
加賀見山旧錦絵
日本伝統芸能振興会
みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)(東京都)
2009/12/24 (木) ~ 2009/12/25 (金)公演終了
満足度★★
中途半端
先月ホントの歌舞伎を観てきたせいか,立ち回り,立ち振る舞い,そしてミエのきり方,すべてにおいて中途半端な感は否めない。芝居の内容はわかり易くなっているけど,歌舞伎の素晴らしさを伝え,歌舞伎を広めることになっているんだろうか。ちょっとガッカリ。

メリーゴーラウンド トーキョー4 スクラップ ラブ
遊々団ブランシャ☆ルージュ
SPACE107(東京都)
2009/12/23 (水) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★
やっぱり、レビューって楽しい!
すごく楽しめた一夜でした。
開演前、森繁久弥の「ゴンドラの唄」が流れてて、
心憎いと思いました。
森繁もその昔、新宿にあったレビュー小屋の
ムーラン・ルージュで芸を鍛えた俳優の一人です。
今回、私はやはり、レビューが好きなんだなと
再認識しました。
「ダウンタウン物語」という子供が大人の1920年代
の世界を演じるアラン・パーカー監督の映画が
あるのだけど、子供とは思えないほど色っぽい少女
たちが演じるクラブのレビューの場面(歌は吹き替えだが
歌姫役はあのジョディ・フォスター)が私は大好きで、
サントラ盤もその場面しつこく聴いたし、ビデオも
DVDも繰り返し観たほど大好き。こういう可愛い女の子が
歌って踊るレビュー・ショーなら通い詰めたいと思ったほど
好きな場面だったのです。
宝塚にも今回のショーに似たレビュー場面はけっこうあります。
もう少し上品な感じだけど。
往年の宝塚はお芝居よりレビューが中心だったせいか、
男性の宝塚ファンがいまよりたくさんいたのですよ。
「新東京レビューROUGE」は60年代の映画に出てくるキャバレーのショーに似た雰囲気がありますね。
衣裳はキャバクラの女の子みたいで露出度満点だし、
疲れたお父さんたちに観てもらいたいと思いました。
この入場料金で目の保養になるのだから。
主宰のかた、夕刊紙の「日刊ゲンダイ」に週末、演劇紹介面が
あるのでぜひ、今度プレス・リリースを送ってみてください。
男性読者にファンが増えると思いますよ。
最前列に陣取った男性たちがカクテルライトが回ってくるたびに顔を必死に隠してるのが笑えた。もっと堂々と楽しめばいいのに(笑)。

「翼をくださいっ!さらばYS-11」全国ツアー
ギンギラ太陽's
西鉄ホール(福岡県)
2009/10/20 (火) ~ 2009/10/28 (水)公演終了
満足度★★★★
最後にホロリは…
お約束のギンギラさん。
今回もホロリと泣かされた。
福岡が地元だから…それは多分にあるが県外からの遠征組も多く
どんどんファンが広まっていっている。
それでも、ギンギラは福岡を拠点に活動してくれるはず。
福岡にギンギラ太陽’sが居てくれてよかった。

死なない一生
劇団きらら
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/12/12 (土) ~ 2009/12/13 (日)公演終了

見えざるモノの生き残り
イキウメ
西鉄ホール(福岡県)
2009/12/22 (火) ~ 2009/12/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
ファンですから…
元々イキウメファンですので、客観視できてないのかもしれないけど、
良かった。毎回思うけど、前川さんの脚本スキなんです。
そして、役者さんも、いつもの安定感。
非日常の世界に違和感なく連れて行ってくれる。
一旦、その世界に入ると出たくなくなる。
ずっとずっと浸かっていたくなる様な作品。
最後の演出が、憎らしくて…あー!!今回もやられた!

エロメール添削スライドショーVol.5 2都市ツアー
エロメールスライダーズ
The Voodoo Lounge(福岡県)
2009/12/16 (水) ~ 2009/12/16 (水)公演終了
満足度★★★★★
期待を裏切らない人
カナリ期待して、友達わんさか誘って観に行った。
期待以上のモノを見せてもらいました。
いやー、ありがとうございました。
今後も、福岡で定期的にライブやってほしいなー。
やんなけりゃ、東京に観に行くまでさ。
一緒に出演していたドクホリにまんまとハマってしまっている今日この頃。

モンキー・チョップ・ブルックナー!!
アマヤドリ
シアタートラム(東京都)
2009/12/15 (火) ~ 2009/12/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
凹むくらいよかった
知人の勧めで初見でした。
前日にハプニングがあった様だけど、そんなの気になんない位の完成度。
コロさんに惚れた。
凹むくらい良い芝居で、観に行って良かった。

浜燃ゆ~らっこ篇~
カムカムミニキーナ
明石スタジオ(東京都)
2009/12/23 (水) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
破壊力と構成力の圧巻!
あんなにも役者が舞台上でバッタバッタと事を起こすのに、
演出で綺麗に見せる力!圧巻でした!
しかも役者さんも個性的な方が多い!
すっごい劇団さんですね!さすがの20周年を感じました。
また機会があったら観に伺いたいです!

りぷれい
どて劇団
テアトルBONBON(東京都)
2009/12/23 (水) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
良かった
10回目の公演というのもあるのか、台詞回しやストーリーがいつもの土手と少し趣が違い、とても良かったです。
どて劇団の公演をいつも見ている方のみならず、今回の公演は是非観に行っていただきたいです。

スポーツ演劇「すこやか息子」
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/12/25 (金) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
クリスマス。ケーキもいいけど、演劇のお取り寄せも良い。
大人から子供まで、人間であれば誰しもが対象となる作品でした。NHKで放映して親子や一家で見ても良いと思う。アフタートークでも語られていましたが、国を越えても通じるでしょう。それどころか「地球人の在り方」として見せれば宇宙人にも通じるかもしれない。
同時に、いつもの癖の強い柿が好きな人には物足りない可能性も。本公演と比べるよりは役者の健やかさを大事にして作られた点で個人的にはkr14の「学芸会レーベル」と近いイメージがありました。
ちなみに演目詳細については三重版を御覧になったharu朕さんのコメントが的確。個人的には終始がっつり同意。

幸福な王子
yOsuka
遊空間がざびぃ(東京都)
2009/12/19 (土) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

スポーツ演劇「すこやか息子」
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/12/25 (金) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
スポーツ演劇で健康的な身体に
二次元大流行のいま、三次元の身体の魅力を真正面から提示する演劇。したたかさも含め、いい作品だったと思います。海外公演も実現するといいですね。

殺(アヤ)める人々
アヴァンセ プロデュース
シアター711(東京都)
2009/12/22 (火) ~ 2009/12/27 (日)公演終了

マレーヒルの幻影
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2009/12/05 (土) ~ 2009/12/27 (日)公演終了

スポーツ演劇「すこやか息子」
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/12/25 (金) ~ 2009/12/27 (日)公演終了

殺(アヤ)める人々
アヴァンセ プロデュース
シアター711(東京都)
2009/12/22 (火) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★
狂気と乱気の愛おしさ
あの音量レベル、いや声量レベルが最初は?が、なぜか世界に吸い寄せられて、酔わされて…で、あれが、あのときで…。面白かったね。あの矮小な空間だからこそ、セリフをきかせることが重要なのですね。

Under Water Over Revival
GOKAN。
銀座小劇場(東京都)
2009/12/24 (木) ~ 2009/12/27 (日)公演終了

遥か遠くから
アンティークス
OFF OFFシアター(東京都)
2009/12/16 (水) ~ 2009/12/20 (日)公演終了

十二月大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2009/12/02 (水) ~ 2009/12/26 (土)公演終了
満足度★★★★
いいじゃないですか!クドカン歌舞伎
あまりの酷評に怖いもの観たさで行った昼の部。
絶対楽しい筈の勘太郎君の三番ソウは遅刻して全く見逃し、残念無念。
野崎村は、いつも舟を漕ぐことが多い演目だけれど、今回は最初は楽しく、後半はジンとして、良い人情芝居でした。私の観た野崎村では、一番の好配役。福助さんのお光が、可愛く、切なく、絶品でした。
身替座禅も、今考えられる、最高の組み合わせ。日本のシチュエーション・コメディのお手本のような好舞台で、終始笑って堪能しました。
そして、問題の、クドカンさんの新作歌舞伎。
私的には、なかなか好感触の舞台でした。
もっと、下らないのかと思っていたら、さにあらず。
なかなか哲学的だし、落語ネタもうまく取り入れ、それでいて、クドカンさんのオリジナリテイもあって、勘三郎さんの初舞台の頃から歌舞伎通いしている私でも、全然不満は感じなかったけれど…。
最後は歌舞伎ならではのカタルシスも感じたんだけど。
子供も大笑いしていたし、次世代に歌舞伎を馴染ませる功績はあった気がします。
ただ、もう少し短くまとめた方がよかったし、3階席では皆満足げだったものの、16000円払ったお客さんが満足できる演目かと聞かれたら、答えはNOかも。
それに、本を依頼した勘三郎さんの役が立っていないので、中村屋のご贔屓には、きっと不満多いでしょうね。
だけど、私としては、改めて、クドカンさんの引き出しの多さに感服したし、三谷さん、野田さん、蜷川さん、夢枕莫さん等の書かれたものより、好みの作品でした。一番、歌舞伎の有り様を心得た脚本に思えましたから。
とにかく、染五郎・七之助のコンビがとてもよかった!これから、度々観たい組み合わせです。かつての、孝玉コンビのように、観ていてワクワクしました。

おぼろ
ゲキバカ
吉祥寺シアター(東京都)
2009/12/16 (水) ~ 2009/12/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
お祭り。
「観てきた!」のコメント遅くなっちゃいました。
とても楽しい公演でした。
閉幕した今も、DVDでゲキバカまつりが続いています。
「お披露目公演」というお祭りに相応しい内容でした。
私にはあっという間の2時間。
以下、ネタバレへ。