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アルトゥロ・ウイの興隆―それは抑えることもできる―

アルトゥロ・ウイの興隆―それは抑えることもできる―

ピーチャム・カンパニー

シアターPOO(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/08 (月)公演終了

満足度★★★

とにかく狭い
ブレヒト芝居は初めて。だけど戯曲とおりなのか不明なので,コメントが難しい。寓話として見ると面白い。途中2度ほど解説らしきものが入るが,自分としては芝居の流れを阻害して不要に思えた。とにかく狭くて,肩がこった。飲み物サービルがあり,芝居を観ながらのどを潤せるのはうれしい。

ナイフなワイフ(ご来場ありがとうございました)

ナイフなワイフ(ご来場ありがとうございました)

劇団 THE☆メンチカツ成

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

せりふにリズムがあるから
舞台に表現される感覚はちょっととっつきにくいのですが、
台詞にリズムやある種の韻が縫い込まれていて、
観る側が次第にのせられてしまう。

舞台上の旋律が染み入ってくるにつれて
いろんな感覚が観る側に置かれていく感じ。

どこかシンプルな感じもあって、
いろんな魅力を感じる作品でした。





ネタバレBOX

表現しようとしている感覚は
ナチュラルだと思うのですよ。
デフォルメの仕方も実はシンプルだったりする。

水が加わると死んでしまうことにしても
乾かすと生き返ることにしても、
実はまっすぐな表現だと感じるのです。
要はスタイリッシュな質感の世界に生きることはできても
下世話であったり、どろっとした感情の世界には弱いという
感覚なのだと思う。

ナイフを刺されても死なないということも
ナイフを抜かれることによって血が噴き出すということも
とてもわかりやすい。

具象化されるさまざまな感覚は
それぞれにとても骨太で根の部分でのまっすぐさを感じる。

でも、それらを届ける台詞や役者たちの表現に
観る側を引き込むリズムや
時間をつないでいくような韻(というか言葉のかかり)があって。
それも一本調子ではなく、
シーンを動かしていく動力になるような
バリエーションやずらし方が内包されている。

よしんばそれがベタな比喩であったとしても、
表現される感覚に膨らみが生成されていくのです。

表現の荒さがないわけではないし、
幸田尚子などの目を見張るような演技に
助けられた部分もあるとは思うのですが、
観ていて、きちんとうなずける世界観があって、
質感に惹かれるものもあって。
まあ、好みは分かれる作風だとは思いますが、
笑いのセンスも含めて私的には結構好み。

次回公演がとても楽しみになりました。





ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)

ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)

MU

OFF・OFFシアター(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

まずはCを拝見
浮かび上がるキャラクターのコアにフシギなしなやかさを感じる「ゴージャスな雰囲気」、アンニュイな色にどこかメッキが剥がれた感じが加わる面倒くさいひと。

確信犯的にこういう色を作れるのは、作り手側の足腰がしっかりしているからなのでしょうね。凄くデフォルメされているわけでも、著しく奇をてらっているわけでもない。でも、しっかりとした物語のニュアンスと厚みがそれぞれの舞台にあって。

他のバージョンも楽しみになりました。

ネタバレBOX

「ゴージャスな雰囲気」は時間の流れ方や醸し出される雰囲気の統一感が崩されていく感じがうまい。途中で隠し事の企てがぼろぼろっと崩れていくあたりから、一気に面白くなりました。

「めんどくさい人」はお金の編み込み方がうまいと思う。物語はどこか薄っぺらいのに、にやっとするような真理が物語に含有されていて、最後まで好奇心が途切れない・・・。紙袋の種類と金額の比例の仕方や、金額に頓着しないお金の渡し方などから生まれた常ならぬ感覚が、キャラクターの一番ベースにある柔らかい部分にひねりを与えて、滲んできた何かが観る側をとらえる感じ。

観終わってみると、かなりのボリューム感に浸されていて、その一方で、観る側にストンと落ちる部分がある。

気がつけば、同じ原作の他のバージョンに興味を抱かせるに足りるなにかが心を満たしておりました。
 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

結局ヒトはわかり合えない、けど、ヒト同士だから救われることもある
アンドロイドの台詞のトーンが変わってからの、舞台での空気の変化が素晴らしいと思った。
予定されている結末へ一直線なのだが、それでも見入ってしまう魅力がそこにあった。

ネタバレBOX

フライヤーなどの説明を読んで「ああ、アンドロイドねぇ」と思いつつも観劇。
つまり、アンドロイドという生命のないモノから、「無生物・生物」という境界を経て、命みたいなものを感じるような作品なんだろうと考えていた。
確かに、そんな糸口を見せながら、浮かんでくるのは、人の「孤独さ」。
そして「不自由さ」。

一生懸命努力しても他人のことはわからない。
それは人の心がわからないアンドロイドだけのことではない。
察しの悪い人、鈍い人だけのことでもない。
誰も他人のことなんかわかるはずがない。

人間同士がわかり合っているように見えるのは、「曖昧さ」があるからで、その曖昧さ、ゆるさの隙間に相手の感情を入れることで、「わかったような気がする」だけなのではないだろうか。
お互いがその「曖昧さ」の中にお互いを入れ合うことで、「わかり合った感じ」が産まれてくるのだろう。

アンドロイドには、もちろんそういう曖昧さがない。
だから、わかり合うことができない。
お互いにもどかしい関係となる。

タイトルの「F」には「Free」を一番に感じた。

お金や階級みたいなものに縛られていた女が、お金で自由を買ったようでも、やっぱりお金に縛られて、そのために時間に縛られ、さらに部屋に縛られる(外出できたのは春だけだったようだし)。アンドロイドも契約に縛られ、ご主人様に縛られる。

自由がまったくない。

お金で買った自由で、パートナーとして選んだのは、お金で買える相手。
唯一自由であるはずの、心の自由までも失ってしまった。

女は最後に「自由」について考えが及んだのだが、時すでに遅く、自分はどうにもならない状態にあった。だからこそ、アンドロイドに「逃げろ」と言う。
時間は戻らず、自由は誰の手にも入らない。

アンドロイドは、なまじヒトガタをしているだけに、また反応が言葉で返ってくるだけに、始末が悪い。
人との交流を期待してしまうからだ。これだったら、テレビとか電子レンジとかに向かって話していたほうがマシだ。

女が欲しかったのは、「パートナー」であり、「どこまでも従順な召使い」ではない。
「そんなことやめろ」と強く言ったり、女がわがままを言ったら、怒ってくれたり、反論してくれるパートナーだったはずだ。

たぶん今までの生活でもそういう相手がいなかったから、女はそういう相手が必要だったことに気がつかなかったのだろう。もっとも、そういう相手がいたら、こういう危険な治験には応募しなかっただろう。
女もそのことに薄々気がついてくる。

だって、数カ月もともにいるのに、女はアンドロイドをパートナーとして認めていないのだ。ペットにだって名前を付けるのに、アンドロイドは「オレ」としか呼ばれない。一緒にやっていくつもりだったら、名前ぐらい付けるだろうと思う。
たぶん、自分の時間と引き換えにアンドロイドを手入れた選択が失敗だったことは、アンドロイドと最初に話したときに気づいてしまったのではないだろうか。

相当哀しい物語だ。
アンドロイドが男性の形をしているということも含めて。
(男性型を選択したのは女なのだから)

「人はわかり合えない」「人は孤独だ」と書いてきたが、それでもやはり、ヒト同士ならば「わかり合えた」ような「幻想」を抱くことができるだけマシだ、ということか。
何でも自分のことをきいてくれる人よりも、ぶつかり合いながらも語り合ったりできる相手こそが人には必要なのだろう。
そういう関係は、本当の意味での「救い」であろう。



物干に衣装が掛かっていくことでの時間の積み重ね方、そして、舞台をとてもうまく広がりと緊密さをもって活用した演出の巧みさは素晴らしいと思った。

また、出演の2人もとてもよかった。
女の声のトーンの響きが、響けば響くほど空しくて哀しいのも良かった。

そして「小さい秋」は、とても美しい歌だった。
シンクロナイズド・ガロア

シンクロナイズド・ガロア

ユニークポイント

「劇」小劇場(東京都)

2010/01/26 (火) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

記憶が蘇ったあの時代のこと
2つの異なる時代の話をリンクさせるアイディアが見事。
ナビゲーターとなる女性(洪明花)を登場させたり、ガロアを主人公にした劇中劇を安田講堂内で上演しようとする設定が面白い。真面目で硬いテーマだが、重苦しさを感じさせず、芝居としてじゅうぶん楽しめた。
リアルタイムでこの時代を経験した人たちは、当時置かれた立場によって、評価もさまざまのようだ。
自分はちょうどこの時代に思春期だったが、当時、いまのJR、国鉄の駅前はどこも毎日のようにヘルメットにタオルで覆面をした学生が日常的にデモを行っていた。いまのインフルエンザ対策でのマスク姿の人たちと同じように、ごく普通の光景だった。新聞には内ゲバの事件記事も多かった。自分の高校のHRでも学生運動をテーマにした討論が行われたし、新宿駅の騒乱事件で学校が休校になったり、たまたま自分が入院中だった飯田橋の警察病院に火炎瓶闘争で負傷した機動隊員が次々運び込まれて病院の廊下が血まみれになっていたことなどが忘れられない。大学に入学した頃、すでに学生運動は沈静化していたとはいえ、学内には「タテカン」があり、民青と学内運動家の対立を目のあたりにした。特に、安田講堂事件前、渦中の東大医学部の学部長が私の仲良しのクラスメートのお父様だったこともあり、東大紛争の話は身近に感じていた。毎日のように学生との団交(実際には吊るし上げに近かったようだが)が行われたため、「きのうも学生に缶詰にされて父が帰ってこなかったわ」と級友が言っていたことを思い出す。「お父様は学生についてどんなふうに思っていらっしゃるの?」と聞くと、「いますべき肝心の勉強をしないから、先で困るのは彼たちなんだけどね、と言ってるわ。それに主張が子供じみて論理が破綻してるから運動は長続きしないだろうって。話し合っても平行線で、教授たちも内心は本気で相手にしてないそうよ。手は打ってあるみたいだし、彼等は早晩敗北するでしょう」淡々と級友は語っていた。今回の芝居を観て、「手は打ってあるから」という彼女の言葉を改めて思い浮かべた。
欲を言えば、学生の演説場面が「我々はぁ」と語尾を延ばす独特の全学連口調でなく、やはり現代の普通の演説口調になっていたり、当局との団交場面がおとなしく、学生が気炎を上げる場面もやけに明るいため、当時の殺気や熱気は再現できておらず、迫力不足だったのは否めない。
黒板に当時のキャッチフレーズが数々書き出されるが、いまの人は本の知識としては知っていても、時代の空気は想像がつかない部分だろう。当時の団交は話し合いなどという生易しい空気ではなく、物凄い殺気だったと聞く。
演技的には「幕末の刺客」みたいな気持ちで演じれば雰囲気が出せたと思うのだが。この当時のことを演じる俳優に「殺気」を体現させるのが難しいと、映画「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を撮った若松孝二も語っていたが。
上演時間が長すぎないところも評価できる。劇中劇があると長くなりがちだが、節度があって良かった。あと、最後のサラッとした会話での終わりかたなど、いまの映画には少ないが、昔の文芸映画のようで好感が持てた。

ネタバレBOX

「とめてくれるなおっかさん。背中の銀杏が泣いている。男東大どこへ行く」という東大の駒場祭のポスターで知られるフレーズを言って、歌舞伎の六法を踏む場面など、センスを感じる。東大と言えば、やはりこのフレーズが出てこなくちゃねと思った。このポスターは当時、新聞の社会面で紹介され、仁侠映画全盛だっただけに大いに話題になった。この作者はのちにイラストレーター、作家になった橋本治で、歌舞伎研究家としても有名だが、さすが才能の片鱗があったわけだ。
演劇を作ろうとする森田(村上哲哉)の飄々としたところが面白い。森田と河合(安木一之)のやりとりで笑いも入れ、息抜きになっている。論理的な場面だけで組み立てたら、やはり退屈する。硬質な芝居をやっている他劇団にも見習ってほしいところだ。
「劇団の人、市川」役の泉陽二は、好きな俳優の一人で、彼の舞台はなるべく観るようにしているが、チケットを買ったのちに今回の出演を知ったので、楽しみにしていた。ほうぼうの舞台で活躍中だけに演技にも一日の長がある。アングラ劇団員らしいエキセントリックな部分とガロアの劇での怪しい女を巧く見せた。
大河内総長と加藤代行を宍戸香那恵が2役で演じるが、あえて女性に演じさせたところが、人形のごとくカリカチュアライズしているような効果があって面白い。
それに、新聞やニュースでよく見た加藤代行の面影が何となく感じられた。
女性の広永(宮嶋美子)に肖像画に少年の面影が濃いガロアを演じさせる。
キビキビしてなかなか面白い女優さん。今度、ピーチャム・カンパニーの「ビヂテリアン大祭」に客演するそうだが、ピーチャムの雰囲気には合っていそうなので楽しみだ。
センチメンタリ

センチメンタリ

monophonic orchestra

STスポット(神奈川県)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/11 (木)公演終了

満足度★★★★

いい
お芝居だったと思います


役者陣も小演劇界では
名の通った方々


脚本も満足!

幸せの歌をうたう犬ども【ご来場ありがとうございました!】

幸せの歌をうたう犬ども【ご来場ありがとうございました!】

DULL-COLORED POP

タイニイアリス(東京都)

2010/02/02 (火) ~ 2010/02/04 (木)公演終了

満足度★★★

なかなか
ふざけていたなぁ、って。


いい具合でした

 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

デスロック
デスロックな多田淳之介さん。演出が違うので当然と言えば当然なんだが、この方がお芝居したらどうなるんだろうと初見で向かう。繊細なのもいいけど、ワイルドなものもみてみたい。

未完成な犬の末裔

未完成な犬の末裔

架空畳

ザ・ポケット(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★

観て来ました
初めて、架空畳さんの演劇を見させていただきました。
率直な感想としては、素材は良いのに料理が出来ていない。という感じでしょうか・・・。
ネタは人を惹きつけるものがあると思いました。しかしそれを人に見せる様には出来ていない段階かなと。「未完成な犬の末裔」・・・時間軸が様々に飛び散り、徐々に内容が明らかになっていくという手法は好きですが、幕が下がっても若干モヤモヤが残ってしまいました。洗濯機の中に入れられた気分といいますか・・・。混沌とした感じのまま終わっちゃった感じですね。
初めて観劇したと申しましたが、架空畳さんのやりたい事・方向性というのは凄く伝わってきました。
あとは人に見てもらうものなんだと言う根本的なところと、架空畳の演目の意図を伝えるためには、役者の成長が今後を左右するのではないかなと思いました。

ハッピー☆ハッピーアイスクリーム

ハッピー☆ハッピーアイスクリーム

劇団東京ペンギン

THE GUIDE(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

題名どおりの楽しさ。
 前半はばたばたとして、芝居が地についてない感じだったが、後半からどんどん面白くなっていき引き込まれた。アイスクリームが題材なだけに、とても甘い物語。スイートで素敵なファンタジーに仕上がった。

 役者はそれぞれ個性的で魅力的な役者がそろっている。ただ、練習不足か、連携がうまくいってない部分があり、役者の持ち味を生かしきれていない。それが残念。カスタード役の野澤太郎に将来性を感じる。素晴らしい原石だ。大化けする可能性あり。チョコレート役の山辺健介と、カズマ役の山本恭裕もいい味を出していた。その他の役者もみなコメディ役者として魅力を感じた。

 全体をコミカルな感じで彩りながら、根底には幼いころの友情を置き、愛と勇気と冒険の物語に仕上げた。

 会場が狭く、照明や装置もシンプルなものだったが、今回の芝居はもっと舞台美術や照明に凝った方が、よかったのではないか。そうすればもっともっと楽しめた気がする。次回公演がとても楽しみだ。

『三文オペラ』

『三文オペラ』

オペラシアターこんにゃく座

世田谷パブリックシアター(東京都)

2010/02/04 (木) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

舞台は時代のもの?
一度見てみたかったこんにゃく座。
でも、オペラ自体よく知らないので「アンチテーゼ」がよくわからなかったです。悪い観客かも。音楽にも、うといので。
その時代でないと、時代ならではの意味が生きて聞こえない、見えないのかな、と感じました。
自分の好みはもう少しどろどろの方なので、軽い感じのつくりはちょっと物足りなかった。テンポが良すぎる感じで。

生声だけで勝負する出演者は凄いと思いました。
それと、舞台美術や衣裳は興味深かったです。

追加:
先にも書いたけれど、プログラムを読むと、オペラや音楽について基礎知識がないとおもしろさがわからない舞台なのでは、と思いました。
今の時代に向けたアレンジはされていたようですが、中途半端な感じで、これではもったいないなあと思いました。

ナイフなワイフ(ご来場ありがとうございました)

ナイフなワイフ(ご来場ありがとうございました)

劇団 THE☆メンチカツ成

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

拝見させていただきました。
とても楽しく拝見させていただきました。
笑いのツボが僕の好みでした。
笑わせていただきました。

LoveLoveLove13

LoveLoveLove13

劇団扉座

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

良かった。
他の芝居が忙しくてみられるかどうか本当に不安だった。
見られて良かった。
今年も素晴らしい舞台でした。

山梨

山梨

範宙遊泳

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

キラキラいい匂い
とても面白かったです
凄くエンターテインメントでした!

役者愛されてるなあ
美術いいなあ

ネタバレBOX

ネタばれってほどではないですが
個人的に
橋本ゆりかさん
遠藤沙土さん
横田秀允さん
村山恭子さん
高柳美由己さん
色川奈津子さん
が輝いてみえました

舞台が光ってた!

あと、前日に『Dr.パルナサスの鏡』
を観ていたので
余計にワクワクしたのかも知れません
sirenoye

sirenoye

幻想芸術集団Les Miroirs

アトリエ・カノン(東京都)

2010/01/30 (土) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

独特のムードを醸し出す
団体名の肩書きが「幻想芸術集団」で公演も「耽美童話の会」と銘打っており、詩的な台詞や衣裳・メイクから独特のムードを醸し出して、ちょっと宝塚チック、あるいは少女マンガ的な?(笑)
とか書きながら、実は一番強く感じたのはトーキーになって間もない頃の(…いやむしろ「サイレント時代の」か?)欧羅巴映画のようなオモムキ(あるいは格調とか古風な雰囲気とか)があるということ。
で、実はこれを書きながら気付いたのだけれど、オープニングや劇中で映写された映像が往年の8mmフィルム(それも経時変化により画面にノイズの入った)のようで、それと生の演技が脳内で結びついた結果なのかも?
ところでシレーヌ(セイレーン、ローレライ)の語尾に「noye」を付けるとどんな意味になるんだろう?(仏和辞典がどこかに埋もれてしまって調べられないのだ)

ノート/トーン

ノート/トーン

ミズノオト・シアターカンパニー/Ms. NO TONE Theater Company

テアトロ ド ソーニョ(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

「考えるのではなく感じる」系
冒頭、授業のシーンから始まるので「銀河鉄道の夜」を連想。(「ではみなさんは…」ってね(笑))
以降はストーリーを物語るのではなく音楽と芝居のコラージュ的で、これまた「考えるのではなく感じる」系(笑)の作品、そういったことでは音楽で言えば「現代音楽」、それもミュージック・コンクレート寄りってところ?
…などと思って改めてチラシを読むと「音階に焦点をあて、感覚を可視化する試みです」とあり、さもありなん、的な。

パパは犯罪者!?

パパは犯罪者!?

LEMON LIVE

駅前劇場(東京都)

2010/01/30 (土) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★

チョット薄味?
どの役も、良くあて書きされていて楽しかったです。
特に大物活動家役の山路さんは渋くておちゃめでGOOD!
ただし、期待が大きすぎたのか全体的に大味な感じでした。
あれだけのキャスティングで勿体無い。
もっと役者同士の鎬の削りあいを観たかったな~。
次の公演に期待しています。

ネタバレBOX

出自を隠したまま公務員になれるのか、とか
絵の具で刺青が隠せるのか、とか
突っ込みどころが満載でした。
 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

叶わない望み
女とアンドロイドは、哀しいことに女と男ではない。
いや、あるいは幸せなことに。

「あなたのことを思えば思うほど、あなたが遠くなっていく。」

ネタバレBOX

最下層の人間と、富裕層の人間。
人間とアンドロイド。
お金のために命を売る。

わかりやすいキーワードで、向かっていく結末は明らか。

じわじわと、「定番」な流れで進んでいくストーリー。


それでも、ずっと心が揺さぶられる。

演劇とは 小劇場の醍醐味とは
目の前で手に取るように伝わってくる感情を、同じ空間で体感することなんだな、と心から実感。

端田新菜と多田淳之介。
アルトゥロ・ウイの興隆―それは抑えることもできる―

アルトゥロ・ウイの興隆―それは抑えることもできる―

ピーチャム・カンパニー

シアターPOO(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

体育座り大変だったけど
バーのほうを舞台として使用することで、このストーリーにぴったりの雰囲気が出ていたと思います。最後は明るい歌で終わりましたが、その直後の「それは抑えることもできる」の言葉の重みがなおさら感じられました。実社会では抑えることができなかった例はいくつも思いつきますが、抑えることができた「良い例」は思いつきません。気づかないうちに「良い例」がたくさん起こっていて、悪の興隆が上手く避けられていることを期待します。

マニュエル・ルグリの新しき世界

マニュエル・ルグリの新しき世界

公益財団法人日本舞台芸術振興会

ゆうぽうとホール(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/09 (火)公演終了

Bプロ
カーテンコールで、シルヴィ・ギエムをはさんでオレリー・デュポンとアニエス・ルテステュというパリ・オペラ座バレエ団の名花が並ぶところが実にゴージャスだった。

マニュエル・ルグリの名前を冠した公演は3年前に「ルグリと輝ける仲間たち」のAプログラムというのを見たことがある。ルグリは今年、パリ・オペラ座バレエ団を定年で退職したが、企画公演は退職後も催されるようで、とりあえずはめでたい。

音楽はほとんど録音テープを使ったが、「アザー・ダンス」と「三人姉妹」の2本だけは渡邉浩子という人がピアノを弾いた。

ネタバレBOX

全部で10本のガラ公演。上演時間は2時間ほどなので、1本の長さは10分程度。20分の休憩を挟んだ2部構成。とりあえず演目と出演者を書いておく。

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」(振付:ジョージ・バランシン)
ナショナル・バレエ・オブ・カナダのヘザー・オグデンとギヨーム・コテが出演。初めて見る二人。技術的には安定している感じ。と同時にアスレチックな印象を受けるのは、あまりドラマ性のないバランシン作品のせいかもしれない。

「モペイ」(振付:マルコ・ゲッケ)
シュツットガルト・バレエ団のフリーデマン・フォーゲルのソロ。彼は稽古中に首を痛めて、「アザー・ダンス」と「ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ」には出られなくなったが、この作品にだけは出演。黒いタイツで上半身は裸。主に肩と腕の動きが目立つ踊りだった。バレエダンサーはみんなよく鍛えられた体をしているが、彼の体も筋肉のつき方、体脂肪率の低さがハンパじゃない。

「スリンガーランド」(振付:ウィリアム・フォーサイス)
パリ・オペラ座バレエ団のアニエス・ルテステュと、Aプロでフィーチャーされているパトリック・ド・バナのデュオ。アニエス・ルテステュが腰につけている楕円形のチュチュがやけに気になってしようがなかった。ゆがんだシルクハットの鍔のようでもあり、歪曲した土星の輪のようにも思える。ギャビン・フライアーズの音楽とあいまって、二人はまるで踊る宇宙人のようだった。

「アザー・ダンス」(振付:ジェローム・ロビンズ)
オレリー・デュポンとアメリカン・バレエ・シアターのデヴィッド・ホールバーグのデュオ。渡邉浩子がピアノで生演奏。曲はショパン。デュオで踊ったあと、二人のソロが交互に二回。濃いめのグラン・パ・ド・ドゥになっていたのがちょっと意外。弦楽器に比べてピアノの演奏は音の一つ一つが粒だっているので、それにあわせて踊るダンサーの音楽性が現れやすい。第2部の「三人姉妹」を踊ったシルヴィ・ギエムとともに、オレリー・デュポンの動きもしっかりと音楽を反映していた。

「優しい嘘」(振付:イリ・キリアン)
ルグリとギエムの共演。これは残念ながらキリアンの振付がイマイチだった。

休憩のあと、

「マリー・アントワネット」((振付:パトリック・ド・バナ)
前半に続いてルテステュとバナのデュオ。長い作品の一部なのか、それともこれだけで完結しているのかは知らないが、終盤に赤い照明がともったところでヒロインが断頭台の露と消えるらしいことはわかった。

「ハロ」(振付:ヘレナ・マーティン)
アントニオ・ガデスやホアキン・コルテスとも共演したスペイン舞踊の人だというヘレナ・マーティンのソロ。赤いドレスや音楽が道理でフラメンコっぽいわけだ。ルグリに請われて今回の出演になったとのこと。50センチくらいの長い房がついた大きな布(ケープ?)をまるで闘牛士のように操って踊った。

「ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ」(振付:マニュエル・ルグリ)
東京バレエ団の上野水香と高岸直樹が出演。予定されていたフリードマン・フォーゲルに替わって、リハーサル・パートナーだった高岸が出演とのこと。

「失われた時を求めて」より“モレルとサン・ルー”(振付:ローラン・プティ)
ギヨーム・コテとデヴィッド・ホールバーグのデュオ。男性二人の踊りというのが珍しい。しかも二人とも着けている衣装が肌色なので、一見裸で踊っているような印象を与える。

「三人姉妹」(振付:ケネス・マクミラン)
ルグリとギエムのデュオ。これもピアノの生演奏付。最後を飾るにふさわしい踊りだった。内容的にはなんとなく「オネーギン」に似た雰囲気。「三人姉妹」でも「オネーギン」でもどちらでもいいけど、この二人が主演する全幕ものを見たいと思うことしきり。

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