満足度★★★★
社会派(?)エンタテインメント
いわば「社会派(?)エンタテインメント」、不動産の所有権譲渡に関する専門用語なども飛び交いつつ、しかし堅苦しくなく娯楽性は十分アリ。
そこここに前日譚たるビフォーサイドとの関連を匂わせつつ、もちろん単品として独立しているのでワケがワカランことはないという匙加減も巧みで、「不動産取引の現場と実態」的なものを目の当たりにするような感覚にワクワク。
また、小林タクシーは、『便所の落書き屋さん』に続いて個性の強烈な役どころを好演。
ってなワケで、チラリと目にした(=どちらのサイドかも確認せず)「観てきた!」コメントに「ホラー」とあったので、そう思って観ていたら肩透かしを喰らったけれども別の面白さアリ。