
ハセル
空気ノ機械ノ尾ッポ
ザ・ポケット(東京都)
2009/09/24 (木) ~ 2009/09/27 (日)公演終了

Zoo Zoo Scene ずうずうしい(再び)
中野成樹+フランケンズ
横浜市立野毛山動物園(神奈川県)
2009/09/25 (金) ~ 2009/09/27 (日)公演終了

ハセル
空気ノ機械ノ尾ッポ
ザ・ポケット(東京都)
2009/09/24 (木) ~ 2009/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
なんだこれ!!!!!!!!
いやー衝撃でした〜
なんていうんだろ、こういう演劇って…
なんか書きたくなってここに登録してしまいました。
面白かったです!!!!!!!!

はちみつ
こゆび侍
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/09/23 (水) ~ 2009/09/28 (月)公演終了

しあわせになりたい
CORNFLAKES
SPACE107(東京都)
2009/09/22 (火) ~ 2009/09/27 (日)公演終了
満足度★★
いかんせん、オーラがない
才能あふれるコメディアンが不幸な環境になってしまい、
仕事干されていて・・・って。
昔の爆笑問題を、ちょっと重なるような設定ではあるんだけど、
なにせ、主役の永山たかしにオーラがない。
天才肌の空気も、狂気も才能も感じられないので、
話の芯がしっくりしない。
つまらないギャグや仕草は、全て空回りし、
とっても寒い空気だけが劇場を包む。
まず、いろんな人が惹かれるような魅力を感じないから、
何で、この人のために動くのか、
この人から影響を受けられているのかが
感じられない。
堀江氏は、何か奥に秘めたアイデアを持っていて
じわじわ伝えていたのかもしれないが、
秘めたアイデアは秘めたままで、結局何も感じることもなく
凡長に幕は閉じられました。
流行のお笑い、ブームな話題を背景に、
口当たりのよい作風で仕上げているように見えるせいか
客席は満席でした。
ベタなタイトルの割りに、あっけんからりとした
すがすがしさもなく、
退屈な作品でした。

さよならノーチラス号
演劇集団キャラメルボックス
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2009/08/27 (木) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

ジェーン・エア
松竹
日生劇場(東京都)
2009/09/02 (水) ~ 2009/09/29 (火)公演終了

ただちに犬 Deluxe
劇団どくんご
松葉公園・豊橋(愛知県)
2009/09/25 (金) ~ 2009/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★
愛知ではここだけ。
残暑ぶりかえし。こじんまりして色々ある豊橋市。 市街地のど真ん中にある柵の無い公園での三公演。愛知ではここだけ。名古屋の小劇場関係からも何人か見に来ていて、ネットワークの広さを改めて知る。浦和公演と比較すると、噛んで含めるような、じっくりした演技に変わっている。三河の観客は、やや情報や経験値が少ないのか、最初反応やや重め。アドリブ的な場面が新しくなっていて爆笑さそう。

いつか忘れてしまったはなし
二番目の庭
AMP gallery & cafe(佐賀県)
2009/09/19 (土) ~ 2009/09/20 (日)公演終了
ファジーとは
辞書で調べたら「曖昧」ていう意味なんですね>ファジー
どこからどこまでが「曖昧」なのやらよくわからなかった。
そういう意味ではないの?>ファジー
曖昧な作品を作った、というか
曖昧な作品ができちゃった。むしろ、
曖昧に作品を作っっちゃった。という印象。
いくらドリンク込みでも2000円は高い。

宵の唇
さかな公団
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2009/09/25 (金) ~ 2009/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★
ドキッ☆女だらけの…
出オチ!?とも思えるような壮大なOPとEDが大好きです。
劇中の会話には途中で飽きてしまったりもしたけれど、
それも含めて「女子の会話」だったなあ、なんて好意的に受け止められます。(女同士で話してると、「それさっきも聞いたし。興味ないし」って会話多いですよね。あんなかんじ。)
「だから、どうした」
って言われると何だったのかよくわかんないしうまく説明できないお芝居でしたが、
そんな退屈なところも含めて全てが「女子」な芝居だったと思います。
私の後ろに座ってた男性客が何度も咳払いやため息をついていらしたので、
男性は楽しめたのかなあ、と少し心配になったりもしましたが、
女子の私は楽しかったですよ。ええ。

ありとあらゆる涙
散歩道楽
サブテレニアン(東京都)
2009/09/25 (金) ~ 2009/09/30 (水)公演終了

『天才バカボンのパパなのだ』『マザー・マザー・マザー』
桜美林大学パフォーミングアーツプログラム<OPAP>
PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)
2009/09/18 (金) ~ 2009/09/26 (土)公演終了
満足度★★★★
堪能しました
30年くらい前自分が学生だった頃、別役実さんの芝居はたくさんの学生劇団・アマチュア劇団で取り上げられていました。「新劇」と呼ばれていたすでに新しくもなくなった芝居ばかりの演劇界に、新しい風を吹き込んだのが、別役実であり、寺山修司であり、唐十郎でした。その後の世代が、つかこうへいです。まだ、つかさんも若手と呼ばれた時代です。野田秀樹以前の演劇界です。
別役さんのお芝居は「不条理劇」とされて「日本のサミュエル・ベケット」と呼ばれていましたが、そのような「括り」に収まりきれないたくさんの引き出しを持った作家であったと思います。
今回この2作品を見て、あらためてその思いを強く持ちました。
別役さんのお芝居を本格的に観たのは本当に久しぶりです。奇をてらわずに、別役さんらしく仕上げてくれていて、うれしくなりました。
「天才バカボン・・」の方は、ある論点についての会話なのに、その末端の「ずれ」をもとに、次の論点に発展し、一つの会話からどんどんずれていって本来の論点がわからなくなっていく、別役さんのお得意の作劇法で成り立っている芝居で、その「ずれ」の面白さを堪能しました。
別役さんの芝居で登場人物に固有名詞がある芝居は極めてまれです。
この芝居に関しては、あえて天才バカボンの登場人物の「すでに確立された人物像」という造形を取り入れることで、それに付加価値をつけていったものです。
その点ではバカボンのパパは最も赤塚不二夫の造形に近く楽しくなりました。作劇意図を最も反映した人物像になったと思います。
「マザー・マザー・マザー」はセリフの奥の奥を深読みしないと全体像が見えてこない難解な構造の芝居で実に面白かったです。短時間の芝居なのに、奥が深くて、持っている内容の重さを感じます。どんなひとの心にも潜む、排他的な部分と依存的な部分とを微妙に操った内容であったように思います。
脚本をあらためて読んでみたくなりました。
当時は、こんな、見終わってもすぐには理解できずに、何度も何度も反芻するうちに脳に染み入ってくる芝居がたくさんありました。
しかし、こんな芝居ばかりになると、「何も、芝居でそんなに難しく考えることはないじゃん。芝居は楽しければいいんだよ。見終わってハッピーな気分になればいいんだよ」というアンチテーゼが出現し、今やそんなバカ芝居ばっかりになってしまいました。
演劇はもっと知的好奇心をinspireしてくれるものであるべきであると再認識させてくれる舞台でした。

Super Hero Generations(終演!ご来場ありがとうございました!)
東京凡人座
萬劇場(東京都)
2009/09/25 (金) ~ 2009/09/27 (日)公演終了
見たょー。
なかなか機会があわなくて見られなかったんだけど、初めて凡人座見られたょー。
重たいテーマのシンプルな会話芝居に織り込む芸が緊張感を和らげてくれる。そのさじ加減がちょうどいい感じw
テーマのワリには見やすい作品でしたーw

TorinGi(トリンギ)「捨てる。」
feblaboプロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2009/09/19 (土) ~ 2009/09/22 (火)公演終了
満足度★★★★
日常のバーの感覚
前から観たいとは思っておりましたが、なかなかスケジュールが合わず観れずじまいでしたが、今回の公演は連休中とのことで、行くことが出来ました。
今回のお芝居は「家族」もので、いろんな血のつながり(いとこ、きょうだい、親子)を描いた、20分の3本立てとなっておりました。
3本立てとのことで、1本終わることに少し間が空くかな?と思っておりましたが、そこは会場がバーということで、バーにお客さん(常連さん)がやってくる手法を取り、1つの話が終わったら帰っていき、次のお客さんが・・になっており、間は空かなかったです。ここはなかなか考えてるなと思いましたね。
3つのお話ということで、いとこ編、きょうだい編、おやこ編となっておりましたが、それぞれの話ともそういう関係性の血を感じることが出来ました。
また、バーという場所を上手いこと使えたと思い、3話ともバーで普通にありそうな日常の会話を見てる感じを受けました(そのバーにお客さんとして来ていてつい耳に入ってしまう感覚。まあ、ガッツリ見てますがww)
凄く面白かったです。
まあ、場所がバーで公演なので一度に出れる役者の人数や、観客数が限られるのが欠点ですが。

鳥ト踊る
はえぎわ presents 真夜中
不思議地底窟 青の奇蹟(東京都)
2009/09/26 (土) ~ 2009/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★
おもしろかった!
ワンシチュエーション、そして鳥島氏はほとんど動きなし(動けない?)
ですが、絶妙な会話で飽きさせることなく話が進んでいきます。
はえぎわさんは本公演でも、劇団員さんの結束力を感じますが
こんな小規模になってもあうんの呼吸を感じました。
ストーリーは、ノゾエさん本人がちょっと物書きを自嘲したような内容。
番外公演だから聞けた、脚本家のジレンマのようなものを感じました。

100年目の眠り姫
劇団SAKURA前戦
早良市民センター ホール(福岡県)
2009/09/04 (金) ~ 2009/09/05 (土)公演終了
満足度★★★★
童話はスパイス的かな
SAKURA前戦は福岡を拠点にしている劇団で、昨年に引き続き二回目の東京公演とのことです。
前回の公演時チラシを見かけ、興味を引かれたのだが、スケジュールが合わず観れずじまいでした。
主人公達がとある島に行き、そこでアンドロイドの「とわ」に出会い、その「とわ」は八神を「林太郎」と呼び、彼の側に居続ける。
「とわ」におとぎ話を聞かせることにより、人間らしい感情が芽生えるが、ある事により暴走(暴走というより「林太郎」のもとに行きたいとの感情が行った行為だが)してしまうが、「林太郎」の愛の証を見せられ、活動を停止する。
SFにおとぎ話をスパイスとして効かせたお話の舞台でした。
なかなか面白かったです。

権十郎の傘
蜂寅企画
シアター風姿花伝(東京都)
2009/09/18 (金) ~ 2009/09/21 (月)公演終了

いいことをする
劇団母子ともに健康
GEKIBA (JR池袋駅西口 徒歩8分)(東京都)
2009/09/25 (金) ~ 2009/09/27 (日)公演終了
満足度★★
ちょっと‥
勢いは感じるのですが、無理繰り勢ってるような感じも‥
このチケット価格なので文句も云えないのですが、ちょっと
ストーリーと演出が、雑っぽいという印象が残りました。
嫌がらせ、もうちょい巧妙なアイデアではダメだったのかしらん?
あまりに単純すぎて‥ それが良さなのかもしれませんが‥

迷宮の獣人(じゅうにん)
ういろっく
笹塚ファクトリー(東京都)
2009/09/16 (水) ~ 2009/09/20 (日)公演終了
満足度★
バンドの必要性が・・・
神話の物語をベースというのは情報として入れてましたが、
うーん物語がゴチャゴチャし過ぎてる上に、時間軸がわかりづらく、全然世界観に入り込めなかったです。
(照明や、役者の動きなどで時間軸を表現しようとしてたのは感じたのですが・・・)
また、ロックバンドとの生演奏との融合も目指してるはずなのですが、今回はバンドの必要性を全然感じなかった。

twelve
劇団6番シード
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2009/09/12 (土) ~ 2009/09/21 (月)公演終了
満足度★★★★
点から点、そして・・・
ある事件・事故でなくなった12人が天国へ旅立つ前(但し始まった時点では死んでる自覚はない)にある一室で出会い、何故赤の他人同士がこの場所に閉じ込められてるのか、この場所が何なのか、それぞれが持っている鍵は何のためかなどを探りながら、持ってる鍵を使うことで当日のとある時間に戻り、当日の記憶が少しづつ思い出しながら、亡くなった事を受け入れながらも
何故亡くなったのかを知り、そして・・・。
それぞれの記憶が点であったのが、点が大きくなり、他の点と繋がっていき、最後は全ての点が何かしら繋がる。
いやーこの展開というか関連性はお見事です。
まあもう少し描いてもよかったと思う場面などはありましたが(時間が足りずカットしたか?)。