
ハプスブルクの宝剣
宝塚歌劇団
宝塚大劇場(兵庫県)
2010/01/01 (金) ~ 2010/02/01 (月)公演終了
満足度★★★
お芝居のほうが好き。
骨のあるストーリーを破綻なくまとめたお芝居は見応えがあった。
ショーは、お芝居が重めなのだから、理屈抜きに楽しいものが観たかった。
色彩も明るい・綺麗とはいえず、いじめ、孤独、社会批判?など、暗い印象が残ってしまった。

シンクロナイズド・ガロア
ユニークポイント
「劇」小劇場(東京都)
2010/01/26 (火) ~ 2010/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★
演劇って面白いね
二つの時代をシンクロさせる方法、演劇だからできる技ですよね。虚構(劇中劇)と現実(大学紛争)の境が無くなって、文字通りシンクロしてゆく様が見ていて快感。
ガロア役の宮嶋嬢、メガネ&あひるちゃんクチビルがキュートでした。

ROMEO
激団リジョロ
シアターシャイン(東京都)
2010/01/14 (木) ~ 2010/01/19 (火)公演終了
満足度★★★★
スピード半端ない。
演劇のことは何もわからないけど、
毎回リジョロの公演に足を運んでしまう。
毎回予想を遥かに超え、いい意味でたくさん裏切られる。
今回の公演もそうだった。
誰もが知りうる「ロミジュリ」をリジョロがやると聞いて、
人間くさい、人間の本能むき出しのリジョロで恋愛もの?って正直結びつかなかった(ごめんなさい)
しかし、今回もやはり人間の本能むき出しの間違いないロミジュリで驚かされた。
スピード感半端ないし、ハラハラドキドキ感もノンストップだし、
切ない恋愛にホロリともくるし、とにかく今回もたくさん裏切られた(笑)
見終わった後、毎回見てるこっちが燃え尽きてしまう(笑)
やっぱり、私はリジョロ中毒なんだと思う。

HOTEL CALL AT
メガバックスコレクション
荻窪メガバックスシアター(東京都)
2010/01/28 (木) ~ 2010/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
ディズニーばりばり!
登場人物のキャラクターの確固たる立たせ方が巧みだ。ホーンテッドマンションやシンデレラ城のような優美で妖しく不思議な物語だ。それでいて、観客の胸にドカーン!と一発ねじ込むような直球勝負だと感じた。衣装、セット、音楽、キャラクター、演出、全てが完璧な舞台だった。
以下はネタばれBOXにて。。

『F』
青年団リンク 二騎の会
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
「F」というトリガーから広がる世界
近未来の話として観ていたはずなのに・・・。
とても、近しく切ない感覚に浸潤されました。

北枕動物園へようこそ
K.B.S.Project
高田馬場ラビネスト(東京都)
2010/01/30 (土) ~ 2010/02/07 (日)公演終了
満足度★★
次回を期待しています すみません
「北枕動物園へようこそ」 高田馬場ラビネストこけら落とし公演 K.B.S.Project
1月30日 14時の部
新しい劇場のこけら落とし、しかも初日、最初の時間帯です。縁起がいいですね。
内容は、「かわいそうなゾウ」の大人版といったもの。
軍の理不尽な命令により、動物は処分され、そこで働く人たちは引き裂かれ、多くが殺されていく、といった「重い」テーマを持った劇です。社会性のあるテーマに、大いに期待して会場に足を運びました。
さて劇について。残念ながら、見終わって「満足した」とは言い難いものでした。
一言で言うと、「浸れない」のです。それはどこから来ているか、考えてみると、次の4点になるかなと思います。
① 下ネタを入れる必然性。重いテーマの劇の中であっても笑いを入れて、所謂「緩急をつける」ことを否定するものではありません。ただ、それは「どこに入れるか」が大事な要素であると思うのです。あまり詳細に例示すると「ネタばらし」になるので、一例だけ。園長の娘が、事務所の園長の椅子に座り、「さなえちゃ~ん、あとで寝ようね」(女性事務員の椅子に向かって)「結婚しないと、蜘蛛の巣が張るよ」(すみません、正確なセリフではありませんが)と言う前後二度の場面。会場は誰一人として笑っていませんでした。別のセリフに替えたほうが、より効果的だったのかなあと思いました。計算尽くで挿入したとも思えるのですが、私には効果がなかったと思いました。
② ストーリーの急展開について。終盤で突然、実は~として、「工作員」「実の子」(こんな程度の最小限の表現にしました)が出てきますが、それまでの「リアル性」からアクションドラマ風にと展開を急ぐものとなってきます。とりわけ、前者については、この劇の中に盛り込まないでも、十分に「見せる」ものになったのにと、残念に感じました。
③ ②とも関連していますが、たくさんの銃殺場面について。最後に園長の娘だけにする設定のために、と考えて、登場人物を「抹殺」していったのでしょうが、これも私には「安易な方法」「逃げ」と感じました。上演時間との戦いといった側面も否定しませんが、もっともっと人物を生かしながら、それでいてそれぞれの苦渋を表現できる台本に練り上げてほしかったと思います。
④ 役者さんについて。若い人が多い劇団です。ですから、「飯島さん」のように、比較的安心して見られる役者と、「ちょっと無理があるかな」という役者との差が大きかったようです。限られた人数の中で配役を決めるのですから、その点しかたないと思うのですが、それは今後の可能性のある課題として。ただ一つ言えることは、役者の一人一人を見ていると、みなさんかなり個性的な(個性的になる)可能性を持った原石ばかりだったと思います。このスタッフで、例えば宮本輝の「夢見通りの~」、三浦しをんの「まほろ駅前多田便利軒」のような市井のものを上演すると面白いかもとも思いました。

マレーヒルの幻影
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2009/12/05 (土) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
満足度★★★
麻生久美子
観想としては、彼女を生かしきれていないような歯がゆさが残った。しかし、それが彼女の実力か?逆に他の出演者の方がとても良かった。正直、麻生久美子さんだけ他の役者に替われば、とても良い作品になったような気がする。これも、舞台経験の差かもしれないが。麻生久美子さんの今後に期待。

ワタシ末試験 追試(再演)
baghdad cafe’
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2010/01/29 (金) ~ 2010/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かった。
初めから3/4位まで、淡々と最後に物語が見えてくる。
約2時間のお芝居に、いろんな人がしっかりと描かれている。
内容が濃いために、ドラマの1クール向きとも思われます。
2時間のお芝居で、かなり疲れたって感じる位に、内容が濃い。
観劇後 頭が、お芝居に酔っている感じになりました。
友達が“チラシの意味がわかった”と、イメージが盛り込まれています。
2ヶ月後位に、、もう一度みたい、また違った観方が出来ると思う。
このお芝居を作られた皆さん、楽しい一時を有難う御座いました。
面白かった。 2ヶ月後位に、、もう一度みたい。

The Stone Age ブライアント『胸に突き刺さった5時43分21秒』
The Stone Age ブライアント
サンモールスタジオ(東京都)
2010/01/27 (水) ~ 2010/01/31 (日)公演終了
満足度★★
うーむ
東京進出第1回目ということなのでしょうか
まぁ、、、私は関西の笑いは好きなので
あまり苦ではなかった、、、気がしますが
随所に散りばめられていたであろう
笑うところだよってところが
どうにもうまく紛れてないというか
ラストの印象が強すぎますが
あまりの急展開。
あのラストにするならば
もう5分でもいいから
何かしらのフォロー(、、、といっていいものか)を
台本上で書いても良かったのでは

H・アール・カオス×大友直人×東京シティ・フィル
H・アール・カオス
東京文化会館 大ホール(東京都)
2010/01/30 (土) ~ 2010/01/30 (土)公演終了
満足度★★★★★
あまりにも美しく、あまりにも強い舞台に、圧倒されるのみ
「中国の不思議な役人」の幕が開いた瞬間から、「ボレロ」 で幕が閉じられるまで、息をするのを忘れそうなほど、気持ちが持っていかれ、見入った。
そんな生やさしいコトバでは表現できない存在感がそこにある。
私は、それを観るだけである。

パッチギ!
フジテレビジョン
新国立劇場 中劇場(東京都)
2009/12/04 (金) ~ 2009/12/23 (水)公演終了
満足度★★★
加藤和彦さん
個人的に加藤和彦さんが大好きで、演劇と言うより、音楽の方がメインで観に行った。直前に加藤和彦さんが自殺したこともあり、より感慨深く観ていた。ストーリー自体に新しいところも特筆するところも無いが、イムジン河は本当に良いタイミングでかかっていたので、結構泣いてしまった。。。

『デストロイヤー花』
junkiesista×junkiebros.
新宿FACE(東京都)
2009/12/18 (金) ~ 2009/12/21 (月)公演終了
満足度★★★★
ギャクセンスに脱帽…
もちろんミュージカルなので、踊りと歌もよかったですが、とにかく細かく散りばめられたギャグと俳優陣の絶妙な演技センスがとてもツボに嵌りました!今後も是非観て行きたい劇団ですね。

かわうそ
横町慶子
ラフォーレミュージアム 原宿(東京都)
2009/12/19 (土) ~ 2009/12/20 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった
事前期待よりストーリーもしっかりしていて、作品の演出・展開もしっかりあり、横町慶子さんの魅力はタップリ伝わったんではないでしょうか。個人的にはとても面白かったと思います。もちろん、横町慶子さんの抜群のスタイルと美貌にも圧倒されましたが。

太陽と下着の見える町(庭劇団ペニノ)
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2009/12/05 (土) ~ 2009/12/13 (日)公演終了
満足度★★★
なるほどね。
またも、内田慈さん狙いで観に行きました。彼女の演技(衣装?)については、全く文句無く、逆にタニノクロウさんにお礼を言いたいくらいです…。作品自体の内容についてですが、この作品をどのジャンルの作品として観劇するかで、評価が大きく変わると思います。事前の期待に比べると、そんなには満足してないかな。

【ご来場ありがとうございました!】あのひとたちのリサイタル
FUKAIPRODUCE羽衣
シアタートラム(東京都)
2010/01/30 (土) ~ 2010/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
トラムを制した羽衣!
シアタートラムが有望な若手劇団を発掘する企画シアタートラムネクスト・ジェネレーションvol2に選ばれての公演。いつもより一回り大きなステージだが、見事に使い切った。
今回も、作・演出・音楽・振付・美術を一手に担当する糸井幸之介、どれだけ才能があるのかとあらためて感心した。
今年はこの後、東京芸術劇場で2週間の公演、その後、小さめの劇場で1カ月公演なども企画しているらしく、羽衣にとってまさに飛翔のきっかけになる年だが、そのスタートを切る公演として、劇団がいかにこの公演に賭けているかがひしひしと伝わってきた。間違いなく、今回の公演、FUKAIPRODUCE羽衣の代表作として評価されることだろう。
役者では伊藤昌子、藤一平というベテラン勢が光った。伊藤昌子の体を張ったコミカルな動きと、藤一平の哀切たっぷりのセリフの確かさ(そして声がいい)、それに二人とも歌がうまいのだ。
鯉和鮎美の演技は相変わらずかわいらしく、この劇団のかわいさ部門を一手に引き受けているが、声はハスキーで(セクシーで)そちらにもしびれた。また召田実子の軽快な動きも新鮮で素敵だった。なかなかあの動きは出来ない。貴重な役者だ。
シアタートラムに立ち見まで出るほどの活況。前説にさえ拍手がわくほどの盛り上がりで、終始観客を味方につけていた。二日で終わってしまうのがもったいないくらいだ。

舞台版『妹と油揚』
metro
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2009/12/03 (木) ~ 2009/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
キャスティングは抜群。
他の方も書かれている通り、キャスティングは抜群で素晴らしいと思うが、基となる作品にそんなに魅力が無いため、話の展開が殆ど無く、ダラダラとホームドラマのような展開になってしまっていたのは、物凄く残念だと思う。でも、metroのお二人をはじめ、芝居に対する姿勢にはとても感銘しているので、今後も応援していきたいと思う。

卵を立てることから―卵熱(山海塾)
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2009/12/04 (金) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
初観劇
子供頃からずっと気になっていた「山海塾」と言う謎の白塗り集団の作品を、やっと観劇することが出来て、少しは彼らを理解できたかな?自分の持っている「山海塾」イメージとは大きく違っていたが、それは良い意味で裏切られたと言う感じで不満ではない。でも、やはり自分の趣味の領域ではないかな。

社会派すけべい
毛皮族
駅前劇場(東京都)
2009/11/19 (木) ~ 2009/12/01 (火)公演終了
満足度★★★★★
ただ楽しむのみ!
江本純子さん作品は結構観ていたし、町田マリーさんの作品も観ていたけど、「毛皮族」の本公演は今回が初めて。やっぱり事前期待通り、エロ面白く、ナンセンスで、心空っぽにして楽しめた!それにしても、普通にしてれば、とても可愛い女の子やキレイなお姉さん方が、最後にはあんな姿で…。まぁ、本当に感動・感激で、ご馳走様でした。。。ずーっと、観て行きたい劇団です。

【ご来場ありがとうございました!】あのひとたちのリサイタル
FUKAIPRODUCE羽衣
シアタートラム(東京都)
2010/01/30 (土) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

異説 卒塔婆丸綺談
しゅうくりー夢
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2010/01/28 (木) ~ 2010/02/07 (日)公演終了