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俺の屍を越えていけ

俺の屍を越えていけ

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

Heiz Ginza(東京都)

2009/10/04 (日) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

ドラマチックなクロ組/やはり3組観て良かった
文字通りのラスト公演は「クロ組」。3組の中では一番ドラマとしての
面白さを楽しめ、もっとも「情」の濃い仕上がりになっていた。
やはり3組通して観て、それぞれまったく違う印象で、役者が替わる
だけでなく、野坂氏が演出も変えているというのを実感できた。
2組、3組と観る人にはやはり割引特典を設けてほしかった。
劇団としては「複数観てほしい」という意向があるようなのだが、ならば2組4200円、3組6300円のようなリピーター割引があってしかるべきでないかと思う。会場のキャパを考え、コアなファンだけ来ればよいと思ったのだろうか(事実、会場は常連さんや俳優が多く来ていた感じ)。「内容で勝負」という劇団のようだが、料金面のサービスも必要だと思う。
今回、出演していない加藤裕の発案でふだんのブログとは別に、ボイスブログ「クロッポ」、「銀座でカトウをつかまえて」ブログを自ら立ち上げ、積極的に公演宣伝を展開。出演しない場合は傍観することもできるのに、出演者と同じ気持ちで公演に「参加」。当日はカウンター内でドリンクサービス係を担当するほか、銀座で観客と携帯電話をツールに鬼ごっこを実施するなど公演を盛り上げた。加藤自作のバナナケーキを、鬼ごっこの景品としてプレゼントしたり、場内でも1個100円で販売していたが、料金割引をしないなら、3組観劇者にプレゼントしてもよかったのではと思う。(ちなみに、自分はケーキもちゃんと購入しました。美味)。
「クロ組」の感想はネタバレで。

ネタバレBOX

この組では「本荘」の唐沢龍之介が一番印象的だった。彼の本荘は放送作家としての才能を持ったタイプの如才のないディレクターに見え、人間臭い。
「東根」の細身慎之介はリストラ候補となる先輩の「技術部長ムナカタ」への思いを3組中最も強くにじませた。「北上」の久米靖馬は明朗な青年を演じ、他の組の若手2人に比して一日の長を感じさせ、台詞に説得力があった(場内スタッフを勤める堀内、松岡の2人の「北上」が後方で久米の芝居を食い入るように見つめていた)。
本荘、東根、北上の3人の芝居がガッチリ噛み合って芝居に厚みが出た。
「郡山」の内田晴子は表情の変化が巧く、パワフル。ただ、派手なヘアスタイルはまるで70年代の流行歌手「欧陽菲菲」のようで、女子アナというより
スナックのママに見えた。「夕方のニュースの花」は苦しい。「深夜枠」でしょ(笑)。岡田梨那の「松島」は鳥羽一郎の歌を歌う場面が3組中、一番ホロリとさせられた。ただ、気になったのは衣装で、赤のチュニックの後ろ裾だけが静電気でまくれ上がり、白のキャミソールがはみ出していたのがだらしなく感じた。
「三沢」の薬師寺尚子は最も明るく、伸びやかな性格の娘で演じていた。
ラストシーンで、北上の思いを知り、スタッフパスを持って2人一緒に走り去る
演出が、この物語の救いとなり、未来へのわずかな希望へとつなげた。

会場は自由席だが、この回は一部見やすい席が関係者用なのか劇団キープ席になっていた。座りたい位置の席がみつからないのかウロウロしていた客2人にスタッフ(劇団の俳優)が「出演者にお知り合いは?」と声を掛け、俳優名を答えると優先してその席に案内していた。自分が観た他の回ではそういうことはなく、席の選択は早いもの勝ちだったので、露骨に目撃すると気分は良くなかった。
人形の家

人形の家

劇団ING進行形

pit北/区域(東京都)

2009/10/09 (金) ~ 2009/10/11 (日)公演終了

満足度★★★

席は後ろの方がよかった気がする
ダンスが多く、オーバーアクションでの表現がなされていたので。
舞台全体を見渡せる席の方が、より感性に訴える動きが見れたと思った。
視覚的には、ティム・バートンのシザーハンズみたいな気がしました。
話は原作よりも、より各人の心情がわかりやすく肉付けされ。
納得のいくものになってました。
でも2時間越えは、役者さんしかり。
観客も体力使わされますね。

ネタバレBOX

お菓子が飛び、紙が落ちてくる演出には。
なかなか楽しませていただきました。
本来なら古い洋館のセットにて、
退廃的な演出で見せる会話劇なのでしょうか?
ダンスを取り入れるなら、マイケル持ってこなくても。
普通にロボットダンスのみ(他もOK)で良かったのでは、なかったかな?
マイケル入れたダンスの笑いと話が、すこしチグハグに感じられました。
わが星

わが星

ままごと

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/10/08 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

感覚に浸る演劇
柴幸男氏は、今の若手の演出家・劇作家の中でぬきんでた存在である事は確かだと思います。
演劇という枠にとらわれず、ヒップホップや様々な影響を惜しみなく作品に投入し、出演者たちとそれらを消化しつつひとつのスタイルを作り上げるところが他の演出家と違うところでしょう。
演出家はまず「戯曲ありき」で、戯曲の中から自分の舞台をどう組立てるかが仕事となっているけど、それらから全く自由な柴幸男さんの作風が独特なのは理解できます。

そんな新しい演劇の形の更に進化した姿を目撃する事ができた事が、自分にとって幸せでした。

ネタバレBOX

最初に劇場に足を踏み入れた時からその作品世界は始まっています。
今回も三鷹の自由に組替え可能な劇場の特性を使って、あえて黒の素舞台を作り出しています。
そして、客席はそれらを囲むように円形に配置されています。
どこから見ても見やすい親切な作りですね。
作るのは大変だっただろうけど。。。

前説明から独特の世界観が始まっていて、「あと10秒ではじまります」「途中4秒の休憩があり」とか、不思議な感覚。

舞台は最初暗転のまま、大きなステージの4方の端に散らばった役者たちの言葉の連続から始まります。
ここでシアタートラムの「ハイパーリンくん」を思い出しました。

その後明転してからは、役者さんたちが同じ感覚、同じリズムで真ん中の白い円の周りを同じ方向に回りつつ言葉を発します。
それは決して会話になっているわけでもなく、単語が飛び交うという感じ。
でも、それがリズムに合わせて繰り返されるというだけで、中毒性ないつまでも見ていたいと感じさせるものが生まれます。

100秒(でもない)で語った星の一生を、今度は80分に縮めて(?)上演します。
そこでは46億10歳の「ちーちゃん」とその家族が団地で生活しつつ、その一生をままごととして見せていきます。
「ちーちゃん」は当然地球の事で、地球が小さな女の子、という解釈もとても面白いです。
「つきちゃん」とのままごととは言えないような、リアルでささくれ立ったままごともおかしい!

そして、そんな地球の一生を望遠鏡で観察し、「先生」と対話をする少年。
「先生」と少年がザッピングで入れ替わったて会話が進むのだけど、このザッピングは正直なところあまり効果的ではなかったような気がしました。

後半になるとザッピングしなくなって、メガネの男性が「先生」と固定化されて、「こうそく」(光速と校則を掛けてるのもおかしい!)を超えて、地球とその世界の中に入っていきます。
そして少年もその世界に段々近づいていていって、最後の最後、「ちーちゃん」と少年は出会うのでした。

スケールの大きな話を団地の一家の生活に被せ、笑いも入れつつこれだけのものを80分間にまとめて見せてくれた柴幸男氏の才能が凝縮された作品でした。

この宇宙の長い歴史のなかで、たった数日間しか上演されなかったこの作品に出会えた幸運と奇跡を大切にしたいです。
八百屋の倉庫で。

八百屋の倉庫で。

ウワサノ…

こった創作空間(東京都)

2009/10/08 (木) ~ 2009/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★

歌がうまかった
なかなか、よくありそうな話を。
上手に見せていました。なんとなく、こうなるかなー・・・。
などと考えてると、当たったりして。
でも、オチと途中のびっくりENDは。なかなか楽しませていただきました。
「男女5人倉庫物語」みたいでしたねー。
一つ難点を言わせてもらうなら。
舞台になった倉庫の広さ(大きさ?)がイメージできなかった事かな。
軽トラが1台~2台以上は入るとか、
いろいろ台詞でわかり易く伝えるべきだった!と思いました。です。

ネタバレBOX

「えーここまでしか話が出来てません」には、
ホントに騙されました!
う~ん、シアターの大きさを、上手に使ったギャグでしたねー。
脱帽物です(^^)。
衣装も、職業によくマッチしていました。
ラスト近くの夏フェス会場での歌について。
夏フェスで歌ったのか、倉庫で最後の本番向け練習だったのか。
舞台バックや、台詞での説明が無かったのが。ちと残念でした。


宮城野

宮城野

サンライズプロモーション東京

草月ホール(東京都)

2009/09/17 (木) ~ 2009/09/23 (水)公演終了

満足度★★★

+3
観劇。

世田谷カフカ 

世田谷カフカ 

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2009/09/28 (月) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

+4
観劇。来年のブル、楽しみ。

ぼくらは生れ変わった木の葉のように

ぼくらは生れ変わった木の葉のように

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2009/09/08 (火) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

満足度★★

+2
観劇。

コネマラの骸骨

コネマラの骸骨

演劇集団円

ステージ円(東京都)

2009/10/09 (金) ~ 2009/10/21 (水)公演終了

満足度★★★★

+4
観劇。
リーナン三部作、好き。数ヶ月前からの期待を裏切られなくて良かった。

『プルーフ/証明』 『心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~』

『プルーフ/証明』 『心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~』

DULL-COLORED POP

サンモールスタジオ(東京都)

2009/10/07 (水) ~ 2009/10/13 (火)公演終了

10月12日(月)M
『心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~』
精神的退廃美。

鉄塔13 【サーティーン】

鉄塔13 【サーティーン】

さるしげろっく

萬劇場(東京都)

2009/10/08 (木) ~ 2009/10/11 (日)公演終了

満足度★★

+2
観劇。
ありきたりなストーリー。ありきたりな演出。何も残らなかった。

『プルーフ/証明』 『心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~』

『プルーフ/証明』 『心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~』

DULL-COLORED POP

サンモールスタジオ(東京都)

2009/10/07 (水) ~ 2009/10/13 (火)公演終了

満足度★★★★★

『プルーフ/証明』
コロブチカでの舞台を見て、その緻密で繊細な戯曲と演出を知っていたので、谷賢一さんの演出と役者さんの演技に興味がありました。
コロブチカは素晴らしすぎたけど、ダルカラにはそれに並ぶかそれ以上のものが出きると期待させるだけのものがあるのでした。

そして、最初の一幕目を見ただけでもそれが戯曲の力やコロブチカ版負けていない事がわかって、2時間半の間時間を忘れて集中して見入ってしまったのでした。

ネタバレBOX

最初のキャサリンと父親のシーンからグイグイと引き込まれるのだけど、父親役の中田顕史郎氏の演技から目が離せない。
その声、表情、仕草。
全てが観客を引きつける。

だけど、もう一方の清水那保さんの存在感も圧倒的で、ほぼ素舞台に近いこの飾り気の無い空間を役者二人だけで完全に支配していた。

コロさんの繊細なキャサリンも好きだったけど、清水さんのガラスのような切れのあるキャサリンも好きです。

この戯曲はたった4人の登場人物の会話だけで2時間半を見せきってしまう。
実力のある役者の力を最大限に引き出させるのだと思う。
逆に力のない役者がやると荒が目だってダメなんだろうな。

オフブロードウェイから始まってトニー賞、ピューリッツァー賞などを受賞するに至った作品ということだけど、日本でもこれだけの戯曲を小劇場だけにとどめておくのは勿体なさすぎる。


できればこの演出・役者の組合わせで、そのままもっと大きな劇場へ持っていって上演してほしいものです。
世田谷パブリックシアターとか良いと思うけど。
ダルカラは活動休止という事だけど、皆さん演劇活動をやめるわけではないようなので、この発展的な活動休止後の活動に期待します。
304(サンマルヨン)【作:蓬莱竜太 演出:茅野イサム】

304(サンマルヨン)【作:蓬莱竜太 演出:茅野イサム】

ネルケプランニング

あうるすぽっと(東京都)

2009/08/27 (木) ~ 2009/09/01 (火)公演終了

満足度★★★★

+4
千秋楽観劇。29日より好き。

ティーチャー!!

ティーチャー!!

コメディユニット磯川家

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/10/02 (金) ~ 2009/10/04 (日)公演終了

満足度★★★

みなさん元気が良かったです。
面白かったのですが、途中で飽きてしまい観ていて疲れてしましました。
大阪の笑いにはあまり自分は合わないなぁと思いました。

呪われたバブルの塔 -アフターサイド- 【舞台写真掲載!】

呪われたバブルの塔 -アフターサイド- 【舞台写真掲載!】

北京蝶々

OFF・OFFシアター(東京都)

2009/10/01 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★

呪、
普段サスペンスはあまり観ないのですが、ずっと観たかった北京蝶々さんということもあり行ってきました。
理由あってアフターのみの観劇だったので、「ここら辺がビフォーと繋がってるんだろうな・・・と想像しながらの観劇。
両サイド、という公演のやり方はとても面白いと思うのですが、一本にまとめてくれると嬉しかったかなぁ・・・。


色々考えさせられる内容で、面白かったです。
「呪」かぁ・・・。なるほど。

次回公演も楽しみにしています。

『君の顔をうまく思い出せない。』

『君の顔をうまく思い出せない。』

演劇企画集団LondonPANDA

シアターブラッツ(東京都)

2009/10/09 (金) ~ 2009/10/11 (日)公演終了

舞台装置
手前と奥とがマジックミラーが仕切られており、向こう側の音がまったく聞こえないという設定が面白かった。

もっとうまく使えればなぁと少しもったいなく感じたが、あまりやりすぎるのも良くないんだろうか?

次回も期待

俺の屍を越えていけ

俺の屍を越えていけ

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

Heiz Ginza(東京都)

2009/10/04 (日) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★

おもしろかったー
銀座のシェアオフィスを使ったお芝居。
こっちに転びそうな話の展開と思わせて、あっちに転ぶ、
みたいな畑澤マジック、堪能しました!おもしろかった。

シビアなストーリーですが、スペースがオープンだからか
時折脱力系ギャグが混じるからか、比較的ライトに鑑賞。

劇場以外の施設やスペースでお芝居するのは、過去にも
円盤ライダーさんやタテヨコ企画さんなどで観ましたけど
いずれも、その施設なりの背景が舞台になった作品でした。
ラジオ放送局で演ったら、もっとリアリティがあったかもw

ネタバレBOX

罪の意識を感じずに、リストラ候補を挙げる方法。

残したい人の名前をそれぞれに数名ずつ提出させて、
票が入らなかった人、票数が少なかった人を選ぶ。
ネガティブな投票より、ポジティブに救済投票にすれば
良心の呵責も楽になるのではないかしらん?

ずーっと、そんなことばかりを考えて観てました。
劇読み! vol.3

劇読み! vol.3

劇団劇作家

TACCS1179(東京都)

2009/10/07 (水) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

ほれぼれ
昨日に引き続き行ってきました。
今日は3作。
一作目の『月 白き水晶の夜』、すごかった。主役の役者さんもすごかったのだけど、脚本もよかった。2時間あまりが、全然長く感じられなくて、引き込まれました。感動してしまった。主役の高齢の女性のかっこよさ。ほれぼれしました。

ネタバレBOX

一部、画策する医者と職員の女性の部分に既視感があり残念でしたが、その女性もかっこよかったです。
人形の家

人形の家

劇団ING進行形

pit北/区域(東京都)

2009/10/09 (金) ~ 2009/10/11 (日)公演終了

満足度★★★

どくどくな臭み
どくどくな臭みを持った演技。なんであんな風になってしまうのか分からないけれど、演じてる感があり過ぎる。堤x宮沢のときには感じなかった。翻訳が(台本が)ちょっと違うのかな。
違う作品もまた観てみたいですね。

人形の家

人形の家

劇団ING進行形

pit北/区域(東京都)

2009/10/09 (金) ~ 2009/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★

ING版『人形の家』
古典シリーズ第三段になる今回、エンターテインメント性の強いINGとはまた違ったI表情を魅せてもらった。役者一人ひとりの力量が試される挑戦作。

ダンスなどもっと観たかったが物語にはしっかりと引き込まれた。
耳にスッと入ってくる『人形の家』だった。

リアリズムなんだけど、どこか違う。INGらしさは健在で十分楽しませてもらった。しかし私はもっと派手なINGが好きだ。

ジゼル

ジゼル

谷桃子バレエ団

新国立劇場 中劇場(東京都)

2009/10/10 (土) ~ 2009/10/11 (日)公演終了

満足度★★★

秋の悲恋
7月に続いて谷桃子バレエ団の公演を見る。ただいま創立60周年の特集をやっているところで、これもその一環。今回の演目は「ジゼル」。
歌舞伎には人気演目の十八番というのがあるが、クラシックバレエでも十八番を選ぶとしたら、ジゼルは必ず入るだろう。歌舞伎とクラシックバレエには共通点が多いと常々思っていて、同じ演目を観客が繰り返し見るというのもその一つ。歌舞伎とクラシックバレエに限らず、それは古典全般についていえることかもしれないけど。
ジゼルをナマで見るのはこれが6回目くらい。さすがに開演前にプログラムを開いて粗筋を確認する必要はなくなった。簡単にいえば、秋の収穫を迎えた村を舞台に、身分違いの恋をした村の娘ジゼルの悲劇が描かれる。

2日間で3公演。主役と主要な脇役は毎回変わる。私が見た回の主演は佐々木和葉と今井智也。他の日の二人は以前に主役を演じたのを見ているので、これでこのバレエ団のプリマをみんな制覇したような気分になる。
格安チケットを座席のわからないまま購入したら、二階席の最前列だった。基本的にオペラグラスを使わないので、遠くてダンサーの表情が見えにくい二階席はなるべく取らないようにしているが、この新国立劇場の中ホールは意外とこぢんまりしていて、二階席でも最前列なら悪くないかなと思った。上から見ると群舞のフォーメーションがよくわかるし、スモークの広がり具合も効果満点。

今回、この作品を久しぶりに見て感じたのは、特に前半部分において、音楽とドラマがとても密接に関わっていること。たとえば「白鳥の湖」だと振付家によって構成を大幅に改訂することがあるので、ドラマと音楽は必ずしも一体化していないのだが、ジゼルの場合は芝居と音楽がほぼ不動なので、ドラマを盛り上げるBGMとしての効果がとてもよく感じられる。ドアのノックや角笛の響きといった効果音としても演奏が機能していて、ダンサーの仕草ともちゃんと一致しているのだ。

後半に登場する白い霊たちは首領格のミルタ(樋口みのり)を含めて21名。劇場のサイズに制約されるのかもしれないが、人数的にこれはちょっと少ない気がした。次に別の団体で見る折には、何人くらい出ているのか数えてみようと思う。

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