
ドリアン・グレイの肖像
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2009/08/21 (金) ~ 2009/08/31 (月)公演終了
満足度★★★★
耽美
耽美主義なのだ。
だから、山本も加納もやりすぎない。感情が高まる場面でも、ぐーっと高揚していって、ふといなされる様な感覚。
それでいて、というか、だからこそ、非凡な美しさと凡庸な精神のドリアンがきっちりと演じられている。
ウォットン卿も、もっともっと癖のある人物になるかと思いきや、案外普通のおっさんぽい。
バジルしかり。どことなく表現を抑え気味の芝居。
おどろおどろしい『耽美』の世界を期待すると肩透かしをくらうかもしれない。

"Are You Experienced?"
CASTAYA PROJECT
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/08/10 (月) ~ 2009/08/25 (火)公演終了

"Are You Experienced?"
CASTAYA PROJECT
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/08/10 (月) ~ 2009/08/25 (火)公演終了
my Castaya experience
終わってみれば、演劇的な企みにあふれる公演だったこのCASTAYA PROJECT。私のCASTAYA体験を記しておくと。
今回は8月10日と11日、2週間おいて24日と25日という変則的な4回公演だった。
内容に関する情報が極端に乏しかったので、チラシに載っている前回公演の内容説明を頼りに見てみることにした。
最初は4公演とも同じ内容だろうと思ったから、11日の回に予約を入れてそれを見た。
このときは他の日も同じ内容だろうと思っていたから、ここへの書き込みにはなるべく出演者や作品内容は明かさないようにと気をつかった。
ところがそのあと、ネットの情報から、4日間の公演内容がぜんぶ違うらしいということがわかったので、2週間後の24日と25日にも予約を入れた。
24日はたしかに11日とは内容が違っていた。
翌日もたぶん違う内容だろうから出かけるつもりだったのだが、仕事の疲れもあって結局は行かなかった。
見た人の報告を読むと、最終日がいちばん実験的で、かつ問題作だったようだ。その場に居合わせたかった気もするし、逆に話を聞くだけで充分な気もする。
4公演とも内容が違うということは、前半終了後の長い休演期間だと思った2週間が、実は後半のための稽古期間だったわけだ。

新釈 ヴェニスの呆人 2009
コマツ企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/08/27 (木) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
ネットが、
とにかく駄目で…。
自分が最前列の席を好むのは、役者を間近に観たいからではなくて、
遮るもののない空間が好きだからなのだと、あらためて強く、思う。

新釈 ヴェニスの呆人 2009
コマツ企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/08/27 (木) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
演出が見事!
全編こまつみちるワールド。シュールな狂気が気持ちいい。次から次へと展開していくシーンは、それぞれの心象風景を断片的に表現し、その断片が積み重なって壮大な物語へつながっていく。
観ながら久しぶりに芝居に酔っている自分を感じた。しばらくの間、酔いが醒めそうもない。

狭き門より入れ
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2009/08/17 (月) ~ 2009/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
物語の力とその持続性
わかりやすく、しかし考えさせる(考える機会を与えてくれる)作品。
でもなによりいいのは、きっと無名の人々ばかりの小劇団でやっても面白い物語であること。
金をかけなければ、役者の人気に頼らなければ(頼っても)もたない作品も世の中少なくないのに。
役者人気に寄りかかっていないのは大事なことに思う。
こういう作品をきっかけに、小劇場作品にも興味を持ち、足を運ぶ人が増えればいいと思うけれども。

ザ・ダイバー 日本バージョン【9/20千秋楽】
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/08/20 (木) ~ 2009/09/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
超充実!幸せ!
大人のための上質のストレート・プレイ。超充実!幸せ!全席完売ですが当日券は出ています(全ステージ開演の1時間前より販売)。

青木さん家の奥さん
青年団
精華小劇場(大阪府)
2009/08/26 (水) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

夕立に出会ったら・・・
演劇集団Nの2乗
「劇」小劇場(東京都)
2009/08/25 (火) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
なんとなく感動!
知らなかったけれど、「Nの2乗」って吉本興業の養成所(俳優コース)卒業生からなる演劇集団だって。
今回の芝居は残された二つの家族が織り成す群像劇。
以下はネタばれBOXにて。。

「ボクSpaチックな!?夏祭り」【公演終了】
ボクキエダモノ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/08/26 (水) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

現代能楽集 イプセン
燐光群
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/07/25 (土) ~ 2009/08/03 (月)公演終了
満足度★★★★★
ドキドキする構成
人形の家、ブラン、野鴨、ヘッダガブラー。
かなりうまい流れだったと思います。この中にブランが入ってるところが疑問に思わなくもないが…。
それぞれ手法が違ってとても楽しかった。
人形の家は見事に現代版になっていた。
ブランはコメディーを交えつつ、コロスたちは様式的だったりした。
声は聞き取りにくかったが、感情としては一番の飛躍が見られた。
野鴨はあまり全部を語らず、スリリングだった。群衆はコンテンポラリーを思わせる動きでドキドキを煽る。
ヘッダガブラーはストレートにと描いていた。赤い照明が印象深い。
暗転中の音楽がとてもよかった。観たい気持ちを高め、飽きさせない。
人間生きていかねばならないということをうまく、構成で見事に伝えてくれた。

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人
DULL-COLORED POP
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/17 (月)公演終了
満足度★★★★
物語としての面白さ
今回DULL-COLORED POP初観劇でした。
あらすじを見て、演出と脚本が気になり足を運んだ。
小劇場で古典的な作風に出会うことが少ない。
16世紀の作家達を思い浮かばせるようなセリフはとても巧みに作られていて関心した。
舞台はシンプルな素舞台で、作品に集中させてくれた。
うまく言葉が操れてない役者もちらほら…。
普段しゃべらない綺麗なリズムで紡がれた言葉は、感情だけではしゃべれない。この場合は作家の勝ちになるのかな。
世界観は統一されていたので違和感なく見ることができた。
とても完成度が高く、楽しめたんだが、何か物足りない。
額縁舞台の中で、観客に芝居をやってますって感じで終わってしまった気がする。
なんかよくわからないが、人間のパワーみたいなものが舞台上から客席まで迫ってこない。
臨場感がない。
マリーの存在が希薄に感じられ、あまりファムファタールに見えない。
周りの人物の恐怖からマリーの魅力や怖さを際立てようとしていたのだが、なんかうまくいっていないきがする。
マリーの人物像を深く描かないのであれば、もう少し全体のリズムを崩して気持の悪い演出や構成にしてもよかったのかなと。
綺麗で端整すぎるがゆえにマリーに対する周りの人物の恐怖が一辺倒になってしまったのでは。
いろいろ書いたが、演出さんの読物としての戯曲をそのまま舞台にしたという意図があったなら、これは成功である。
いろいろ書いたが
作品的にもとても好感がもてる作家さんです。違った作風でも、また古典的なものでも、いろいろ見てみたいと思わせてくれました。

阿房列車
元祖演劇乃素いき座
アトリエ春風舎(東京都)
2009/08/27 (木) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
とにかく素晴らしい!
流石に19年間に亙り繰り返し上演されただけあって、老夫婦の人生の機微を会話の中に折込んだ傑作でした。
土井通肇と森下眞理演じる老夫婦に鄭亜美が絡むセリフも絶妙で時折見せるコメディな要素もひじょうに楽しかった。
以下はネタばれBOXにて。。

斎藤幸子【作:鈴木聡 演出:河原雅彦】
パルコ・プロデュース
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
たくさん笑いました
あまり期待していなかったのですが、すごく楽しかったです。
銀座の小劇場化というか、下北から大劇場進出は大成功。
役者さんお一人お一人が適材適所の言葉がピッタリに、がっちりお芝居している模様がとてもオイシイ舞台でした。
たくさん笑いました。

新釈 ヴェニスの呆人 2009
コマツ企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/08/27 (木) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
満足度★★★
思ったより深そうだ
PPTのこまつさんの話を聞いてもそのときはなるほどともならなかったが、時間がたってあぁなるほどと感じた。ましてや、見ている最中は、軽く笑ってみているだけでした。

新釈 ヴェニスの呆人 2009
コマツ企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/08/27 (木) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

パラダイス☆銀河
TRY&ERROR
北とぴあ ドームホール(東京都)
2009/08/27 (木) ~ 2009/08/27 (木)公演終了
満足度★★★
たった1回だけの公演!!!
昨年の第1回公演に比べると今回は上演時間も60分と短く、内容もいたってシンプル。でも、サックスの演奏があったり、上演に先立って「ボブジャックシアター」の次回作の予告ムービーが流されたりと、いろいろ詰め込まれていて面白かった。
なんといってもプラネタリウムを初体験できたのがよかった。こんな機会でもないと観ることはなかっただろうから・・・。
舞台は唯一、論理矛盾があったことは惜しかった。
アメリカに留学していた帰国子女が宇宙飛行士になるためにNASAの試験を受けることになるのだが、その場面は日本だ。となればなぜにNASAなのか? ここはJAXAにしておけば問題はなかったのに、ね・・・・。

天翔ける風に
TSミュージカルファンデーション
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2009/08/21 (金) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

名曲サンドウィッチ2
タムチック
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2009/08/21 (金) ~ 2009/08/25 (火)公演終了
満足度★★
ほんとディスコだ(笑)
元々ボールドガーデン時代にやったものを、2として今回公演とのこと。
チラシにも確かに、仮想のディスコを想定したライブショーで、基本的にスタンディングとなると書かれていたので、ある程度は覚悟しておりましたが、場内に入ったらディスコでした(笑)
まあ、それでもある程度はお芝居的なのあると思っておりましたが、ほとんどなく(笑)、みんなで歌って踊って騒いでのショーイベントでした。
楽しい時間でしたが、本公演とせずに企画公演としたほうが合っていたのでは?
まあ、芝居だけでなくパフォーマンス作品、時にはライブやショーということで、あえてジャンルは限定していないようですが。

反重力エンピツ
国道五十八号戦線
サンモールスタジオ(東京都)
2009/08/19 (水) ~ 2009/08/23 (日)公演終了