
ダンス・オブ・ヴァンパイア
東宝
帝国劇場(東京都)
2009/07/05 (日) ~ 2009/08/26 (水)公演終了
満足度★★★★
ジム・スタインマン
吸血鬼伝説をモチーフとしたゴシック・ホラー・コメディ・ミュージカル。
山口祐一郎、大塚ちひろ、シルビア・グラブなどが出演。
しかし、なんと言っても楽しみはジム・スタインマンの楽曲。
ミートローフやボニー・タイラーへの楽曲提供・プロデュースで名を馳せ、
日本では「HERO」「今夜はANGEL」など大映ドラマの主題歌がヒット。
印象的なピアノの音色と、激しい転調が特徴のアメリカの作曲家。
本舞台でも期待通りのドラマティックな楽曲展開。
ストーリーはというと、ホラーとしてもコメディとしても中途半端だけど、
ひとり真剣な山口祐一郎がいい感じの滑稽さを醸しだしてておもろい。
エンディングはショーチューンで盛り上がり、
ジム・スタインマン好きにはたまらない展開で終了。
十分に楽しめた。
でも万人受けする内容じゃないね。あくまで"個人的"に楽しめた感じ。

どこまでもあくしゅ
トマトーズ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2009/08/07 (金) ~ 2009/08/09 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しめました
前向きで、息吹を感じるダンスパフォーマンスでした。スキル的には、もっと望みたいところがありますが、土着由来のダンスが好きな私にとって、清新な雰囲気が心地よかったです。表現として、幕切れのシーンが少し腑に落ちないところはありましたが、特徴をさらに伸ばして欲しいです。次回作にさらに期待したいです。

サスラウビート
カナデコトビート
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/08/06 (木) ~ 2009/08/10 (月)公演終了
満足度★★★★
キラキラと輝く想い出のワンシーンのように・・・。
居場所探しの物語。
修学旅行をさぼって、島の民宿にやってきた高校生3人組の物語から、その民宿にやってくる様々な人の物語へ発展していく。そしてその民宿自体が妹の東京行きなどで、現在の形でいつまでも続けていけそうもない。
それぞれが自分の居場所を探しているのだ。そして、その居場所が見つからないと、人間は生きていけない。
それぞれのシーンが切なく、キラキラと輝いている感じがした。甘酢っぽいものを随所に感じさせられる芝居だった。
注、
この芝居のCoRichに掲載されている説明文では沈みゆく島の物語として書かれているが、そのような芝居ではなかった。稽古中に変わっていったのだろう。そして「世界から全力でバックれた人たちの物語」というのもそういう感じはしなかった。それぞれ悩みを抱えながら、全力で前向きに生きている人たちの物語だった。このこと芝居の善し悪しとは関係ない。初期の説明文とは違う芝居になっていたが、十分面白い芝居だった。

ここに線を引く
ガレキの太鼓
シアター711(東京都)
2009/08/07 (金) ~ 2009/08/11 (火)公演終了
満足度★★★
大川翔子!!
競泳水着ではみられない、激情のストレートプレイ
鼻水たらしつつ、愛しい役を力演しました。よかったんじゃないですか
テーマ性がしっかりしているので、ヒネリはないものの、なかなかの力を感じる作品。
今後に大いに期待します

グッバイ・マイ・ダーリン
世田谷シルク
小劇場 楽園(東京都)
2009/08/06 (木) ~ 2009/08/09 (日)公演終了
満足度★★★★
シルク席
にすればよかった。飲み物付きだし。桟敷で見下ろすってのは、経験したかった。
場面転換に雑なところもあるが、総体としてスピード感があってよかった。
いつもながら堀越涼はすごいなぁ。
「タチ」のよい芝居でした。

血は、俺のもの!
劇団HYBRID
イワト劇場(東京都)
2009/08/06 (木) ~ 2009/08/09 (日)公演終了

白と黒の境界線
劇団羅針盤
金沢市民芸術村(石川県)
2009/07/24 (金) ~ 2009/07/26 (日)公演終了
満足度★★★
方向性の一致
カンパニーのやりたい方向性と、演技、演出、スタッフワークがぴったり一致していると思う。
クオリティも高い。
全編オリジナル曲と聞いたが、こちらもすばらしかった。

ライオンキング【福岡】
劇団四季
キャナルシティ劇場(福岡県)
2008/01/06 (日) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

玉ノ井家のエンゲル係数(公演終了しました!)
劇団ぎゃ。
ColaboCafe HAKATA(福岡県)
2009/06/27 (土) ~ 2009/06/29 (月)公演終了
満足度★★★
これまでは
才能と世界観に依拠して、やりっぱなしな印象があったけど、今回の作品は作品世界がうまく完結していたと思う。
これは劇作家としての能力の向上だと思う。

青い体温
劇団HallBrothers
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/06/19 (金) ~ 2009/06/23 (火)公演終了

『第三章』全席指定席公演!
グレコローマンスタイル
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/07/07 (火) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

まじめな話
財団、江本純子
SRギャラリー(福岡県)
2009/07/17 (金) ~ 2009/07/19 (日)公演終了

漂流画祭
マヤ北島くんを大さわぎで偲ぶ会
大博多ホール(福岡県)
2009/08/01 (土) ~ 2009/08/01 (土)公演終了

グッバイ・マイ・ダーリン
世田谷シルク
小劇場 楽園(東京都)
2009/08/06 (木) ~ 2009/08/09 (日)公演終了

ブラッド・ブラザーズ
東宝
シアタークリエ(東京都)
2009/08/07 (金) ~ 2009/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★
静かに感動
「物語」が劇的です。
武田さん、岡田さんが役にはまってました。
もうひと組も見てみたいけど・・・。
伊東明賢くんが、かっこよくて、観にいった甲斐がありました。

かぐや姫
日生劇場+文学座
日生劇場(東京都)
2009/08/07 (金) ~ 2009/08/09 (日)公演終了

マチクイの詩
F's Company
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/08/08 (土) ~ 2009/08/09 (日)公演終了
満足度★★★
原爆投下とかける
たぶん、カサガイで起きた爆発事故は脚本家の思うところの原子爆弾なのだと思う。
そして爆発事故で蔓延したマチクイ病は原子爆弾投下での後遺症を指しているのだと感じる。
だから・・・この物語は私たち本土に対するメッセージなのかもしれない。
以下はネタばれBOXにて。。

ここに線を引く
ガレキの太鼓
シアター711(東京都)
2009/08/07 (金) ~ 2009/08/11 (火)公演終了
満足度★★★
う~ん・・・・テーマはいいけど・・・
舞台演出の核となる重みに欠ける。
夢と現実のギャップ、都会と田舎の差を訴える感情が上滑りと感じたのは、地元の人間の素朴さがシルエットとしてでも表現出来ていなかったからではないか。村長さんはもっと「土おたく」らしく、隣の弟はもっと地元人間らしく、
根無し草さんはひぇらへらし過ぎず、もっと嫌味に、
野良の会の家でご飯を作ってる女性だけが田舎っぽく演じていたが中途半端。もっと役に徹して欲しい。
メリハリのないずるずるとした時間はテーマがよかっただけにとても残念。

朗読劇「夕凪の街 桜の国」
大阪女優の会
京都市東山青少年活動センター(京都府)
2009/08/07 (金) ~ 2009/08/09 (日)公演終了
満足度★★★★
泣いたですよ
原作のイメージがあるので、それを朗読劇で観るとどう感じるかなぁと思っていたのだけど、ある意味、杞憂でした。
マンガのイメージを脳裏に抱きながら、マンガでは理解しきれてなかったことも伝えられた感じで・・。

「夢+夜~ゆめたすよる~」
少年王者舘
ギア専用劇場(京都府)
2009/08/06 (木) ~ 2009/08/09 (日)公演終了