
『君の顔をうまく思い出せない。』
演劇企画集団LondonPANDA
シアターブラッツ(東京都)
2009/10/09 (金) ~ 2009/10/11 (日)公演終了

組曲虐殺
こまつ座
天王洲 銀河劇場(東京都)
2009/10/03 (土) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★
近年の新作の中で一番
やはり、井上センセイの真骨頂は、評伝劇にアリ!
無理に笑わせようとせず、泣かそうとせず
控えめなトーンの演出と
メリハリの利いた演技のコンビネーションが秀越。
銀河劇場では、見切れ気味の席があるのが残念。

呪われたバブルの塔 -アフターサイド- 【舞台写真掲載!】
北京蝶々
OFF OFFシアター(東京都)
2009/10/01 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了
満足度★
比較
以前、観に行った公演が良かっただけに、今回の出来は残念。
世界観が確立できていなかったのか、際立った世界観の方が
北京蝶々らしさが発揮できるのか分からないが、次回に期待。

ベッドルーム・ファンタジー
パルコ・プロデュース
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2009/10/10 (土) ~ 2009/11/01 (日)公演終了
満足度★★
この際ストーリーはどうだっていい。
観劇後、思い返しても大したストーリーではないからだ。それよりも9000円というチケット代、すんごく高くないかい?
やんわりと言うけれど、出演者は全員がご老体。
以下はネタばれBOXにて。。

神聖喜劇
舞台総合実習ⅤA
日本大学藝術学部 江古田キャンパス(東京都)
2009/10/08 (木) ~ 2009/10/10 (土)公演終了

ミネルヴァの梟は新月に飛びたつか
O-MATSURI企画merrymaker
シアター風姿花伝(東京都)
2009/10/10 (土) ~ 2009/10/18 (日)公演終了

劇読み! vol.3
劇団劇作家
TACCS1179(東京都)
2009/10/07 (水) ~ 2009/10/12 (月)公演終了
満足度★★★
この花折るな
劇作家のみで構成されるという珍しい劇団、「劇読み!」のタイトル通りリーディング系の公演ながらリーディング用の台本ではなく「普通に上演することを前提に書かれた台本」を読むというのが独特で、演者がそれぞれの人物を担当するばかりでなく、黒子ではないものの黒衣の人物がト書きを読むなんてところが面白い。
各人物を担当する演者は台詞を読むだけでなく動作もするので、最初はト書き担当者の存在について疑問が生じたりもするのが、やがてそれが「神の声」のように感じられてくるという。
でもって、内容は一言で表現すればシュール系の家族再生(かな?)物語。
「予測庁の役人」だの「槍が降る」だの近未来チックな設定ながらSF要素のない「日常系近未来もの」(というカテゴリーを創ってみました(笑))はどちらかと言えば苦手なのに、その見せ方により楽しんでしまう。

呪われたバブルの塔 -ビフォーサイド- 【舞台写真掲載!】
北京蝶々
OFF OFFシアター(東京都)
2009/10/01 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★
ホラーはこっちだったのね
ビルのオーナーの身辺に起こる怪奇現象を描いており、あぁ「ホラー」ってのはこっちのことだったのか!みたいな…(爆)
序盤は「出る」とはいえユーモラスなのに次第にコワさが増して行くというスタイル、その「呪いの正体」的なものを結局明かさずに(え、ネタバレ?)観ている側にワケのワカらない不安を残す「ズルさ」(笑)は清水崇監督の『呪怨』の如し。
また、アフターサイドに出てきたいくつかのアイテムの出自もわかって「あぁ、それであそこにアレがあったのね」なのも楽しい。
もちろんこちらも単品として独立しており、これだけ観ても半端な感じはしないのだけれど、後から観ると終わり方が「あ、前編の終わりだね」かも?(アフターの終わり方が「アレ」なのでなおさら)…って、σ(^-^) だけの感じ方か?
で、2編はリンクしているとは言えオモムキは異にするのでその対比も○。
まぁ、「ホラー」という先入観でソレを期待していた身にとってはこちらの方が好みではありますが…。

呪われたバブルの塔 -アフターサイド- 【舞台写真掲載!】
北京蝶々
OFF OFFシアター(東京都)
2009/10/01 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★
社会派(?)エンタテインメント
いわば「社会派(?)エンタテインメント」、不動産の所有権譲渡に関する専門用語なども飛び交いつつ、しかし堅苦しくなく娯楽性は十分アリ。
そこここに前日譚たるビフォーサイドとの関連を匂わせつつ、もちろん単品として独立しているのでワケがワカランことはないという匙加減も巧みで、「不動産取引の現場と実態」的なものを目の当たりにするような感覚にワクワク。
また、小林タクシーは、『便所の落書き屋さん』に続いて個性の強烈な役どころを好演。
ってなワケで、チラリと目にした(=どちらのサイドかも確認せず)「観てきた!」コメントに「ホラー」とあったので、そう思って観ていたら肩透かしを喰らったけれども別の面白さアリ。

間違いの喜劇
TYPES - タイプス -
光が丘IMAホール(東京都)
2009/10/03 (土) ~ 2009/10/04 (日)公演終了
満足度★★★★
「これぞ王道」的喜劇
かつて航海中に遭難し別れ別れになった双子の弟が、やはり双子の弟である召使を連れて兄を探しに出た旅の途中で寄った町で、その兄と間違われたことによって起こるコミカルな騒動、シェイクスピア作品(本作は初見)だし、比較的大きめのホールだし、その雰囲気はいつもの小劇場系のものとは異なるも、コドモの頃に父親のピンチヒッターで観に行った労演の芝居と共通する雰囲気で懐かしい。
また、その取り違え&勘違いぶりが大いに笑える(※)上に、兄弟のみならず父・母とも再会し、家族が久々に揃うラストは優しく温かく、文字通り「めでたしめでたし」で「これぞ王道」的な?(笑)
※ レイ・クーニーなどが得意とする「苦し紛れについたウソが事実と一致してしまって事態が混乱する」パターンの原点はこれかな?などとも思ったり…
ところで「よりによって2組の双子がともに同じ服装なんて、偶然にしても出来すぎでは?」「双子の兄を探しに出た旅なんだからもっと早く気付けよ」などとツッ込むのは野暮ってモンで、「芝居のウソ」として呑み込むべきなんでしょうね…(爆)

「北区のケン」
ロスリスバーガー
RAFT(東京都)
2009/10/02 (金) ~ 2009/10/04 (日)公演終了
満足度★★★
共感とノスタルジーに浸る
学生時代の芝居仲間の披露宴を翌日に控えて、余興の稽古をする6人の男たちのおハナシ、開場時からモー娘。のシングルコレクションが流れているし、舞台上は万年床と複数のバックパック(リュック?)で散らかっているし、ということから何となく察した通り、ちょっとナサケない男6人の物語。
もうこれが、時としてわが身を見るような部分もあり、共感とノスタルジーに浸ってしまう…(笑)。
また、会話などからにじみ出てくる、学生時代からの付き合いによる親密さもイイ感じ。
さらに、その部屋に漂う空気感というかニオイというか、そんなものまで漂って来るような気がするのはこのサイズの小屋ならではか?
ただ、4人が妻帯者という設定ながら、それにはちょっと若いんでないかい?な感なきにしも非ず。

わが星
ままごと
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2009/10/08 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

呪われたバブルの塔 -アフターサイド- 【舞台写真掲載!】
北京蝶々
OFF OFFシアター(東京都)
2009/10/01 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

人形の家
劇団ING進行形
pit北/区域(東京都)
2009/10/09 (金) ~ 2009/10/11 (日)公演終了
満足度★★★★
人形の家を観てきました。
今回も勿論行って参りました。
最終公演が見たかったんですが、仕事の都合で金曜日一発目に。
私は普段、家でも外でも舞台を見る数は本当に少なく。
かつING進行形の舞台だけはずっと見てる、いわば身内なので。
やたらと肩入れしまってる感想かと思いますが、
ネタバレにて、色々書かせていただこーと思います。
この文字列が、INGの羽になれたら。

蛮幽鬼(ばんゆうき)
松竹
新橋演舞場(東京都)
2009/09/30 (水) ~ 2009/10/27 (火)公演終了
満足度★★★★
“いのうえ歌舞伎”版「岩窟王」,カッコイイ殺陣,復讐劇・恋愛悲劇。
今回は「岩窟王」の翻案ものです。
謀略のため無実の罪で投獄された主人公の復讐の物語。
運命に翻弄される上川さんと稲森さんの愛が哀しい。
やはり主演の上川さんは、本作もやさしい雰囲気が役にも反映されてます。
稲森さんは、衣装も含めて美しく、最初は可憐に最後はたくましい姿がいい。
堺さんは、復讐に加勢する、終始にこやかに悪事を企む謎の男を好演。
いやぁほんとに憎まれ役です。
また、聖子さんはカタコトの日本語を話す王女様役が可笑しい。
主人公に慕いながらも報われない…最近こういう役が多い気がします。
そしてとにかく良かったのが、美しくて派手な”殺陣”です。
剣を横方向に綺麗にくるくると振るかたちが、動きが大きくてカッコイイ。
中でももちろん、早乙女太一くんのカッコよさはピカイチです。

わりと自由
早稲田大学演劇倶楽部
早稲田大学学生会館(東京都)
2009/09/19 (土) ~ 2009/09/20 (日)公演終了

骨唄
トム・プロジェクト
本多劇場(東京都)
2009/09/03 (木) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

酒呑童子
演劇集団呼華
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
満足度★★★
宝塚って、こんな感じなのでしょうか?
主役のお姉さんが、かっこ良かった。
衣装も良かった。
3匹(^^)の手下も個性的だった。
昔は、すぐ人は死んでったんだよなー、と考えさせられた。

Re:evolution
劇団EOE
千本桜ホール(東京都)
2009/08/20 (木) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

ハセル
空気ノ機械ノ尾ッポ
ザ・ポケット(東京都)
2009/09/24 (木) ~ 2009/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★
興味深いです
お友達に誘ってもらって観に行ったのですが、実は、お芝居を観たのは国内外を含めて初めてでした。映画やミュージカルとはまた異なる独特の魅力がありますね。
また次回のお芝居も観てみたいと思います。