最新の観てきた!クチコミ一覧

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幕末異聞 夢想敗軍記

幕末異聞 夢想敗軍記

劇団パラノイア・エイジ

SPACE107(東京都)

2010/01/27 (水) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

時代物
オーソドックスな時代物。ドストレート。
山形を舞台に新撰組原田佐之助、永倉新八が駆け抜ける―

ネタバレBOX

冒頭、黒沢映画の曲がかかるのでその時代の映画を思い出させた。雰囲気もよい。
よそではあまりみない、ドストレートな時代もの。

中盤、なかだるみあり。

ラスト間際、時代の移り変わりが永倉のセリフによって表現されている、そのワンシーンに切なさが残った。
心は孤独なアトム

心は孤独なアトム

“STRAYDOG”

シアター代官山(東京都)

2010/01/12 (火) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★

実写版のアトム???
オープニングから、学芸会演技にぶっ倒れそうになったけど、さらに実写版のアトム姿で歌われたときには、あきれを超えて逆に感動した。。。歌と踊りはそれなりに観られるが、演技そのものは、学芸会の域を抜けず、何とも悲しかった。”STRAYDOG”の作品は、アイドルを結構使うので、当たり外れが大きいので、要注意かな。それにしても、実写版アトムの格好をしていた女の子の勇気には脱帽です。 ※チラシの地図が分かりにくく、危うく会場にたどり着けなくなるところだった。これも減点。

コルテオ

コルテオ

CIRQUE DU SOLEIL

原宿・新ビッグトップ(東京都)

2009/11/04 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★★

劇場の作りが不満
何作かシルクド・ソレイユの公演は観てきたが、今回はちょっと会場と演技があんまり良くなくて、内容についてもそんなに良いとは思わなかった。これおなら、TDRでやってる『ZED』の方が、断然面白い。

東京月光魔曲

東京月光魔曲

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2009/12/15 (火) ~ 2010/01/10 (日)公演終了

満足度★★★

う~~~ん…
事前期待が大きかったから、それを上回ることは無く、ちょっと残念。
キャストも全員良かったんだけど、やっぱり脚本が良くないのかな。
悪くは無いけど、本当にちょっと残念なお芝居でした。

アンチクロックワイズ・ワンダーランド

アンチクロックワイズ・ワンダーランド

阿佐ヶ谷スパイダース

本多劇場(東京都)

2010/01/21 (木) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★

長塚さんの夢って
嫌な部類の夢からインスピレーション受けたのかな?
「失われた時~」の評判に、桜姫に触発されたのか墓守みたいな
男と女も自分の中から飛び出して、夢うつつな不確定な自分を生きる
そんな主人公と、見守る奥さんの物語だったりして。
中山さん山内さんコンビは好きですが、後半絡みがなくて残念
初めて生で光石さんの演技が見れて少し満足。
なんとなく好きな思いつきを舞台に上げてくる長塚さんは今後も
目が離せません!でも少し離そうかなと思います。
評判はきにせず色んな挑戦して頑張って下さい。(ケラさん長塚さん)
ちょい笑えてニヤニヤしながらこんなの来たかぁ~と楽しめた舞台でした。

パリジャン!

パリジャン!

とくお組

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/01/27 (水) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

なかなか
楽しめる舞台だった。ただ、いまいちパンチが弱い気がする。要所要所できちんと笑わせてくれるのだが、腹の底からは笑えないというか。次はとくお組だけの公演が観たいと思う。

ネタバレBOX

石橋奈津美は声がよく通っていていい感じだったのだが、いまいち物語に関わっていなかったのでもったいなかったかな。
終演後の山田新太朗の空気を読まないトークと、いかにも絡みづらそうにしている共演者の感じは面白かった。
友達の友達

友達の友達

『友達の友達』

シアター711(東京都)

2010/01/08 (金) ~ 2010/01/10 (日)公演終了

満足度★★★★

ゆるゆる~
内田慈さん目当てで観に行きましたが、今回は”コント”と言うことで、どんな感じかなと思って観に行きました。全編シュールな何とも言えない感じのコントで大笑いは無いけど、今回の趣旨にはあってたかな?ツボだったのは、内田さんの”お姉さんシリーズ?”本当に彼女は何やらしても及第点以上の演技で面白かったです。それに、□□□(くちろろ)のテーマソング?も、良い感じで馴染んでました。また、内田さんの本職ではないイラストが抜群に良く、そっちが一番感動したかな?

 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

FはSFのF?
設定はSFだけど、中身はしっとりと情感を湛えた二人芝居。現代口語演劇による静かなサイエンスファンタジーと呼びたい。

ネタバレBOX

舞台中央に大きなベッドが一つ。下手にブランコ。
貧富の差がまるで身分制度のようになってしまった未来社会。貧困層出身の娘は新薬開発の実験台に志願することで、貧しい暮らしから脱出しようとする。
個室と身の回りの世話をする人間型ロボットが与えられて、薬の効果を調べるための投薬が続けられる日々。世話役であるその男性型アンドロイド(多田淳之介)と娘(端田新菜)の交流を、春夏秋冬、4つの場面で描いた二人芝居。上演時間は100分ほど。

多田の序盤でのしゃべり方はいかにもロボットふうで、台詞の間もかなり機械的。これでずっと通すのを見るのは辛いなと思っていたら、さいわいアンドロイドには言語モードの切り替え機能がついているようで、まもなく娘の指図に従って現代口語的なしゃべりに変わった。

芝居の設定でちょっとわかりにくかった点がひとつ。それは娘が新薬開発の実験台になる際、もともとその病気にかかっていたのか、それとも自ら進んでその病気に感染したのかということ。もし後者だとしたらずいぶん無茶なことをしたものだと思う。

SF好きな人にはおなじみの展開だと思うが、人間的な感情を理解できないはずのロボットが徐々に学習能力を発揮して、やがてその人間にとって欠くことのできない存在になっていく。
春は花見、夏は浴衣を着ての花火大会、食欲旺盛な秋は食事をしながら小さい秋を謳歌し、冬にはクリスマスツリーを飾る。しかし結局は、効果的な薬を作ることができず、彼女は病に倒れる。

季節の変わり目では、役者たちの衣裳替えをそのまま舞台上で見せていたのが面白い演出。イッセー尾形の舞台を彷彿とさせた。

アンドロイド役の多田の場合、台詞をとちるとアンドロイドとしての性能そのものが疑われてしまうので、その辺が演じるうえでのプレッシャーではないかと思うのだが、この日の演技はほぼ完璧だった。

病に冒される端田の場合は、五反田団の「いやむしろわすれて草」でも似たような役を演じているし、こういうのはむしろ得意分野かもしれない。
ウーマン・イン・ホワイト

ウーマン・イン・ホワイト

ホリプロ

青山劇場(東京都)

2010/01/12 (火) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

女優陣の魅力は充分
笹本玲奈出世作の再演と言うことで、事前の企画含めて注目度は高かったが、それを超えられたかどうかは難しいところ。平日だったこともあるだろうが、かなり空席も目立っていた。しかし、かなり高いレベルの作品であることは確か。主演級のメンバーは、充分な稽古量が分かるほど完成しており、ミスなどは皆無だった。3女優陣は流石に上手い。そして、予想以上に良かったのは、田代万里生さん。声量が無いかなぁと思っていたが、本番では高音の伸びも含め、充分満足できる演技と歌だった。観る価値は十分にある。

トライフル~reorder~

トライフル~reorder~

トライフルエンターテインメント

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2010/01/27 (水) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高の面白さ!!!
事前の期待を大きく上回る面白さで、本当に大満足!!!
全出演者が全てツボに嵌ったキャラクターでとても良かった。
オープニングからエンディングまで、全員が高いテンションで演じきっていた。
明日千秋楽だが、観る価値大!
とにかく観てみて!お勧めです。

【ご来場ありがとうございました!】あのひとたちのリサイタル

【ご来場ありがとうございました!】あのひとたちのリサイタル

FUKAIPRODUCE羽衣

シアタートラム(東京都)

2010/01/30 (土) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

過剰な演技
出演者たちの演技が、どこまでも過剰だ。そこまでやるのかというほどに、全身全霊で演技をし、歌を歌う。街を見渡せば、気だるそうな省エネスタイルで生きている人たちがほとんどだが、彼らは決してエネルギーの出し惜しみをしない。これでもか、これでもかというほどの過剰な演技と歌で、エネルギーを観客にぶつけてくる。
桟敷席の、最前列で観たが、それが良かった。彼らの息遣いや汗の飛び散り具合などを、間近で体感することができた。
仕事の疲れか、それとも悩みのせいか、今日は一日中鬱々とした気分でいたけれど、これを観て、そんな気分はぶっとんだ。一時の気晴らしではなく、悩みに対する答えが見つかった気がする。
 エネルギーの出し惜しみをするな。過剰に生きろ。
 公演終了後、迷うことなく前回公演のDVDを買ってしまった。

血は立ったまま眠っている

血は立ったまま眠っている

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/01/18 (月) ~ 2010/02/16 (火)公演終了

満足度★★★★

凄いキャラの俳優陣
自分の席がコクーンシートであまりよく見えなかった部分もあり、
ちょっと後悔してるので、観にいく方はその点を気を付けた方がいいかも。

観想を一言で言えば、よくこんだけの個性的(一種異様な)
メンバーを集めた物だと、まずは関心。本当に開演とともにビックリ。

話の内容と展開はそんなに際立っているわけではないが、
コクーンの舞台空間をうまく使う手法は、やはり蜷川といった感じ。

飛び抜けてよかったのは、遠藤ミチロウ!彼が見られただけで充分。

真・侍ヘンドリクス

真・侍ヘンドリクス

おにぎりスキッパーズ

テアトルBONBON(東京都)

2010/01/27 (水) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

「野暮だねぇ」
手法とか思想ではなく、風味としての現代エキスがほんの少し入っている「お江戸でござる」とでもいうか、懐かしいベタさ。セットや着物や小道具の入念さと豪華さといったらない。

 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

春夏秋冬
俳優としての多田さんを見たいという興味で観ました(SPでしか見たことが無かったので) 作品にも充分満足しました。

ネタバレBOX

秋で、女がモルモット契約していて薬を飲み続け失敗すれば死んで献体になる条件。明日よりも今日、一瞬の富裕層になり桜をみる喜び。「金も明日もないのに、命だけあってもしようがない」悲惨な世界観を感じる。女とアンドロイドの関係も変に甘くならなかったも良かった。ラスト、死んだ女は献体、アンドロイドは廃棄処分。部屋の隣、いや建物全体に同じようにモルモット生活をしている人間とアンドロイドが数多くいるような気がした。
急襲キルフィールド

急襲キルフィールド

芝居流通センターデス電所

駅前劇場(東京都)

2010/01/24 (日) ~ 2010/01/26 (火)公演終了

満足度★★★

ゲロの表現は好きです。
久しぶりの東上。
団員が辞めた為か、デス電所のテーマは歌わなかったケド
和田さんの音楽にのせた、OP映像的展開。
ゲロの海ではブレヒト幕じゃないけど、華やかな舞で表現された(笑)
おバカな感じが良かったです。
イツカの毒がなんか弱いのとラストの全滅は安易な所もありますが
デス電所さんらしく楽しかったですよ。
悪い芝居の3人も汗だくで溶け込んでました。
来月はニット、竹内さんごまさんの同期対決が見ものです。

【ご来場ありがとうございました!】あのひとたちのリサイタル

【ご来場ありがとうございました!】あのひとたちのリサイタル

FUKAIPRODUCE羽衣

シアタートラム(東京都)

2010/01/30 (土) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

愛に満ちた糸井ワールド
糸井ワールドのひとつの到達点と呼べるような作品ではないでしょうか。音楽、詩、アート、肉体、空間、そのすべてが糸井さんの愛に満ち満ちていました。ちょっとたっぷり過ぎて中盤に気を失いかけましたが・・・。絶対に観客より演者の方が何倍も気持ち良い舞台だよなあ、と思いました。いい意味で。

アンチクロックワイズ・ワンダーランド

アンチクロックワイズ・ワンダーランド

阿佐ヶ谷スパイダース

本多劇場(東京都)

2010/01/21 (木) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★

寝ちゃった…
最初は頑張ってついていけたけど、中間部で脱落…
エンディングが意識不明でした。。。

しかし、話の展開に仕方にはかなり工夫があり、
やはり演出の上手さは感じた。
俳優陣もとても上手いのだが、演出と合った演技なのか、
今一つ腑に落ちず。

事前期待の大きさからすると、可もなく不可もなく。

歌謡曲。2010

歌謡曲。2010

レンタルスタジオワーサル

ワーサルシアター(東京都)

2010/01/27 (水) ~ 2010/02/03 (水)公演終了

満足度★★★

思い出の作品
個人的に思い入れの強い作品なので、なにしろ懐かしい思いが胸いっぱいに込み上げた。

ネタバレBOX

オリジナル版(95年初演)に比べ、いくつか足されたシーンがあったが、探偵の回想(龍馬と暴漢)や助手の回想(ええじゃないかの人波)などは非常に効果的だったと思う。「スリラー」は微妙だったけど・・・。
これまでいろんなキャストで何度か再演されてきた作品ですが、初演以外は前半のノリがいつもしらじらしく感じてしまうのは、役者のせいなのか自分の嗜好の変化のせいなのか迷うところ。でも、終盤のストーリー展開は、やっぱり傑作だなあと思った。今の若い人たちが観たらどんな風に感じるのか興味があります。
 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

「明日」を売って「今日」を手に入れようとした少女の物語。
季節と共に移り変わっていく2人(?)の“想い”が切なくて胸が苦しくなりました。端田さん、多田さん二人ともとてもキュートでした。タイトルの『F』の意味は作家さん以外誰も知らないそうですが、端田さんと同じく僕も“ふたり”という意味だと思いました。

友情-Friendship-秋桜のバラード

友情-Friendship-秋桜のバラード

「友情-Friendship-秋桜のバラード」上演実行委員会

博品館劇場(東京都)

2010/01/05 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

若手が主役
伝えたいことが明確な芝居は、気持ち良い。
若手役者の元気な芝居が圧倒的で、
客寄せ的な中堅陣や日替わりゲストへの、
チラシやカ-テンコールでの厚遇ぶりは、
何なのだろうとも思った。

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