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ランドセル★ガール

ランドセル★ガール

おにぎりスキッパーズ

ザムザ阿佐谷(東京都)

2009/09/19 (土) ~ 2009/09/21 (月)公演終了

満足度★★★★

ちょっとエキセントリックな舞台でしたね(^-^;)
応援しているミュージカル俳優さんが出ていたので観に行きました。
ちょっとエキセントリックな箇所も見受けられましたが、全体的にはハート
ウォーミングな家族の物語で、ラストにはホッとしました。
詳細な感想はネタバレBOXで書いてます(;・∀・)

ネタバレBOX

高校生になってもランドセルを背負っている小石川美幸。美幸に冷たく
反抗的にあしらわれながら、喫茶店を切り盛りして良き父たらんとする
喜三郎、引きこもりで姉達と会話をせずひよこの口真似をして心を
閉ざしている妹の咲子…その3人を取り巻く人々(美幸の友達、咲子の
担任の先生、盆踊り好きの近所の爺さん、コーラに異様なほどの偏愛
をもつ何かの店(喫茶店?)の店長などが繰り広げる一風変わった家族
の絆を描いた物語。

<高校生になってもランドセルを背負っている美幸。美幸がランドセルを
背負っている理由とは・・・?>
観た限りでは母親がまだ生きていた頃、家族全員で仲良くかるがも公園に
散歩にきていたありし日のことを忘れまいとして、その時分の象徴として
母親を忘れまいとする気持ちの表れだったのだろうと思いますが、自信が
ありません。
注意深く観劇していたつもりですが、母親は事故か何かで亡くなったらしい
こと、喜三郎が母親がどうしていなくなったのかを娘に説明していないよう
な台詞があったこと、母親がいなくなったことを説明しない父に対して少し
ずつ美幸が父から距離を置くようになったのではないかという推測はでき
るのですが、ちゃんとストーリーの中で美幸の口からランドセルを背負う
ことの理由が語られたシーンはなかったような気がします(;・∀・)

なので何故あんなに美幸が父に対して冷たく頑なであり、咲子が(特に)
美幸に対して心を閉ざしたままなのか、ちょっと分かりにくかったかも。

個人的には河村恵美さんの演技に注目していました。というのもこれまで
河村恵美さんの歌を聴いたことはあっても、本格的な演技は観たことが
なかったので(^-^;)
河村恵美さんは驚いたことに冒頭から出演されていましたが、なかなか
素晴らしい演技だった上、思いのほか結構出番があったので、応援して
いる側としては嬉しかったですo(≧▽≦o)

あと気になったのはコーラ好きの店長と盆踊り好きの爺さんの異様な
テンション( ^▽^)
特にコーラ好きの店長は良い味出してました( ^∀^)
虹色唱歌~眠れぬ夜のオールドメロディー

虹色唱歌~眠れぬ夜のオールドメロディー

水木英昭プロデュース

紀伊國屋ホール(東京都)

2009/09/17 (木) ~ 2009/09/27 (日)公演終了

満足度★★

土台がグラグラなマンションみたいな芝居
プロットが、よくわからない。
個々の場面を見れば、泣いたり笑ったりするシーンもあるが、
大前提となる、設定がチンプンカンプンだから、
作品の世界に入り込めない。
いつかわかるかなぁと思っていたけど
最後まで、よくわからなかった。

水木氏が座長なことはわかっているし、
知名度から土居嬢がメインだろうなって
わかっていたけど、チラシから誰が主役の話か
わからなかった。
すし屋の役のイケメンの子が主役かと思っていたら
端役だった。かなり受けそうな子と思ったけど。
そんなこんなで、人間関係図も整理されておらず、
結局何がしたいのか、全くわからない。

土居嬢は、死んだ姉の役の時が光っている。
清楚なイメージですが、汚れ役のほうが実はあっていそう。
優しそうだけど、強いを出した時の風格というか貫禄は
一見の価値あり。

曽我氏は、肩書きThe Good byeなんですね。
まだヨっちゃんも含め、やってるだ。
遠めで見ると羽場裕一と、そっくりだった。

コントっぽいシーンや、クライマックスに
見応えはあるが、
それは役者陣の力量。
これ、建築不良のマンションと同じで、どれだけ内装きれいにしても
土台の基礎が出来ていないから、
いつでも崩れ落ちちゃいそうな作品。
そういう作品も珍しい。

ネタバレBOX

カーテンコール、虹色戦隊のコスチュームで壇上で
登場し、「マンマミーア」よろしくパフォーマンスがあるかと
思ったら、ただ着ただけだった。
あれは、拍子抜け。

「何で、学校に住んでるの?」
「何で虹色戦隊が、マニア受けするの?」
「温泉と学校に、何の意味が?」
説明が台詞の中にあったかもしれないけど
伝わってこず、
ホント、訳わからない作品でした。
異邦人~エトランジェ~

異邦人~エトランジェ~

シンクロナイズ・プロデュース

ザ・ポケット(東京都)

2009/09/16 (水) ~ 2009/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★

出来ればロングランで
出来ればロングランで、もう一度観たかった。残念。
前半の斬新なゾクゾクする演出に比べ終盤は極めてオーソドックス。
陰陽つけたような印象

悪趣味

悪趣味

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

乱痴気っっ!!!
公演期間中2ステージだけの全キャストシャッフルという暴挙(笑)、初日を観ながら&観た後に「この人はあの役かな」「この役はあの人かな」などいくつかしていた予想はことごとく外れ、しかし「そう来ましたか!?」「そのテがあったか!」な面白さアリ…っちゅうか「うわっ、ヤラれたぁ!」の方が正直だな。
で、本来のキャスト(以下「本来版」と表記:内部では「ホンチキ」と呼称されている模様)と比べて反則気味(笑)なものから逆におとなしくなったものまで振れ幅が大きく、その意味で本来版は無難にまとめた(←あくまで比較論)感じ?
リスカへの「ブス!」発言とかカッパの棲家が「箱庭」とかにちょっと無理がある一方、狩奈なんか「柿200%」と言おうか「普段より長く回しております」状態で面白く(本来版は柿150%くらい?もちろんハマっていて面白い:念のため)、さらに没ネタをとりいれたりムチャ振りが少なからずあったり(ゆえに5分長い)するのも楽しい。
初日に「乱痴気のキャスト、また変えよう」などという発言も聞こえたので、恒例のアフタートークで訊いてみたら、配役は8月下旬に発表したものの、その後台本もちょくちょく変わり、本来版の稽古にほぼかかりきりとなり、結局乱痴気は通し稽古1回だけだったとのこと。が、各自が本来版キャストへのダメ出しを自分のものとして吸収していたこともあり、その通しでほぼオッケーだったというのはスゴい。
しかも実際のステージも完成度が高く、1回だけ出のタイミングがズレた程度。でも、そのハプニングもまた乱痴気ならではというか、ある意味お祭り騒ぎ的な公演として十分にアリでしょ、みたいな…(笑) え、優しすぎだって?

悪趣味

悪趣味

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

まずは本来版
後から振り返ると古典的な、どころかベタと言っても過言ではない和風ホラーで、たとえば「見つかった**が実は…」なんてのも常套手段なのに、あの独特の「柿節」とでも言うべき台詞回しとスピード感、リズム(ひと括りにして言えば「グルーヴ感」とか?(笑))にグイグイ引っ張られてそんなところまで思いを巡らせている余裕がない、的な。
しかも、「乱痴気」公演ではどの役を誰が演るんだろうなんて余計なことまで考えてしまうのでなおさら…。(すっかり術中にハマっていたワケだ)
また、スプラッタ系ホラー映画であればクライマックスになるであろう「大惨劇」を見せずにその直前でとどめ、すべての発端となったシーンをかぶせてから惨劇後(らしい)の様子で締めくくるのも演劇的で◎。

もう嫌んなるくらいハピネス!

もう嫌んなるくらいハピネス!

ポップンマッシュルームチキン野郎

吉祥寺シアター(東京都)

2009/09/03 (木) ~ 2009/09/07 (月)公演終了

満足度★★★★

チョコレートコーティングされた柿の種
ナンセンス、ブラックの2種類の笑いと昭和中期の松竹映画のような人情・ペーソスという一見異質なものが程良く配合されて意外な味を出しているのは「チョコレートコーティングされた柿の種」(←実在する)の如し。
ちなみに装置は吉本新喜劇風ながら内容はドタバタではありません。(笑)
で、その装置、舞台がラーメン屋だけに壁に短冊メニューがあり、半ばお約束のように「謎」が…。と言ってもドサクサに紛れて「ゲルググ」があったりする(←某公演で目撃)のではなく、「五点盛り」よりも高い「三点盛り」(高級素材を使っているのか量が多いのかはたまた…)とか、普通盛り280円に対して大盛が600円のチャーハン(値段がちょっと高いのに量が2倍というのはよくあるが、値段が倍以上ってどないやねん)とか、そういうタイプ。
また、「教授」とロボ妻(笑)のエピソードなぞ奥が深く、ふくらませればそれだけで1本の芝居になりそう。それ関連ではラストシーンもさり気ないがなかなかステキ。そういえば天馬博士がトビオ(「アトム」と命名される前のあのロボット)を手放した(というよりは捨てた)理由も連想。
欲を言えば時々挿入される回想場面がいつ頃のことであるのか(どころか回想であるかどうかさえ)しばし判断に迷うことがあったので、そこのところがわかり易ければより良かったのではあるまいか。

極めて美しいお世辞

極めて美しいお世辞

箱庭円舞曲

OFF・OFFシアター(東京都)

2009/09/11 (金) ~ 2009/09/22 (火)公演終了

満足度★★★

結局は自慰
それぞれキャラクターが立ってました。美しいなんてのは結局は・・・。

11月15日の夜空に(演劇祭大賞受賞!)

11月15日の夜空に(演劇祭大賞受賞!)

劇団Peek-a-Boo

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2009/09/02 (水) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

Aキャスト
主役である青年と竜馬、それにコトの元凶(笑)である博士とその助手などが違っており、竜馬は若返っているし(笑)、『BTF』のドクのようだった飯田橋博士は女性になっているし、当然の如く小ネタも変わっているしでけっこう印象は異なる。
また、前回書き忘れたが、音響が実に巧み。主な舞台となるマンションの一室、装置としてのドアはないのに、開錠してドアを開ける演技にSEがピタリと合っているので、ドアが見えるようだし、飯田橋博士の「知恵袋」的なロボット・サーチ君(実際はぬいぐるみ)の声がまるで中にスピーカーが仕込んであるかのように左右に移動して聞こえるし…。ホントに舞台音響も進化したなぁ。

11月15日の夜空に(演劇祭大賞受賞!)

11月15日の夜空に(演劇祭大賞受賞!)

劇団Peek-a-Boo

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2009/09/02 (水) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

Bキャスト
ある夜突然、主人公の部屋のクローゼットから坂本龍馬、いや才谷梅太郎と名乗る男が現れ…という某社CMのような状況から始まる物語、従来の Peek-a-Boo にはなかったタイプの作品ながら上出来。
TVから流れる殺人事件のニュースをキッカケに不条理な死が多いのは幕末も現代もそんなに変わっていないのではないかと示唆したり、3年前の友人の自殺に責任の一端を感じて未だに立ち直れていない主人公の妹に龍馬が「兄にでも両親にでも甘えて生きてゆけばいい」と諭すなど、大好きな「死んじゃだめだよ、生きてなくちゃだめだよ」系なので高評価は当然と言えば当然?(笑)
いやしかし、そういう内容的なものに加えて、演劇表現的にもイイ。
いつもながらスローモーションの表現が巧みなばかりでなく、今回はそれに回転を遅らせた台詞もかぶせたりしているし(逆に早回しもアリ)、「素に戻る芝居」もほぼ毎度のこととはいえ楽しいし、ネタがネタだけに頻繁に出てくる土佐弁も(高知に住んだことどころか行ったことさえないのであくまでイメージながら)いかにもそれっぽく自然で、より作品世界に入り込ませるという…。
他に表現として、序盤で主人公が書いている小説内の龍馬たちを狂言の様式で見せた(当然、途中から普通の演劇表現に戻る)のも実験的で面白い。
内容に再び戻れば、この時代のことはお前に任せたと言い残して幕末に戻った龍馬が中岡に感謝の言葉を伝えるところもイイし、絶命直前の龍馬と少年時代の江戸に向けて旅立つ龍馬を同時に見せるのもイイ。
で、「キャラメル風味」も感じたのはタイムスリップして現代に現れた龍馬が主人公を成長させる、というプロットが『また逢おうと竜馬は言った』と近いこともあるか?
あと、龍馬ものと言えば、先日の『ねずみの夜』で「近江屋」をやっと覚えたが、この作品では慶応3年11月15日という日付をキチンと覚えることができそう。

FEVER~眺め続けた展望の行方

FEVER~眺め続けた展望の行方

傑作を遊ぼう。rorian55?

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/09/19 (土) ~ 2009/09/27 (日)公演終了

スタイリッシュな中の実直さ
CGなどを使ったスタイリッシュなテイストが
ペーソスゆたかな物語に織り込まれて・・・。

戯曲がしっかりと咀嚼され、
さらには役者たちの個性をうまく生かした
作品に仕上がっていました。

ネタバレBOX

WIPを拝見させていただいています。
その時には導入部分などの
もたつきを感じていたのですが、
本番では客入れの時点から
CGなどを使って雰囲気をソリッドに作ったことで
舞台の流れが定まり
物語が深く確実に広がっていきました。

役者たちの個性がうまく物語にのって
成長の記憶たちにひそむペーソスに
豊かな色を与えていきます。

一人ずつの役者から溢れる
ある種の生真面目さのようなものが
エピソードたちにしっかりとした重さを与えて
観る者に浸潤していく力になって・・・。

粗さや詰められる余白を
感じないわけではないのですが
ダンサーの女性が入って盛り上げたと思ったら
アドリブの時間で舞台を素の雰囲気に戻したりと
舞台上にアップダウン感が作られているから
観ていて飽きない・・・。

戯曲のスピリットを演出がしっかりと
咀嚼しているのでしょうね・・・。

場のつなぎ方にも洒脱さがあって
WIPを拝見していたにも関わらず
時間を感じることなく楽しむことができました。












極めて美しいお世辞

極めて美しいお世辞

箱庭円舞曲

OFF・OFFシアター(東京都)

2009/09/11 (金) ~ 2009/09/22 (火)公演終了

満足度★★★

お腹いっぱい
見たよ。

ネタバレBOX

美しいとはなんぞや?を人間模様、人間力、それぞれの価値観をぶつけ合ってストーリーがどストレートに展開する会話劇。

なんですが…おなかいっぱいになります。

セリフ回しの「技」あと道具の天丼で、いいたいこと。考えさせたいことが一つだけなんだけど盛り沢山なんだろうと…

音楽をガンガンにかけてノルとこが好き。

「なんとなく」「中身」「幸せ」のワードの投げかけが好き。

自分の常識、他人の非常識てな。
TorinGi(トリンギ)「捨てる。」

TorinGi(トリンギ)「捨てる。」

feblaboプロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2009/09/19 (土) ~ 2009/09/22 (火)公演終了

満足度★★★

ここまで近いとは
目の前えすぎでした。結構実年齢より上の役なのか、あれっというイメージ。

夜と森のミュンヒハウゼン【9/20千秋楽】

夜と森のミュンヒハウゼン【9/20千秋楽】

サスペンデッズ

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/09/11 (金) ~ 2009/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★

心を刺すファンタジー
いきなり、ディズニーランドのパビリオンに迷い込んだような雰囲気。
落ち葉を踏締め、客席に座って、新たな早船ワールドの展開を心待ちしました。
でも、遅れて来たお客さんはどうなるのかと、ちょっと余計な心配が。

始まってみたら、すっかり森の住人になった気分で、舞台に集中できましたが、時折、スタッフが装置移動に姿を現すのは、雰囲気を壊した気がします。
それに、こういう舞台では、あまりリアルな装置や小道具は不向きかもしれません。 
いつもはあまり説明台詞のない、早船戯曲。今回は、逆に、心情を本人に語らせる台詞が多かったけれど、それはそれで、心に沁みました。

最後の、銀平さんの台詞に、思わず涙がこぼれました。

正しい晩餐

正しい晩餐

劇26.25団

駅前劇場(東京都)

2009/09/16 (水) ~ 2009/09/21 (月)公演終了

満足度★★★

不気味
まだまだ観たい、26.25団。

ブックショップ

ブックショップ

有限会社バスタ

シアターサンモール(東京都)

2009/09/18 (金) ~ 2009/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても良くできています!
この舞台でみるのは4つ目ですが見終わった後お得感がすごいします。
最初の演者の演技力と表現力を見せる所は是非見ていただきたい!
工夫も随所に見られ、場面転換でも、飽きさせません。
演者は4人ですが4人以上出演している様な気がします
開始直後すぐ 演技と表現力で鳥肌が立ち、コミカルな動きに笑いが起きます。ほんのりもして、勇気も出ます!
セリフにも気持ちが入っているので目を閉じても伝わります。
お値段で迷われてる方は迷うくらいなら行け!と言わせていただきます。
日程が合えば千秋楽もお邪魔したいとおもいます

わりと自由

わりと自由

早稲田大学演劇倶楽部

早稲田大学学生会館(東京都)

2009/09/19 (土) ~ 2009/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★

それぞれの個性を光らせる演出が見事!
 プロレスを野蛮なスポーツとして取り締まる政府の組織と、最後に残った学生プロレス連盟との戦いのドラマ。最後は双方がプロレスで戦い、プロレスを通じて友情や愛情をはぐくむというベタなストーリーだが、役者全員が全力でやっているので、観ていてすがすがしい。不思議な感動にあふれる舞台だった。

 役者は皆、(先輩に比べると非力だが、)個性のあるメンバーが揃っていて将来が楽しみ。その中でも学生演劇連盟の代表権藤明年を演じた内田明伸が、表情が豊かで、また体が鍛えられていて動きにキレがあり、今後が楽しみだと思った。その他の役者も個性的で魅力的だが、まだ発声と体が出来上がっておらず、これからだと思われた。

ネタバレBOX

 三井翔太の演出は非力な新人の個性を最大に引き出す演出で、それぞれの役者がラストシーンではとても愛らしく思えたことは三井の功績。またラスト近くでプロレスのリングがせり出てくるところは、鳥肌がたった。

 ダンスはエンクラの伝統を受け継いで不思議な魅力にあふれる。全体としてはまだまだ感がいっぱいあるのだが、それでも端々で魅せるところが、エンクラの伝統がなせる技かと感心した。
極めて美しいお世辞

極めて美しいお世辞

箱庭円舞曲

OFF・OFFシアター(東京都)

2009/09/11 (金) ~ 2009/09/22 (火)公演終了

観ました
前半は少々退屈だったが、後半のやりとりは楽しかった。どんな業界であれ通じそうな会話の力強さを感じた。

秘密はざわめく

秘密はざわめく

Dotoo!

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/09/16 (水) ~ 2009/09/20 (日)公演終了

満足度★★★

会話がおもしろい
火サス的なオープニングに「ええー‥」と思いましたが、
本編で、ちょっとひねった演出に使うなど、これもなかなか。

やっぱし会話が秀逸です。ちょっと噛みすぎ感はあるけど。

登場人物も過去の事件も数が多い分、整理が大変です。
一番軸に起きたい事件がどれなのかがぼやけてしまう。
もう少しストーリーをすっきりさせてもよかったかなあ。

あと、数組の共犯者に意外性がなかったのが残念。
同窓生の集まりだから仕方ないか。

虹色唱歌~眠れぬ夜のオールドメロディー

虹色唱歌~眠れぬ夜のオールドメロディー

水木英昭プロデュース

紀伊國屋ホール(東京都)

2009/09/17 (木) ~ 2009/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

あのころ・・
廃校になった田舎の高校に集まった同窓生たち。
土居裕子の歌って案外、上手いのね。曾我泰久のピアノでの愛の弾き語りも素敵!
同窓生たちが胸の奥に秘めている学生時代の甘い恋や、辛く苦い経験を思い起こしながらの青春群像コメディ。

以下はネタばれBOXにて。。


ネタバレBOX


23年前の第一期生の同窓生は6人しか居なかったが彼らは虹ファイブという戦隊ユニットを組んでいた。彼らは地域でも人気があってそこそこ有名だった。その中の紅一点、オレンジこと潔子は男勝りの美人だったが、彼女は6年前に他界してしまっていた。今日の集いは学校の存続の為、奔走した先生方を労う会になるはずだったが、校長先生も他界してしまい急遽、潔子の七回忌となる。

同窓生たちを出迎える松代、竹代、梅代の蛙顔3姉妹のコミカルな動きが楽しい。

続々と集まってきた同窓生たちに懐かしさのあまり幽霊となって出てきてしまった潔子はかつて付き合っていたレッドこと高林の「潔子がしつこく好きだと言って来たので付き合った。」の嘘の一言にキレテ、梅代に乗り移って高林をやり込める。その後、竹代、松代にもすし屋にも次々と乗り移りながらも自分は潔子だと主張をし始める。乗り移る歳のコメントが可笑しい。。

物語は虹ファイブを結成していた頃のエピソードを織り交ぜながら現在の彼らの生き様を吐露しながらも、もう一度虹ファイブの再結成に向けて動くのだった。

パープルこと近藤(曾我泰久)の潔子への変わらない愛を打ち明けられるシーンでは、ピアノでの弾き語りの告白が甘く美しい。
それにしても・・・死んだ後に告白してどーするんよ?(・・!) バカだなぁ。。
生きてるうちにしろよ。(・・)

なにげにすし屋と坊主の表情がインパクトがあって良かった。
甘く切ないセピア色の青春物語。


「極み唄」

「極み唄」

LIVES(ライヴズ)

タイニイアリス(東京都)

2009/09/15 (火) ~ 2009/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★

濃厚!
LIVES初見でした。
普段の公演とは異なった、「単独ライブ」という劇団員のみで作り上げた短編オムニバス。
ラジオのDJの会話と曲を導入にしてつながれてゆく4編の濃厚な短編。
どれも緻密な構成と役者さんたちの個性が溢れていて笑いっぱなしでした!

大浜直樹氏、登守髭生氏、雑賀克郎氏のベテランたちがほとんどの話を回す役だったのだけど、せっかくの劇団員のみの公演なら若手に短編のひとつを任せても良かったんじゃないかな、とは思いました。

けど、ベテランはどの話でも中心になるだけのものを持っていて、話だけでなく役者さんにも魅せられる舞台でした。

演劇というよりはコントライブに近いですね。
でも、大好きです。

ネタバレBOX

「高校教師」
 生徒を仮定した空席のイスを相手に2人の教師が威勢よく説教をして、金八先生的な感動的な展開をした後に、2人が暴力を振るいだす。
 「おいおい、そこまではやりすぎだろ」と思ったところに後ろから今風の悪そうな生徒がひとり登場。この生徒の登場に今までの威勢をすっかり失って、リハーサル通りに事が運ばないでオタオタするのがおかしい!
 演劇の構造を逆手にとって笑いに昇華した作りに唸らされます。
 教頭役の無駄に声が良いのがツボでした。

「ジョニー」
 キャリアだけはあるベテランホストのジョニー。でも指名客は全く付かず、入ったばかりの新人にも追い抜かれる始末。そんな彼を何とかしてやろうとなだめたり説教したりの店長。
 勢いに任せてまくし立てる店長と、それを煙に巻くようなジョニーの無言ぶり、声の小ささ、そして女性っぽいしぐさや表情。
 そんな時に女性客が飛び込みで入ってきて、早速ジョニーを試す事に。

 とにかくジョニーの表情や少ない言葉から作り出される気持ち悪い雰囲気で笑わされっぱなし!
 そしてそれに振り回される店長との掛け合いがおかしくておかしくて。
 最後のオチの「自称ホストのジョニーです」が演目前のラジオの会話とリンクしていて上手いです。

「HERO」
 カラオケボックスに集う5人の不審な集団。強盗の計画をたてに集まっているらしい。しかし彼らは皆素人。ネットで集まった5人はお互いをあだ名で予防と言い出し、ストッキングを被り、怪しまれるとマズイからと店員が来たときだけ無理に歌って盛り上がってみせて。
 ストッキングを被って無理に盛り上がる不審集団。どこから見ても怪しい集団と化してどツボにはまってゆくのがおかしい!
 ストッキングを被って「HERO」を熱唱するのは反則というほどおかしくて。
 最後は結局競馬で大勝して犯罪を犯さずに終わるところも何だか愛らしくて良いです。

「あい」
 あるバー。ヤクザの兄貴分と弟分が飲んでいる横に名探偵コナンのような格好をした男性が寂しげに座っている。そしてヤクザに対して「何であなたたち見たいな人にはキレイな女性がよってくるのに私にはいないのか」と語りだす。
 「あい」とは加藤あいの「あい」で、コナン風の男性は加藤あいが好みらしい。そしてそれに似たキャバクラの「あい」という女性に入れ込んで3週間通い詰めたけど撃沈して意気消沈していた。

 最後はヤクザとコナン風男性がお互いに理解しあい、ジンワリとくるラストに心温められて終わる。笑いだけでなくて、こんな事もできるのかという幅の広さを見せる作品でした。
 個人的に好き。


 悪い人は出てこないでコント風の笑いを作り上げて、見た誰もが暖かい気分で帰る事ができる。そんな作風が今の小劇場ではなかなかみられなくて、これはこれで楽しいです。

 長編の本公演も見たくなりました。

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