
ランドセル★ガール
おにぎりスキッパーズ
ザムザ阿佐谷(東京都)
2009/09/19 (土) ~ 2009/09/21 (月)公演終了
満足度★★★★
ちょっとエキセントリックな舞台でしたね(^-^;)
応援しているミュージカル俳優さんが出ていたので観に行きました。
ちょっとエキセントリックな箇所も見受けられましたが、全体的にはハート
ウォーミングな家族の物語で、ラストにはホッとしました。
詳細な感想はネタバレBOXで書いてます(;・∀・)

虹色唱歌~眠れぬ夜のオールドメロディー
水木英昭プロデュース
紀伊國屋ホール(東京都)
2009/09/17 (木) ~ 2009/09/27 (日)公演終了
満足度★★
土台がグラグラなマンションみたいな芝居
プロットが、よくわからない。
個々の場面を見れば、泣いたり笑ったりするシーンもあるが、
大前提となる、設定がチンプンカンプンだから、
作品の世界に入り込めない。
いつかわかるかなぁと思っていたけど
最後まで、よくわからなかった。
水木氏が座長なことはわかっているし、
知名度から土居嬢がメインだろうなって
わかっていたけど、チラシから誰が主役の話か
わからなかった。
すし屋の役のイケメンの子が主役かと思っていたら
端役だった。かなり受けそうな子と思ったけど。
そんなこんなで、人間関係図も整理されておらず、
結局何がしたいのか、全くわからない。
土居嬢は、死んだ姉の役の時が光っている。
清楚なイメージですが、汚れ役のほうが実はあっていそう。
優しそうだけど、強いを出した時の風格というか貫禄は
一見の価値あり。
曽我氏は、肩書きThe Good byeなんですね。
まだヨっちゃんも含め、やってるだ。
遠めで見ると羽場裕一と、そっくりだった。
コントっぽいシーンや、クライマックスに
見応えはあるが、
それは役者陣の力量。
これ、建築不良のマンションと同じで、どれだけ内装きれいにしても
土台の基礎が出来ていないから、
いつでも崩れ落ちちゃいそうな作品。
そういう作品も珍しい。

異邦人~エトランジェ~
シンクロナイズ・プロデュース
ザ・ポケット(東京都)
2009/09/16 (水) ~ 2009/09/20 (日)公演終了
満足度★★★★
出来ればロングランで
出来ればロングランで、もう一度観たかった。残念。
前半の斬新なゾクゾクする演出に比べ終盤は極めてオーソドックス。
陰陽つけたような印象

悪趣味
柿喰う客
シアタートラム(東京都)
2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
乱痴気っっ!!!
公演期間中2ステージだけの全キャストシャッフルという暴挙(笑)、初日を観ながら&観た後に「この人はあの役かな」「この役はあの人かな」などいくつかしていた予想はことごとく外れ、しかし「そう来ましたか!?」「そのテがあったか!」な面白さアリ…っちゅうか「うわっ、ヤラれたぁ!」の方が正直だな。
で、本来のキャスト(以下「本来版」と表記:内部では「ホンチキ」と呼称されている模様)と比べて反則気味(笑)なものから逆におとなしくなったものまで振れ幅が大きく、その意味で本来版は無難にまとめた(←あくまで比較論)感じ?
リスカへの「ブス!」発言とかカッパの棲家が「箱庭」とかにちょっと無理がある一方、狩奈なんか「柿200%」と言おうか「普段より長く回しております」状態で面白く(本来版は柿150%くらい?もちろんハマっていて面白い:念のため)、さらに没ネタをとりいれたりムチャ振りが少なからずあったり(ゆえに5分長い)するのも楽しい。
初日に「乱痴気のキャスト、また変えよう」などという発言も聞こえたので、恒例のアフタートークで訊いてみたら、配役は8月下旬に発表したものの、その後台本もちょくちょく変わり、本来版の稽古にほぼかかりきりとなり、結局乱痴気は通し稽古1回だけだったとのこと。が、各自が本来版キャストへのダメ出しを自分のものとして吸収していたこともあり、その通しでほぼオッケーだったというのはスゴい。
しかも実際のステージも完成度が高く、1回だけ出のタイミングがズレた程度。でも、そのハプニングもまた乱痴気ならではというか、ある意味お祭り騒ぎ的な公演として十分にアリでしょ、みたいな…(笑) え、優しすぎだって?

悪趣味
柿喰う客
シアタートラム(東京都)
2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
まずは本来版
後から振り返ると古典的な、どころかベタと言っても過言ではない和風ホラーで、たとえば「見つかった**が実は…」なんてのも常套手段なのに、あの独特の「柿節」とでも言うべき台詞回しとスピード感、リズム(ひと括りにして言えば「グルーヴ感」とか?(笑))にグイグイ引っ張られてそんなところまで思いを巡らせている余裕がない、的な。
しかも、「乱痴気」公演ではどの役を誰が演るんだろうなんて余計なことまで考えてしまうのでなおさら…。(すっかり術中にハマっていたワケだ)
また、スプラッタ系ホラー映画であればクライマックスになるであろう「大惨劇」を見せずにその直前でとどめ、すべての発端となったシーンをかぶせてから惨劇後(らしい)の様子で締めくくるのも演劇的で◎。

もう嫌んなるくらいハピネス!
ポップンマッシュルームチキン野郎
吉祥寺シアター(東京都)
2009/09/03 (木) ~ 2009/09/07 (月)公演終了
満足度★★★★
チョコレートコーティングされた柿の種
ナンセンス、ブラックの2種類の笑いと昭和中期の松竹映画のような人情・ペーソスという一見異質なものが程良く配合されて意外な味を出しているのは「チョコレートコーティングされた柿の種」(←実在する)の如し。
ちなみに装置は吉本新喜劇風ながら内容はドタバタではありません。(笑)
で、その装置、舞台がラーメン屋だけに壁に短冊メニューがあり、半ばお約束のように「謎」が…。と言ってもドサクサに紛れて「ゲルググ」があったりする(←某公演で目撃)のではなく、「五点盛り」よりも高い「三点盛り」(高級素材を使っているのか量が多いのかはたまた…)とか、普通盛り280円に対して大盛が600円のチャーハン(値段がちょっと高いのに量が2倍というのはよくあるが、値段が倍以上ってどないやねん)とか、そういうタイプ。
また、「教授」とロボ妻(笑)のエピソードなぞ奥が深く、ふくらませればそれだけで1本の芝居になりそう。それ関連ではラストシーンもさり気ないがなかなかステキ。そういえば天馬博士がトビオ(「アトム」と命名される前のあのロボット)を手放した(というよりは捨てた)理由も連想。
欲を言えば時々挿入される回想場面がいつ頃のことであるのか(どころか回想であるかどうかさえ)しばし判断に迷うことがあったので、そこのところがわかり易ければより良かったのではあるまいか。

極めて美しいお世辞
箱庭円舞曲
OFF・OFFシアター(東京都)
2009/09/11 (金) ~ 2009/09/22 (火)公演終了

11月15日の夜空に(演劇祭大賞受賞!)
劇団Peek-a-Boo
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2009/09/02 (水) ~ 2009/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
Aキャスト
主役である青年と竜馬、それにコトの元凶(笑)である博士とその助手などが違っており、竜馬は若返っているし(笑)、『BTF』のドクのようだった飯田橋博士は女性になっているし、当然の如く小ネタも変わっているしでけっこう印象は異なる。
また、前回書き忘れたが、音響が実に巧み。主な舞台となるマンションの一室、装置としてのドアはないのに、開錠してドアを開ける演技にSEがピタリと合っているので、ドアが見えるようだし、飯田橋博士の「知恵袋」的なロボット・サーチ君(実際はぬいぐるみ)の声がまるで中にスピーカーが仕込んであるかのように左右に移動して聞こえるし…。ホントに舞台音響も進化したなぁ。

11月15日の夜空に(演劇祭大賞受賞!)
劇団Peek-a-Boo
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2009/09/02 (水) ~ 2009/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
Bキャスト
ある夜突然、主人公の部屋のクローゼットから坂本龍馬、いや才谷梅太郎と名乗る男が現れ…という某社CMのような状況から始まる物語、従来の Peek-a-Boo にはなかったタイプの作品ながら上出来。
TVから流れる殺人事件のニュースをキッカケに不条理な死が多いのは幕末も現代もそんなに変わっていないのではないかと示唆したり、3年前の友人の自殺に責任の一端を感じて未だに立ち直れていない主人公の妹に龍馬が「兄にでも両親にでも甘えて生きてゆけばいい」と諭すなど、大好きな「死んじゃだめだよ、生きてなくちゃだめだよ」系なので高評価は当然と言えば当然?(笑)
いやしかし、そういう内容的なものに加えて、演劇表現的にもイイ。
いつもながらスローモーションの表現が巧みなばかりでなく、今回はそれに回転を遅らせた台詞もかぶせたりしているし(逆に早回しもアリ)、「素に戻る芝居」もほぼ毎度のこととはいえ楽しいし、ネタがネタだけに頻繁に出てくる土佐弁も(高知に住んだことどころか行ったことさえないのであくまでイメージながら)いかにもそれっぽく自然で、より作品世界に入り込ませるという…。
他に表現として、序盤で主人公が書いている小説内の龍馬たちを狂言の様式で見せた(当然、途中から普通の演劇表現に戻る)のも実験的で面白い。
内容に再び戻れば、この時代のことはお前に任せたと言い残して幕末に戻った龍馬が中岡に感謝の言葉を伝えるところもイイし、絶命直前の龍馬と少年時代の江戸に向けて旅立つ龍馬を同時に見せるのもイイ。
で、「キャラメル風味」も感じたのはタイムスリップして現代に現れた龍馬が主人公を成長させる、というプロットが『また逢おうと竜馬は言った』と近いこともあるか?
あと、龍馬ものと言えば、先日の『ねずみの夜』で「近江屋」をやっと覚えたが、この作品では慶応3年11月15日という日付をキチンと覚えることができそう。

FEVER~眺め続けた展望の行方
傑作を遊ぼう。rorian55?
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2009/09/19 (土) ~ 2009/09/27 (日)公演終了
スタイリッシュな中の実直さ
CGなどを使ったスタイリッシュなテイストが
ペーソスゆたかな物語に織り込まれて・・・。
戯曲がしっかりと咀嚼され、
さらには役者たちの個性をうまく生かした
作品に仕上がっていました。

極めて美しいお世辞
箱庭円舞曲
OFF・OFFシアター(東京都)
2009/09/11 (金) ~ 2009/09/22 (火)公演終了

TorinGi(トリンギ)「捨てる。」
feblaboプロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2009/09/19 (土) ~ 2009/09/22 (火)公演終了

夜と森のミュンヒハウゼン【9/20千秋楽】
サスペンデッズ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2009/09/11 (金) ~ 2009/09/20 (日)公演終了
満足度★★★★
心を刺すファンタジー
いきなり、ディズニーランドのパビリオンに迷い込んだような雰囲気。
落ち葉を踏締め、客席に座って、新たな早船ワールドの展開を心待ちしました。
でも、遅れて来たお客さんはどうなるのかと、ちょっと余計な心配が。
始まってみたら、すっかり森の住人になった気分で、舞台に集中できましたが、時折、スタッフが装置移動に姿を現すのは、雰囲気を壊した気がします。
それに、こういう舞台では、あまりリアルな装置や小道具は不向きかもしれません。
いつもはあまり説明台詞のない、早船戯曲。今回は、逆に、心情を本人に語らせる台詞が多かったけれど、それはそれで、心に沁みました。
最後の、銀平さんの台詞に、思わず涙がこぼれました。

正しい晩餐
劇26.25団
駅前劇場(東京都)
2009/09/16 (水) ~ 2009/09/21 (月)公演終了

ブックショップ
有限会社バスタ
シアターサンモール(東京都)
2009/09/18 (金) ~ 2009/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
とても良くできています!
この舞台でみるのは4つ目ですが見終わった後お得感がすごいします。
最初の演者の演技力と表現力を見せる所は是非見ていただきたい!
工夫も随所に見られ、場面転換でも、飽きさせません。
演者は4人ですが4人以上出演している様な気がします
開始直後すぐ 演技と表現力で鳥肌が立ち、コミカルな動きに笑いが起きます。ほんのりもして、勇気も出ます!
セリフにも気持ちが入っているので目を閉じても伝わります。
お値段で迷われてる方は迷うくらいなら行け!と言わせていただきます。
日程が合えば千秋楽もお邪魔したいとおもいます

わりと自由
早稲田大学演劇倶楽部
早稲田大学学生会館(東京都)
2009/09/19 (土) ~ 2009/09/20 (日)公演終了
満足度★★★★
それぞれの個性を光らせる演出が見事!
プロレスを野蛮なスポーツとして取り締まる政府の組織と、最後に残った学生プロレス連盟との戦いのドラマ。最後は双方がプロレスで戦い、プロレスを通じて友情や愛情をはぐくむというベタなストーリーだが、役者全員が全力でやっているので、観ていてすがすがしい。不思議な感動にあふれる舞台だった。
役者は皆、(先輩に比べると非力だが、)個性のあるメンバーが揃っていて将来が楽しみ。その中でも学生演劇連盟の代表権藤明年を演じた内田明伸が、表情が豊かで、また体が鍛えられていて動きにキレがあり、今後が楽しみだと思った。その他の役者も個性的で魅力的だが、まだ発声と体が出来上がっておらず、これからだと思われた。

極めて美しいお世辞
箱庭円舞曲
OFF・OFFシアター(東京都)
2009/09/11 (金) ~ 2009/09/22 (火)公演終了

秘密はざわめく
Dotoo!
赤坂RED/THEATER(東京都)
2009/09/16 (水) ~ 2009/09/20 (日)公演終了
満足度★★★
会話がおもしろい
火サス的なオープニングに「ええー‥」と思いましたが、
本編で、ちょっとひねった演出に使うなど、これもなかなか。
やっぱし会話が秀逸です。ちょっと噛みすぎ感はあるけど。
登場人物も過去の事件も数が多い分、整理が大変です。
一番軸に起きたい事件がどれなのかがぼやけてしまう。
もう少しストーリーをすっきりさせてもよかったかなあ。
あと、数組の共犯者に意外性がなかったのが残念。
同窓生の集まりだから仕方ないか。

虹色唱歌~眠れぬ夜のオールドメロディー
水木英昭プロデュース
紀伊國屋ホール(東京都)
2009/09/17 (木) ~ 2009/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★
あのころ・・
廃校になった田舎の高校に集まった同窓生たち。
土居裕子の歌って案外、上手いのね。曾我泰久のピアノでの愛の弾き語りも素敵!
同窓生たちが胸の奥に秘めている学生時代の甘い恋や、辛く苦い経験を思い起こしながらの青春群像コメディ。
以下はネタばれBOXにて。。

「極み唄」
LIVES(ライヴズ)
タイニイアリス(東京都)
2009/09/15 (火) ~ 2009/09/20 (日)公演終了
満足度★★★★
濃厚!
LIVES初見でした。
普段の公演とは異なった、「単独ライブ」という劇団員のみで作り上げた短編オムニバス。
ラジオのDJの会話と曲を導入にしてつながれてゆく4編の濃厚な短編。
どれも緻密な構成と役者さんたちの個性が溢れていて笑いっぱなしでした!
大浜直樹氏、登守髭生氏、雑賀克郎氏のベテランたちがほとんどの話を回す役だったのだけど、せっかくの劇団員のみの公演なら若手に短編のひとつを任せても良かったんじゃないかな、とは思いました。
けど、ベテランはどの話でも中心になるだけのものを持っていて、話だけでなく役者さんにも魅せられる舞台でした。
演劇というよりはコントライブに近いですね。
でも、大好きです。