木) ~ 2009/06/10 (水)公演終了

“まじめな”公演
「次世代を担う演劇人育成」の趣旨は、全うしている。
完成されたテキストが、若手俳優たちによりきちっと演じられた。
公演の趣旨上、多少肩がこるのは、仕方が無いのかもしれない。

夢の痕 ~三途の川の桃から生まれし者どもよ~

夢の痕 ~三途の川の桃から生まれし者どもよ~

劇団ING進行形

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2009/06/05 (金) ~ 2009/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★

パワー爆発
前回とは全く違った、ロードムービーのような構成。

相変わらず舞台には出入りの幕が張られるだけで、役者が立つのみ。

リズム感のある会話と縦横無尽な動きにより、シーンはどんどん変わり展開していく。
役者達の生命をじかに感じ取ることのできる、パワーみなぎる芝居。

あとはネタばれにて。

ネタバレBOX

ついていけなくなるのを必死で追いかける人もいるだろう、でもそれがあの何とも言い難い緊張感を生み出すのかもしれない。

言葉遊び、変身、アクロバット、見得、かつて演劇がふんだんに使ってきた方法をどんどんと前に押し出してくる。

最近では新しいことを考える団体が多いのか、小さい劇場ではをあまり見かけなくなったように感じる。

かつての演劇の財産をつかうことで、演劇の肉感を感じさせる演出。
古い、新しいの問題はここにはなく、演劇が人間によるものであるということをしらしめるため選択しているのだろう。

今回の芝居は、変身がとてもユニークに使われていて、笑いを生みだしていた。

とてもハードなことをやっているため、少し雑になりがちなところがある、それが少し残念。


戯曲は桃太郎と鬼を軸に、家族、争いの連鎖、国の英雄とはを、投げかけてくるちょっぴりヘビーなものだが、あまりそれを感じさせないポップな構成がよかった。

役者が体を振り回すダンスには、鬼気迫るものがある。



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