最新の観てきた!クチコミ一覧

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アンドゥ家の一夜

アンドゥ家の一夜

さいたまゴールド・シアター

彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)

2009/06/18 (木) ~ 2009/07/01 (水)公演終了

満足度★★★★

老人力
オーディションで選ばれた年配者の劇団、さいたまゴールドシアター。ナイロン100℃のケラが脚本を提供したというので第3回目の今回、初めて足を運んだ。ふだん小劇場の芝居を見ている者ほど、老人一色に埋め尽くされた舞台に面食らうのではないか。「老人力」という古い流行語が頭に浮かんだほど。
ケラの脚本は少人数の芝居も悪くはないけど、やっぱりこういう出演者が40名を越えるような芝居をやらせたら本領を発揮する。多くの若手を起用したケラマップの芝居「ヤング・マーブル・ジャイアンツ」などはある意味でこの芝居の若者版だったような気がする。
カーテンコールで拍手をするときには「みなさんいつまでもお元気で」という、およそ芝居の観劇後とは思えない感慨が湧いた。

ネタバレBOX

設定は比較的シンプル。学生時代、演劇部にいたメンバーが、数十年後、ポルトガルで隠居生活を送るかつて演劇部の顧問だった教師のもとを訪ねてくる。集まるきっかけは教師がすでに死の床に就いているから。
話を面白くしているのは、危篤のはずのアンドゥ氏が健康な姿であちこちに出没し、そしてその姿がアンドゥ氏の会おうと思った人物にしか見えていないという怪奇テイスト。
大勢の登場人物をそれぞれに個性を持たせて描き分けるケラの脚本が冴える。約3時間という上演時間は、ケラの芝居では普通とはいえ、役者たちの演技のテンポともいくらか関わりがあったのではないか。老役者たちの健闘を讃えつつも、同じように大人数の役者が登場する劇団、柿喰う客の芝居を思うとき、激しい動きはやはり若さの特権だということをあらためて感じた。

開演前から役者たちが舞台に出ていて、それぞれが演じる場面を稽古している。演出家の蜷川幸雄もそのなかに混じってアドバイスをしている。平床をすべて使った広々とした舞台。そこに蠢く数十名。台本を持った若い人が何人か混じっているのはプロンプタだろう。さすがにドクターの姿は登場人物としてしか見られなかった。台詞覚えはともかく、定年後に舞台に立とうなどと考える人は普通の人よりもよっぽど丈夫な体の持ち主ではないだろうか。
プロンプタをあからさまに待機させたり、開演前から役者を舞台に上げて稽古をさせるというのは、必ずしも脚本の上がりが遅かったからではなく、素人くささも人間くささのうちだと割り切った演出のねらいではないかと思う。先日、フェステバル/トーキョーで来日したリミニ・プロトコルなどはまさにそういう作り方だったし、さいたまゴールドシアターもこのフェスティバルには別の作品で参加していた。
開演前から役者を舞台に上げるというのは別に青年団の専売特許ではない、蜷川幸雄も以前からよく使う演出だ。
Tower

Tower

ラーメンズ

東京グローブ座(東京都)

2009/06/15 (月) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

もっと、高く。
翌日朝、声がちょっと枯れていた。なんでだろうと思ったら、もしやこれですか。
笑いすぎたわけですか。・・・とか思うほど面白かったです。


初めて生でラーメンズを観ました。
素晴らしかった。
色々なタイプの演目。
会場の空気感。
帰りたくなかったわー。

ネタバレBOX

正直記憶がぼんやり。

多分計7本のコントがありました。
「TOWER」の名の通り、タワーマニアのコントもあり。
仁さんが京都タワーに恋する五重塔だったり。
前回公演の「不透明な会話」を連想させるコントもあり(後半は仁さんの妄想の世界が展開されてましたが。これがツボにハマりすぎて大変でした 笑)



ただちょっと疲れていたのかなー。という印象も。
間が多少ズレているところが数か所。もったいなかったな。


とにかく素敵過ぎる。面白かった。
濃い時間でした。
次の本公演はいつなんだろ・・・。

期待して待っています。
高襟狂騒曲

高襟狂騒曲

高襟〜HAIKARA〜

Dance Studio UNO(東京都)

2009/06/22 (月) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

観つめ続ける1時間10分!!
観劇させて頂きました。この作品はダンス表現による公演でしたが、その表現に対する情熱にただただ時間一杯舞台上を観つめ続けるだけでした!音楽に合わせダンス表現をするというよりも、むしろ表現としてのダンスに対して音楽が用意されたようにすら思えてしまいました!そのエロスを表現しようとする姿勢と情熱が公演時間内に全て注ぎ込まれたダンスに目を奪われ続けていたとしか言えません!ただ、自分の場合は明らかにエロスを表現しているにもかかわらず、いわゆるエロ的な興奮のようなものは一切感じることが無く、エロスというものはエロというものが完全に存在しないものなのかなぁ~、と思ってしまいました。今回の作品の評価はこれだけ作品に情熱が込められ伝わってくる作品に対しては、最高評価をつけさせて頂きます!本作品はエロスを表現しようとしたダンス公演でしたが、自分にはエロスを通してもっと本質的でありながらも高い次元のものを観劇中感じ続けてしまいました!この作品はやはりこちらの劇団でしか表現することの出来ない次元のものでした!

音楽劇「新宿パラダイス」光は新宿より

音楽劇「新宿パラダイス」光は新宿より

東京ギンガ堂

歌舞伎町「大久保公園シアターパーク」特設劇場(東京都)

2009/06/19 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

現代に活
公園内に入った瞬間から、劇が終了して会場から出て行く瞬間まで、ず〜っと楽しませてやろうというやる気と工夫がみなぎるステキな公演でした。
お芝居のほうは私の両親の青春くらいの時代設定で、客席の半分以上は終戦直後〜昭和30年代を知っている年代の人。自分ひとりではなく一家で来れば家族孝行が出来たなあ...。
終演後、新宿に関するアンケートの「歌舞伎町はキレイになりましたか?」「安全になりましたか?」等の質問には、全部「いいえ」と回答しましたが、この作品を観て、今まで以上に新宿を好きになりました。
コマ劇場跡地を中心とした再開発が間もなく始まるはずですが、新宿東口の原点を確認した点で(登場人物をちょっと美化し過ぎだと思うけど)、この作品の意義は大きいと思います。

ナンノチカラ?

ナンノチカラ?

シネマ系スパイスコメディAchiTION!

新宿シアターモリエール(東京都)

2009/06/26 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ループする100円ライター

ライターに秘められた不思議な力によって巻き起こるコメディ。
とにかくコメディだから考えすぎるとつまらなくなる。アチョの世界は辻褄合わせなんだから!(^0^)

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX



終盤は哀しい結末になるが、登場人物それぞれにも実は隠された力があり、その力とライターの本当の持ち主を探す物語。

人物設定は日テレアナウンサー、青と赤の男(スーパーマン)、超能力者、AD(スーパーマンの娘)、失踪する女、マスクマン、レフリー、殺し屋2人、リポーター、ホームレス、満たされない男、元フィアンセ、借金苦の女、バレーをしていた謎の男、千秋の元恋人、借金取りなど・・・、一体これをどう結びつけていくんよ!?なんつって観ていたら、ライターが人と人の間を渡り歩きながら結びつけていくんだねー(^^;)

謎のライターは2つ。これらが生きてるかのように絶妙に持ち主にまとわり着いて離れない。
秘められたライターの謎はこのライターを持った者は「自分が持ってる力を気づかせて引き出させる力」を持つ。
良くも悪くも。
だから、悪い方に転がり込んだら最悪で、良い方に転んだら一瞬にして幸福になる。

人物の力とライターの力を上手くリンクさせたコメディ。
馬鹿げたプロレスやスーパーマンのキャラが面白く、ツボればサイコーに笑える。(^0^)
「濡れた犬の匂い」の臭さにはめっさ受けた!(^0^)

そうそう、雨の日にカエルの匂いがするのと一緒みたいな・・(爆!)


不完全版「幸福論」

不完全版「幸福論」

tea for two

「劇」小劇場(東京都)

2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

いつもながら巧い
3話構成で、2人ずつ4組の物語が巧みに交錯する。トリッキーな仕掛けが終盤で収束する劇作に特徴がある大根の脚本だが、今回は、一つ一つの物語は正統な会話劇として作ろうとしているように見える。それでいて、3話の絡み合いが巧みな全体の物語を構成しているのは、いつものながらの巧さを感じる。西尾早智子vs倉田知美の3話の迫力が凄い。

ネタバレBOX

1話「青い焼き鳥」は離婚寸前の夫婦(大岡伸次・塚原美穂)の物語。娘の前で喧嘩はできないと、居酒屋で別れ話をした後らしいのだが、両方とも金がなく払えないのをどうしようかと悪戦苦闘する。居酒屋の店長(大森健彰)と新人店員(松木詩織・ダブルキャスト)の物語が巧みに混じるが、ありそうな話、ではある。2話「幸福の王子の野球挙」は、人と話すのが上手でない男(島本和人)が話し方教室の先生(風間美珠希)の教えで、通りすがりの人に話しかける練習をする。たまたま通るのが、先の居酒屋の店長と店員。こちらは、設定そのものがありえない印象を与えるファンタジー的作品。3話「私よりもほの少しだけあなたが幸せであるということ」は、実に不思議な作品。女2人(西尾早智子・倉田知美)がとりとめもない話をしていて、話題そのものはありそうなものだが、この2人の関係が全く見えない。それが分かったときに、前2話との関係も分かって、物語の妙に接することができる。
 1話・2話とも役者陣は丁寧な芝居を作っているのを堪能できるのだが、3話の西尾・倉田対決の迫力が凄い。2人ともテーブルを挟んで椅子に座っているだけなのに、芝居に深みが出ているあたりに感心させられる。
カエル

カエル

プロデュースユニット四方八方

アイピット目白(東京都)

2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

観て来た!
まずアイディアが面白い♪キャストもそれぞれの役のイメージに合っているし、期待していた以上に面白かった。

ネタバレBOX

雲のデザインや降水量の調整など、天気の年間スケジュールを管理するという架空の会社が舞台。そこの地方担当の小さな工場が全国規模の梅雨前線(梅雨)を担当することになる。ところが肝心の雨を降らせる機械が故障してしまい‥というストーリー。

上演時間1時間30分。もうちょっと長くてもいいかも。最後がちょっと物足りない感じ。あと欲を言えば、全体的にもっと突き抜けたパワー(?)が欲しかったような。

ナンノチカラ?

ナンノチカラ?

シネマ系スパイスコメディAchiTION!

新宿シアターモリエール(東京都)

2009/06/26 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった~♪
ギャグが個人的にかなりツボでした。構成もとても上手いし、映像の使い方もGood!

ネタバレBOX

○ーパーマンとか覆面レスラーとかキャラものが特に良い!2時間がぜんぜん長く感じなかった。終盤ちょっと複雑でわかり辛かったけど、こんなに笑えた舞台は久しぶりかな?
くすり(^^)フィンガー

くすり(^^)フィンガー

Cappa

駅前劇場(東京都)

2009/06/25 (木) ~ 2009/06/29 (月)公演終了

満足度★★★★

魅力あるキャスト陣
「恋文酒場かっぱ」は渋谷に本当にあってそこの店長が今回の久保木(大人の麦茶)。
で、彼が今回旗揚げ公演だったわけだけれど・・、いあいあこの豪華なキャスト陣!そりゃあ、期待しまくりだったわけでして・・。

で、内容も期待通りだったのだけれど、受付の対応が悪いのと、ちっさな小屋なのに指定席だったものだから、ドーナツ化現象が起きてました。指定席にするならお客様が来た順番に席を埋めるように指定すればいいものを・・。
やたら観難い席に座らされてるにも関わらず1~3列が空いてる状況!でした。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

メルヘンチックなセット。正垣(久保田)の部屋で「天売晋平壮行会」のシーンから始まる。晋平はアラスカに向けて旅立つ為、仲間が彼の為に壮行会を開いたのだった。ところが隣の住人の女子2人が「静かにしてください。」と苦情を言いに来たが合流して飲むことに・・。
次の日、晋平がヤングジャンプに挟んだパスポートと餞別ごとヤングジャンプがなくなっていた。正垣の彼女の阿弥がゴミとして収集場に出してしまったのだ。そのヤンジャンを隣の好絵が拾って自宅に持ち帰ってしまった事から、事態は急変する。
正垣の押入れから「信夫のノート」と称するノートが出てきたり、と、同時に信夫(田中完)が押入れから登場したかと思うと金澤(前田剛)との絡みがあり、いきなりコメディ感溢れちゃって、更にザンヨウコの相変わらずの不思議な空気間が幾重にも重なって、そりゃあ、あなた!そこのあなた!楽しいったらありゃしない!(^0^)
隣の女子を覗く穴もあったりして、場面は隣の部屋とこちらの部屋との2つが同時進行し、その情景も愉快。
男女の恋愛劇に友情もちょっぴり絡めながら、「てめえの気持ちはてめえで伝えねえと一体誰が伝えるんだよなぁ?!」っつーてセリフる信夫が印象的!

久保木が時間をかけて口説いたつわもののキャスト12人はやはり凄いのでした。特に、前田剛、ザンヨウコ、田中完は流石!
物語はコメディ。

ちなみにアンケートを書いてくれたお客様に「恋文酒場かっぱ」の生ビール無料券を配ります。こういう戦略はやはり上手い。生ビール1杯だけ飲んで帰る客は居ないもんね。
勿論、ワタクシも頂きましたってば!(^0^)



眠るために目醒める

眠るために目醒める

reset-N

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/06/25 (木) ~ 2009/06/30 (火)公演終了

満足度★★

初 reset-N
劇団そのもの、裏側を観たような感じ。 通し稽古の方が面白かったりして。

ネタバレBOX

開場して客が入りだしてから、すでに芝居が始まっていたようですね。
特に前説もなくフェードインのように始まり、慌てて携帯の電源切りました。

舞台、椅子が赤、役者さんの衣装に赤のライン、横たわる(眠る)女性の衣装も赤(薄いけど)演出家の衣装が部分的に赤。まるで染まり始めているような感じ。眠る女性は演出家にとって天使か死神か!
そう思ったとき、ボブ・フォッシー作「オール・ザット・ジャズ」を感じました。

演出家はどう染まるのか!
プレビュー公演を観たので多少の手直しがあるのでしょうが気になります。


ボーイ・ミーツ・ガール

ボーイ・ミーツ・ガール

ロロ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★

観ました。
今回は他の劇団目当てで、始めてロロの作品を観ましたが…

ネタバレBOX

見事な暴れっぷりでしたねぇ。
私、最前列で見てて、係の方から「何か飛んできます」と言われ、なんだろうと思いました。
で、理由は分かりました。
あの色つきの液体、かけまくりでしたね。
で、滑りまくりでしたね。(笑)

ただ、お話自体は、笑っていられない内容でした。
秋葉原の無差別殺人から1年。あの惨劇、突然大切な人を殺人鬼の行為によって永遠に奪われてしまった、あの時のニュースの映像を思い出しました。

こうやって改めて考えてみると、あの惨劇にあの演出、で、滑って転ぶあの絵はちょっと不謹慎だったのかもしれませんが、表現としては良かったんじゃないのかなと思います。
遊ぶカネが欲しかった

遊ぶカネが欲しかった

バナナ学園純情乙女組

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

よくやった!
とにかくよくやったの一言です。

ネタバレBOX

作品自体は、この前秋葉原で見せて頂いたので2回目だったんですが、パワーアップしてる感じで、結構良かったと思います。
個人的には、前園さんのキチガイ女の演技、すごくよかったです。
もちろん、菊池さんも、加藤さんも、野田さんも、素晴らしかったです。
トコさんは、もうちょっと出番が欲しかったかなと…。
ロロロさんも、今回もフリーダムでしたね。(笑)

で、終演後のおはぎライブ。あの状態でよくやりましたよね。
ていうか、あれだけのお客さんが残ってくれるなんて、ある意味奇跡ですよね。
7月本公演のメンバーの皆さんにとっても、本公演に向けていいウオーミングアップが出来たんじゃないかなと思います。
7月の公演も楽しみです。
東京のオトコ【全ステージ終了】

東京のオトコ【全ステージ終了】

Theatre劇団子

pit北/区域(東京都)

2009/05/20 (水) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

コメディなのに泣けた
単純脳味噌で演劇初心者の私には、話の展開がとっても分かりやすかった。後ろの席からもすすり泣く声が。でも、次の瞬間笑ってるみたいな。カッコイくて可愛い役者さんたちがとっても魅力的でした。これからも観てみたい劇団。

COFFEE BEANS MEMORY

COFFEE BEANS MEMORY

FACT

福岡市立中央市民センター(福岡県)

2009/06/27 (土) ~ 2009/06/27 (土)公演終了

満足度★★★

めっちゃ見ごたえあり!!
半端でないダンスで驚き~
おもしろい構成になっていて企画力を評価する。

ネタバレBOX

歌パートがないミュージカル風?
芝居部分をもっと底辺アップさせると
さらに観客層が広がると思われ。
眠るために目醒める

眠るために目醒める

reset-N

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/06/25 (木) ~ 2009/06/30 (火)公演終了

満足度

鬱だ…
なんて言うか…例えるならノイローゼっぽい知人と話を合わせなくてはいけない状況とでもいうか。
舞台と客席とはこんなにも近いのに、共感しえないヘンな緊張感だけが残った。
単純脳味噌で演劇鑑賞初心者の私には、よく分からンかったな。
役者はカッコイイ&カワイイ感じで良かったです。

ハルメリ

ハルメリ

西村和宏(青年団演出部)+ウォーリー木下(sunday)企画

アトリエ春風舎(東京都)

2009/06/23 (火) ~ 2009/06/30 (火)公演終了

満足度★★★★

やさしさ~
明日以降の未来がすごく嫌いになって、嫌いだから、どうにかするんだ、という、逆境の勇気というか、そんなものに火をつけられた。
こういう形に描写されるいまにすごく危機感を持ちながら、こういう形で描写する人がいることに励まされた。演劇とか関係なく、同世代の友達に見てほしい舞台。

ネタバレBOX

やさしさは優れるという字を使ってあらわす、に脱帽、考えている人の言葉だと思う。
ただ、痛々しくありながらも、どこか観客を痛めつける前に通り過ぎていく印象、これもやさしさ?
演出・装置がオーソドックスで、最先端の素材を扱う本を立体化するには違和感があったかも…。
音楽劇「新宿パラダイス」光は新宿より

音楽劇「新宿パラダイス」光は新宿より

東京ギンガ堂

歌舞伎町「大久保公園シアターパーク」特設劇場(東京都)

2009/06/19 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

新宿らしい雑多さを意識した公演
テント公演特有の楽しげな雰囲気を
“真面目な”ギンガ堂が、一生懸命創っている芝居。
紀伊國屋創業者と力道山の物語が
新宿の街の歴史と歌と共に進行する。
テントの外部を使った演出はありがちだが、でも楽しい。
「音楽劇」と謳うには、
役者も演出家も、もうひとがんばり欲しい。

Mr.PINSTRIPE 2009

Mr.PINSTRIPE 2009

K-LINKS

青山劇場(東京都)

2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

コピー負け
「究極のエンターテイメントショー」
「素敵なトレジャーボックス」
のコピーから期待した内容ではなかった。
個々のダンスパフォーマンスの品質は高いものの、
一つ一つがバラバラで、
一つの公演としての統一感が全く感じられず残念。

-共生の彼方へⅤ- どんぐりと山猫

-共生の彼方へⅤ- どんぐりと山猫

A.C.O.A.

atelier SENTIO(東京都)

2009/06/18 (木) ~ 2009/06/21 (日)公演終了

魔術
気がつけば……裁判の傍聴席に座らされていました。
演劇の、時間と空間の魔法にかけられたような、気持ちよさでした。

ユーリンタウン-URINETOWN The Musical-

ユーリンタウン-URINETOWN The Musical-

流山児★事務所

座・高円寺1(東京都)

2009/05/29 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

たのしかったわあ
ぼーっとしてる間にもうロングランも終わりだ!
でも私がぼーっとしてる間にも口コミは広がっているみたいでよかったよかった。
劇場もとってもよかたなあ。。。あそこでやりてえなあ、、

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