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あなたとわたしのための時間 ツアー2010

あなたとわたしのための時間 ツアー2010

I.Q150

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/02/26 (金) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

兄弟だから?
お互いに手を動かす中で
解けていくものがあるのかなとか
思ったり・・・。

常ならない状況が重なる中での
自然な質感がとても印象に残る作品でした。

ネタバレBOX

入場して
場内の半分以上を占めるマンションのセットが
こみ屋敷化している姿にびっくり・・・。

妹の目覚めで舞台が始まって
冒頭はどうなるのだろうと息をつめていましたが
そこに暮らす妹と
訪ねてきた兄の距離感の絶妙さに
すっと二人の世界に入り込むことができました。

兄が掃除を始める・・・。
そのなかでさらっと自分の婚約が破談になったことが妹に告げられる。
一方かたずけが進む中で
妹の上司との不倫関係も明らかになってきて・・・。

次第に片付いていく部屋が
明らかになっていく互いの想いを
しなやかに増幅していくような部分があって
うまいなぁと思う。
新聞を縛るように兄に頼む妹から伝わってくる
妹の兄に対する甘え心・・・。
掃除を終わる前に何度も帰ろうとする兄の
ちょっと迷ったような感じからこぼれだす
妹との距離感やプライド。

部屋がきれいになる中で
二人に共通する部分というか
互いの似通った不器用さのようなものが
部屋の床面と同じよう面積分姿を現して・・・。
単なる兄妹を描いたお芝居とは
ちょっと異なるクリアな感じがやってきて。

物語の終わり方もとても自然な感じで、
安易でなくきちんと納得ができる・・・。

お互いが混沌とした状況のなかにあっても
掃除をすればふたたびそんな風に話ができる兄妹が、
一人っ子の私にはちょっとうらやましかったりもしたり

アフタートークもとても面白く。

すでに30年の歴史がある劇団だそうですが、
初見の私にはとても新鮮。
もしまた、東京に来ることがあれば
是非に観たいと思ったことでした。

『世界の終わり』を囲む短編

『世界の終わり』を囲む短編

Minami Produce

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ルーズなバスケットに置かれた物語
Aコースを観ました。

いくつかの物語が
目の粗い籠の中を転がされるように
語られていく感じ。

感覚的に伝わってくるものもあるし
起承転結が比較的しっかりとしているものもあるし・・・。

いくつかのピースが
流れていく感じがすごくよくて、
リラックスして楽しむことができました。

ネタバレBOX

文学のサンプリングという概念は
観ていてそれほど強く感じませんでした。
終演後
当日パンフレットのを観て、
被サンプリングの作品を確認して。

Aコースとして知っていた芥川龍之介の作品は
「羅生門」と「竜」の2作。
その物語の
テイストを感じる部分がないわけではないのですが、
でも、それが作品を左右するほど
大きな影響を与えている感じはしませんでした。

でも、それとは別に、お芝居として
ずっと見続けてしまうなにかがこの舞台にはあって。
それは、個々の物語が持つ面白さだけでなく
その物語のバックボーンになるフレームが
うまく機能しているからかとも思う。

観ているときには意識しなかったのですが
実は「天使」が求めたプレゼンテーションという枠の存在が
結構効いていると思うのです。
そのバスケットがあるから
個々の物語の存在が唐突にならない。
ナンバーを付けられたひとつずつの物語には
個々の仕掛けが醸し出す面白さに加えて
終わり方に潔さがあって、
それがエピソード全体の切れにもつながっていました。

まあ、シーンの解像度をさらに上げる余白はあるとおもうのです。
一番強い部分を支えるゆとりのようなものが
舞台上に感じられるとさらに良いかも。

でも、特に後半の2作品などには
観客をよそ見させない力が内在していたと思います

第11回本公演『いずみの能力RRR』

第11回本公演『いずみの能力RRR』

劇団えのき岳遊劇隊

ぽんプラザホール(福岡県)

2010/02/26 (金) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

観てきました。
チョット遅れて入って、失礼しました。
受付で混乱させてしまったようで制作さんすいません。

途中からでも、楽しめました。
前回公演の時を知らないので比較はできませんが
衣裳、音響、照明など独特な感じでした。

Zガンダム、ドラゴンボールなど知らない人にはわからない箇所は
ありますが、ストーリーを気にせず笑い飛ばしましょう。

ネタバレBOX

前回公演より改善されたのかわからないのですが
こちらに辛口意見を。

「くーちゃん先輩」の声ははっているのにセリフが良く聞き取れず残念。

ところどころ、セリフをかむのが気になりました。
(かんでも仕方ないけど、その後に「あっ」みたいな表情は・・・)

ではけがダラダラしている感じ。(役者さんが多いからですけど)

ダンスを入れるのはいいのですが、完成度が低い。

小学校の回想シーンは好きですよ。

あっ、多少のグダグダ感のある笑いは好きですが
チョット多すぎませんでしたか。

とはいっても期待しております。
GONG5

GONG5

Mr.BUNBUN

H732シアター(福岡県)

2010/02/25 (木) ~ 2010/02/26 (金)公演終了

満足度★★★★

秘密基地
こういう場所にあるんですね。
車で行くと駐車場が1ヶ所しかないようです。

出演者は、Mr.BUNBUNさんとゆうさくくんしか知らなかったんですけど、
異種パフォーマンス・・・
安心して、感心して、あきれて、楽しませてもらいました。

ネタバレBOX

Mr.BUNBUNさんのパフォーマンスは、安心して楽しめます。

ゆうさくくんのディアブロ、タップ雰囲気があってよかったです。
(正式な場でのパフォーマンスは初めてでしたから)

エトシさんとMYI☆さんの水晶玉のパフォーマンス地味ですが好きです。
次回も期待です。
あなたとわたしのための時間 ツアー2010

あなたとわたしのための時間 ツアー2010

I.Q150

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/02/26 (金) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

「合鍵」観賞
なかなか、心の琴線、揺れを捉えたうまい作品だと思います。
1月に観た岸田國士短編集を彷彿とさせました。

ただ、暗転が長い。。
また幾つか間延びした場面があって
そのあたりが少し残念です。

今回この劇団初見でしたが、
結構地力がありますね。また観たいです。

三日月に揺られて笑う

三日月に揺られて笑う

タニマチ金魚

ザ・スズナリ(東京都)

2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

短編集向け?
脚本、演出不足なしでありますが
もう少し短くして短編集として放り込んだほうが
おもしろいのかな、とも感じました。
(他に短編を数作品作れる力があればですが)

この劇団、まだ3回目の公演ですが
なかなか楽しめます。
関西色バリバリです。

ハウスシェア~わたしのプリン食べたら死刑~

ハウスシェア~わたしのプリン食べたら死刑~

演劇ユニット3LDK

劇場MOMO(東京都)

2010/02/16 (火) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

2段構えの構造が○
不運続きで身寄りも住まいも職もない男が忍び込んだのは、赤の他人たちが共同生活をしている家で、家主の計らいにより男もそこで暮らすことになり…という物語。
この家主が「小料理屋の女将で保護司で町内会の世話役」という設定で、そのきっぷの良さが小気味良く、なおかつ「あぁ、この人ならそんな面々を住まわせそう」な説得力もあり。
前半は侵入した男がそこに馴染むまでの期間(1ヶ月少々?)を住人たちの紹介を兼ねて描き、後半はさらに新たな人物を2人も登場させて家主の誕生日に起きた騒動(事件?)をほぼリアルタイムで見せる2段構えの構造が○。
この後半では、古典的ですらあるウソと勘違いによるコメディ要素に始まり、家族や人と人とのつながり(「居心地の良い距離」なんて言葉がイイ)や嘘をつくことの是と非など感動させたり考えさせたりする要素も盛り込んで、まさにヤマ場。チラシでも謳っていた「笑いと涙」が爆発、みたいな。
また、最初とその次の暗転で流れる曲が「危険な関係のブルース」と「ワーク・ソング」と内容と微妙にカブっており、曲名を知っている客への目配せか?などとも思ったり。

バラシ

バラシ

劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/02/10 (水) ~ 2010/02/18 (木)公演終了

満足度★★★★

満足度高し
いろんな人の繋がりを断ち切る(=バラす)裏稼業を営む「バラ師」グループを描いたストーリー、劇団K助の金沢主宰(脚本)の手口(笑)はよく知っている(←つもり)ので、最終的なオチはかなり早い段階で予想できたものの、そこに至るまでのサスペンスあふれる展開は全く先が読めず、途中で「ありゃ、やっぱりそういうオチではないのかな?」と思ってしまうくらい。だもんで、「予想できた」というよりは「結果的にそこに落ち着いた」という方が的確か。
まずは頼朝と義経の不仲を仕組んだ男が「バラ師」の起源であり現リーダーの祖先、ということで頼朝と義経はマンガチックな映像(スチル)、家臣と実行者を役者が演じて見せることでヤるなぁ、と。
以降、映像(スチルだったり動画だったり)を効果的に使い、場合によっては「なんでアレ(←役者が演じた部分)だけリアルで立体的なんですか」と出演者がツッコミを入れたりもする手法が愉快。
一方、メイン部分である夫婦を別れさせるために互いの猜疑心を膨らませて行く手口は巧妙だし、バラ師チームがたどる末路はコワい(このあたりで予想したオチよりもビターなのか?と思った)し、でハラハラドキドキしつつ、最終的な落としどころは「あぁ、やっぱりぃ」で安心(?)し、満足度高し。

たゆたう、もえる

たゆたう、もえる

マームとジプシー

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/02/13 (土) ~ 2010/02/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

ほとんど感服
大きな括りで言えば「家族モノ」ではあるが、(σ(^-^) の弱点であるところの(爆))「家族の絆」よりも肉親であるがゆえの甘え(と反発)から生じた溝を描いており、優しさの中からビターテイストが時折表出して、ふわりとした感触なのに強く握るとトゲがある、な感覚。
またそれが、中心となる姉妹(とその弟)の子供時代・少女(少年)期・大人になってからの3つの時代を過不足無く描きつつも90分のワクにキッチリ収めるというのが見事。
さらにその3つの時代はもとより、同じ時代の中でさえも部分的に時系列に沿わない並べ方をしながら、ちゃんとわかる(どころかむしろわかりやすい?)のも巧みだし、回想や説明の短いシーンをサラリと挿入する手口(笑)も上手く、ほとんど感服。
そんなスタイルで、子供ゆえの無神経さ・残酷さでやってしまった(その時はそう思っていなくても大人になってから振り返ると)取り返しのつかないことや、そんな子供時代・少女期の体験が大人になっても尾を引いていることなどまで語って、ホントに巧い。
小説などでテレパシーを「頭の中に直接響く声」などと表現することがあるが、これは「心の中に直接響く芝居」で、共感というよりも共鳴。遠赤外線の如くジワジワ効いてきて、観終わってからもホロリとしたり…。
あと、上方から吊るされた丈が3メートルはあろうかという6着の赤いニットのワンピース(そこから垂れた糸を血に見立てる手法も含む)も印象的。
しかし当日パンフ(に挟んだ紙片)に大半が夫を喪った女性の心境を詠んだものである俳句を載せて涙腺を緩めておいて最初に見せるのが子供たちの情景(郷愁をそそるんだ、これが)というのは卑怯!(笑)

five plots ~名探偵登場~

five plots ~名探偵登場~

Last Brand

アイピット目白(東京都)

2010/02/11 (木) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

評価は真っ二つかも
タイトル通り、とある私立探偵の事務所を舞台にした5つの連作短編集ながら、それぞれサスペンス・ミステリーだったりシチュエーション・コメディだったりとスタイルがすべて異なり、しかも5編が時系列にそって並んでいるワケではないという凝ったツクリ。
さすがに台詞が全部尻取りだったり、時間の経過に従って使う文字を1つずつ減らしていったりというムチャ(笑)をする作家だけのことはある…。
個人的には「パロディ・ミュージカル」と銘打った第3話に特にウケるが、もちろん他の4編もそれぞれタイプが違って面白く、90分程度にしか感じなかったものの、確認したらシッカリ120分経っていたという。
が、逆に全体の統一感に欠けるという弱点もあり、そのどちらに重きを置くかで評価は真っ二つかも。

いえすか?農家!?

いえすか?農家!?

セメント金魚

笹塚ファクトリー(東京都)

2010/02/09 (火) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★

日本の人情系喜劇
節分恒例の「相撲祭り」を目前に控えたある日の家栖村、最多優勝回数更新の期待がかかる阿栗家の主がギックリ腰になり…な状況から始まるホームコメディ。いや、古典的と言ってもいいほど基本に忠実なのでむしろ「日本の人情系喜劇」という表現の方が的確か?
長女の結婚未遂(どころか金銭貸借まで絡んでいる)問題なども絡ませつつ、ベタゆえにスベらない笑いも交えての105分、万事丸く収まる結末まで手堅くまとめてあり、安心して観る。
また、客入れのBGMと劇中での使用曲がT.D.N.のベストアルバムからの選曲(曲名が全部ワカっちゃったりして)だったのも懐かしかった。

遠ざかるネバーランド

遠ざかるネバーランド

空想組曲

ザ・ポケット(東京都)

2010/02/10 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

ここまでキャラクターがまんま登場するとは…
かつて母から「ピーターパン」を読んでもらうことが好きだった少女が、フト気付くとネバーランドらしきところにいて…な物語。
ピーターパン・シンドローム(調べたら正しくは男性のみに使うとのことだった)の人々あるいは「モラトリアム人間」たちの「待避所」的なユートピアに一般人(あるいは主人公を救いに来た人物)が侵入したことでそこが崩れるハナシかと思いきや、ネバーランドらしきところにいたキャラクターすべてが少女の内的なモノだったというのが真相で、見事にダマされる。(笑)
思うに恩田陸の「エンド・ゲーム」を読み終わって間もなかったので、その内容と無意識的に結びつけていたのではないかと。「少年」は黒い衣裳なので「火浦」と重なるし…(ありゃ、アッチのネタバレか?)
で、ピーターパンの世界に迷い込んだ主人公、的な展開ではありつつ微妙に歪んでおり、外界(?)とのつながりのヒントもちりばめて進行して行くのであるところで全体像がつかめ、最後に改めて真相を明らかにして「あぁそうか!」と納得させる構造が上手い。
とか言って、前述の勘違いの他にてっきり病院の屋上と思っていたら実は学校の屋上だったなんてこともあったので「全体像がつかめて」などとエラそうには言えないか?(爆)
また、各出演者とも登場人物にうまくハマっており、特に武藤晃子なぞ少女の母(&ティンカー・ベル?)という役どころもさることながら、娘の名前を強引にウェンディに結びつけるところにそのキャラがうまく活かされていて…(笑)。
それにしても、タイトルからピーターパンに関連したストーリーとは予想していたけれど、ここまでキャラクターがまんま登場するとは思わなかったわさ。
一昨年、ホリプロのミュージカルでおさらいしておいて良かったァ。

パニ★ホス

パニ★ホス

PU-PU-JUICE

ザ・ポケット(東京都)

2010/02/18 (木) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ホント可愛い!
加賀美早紀さん、下宮里穂子さん、アイドル系二人を使って、とびっきりの笑いと、ちょっぴり切なく悲しいお話をありがとう。感動しました!

始まってからしばらくは笑いっぱなしでした(珍しいこと)。

二人ともスレンダー、加賀美さんは細すぎるくらい!

ネタバレBOX

脚本ができる随分前にチラシと冒頭映像を作ったのかどうか知りませんが、アイドル二人の配役が余りにも違うので、頭の中の修正をかけるのに時間が掛かりました。

チラシは仕方ないとしても、あの冒頭映像を流すことはないと思うんですが。

黒い千羽鶴はインパクト強かったですね。

二人が外出するシーン、映像を使いましたが、舞台上の演技でやってほしかったと思いました。チンピラ風役者さんもいたのだし。

客席通路の使い方は最高でした。死という言葉を使わずに通路を歩く(上る)ことで表現したのは素晴らしかったと思います。

ただ、レイが客席通路を歩いているとき、前方のお客さんの中には恋人が待っていたのを知らなかった人も多かったのではないでしょうか。私はぐいっと振り向きましたが、隣の人などは振り向かなかったですから。
イキシマ breath island 【2月27日19:00 追加公演決定!!】

イキシマ breath island 【2月27日19:00 追加公演決定!!】

精華小劇場

精華小劇場(大阪府)

2010/02/18 (木) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

コンテンポラリーのような作品
観察者と生活者と演技者との視線が絡み合い、
なにをもって「息」る――「生きる」というのか、深く考えさせられました。
絵画的ダンス的で、演劇なのだけど演劇ではないような。
コンテンポラリーが好きな方は、楽しめる作品だと思います。

僕等のチカラで世界があと何回救えたか【作:高羽彩×演:青木豪】

僕等のチカラで世界があと何回救えたか【作:高羽彩×演:青木豪】

ネルケプランニング

大阪ビジネスパーク円形ホール(大阪府)

2010/02/25 (木) ~ 2010/02/27 (土)公演終了

満足度★★

懐かしい、と思えるかどうか。
30代以上ならば、楽しめると思います。
でも10代20代の子はどうなんだろう。

ネタバレBOX

世界が救えるほどの存在に、英雄に、特別な存在になりたくて。
でも無理だからせめてアンチ・ヒーローに。
聞き飽きるくらいに耳慣れた主題でした。
あの事件から、もう10年以上がたつ今となっては、トウが立った主題ですね。あの頃現役学生だった私は、十分懐かしく楽しめましたが。

大人になりきれていない梶島と、大人になった同期の前田との
対比も鮮やかに、よく表現されていたと思います。
岩尾さん他、客演がすばらしかったです。

ただ公演後、RUN&GUNの4人の態度がどこまでもファン向け仕様だったのには、困惑しました。初見さんもいることを忘れないで、礼節は守ってほしいものです。仲が良いから打ち解けた話し方、なら許容範囲なんだけど。
内輪受けは部外者には意味不明で困るのです。





ハコブネ【作・演出 松井周(サンプル)】

ハコブネ【作・演出 松井周(サンプル)】

北九州芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

あまりにも短く感じた125分
非正規雇用&ブルーカラーにカテゴライズされ、世間でワーキングプアと言われるものにも足がかかってるんだろうなと思われる、今の自分にとって
胸に痛すぎる作品でした。
最初の15分ぐらいで、最後まで観る気持ちが揺らぎ、帰ろうか?と思ってしまうほど。
スタッフとか関係者ほどの思い入れには程遠いと思いますが
観てない人に「ぜひ観にいってほしい」と
伝えたくなってます。
今のところ今日もう1回観にいくつもりではあります。

ネタバレBOX

・公演直前にロッカーに荷物を預けてたところトイレから見慣れぬユニフォームの方々が現れ「清掃チェックOKです」みたいな声が。「あら?新しい清掃スタッフ?いつ代わったんやろ?それにしても客入れが始まっとんのに、どういうこと?」なんて思わされました。
・もうひとつ驚いたのは入場時にもらったパンフレット「ハコブね。」の4ページ目。「お○○○○!」
飛龍伝2010―ラストプリンセス【作・演出 つかこうへい】

飛龍伝2010―ラストプリンセス【作・演出 つかこうへい】

松竹

新橋演舞場(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

なぜか最近多い学生運動もの。黒木メイサ、徳重聡のパワー。
「飛龍伝」が2010年ヴァージョンとして甦った!
最近、学園紛争、学生運動を描く舞台が多い気がします。
これは団塊の世代が当時果たせなかったことに対する後悔か、
現代の若者に対する憤りの表われでしょうか。

演歌・ダンスを交え、時代を錯綜して描かれる、
つかさんの世界は「学生運動のエネルギー」を訴えながら、
今の要素を取り込んだうえで、東幹久のCMネタなどの
アドリブ的なパートまで交えてサービス満点。
この世界感と新橋演舞場の和風、演芸の雰囲気の相性もいいです。

しかし、何よりも21歳とは到底思えない黒木メイサの
凛として堂々とした演技に圧倒されます。
他にも石原軍団の若手エースだった徳重聡を
鍛え上げて、ただただまっすぐなパワーを最大限に
発散させてます。

三日月に揺られて笑う

三日月に揺られて笑う

タニマチ金魚

ザ・スズナリ(東京都)

2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディ? ホラー? コメディ?
登場人物は最小限だが、互いの関係と、バックボーンがうっすらと見えるような土田英生さんの脚本がうまい、キャラクターがはっきりしていて無駄がなく、それを演じているすべての役者がいい。
上演時間も含め、コンパクトなところもいい。

そして、何より、コメディとしてきちんと笑わせてもらった。

ネタバレBOX

遊覧船の乗り場を舞台に、近所でも仲が良いと評判の、割といい歳(笑)の3姉妹と、遊覧船のオーナー(出資者)、遊覧船の若い船長(操縦士)の物語。
観光客が減少し、遊覧船はあまり賑わっていない。
若い船長は、三女に好意を寄せ、気持ちを打ち明けるが、姉妹たちには笑われてしまう。
そんなのんびりした話かと思えば、実はここにはもっと大きな秘密があったのだ。
それは、次女の高校時代の同級生であったオーナーが、20年間もの間、3姉妹それぞれと(タテマエとして)秘密にして付き合っていたのだ。
オーナーはそのことに苦しみ、ついに3姉妹に別れを告げる。そして・・・。

3姉妹は一時長女が都会に出て働いていた時期以外は、ずっと一緒にいたのであろう。だから、笑うツボも、お互いの気持ちも言わなくてもわかるような状況だ。
その緊密な中に入るのは、何人とも無理なのであろう。

だから、若い船長が、自分の何が笑いの対象になっているのかがわからない。もちろん、笑う3姉妹にだって言葉にして説明できないぐらいの共有する感覚なのだ。
姉妹(兄弟)にしかわからない、小さな頃からの符丁みたいなものって、あるよなーっていうのを思い出したり。
そんな緊密さは、他人から見たら、濃密すぎてちょっとイヤな感じさえする。
しかし、3姉妹と20年も付き合っているオーナーには、そのニュアンスが何となくわかるというあたりがうまい。

つまり、脚本も演出もうまいなぁと思うし、3姉妹の呼吸のぴたりと合った演技も素晴らしい。また、すでにいい年齢に達している姉妹の妙なハイテンションの痛々しさが、「ありそう」な感じがしてしまうところもいい。そういう感覚に切なさがある。
そして、男性2人と3姉妹との温度差が、微妙にあるという様子を見せる演出と表現もいい塩梅だと思う。

オーナーから別れを告げられた3姉妹は、一時は、まるで自分自身の醜さを見せ合ように、罵り合うのだが、吐き出してしまえば、後は怖いモノはまるでなくなる。
唯一、「恋愛」という要素で3姉妹の心の中に入り込んでいた遊覧船のオーナーとの関係よりも、結局は姉妹の結束のほうがはるかに強かった。
絶交状態から、話し合い、結論を出すまでが早かったことでそれはうかがえる。

互いに気がつきながらも、知らないフリをして、隠れて付き合っていたオーナーとの20年間よりも、生まれてからずっと一緒だった姉妹の関係のほうが強いのだ。

もちろん、オーナーとの関係が不倫であるということから、成就されにくい恋愛であるということもあるのだろうが。

3姉妹が仲直りをしてからの、いくつかのフリの後、まさかと思いつつも、さらりと訪れるラストはかなり怖く、ブラックコメディになっていく。
しかし、本当に怖いのは、若い船長との関係が見えてくるあたりで、ここはホラー感さえ漂う。笑っちゃうんだけど(笑)。

関西の劇団なのだが、なぜか関西弁でないのだが、それには理由があるのだろうか。関西弁だと笑いの方向が変わってくるからなのだろうか。
なんてことを思いつつも、次回も観たいと思う。

三女の「唄」は耳に残ってしまった。
わーたしたーちはなかのいい、さんしまいーですぅ。
富士見町アパートメント

富士見町アパートメント

自転車キンクリーツカンパニー

座・高円寺1(東京都)

2010/02/27 (土) ~ 2010/03/14 (日)公演終了

満足度★★★★

贅沢で濃い時間
いっぺんに4本というのは贅沢ですね。A、Bと観たので。
赤堀さんの舞台は初めてですが、やっぱりよかったです。

ネタバレBOX

『魔女の時間』は、予想外の展開になっていくんだけど二人だけのやりとりで1時間はちょっと難しさを感じてしまいました。繰り返しのように感じる場面もあり。演技力の問題かどうかわかりませんが。
『リバウンド』『ポン助先生』は、笑いあり涙ありという感じで面白くまとまったものを見せていただいた感じです。
後者はとくに笑わせていただきました。元業界関係者なので親近感がわきもしました。
『リバウンド』の女性3人それぞれのやりきれなさが身につまされるところもあり、うんうん、という気持ちで観ました。コーラスがすてきだった。
でも、まとまらない印象の『海へ』の方がインパクトがありました。人の存在感が一番。変な人ばっかりなんだけど。
マフィアの行進

マフィアの行進

壱劇屋

枚方公園青少年センター(大阪府)

2010/02/27 (土) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

きれいだった!
初壱劇屋。たいへん美しゅうございました。ほんまに!かっこよすぎて開始三分くらいでハハハってわらっちった。なんだこれーって思うくらいかっこよかった。
前売り1500円。捨てた金ではございませんことよ。
まずはお試しで見てもいい価格なんで、とりあえず見て欲しいです。
私は次回公演行きます。DVDも買った!

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