満足度★★★★
ジム・スタインマン
吸血鬼伝説をモチーフとしたゴシック・ホラー・コメディ・ミュージカル。
山口祐一郎、大塚ちひろ、シルビア・グラブなどが出演。
しかし、なんと言っても楽しみはジム・スタインマンの楽曲。
ミートローフやボニー・タイラーへの楽曲提供・プロデュースで名を馳せ、
日本では「HERO」「今夜はANGEL」など大映ドラマの主題歌がヒット。
印象的なピアノの音色と、激しい転調が特徴のアメリカの作曲家。
本舞台でも期待通りのドラマティックな楽曲展開。
ストーリーはというと、ホラーとしてもコメディとしても中途半端だけど、
ひとり真剣な山口祐一郎がいい感じの滑稽さを醸しだしてておもろい。
エンディングはショーチューンで盛り上がり、
ジム・スタインマン好きにはたまらない展開で終了。
十分に楽しめた。
でも万人受けする内容じゃないね。あくまで"個人的"に楽しめた感じ。