
甲賀の七忍
劇団三年物語
ザ・ポケット(東京都)
2009/10/24 (土) ~ 2009/11/03 (火)公演終了

真説・多い日も安心
柿喰う客
吉祥寺シアター(東京都)
2008/08/21 (木) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

さとがえり
KAKUTA
ザ・スズナリ(東京都)
2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

STAR MAN
KAKUTA
青山円形劇場(東京都)
2008/09/27 (土) ~ 2008/10/05 (日)公演終了

目を見て嘘をつけ
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2008/01/10 (木) ~ 2008/01/16 (水)公演終了

桜歌
ラビット番長
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2008/09/11 (木) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

消える魔球
ラビット番長
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2008/02/21 (木) ~ 2008/02/25 (月)公演終了

風景
とりととら
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2009/05/03 (日) ~ 2009/05/04 (月)公演終了

魚
とりととら
新宿眼科画廊(東京都)
2007/10/18 (木) ~ 2007/10/22 (月)公演終了

JUDY
グーフィー&メリーゴーランド
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/07/22 (水) ~ 2009/07/26 (日)公演終了

が〜まるちょば サイレントコメディー JAPAN TOUR 2009 Glorious Return
が~まるちょば
神奈川県立青少年センター(神奈川県)
2009/04/28 (火) ~ 2009/04/28 (火)公演終了

- JUN AI CODE -
ATTENTION, PLEASE!
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/10/22 (木) ~ 2009/10/27 (火)公演終了
満足度★★★
改訂版での再演を熱望
交通事故により全退行性記憶喪失(だったっけ?)となった男と画廊でゴーギャンの「我々はどこから来たのか、我々は何か、我々はどこへ行くのか」のレプリカを200万円で買うことになる男の話を同時併行的に描くのは悪くないが、その2つの関連がなかなかわからないのがちょっともどかしく、まとまりに欠ける感無きにしも非ず。
とはいえ、かつては家庭もかえりみないビジネスあるいは利益至上主義だった男が、言葉さえ失った状態から知識をつけてゆくのにしたがって無垢な気持ち・考え方となり感ずる疑問を通して利益重視の現代社会に対して警鐘を鳴らし批判する狙いやよし。ちょっとディッケンズの「クリスマス・キャロル」を連想したりもして。
そこに文明社会からタヒチへと活動拠点を移したゴーギャンの生き方も重ね合わせているのが巧い。
さらに、癌で亡くなる患者や記憶喪失の男の妻の出産など「生命賛歌」的なモノも加味されて、このテに弱いんだよなぁ…。
また、門奈理沙・美玲・五宝(漢字表記は推定)など、絵画や画家の名を人物名に使っているのにニヤリ。(ちなみに記憶喪失の男と妻の名は「純」と「愛」)
ただ、前述のまとまりに欠ける感に加えて病院内(病室を含む)で携帯を使うナースがちょっと引っかかったので、いつか改訂版での再演を熱望!

カラクリヌード
演劇カンパニー”東京の人”
シアターブラッツ(東京都)
2009/10/23 (金) ~ 2009/10/27 (火)公演終了
満足度★★★
惑星ピスタチオを連想
若干粗削りだったり未整理だったりする部分はあるも、SFメルヒェン的なストーリーは好みだし、その世界観や表現方法、群読の巧さなどで惑星ピスタチオを連想。(パワーマイムはなかったけれど(笑)
冒頭でクライマックスの一部を見せておくので、終盤でそのシーンが再現された、というよりはそのシーンに辿り着いた時にロクスケがずっと走り続けていたように感じられるというシカケにも感心。

ナノ クライシス ポルノグラフィティ
演劇集団 砂地
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2009/10/21 (水) ~ 2009/10/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
芝居って総合芸術なんですねぇ
「なるほどロンドだわ」な構造で、不条理でワケのワカラン恋愛やセックスを浮き彫りにする戯曲そのものの面白さに加えて、翻訳臭を全く感じさせない演出(翻案?)、黒い舞台と白い布を使っていろんなシーンを見せる装置、場転時に見せる本編に関する短い映像、臨場感あふれるS.E.などが相俟って時の経つのを忘れる。いやぁ、芝居って総合芸術なんですねぇ、などと今更ながらに再認識。

似而非~え せ~
劇団伊達組
荻窪メガバックスシアター(東京都)
2009/10/21 (水) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
満足度★★
内容は○だが他で☆2つ減点
描いた「さくら」と亡くなった子供の人形を作るよう依頼された腕の立つ人形師の話・「人形師」という中篇2本でチラシの惹句は「ちょいとふしぎな 二つの江戸ばなし」。
民間伝承や江戸の巷間話に材をとったストーリー、古典文学っぽい雰囲気も漂わせて「世にも奇妙な物語・江戸時代編」みたいな…。
旗揚げ公演『闇に咲く華 GOEMON'S SECRET』の娯楽アクション時代劇とはガラリとオモムキを変えての「サテライト公演」、イイんじゃないっすか?
ただ「さくら」の終わり方、賭けに勝った場合に立たせるのは1日限りだったのでは?
あの後にヒロインが手痛いしっぺ返しを食らうことを暗示しているととるべきなのか? あるいは「生身の人間の方が人ならざるものよりもよっぽどズルくてコワい」というオチ?
なお、☆については受付開始時に予約者票が整理できていなかったことと開演が10分押したことについて一言も触れなかったことで2つ減点

『RING~DESTINY~ 』
FEVER DRAGON NEO
笹塚ファクトリー(東京都)
2009/10/22 (木) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★
昭和の熱血スポ根少年マンガかっっ!!!(笑)
時々挟まれる登場人物のモノローグのベタさ加減を筆頭とした「昭和の熱血スポ根少年マンガ(梶原一騎原作とかね)かっっ!!!」なノリは確信犯?(笑)
「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」(いずれもアニメではなく原作)などで育った身としてはそれが懐かしいことといったら!(爆)
8人の選手(うち2人は現役レスラーでもある)はたたきあげのベテランはもちろん、アマレス出身の天才肌、韓国の軍隊出身、アイドル系、負け続きから力をつけてきた者、柔術系、キックボクシング系などそれぞれ個性が描き分けられて見事。
また、彼女たちの団体の社長やトレーナーなど男優陣は主にコメディリリーフというキャスティングも○。
内容はプロレス界では「あ~、あるある」や「ありそー!」なエピソードを絡めつつ年末の大会(の開幕)までを描いており、かつて同じ団体に所蔵していた先輩と後輩の関係などでは『ロッキー』なども連想。
なかなか面白かったわさ。

死すべき母の石
劇団桃唄309
テアトルBONBON(東京都)
2009/10/15 (木) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★
舞台上に音響ブース(!)
久々に実家に帰ったら母が殺されていたフリーターや、寸借など小規模の詐欺を行うグループなど、複数の話をザッピング感覚で見せるスタイルで、黒を基調とした舞台と直線的かつ抽象的な装置、場転時に流れるリズムを強調した音楽、時として「逆回転再生」もあるダンスっぽい雑踏シーン、それに一番大きな特色であるところの舞台上に設置された音響ブース(!)などからクラブDJイベントのような雰囲気が全体を包んでいるのが斬新。
また、使用曲の「レフト・アローン」や「はいからはくち」にもツボを突かれる。

プレイバック Part3
劇団チャリT企画
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/10/30 (金) ~ 2009/11/03 (火)公演終了

アザラシ
カムカムミニキーナ
THEATRE1010(東京都)
2009/05/01 (金) ~ 2009/05/04 (月)公演終了

醜い男
TPT
BankART Studio NYK(神奈川県)
2009/03/22 (日) ~ 2009/03/29 (日)公演終了