最新の観てきた!クチコミ一覧

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ムートンにのって

ムートンにのって

むっちりみえっぱり

アトリエヘリコプター(東京都)

2010/02/04 (木) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

脱力
現代口語の短編コント集を見ているようでした。
決して力む事なく、ゆるーくおかしな雰囲気に笑いっぱなし!

前田司郎さんや黒田大輔さんが出ているから、五反田団や新年工場見学会の空気そのままでした。
今度いつやるのか分からないけど、このメンバーでやるのならまた見たいです。

ネタバレBOX

「はてしない物語」のピーターパンシンドロームが最後本当にファルコンに乗っていくところがツボでした。
ファルコンがフカフカの絨毯を人が被って獅子舞のように動かしてるってのが、アイデアだなあと感心すると同時に爆笑。

「Dear アゴスティーニ」の下心を粉砕される前田司郎さんと、不思議な振り付けで踊っている兵藤さんが、自分で踊っていておかしくてニヤけてしまうのがゆるくて何だか楽しかったです。
何のオチもなく、踊ってるうちに暗転ってのも不条理ものの漫画のようでおかしかったです。

「千手観音」は前田さんのキャラと演技がヤバい。電波には乗せられない演技だけど。

「劇団シーフード」は黒田さんの無駄に力強いセリフがおっかしかったです。
ここから幕間の転換時にもショートなストーリーが加わって、舞台が終わった後、見に来てくれたバイトの同僚との現実的な話になるのが、単なる劇団ものとして終わらなくて現実を見せられた感じ。

「トップランナー」に劇団シーフードの主宰が出た話。
視聴者の質問コーナーで黒田さんがボソボソ「デップになりたいです・・・」とか言ってると「聞こえない!」と言われて最後は逃げるように会場を後にするのが面白かったです。
でも、何だか「さようなら僕の小さな名声」っぽくもあるなー、とか感じました。

「若者たち」はひどい内容なんだけど、見ていて何だかニヤニヤしてしまう。男子が集まって女子がやって来る前に作戦会議をしてるけど、完全にスレた女子の前に完敗ムードになって、思わずアンディ・ウォーホールが「男しか愛せない」サインを送ってしまうところとか、大笑いでした。
愛獣-改訂版- 全公演日程無事終了いたしました

愛獣-改訂版- 全公演日程無事終了いたしました

MissPRs

サンモールスタジオ(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

やりたいことたくさん?
ダンスやオピニオンの誘導など、やりたいこと、言いたいことがたくさんあって、その殆どを劇中で何らかの記号として残しておかないと...という気分だったのでしょうか、脚本・演出の人は。せっかくの美しいダンスなので、これを多用して抽象化しちゃったほうが良かったのでは。

ナイフなワイフ(ご来場ありがとうございました)

ナイフなワイフ(ご来場ありがとうございました)

劇団 THE☆メンチカツ成

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

見応えありました
ノリの良いお芝居で、凝った台詞と演出に特徴のある世界観を表現していました。ある一定の秩序のもとで、既成に囚われない発想のお芝居でした。
なかなか見応えありました。
ただ、全体を通して、後半に息切れしたようなところを感じました。
これからも、さらに突き抜けた創作を期待したい。

血は立ったまま眠っている

血は立ったまま眠っている

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/01/18 (月) ~ 2010/02/16 (火)公演終了

満足度★★★★

挑発行為
セットが下品、登場人物が下品、セリフが下品、演出が下品。テロリストたちよりも巷の人(?)のほうが過激で危ないエネルギーを持っているように見えました。小劇場もこのくらい過激で下品なエネルギーあってもいいんじゃないかな。

Invisible/インヴィジブル 〈舞台写真の公開はじめました!〉 【無事終了いたしました!ご来場くだすったお客様、ありがとうございました。】

Invisible/インヴィジブル 〈舞台写真の公開はじめました!〉 【無事終了いたしました!ご来場くだすったお客様、ありがとうございました。】

一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド

d-倉庫(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

原作の雰囲気
横溝正史の世界が充分に感じとれました
セットも情景が目に浮かぶようで
効果音、照明、小道具とかもよかったです

 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

好みではなかったけれど
素敵なお芝居でした。二人の役者さんもとても良かった。

アルトゥロ・ウイの興隆―それは抑えることもできる―

アルトゥロ・ウイの興隆―それは抑えることもできる―

ピーチャム・カンパニー

シアターPOO(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/08 (月)公演終了

満足度★★★

古典は現代にも通じるのか?
アルトウロ・ウイというシカゴの鼻つまみ者が1930年代の世界恐慌が吹き荒れるシカゴを舞台に、暴力を背景に、近隣の街々をも牛耳る大物ギャングに成り上がるまでを描いた、1941年に発表されたベルトルト・ブレヒトの原作を忠実に、かつ、ずいぶんとコンパクトに上演。

アルトウロ・ウイというギャングは、1930年代にブレヒトの母国、ドイツで急速に力をつけ、人々を恐怖のどん底に突き落としたヒトラーに重ねて描かれる。

物語が作られた当時の時代背景を踏まえれば、原作がどれほどの説得力を持ったかは想像に難くないが、本上演でも、原作が描いた暴力の連鎖は時代を乗り越えて、生き生きとよみがえるのだろうか。

それを表現しようとした劇団の意図は十分に感じることができたが、平和ボケした私の頭では、本作の中でそれほどのリアリティを見出すことはできなかった。
古典作品の上演の難しさといわざるを得ない。

本年秋には、新作による本公演があるとこのこと。
昨年の「イヌ物語」で見せた劇団合同のメリットを生かした現代劇を期待したい。

あたしちゃん、行く先を言って-太田省吾全テクストより-

あたしちゃん、行く先を言って-太田省吾全テクストより-

地点

吉祥寺シアター(東京都)

2010/01/22 (金) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇について考えつづける三浦さん
三浦さんの太田さんへの気持ちは、演劇への敬意と近いように思えて
かしこまった、よい気持ちになれた。
安部聡子さんの発声は、人格から切り離された感じがして
ご神託を告げる巫女みたいな雰囲気で観るひとを吸着する。

私が踊るとき

私が踊るとき

珍しいキノコ舞踊団

世田谷パブリックシアター(東京都)

2010/01/22 (金) ~ 2010/01/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

わたしたちは踊る
ひさしぶりに、ダンスを観てぼろぼろと涙が出た。
朝も昼も夜も山でも街でも、わたしたちは踊る!
紙吹雪散らして。両手を叩いて。死がわたしとダンスを分かつまで。
確信に満ちた、明るいステージでした。
ディズニーランドからキャラクタ性をまったく抜き去ると
珍しいキノコの雰囲気になる。うまく説明できないな。

ソコバケツノソコ

ソコバケツノソコ

BATIK(黒田育世)

シアタートラム(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

くるみちゃん
飴屋さんのむすめさんの、くるみちゃん(2歳くらい)がいっしょに
出演していて、黒田さんの即興ダンスの横をぱたぱた走ったり
座り込んで砂遊びしたり、とにかく絵になるし、めちゃめちゃ可愛かった。

彼女の身体は、黒田さんという人格と肉体がしっかりくっついて
空っぽになって無心で即興を踊っていても、どっしりした安定感があった。
苦しそうだったり、エキセントリックだったりするときも
地に足がついているというか『生き物』というところがぶれない。

三月の5日間

三月の5日間

オーストラ・マコンドー

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/01/07 (木) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★

渋谷
役者さんがみんなうまくて、単純に満足。
舞台全体としては、フォーカスが完全に"渋谷"だったなあ、という印象。
映像の風景から、舞台に描かれたスクランブル交差点(中央にベッド)。
渋谷を知らないひとにはどう伝わるんだろう。
でも、どんなバージョンよりオリジナルがいちばん新しい作品、というものの演出に挑む(=挑みたくなっちゃう)演出家のさがや、彼なりの切り取り方が
よく見えたので、おもしろかった。

センチメンタリ

センチメンタリ

monophonic orchestra

STスポット(神奈川県)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/11 (木)公演終了

満足度★★★★

おお
面白かったっす。

ムートンにのって

ムートンにのって

むっちりみえっぱり

アトリエヘリコプター(東京都)

2010/02/04 (木) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

あったかそうな飾りつけ
飾られていた毛糸のボンボンが、かわいくて色もきれいで、とってもこのみ。
4年ぶりのむっちりみえっぱりは、「あたしたち真剣なんです」って言いつつ
どこかすかしたような魅力にあふれていて、すてき。

答えを知りたきゃ汗をかけ

答えを知りたきゃ汗をかけ

(劇)池田商会.

ぽんプラザホール(福岡県)

2010/02/06 (土) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

大笑、笑、失笑、微笑
コントでもありゃりゃというくらいすべるネタもあって、
2時間もコントをやればそういうこともあるかと(^^;;
数えてなかったけどたぶん10以上のコント満載で。
好みは女子が出てくるやつ。あと久保っちの歌を
どうもありがとう~^^ 心配ないさぁ~~~♪

ネタバレBOX

マジカップルのラブシーンは逆にどきどきするかも(^^;;
凄い金魚

凄い金魚

劇団マニアック先生シアター

甘棠館show劇場(福岡県)

2010/02/04 (木) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

金魚が楽しい♪
舞台をみて、え?これが池?というほど可愛らしい池だったけど、
ちゃぷんちゃぷんと音をたてて、金魚は見ていた。
愛らしい人がたくさん出てきて、ほのぼのSFコメディかな。
マニセンの雰囲気とちょっと違うような気もしたけど、概ね満足^^

ネタバレBOX

小劇場初めての友達と行ったけど、
舞台の近さにすごく驚いて、すごく喜んでくれた。
また誘おう♪
ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)

ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)

MU

OFF OFFシアター(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

初見でもぜひ
今回の観客のうち、『ゴージャスな雰囲気』と『めんどくさい人』(初演)を観たことがある方はどれくらいなのかなあ、と思いながら行きました。
というのも、わたしはいずれも初見だったからです。
でも、作り手にとって再発見であることが、受け手にとっては初体験であり
その位相の相違が作品の価値に影響するようなあまりよくない再演・リメイクもある中で、これはぜんぜんそんなことなかった。
旧作品との親和性を見出して楽しめるお客さんだけのものではないし、ほんとうに、この作品に触れるひとを増やしたいという、演出家の思いがわかった。
安易に、2010ver.とかにするんじゃなくて、過ぎ去りし90年代と
もはや急激に遠ざかってゆく00年代をきちんと意識していたのが、わかります。一度過ぎ去ったものにもう一度出会う瞬間って、最初の出会いより素敵だから。

ネタバレBOX

秋澤さんくらい艶めかしい身体だと、客がそこしか見ないから芝居の妨げになるかと思いきや、そんな心配はまったく無用!
こんなに女の身体を引き立てる台本が書けるなんて、うらやましい!!

『ゴージャスな雰囲気』は、結局みんなが、自己愛の表出のさせかたがうまくないということで一致している。
でもそれが最後に、主人公(?)の自意識をちょっと救う、というところでぐっときた。
『めんどくさい人』は、男が女を「かわいいやつ」と思ったり、女が男を「しょうがないひとね」と思い合うような、ほんのちょっと甘く見合うことなしには愛し合うことはできないという真理をさらりと浮き彫りにしていて、秀逸。
  不満足な旅

不満足な旅

dlb-EnterPrise 舞台演戯事業部 Do-リンク場

大野城まどかぴあ(福岡県)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

非常に好きな作品
こういうシュールというか現実離れした展開を演劇の舞台で観るのが
好きかも。普通のドラマも好きなんだけど、そういうのにはない
高揚感がある。川崎さんはいつもどおり上手かったけど、河井さんがすごく
目立っていておもしろかった。

ネタバレBOX

ただ、演劇初めて見る人にはちょっと厳しいかも。
サイコパス 木村伝兵衛の自殺―熱海殺人事件―

サイコパス 木村伝兵衛の自殺―熱海殺人事件―

中央大学第二演劇研究会

東京アポロシアター(東京都)

2010/02/04 (木) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

激熱・・・。
ええ、激熱でした。

なんていいますか、役者さん達、すごく役に入っていて素晴らしかったです。

ネタバレBOX

それにしても木村刑事役の今永さん、おそらく声を出し過ぎてからしてしまっていたのでしょうね。お疲れ様です。

水野役の矢野さんとのキスはそのご褒美でしょうか。

山下さんのエキセントリックな芝居がすごく好きな感じでした。
非常に良かったです。

小池さん、舞台慣れしている感じで今後更にいい役者さんになっていきそうな予感めいたものを感じました。

なにしろあの“つか的”な、やけにセリフの多い作品をよくぞここまで演じきったものですね。すばらしかったです。

ただ、舞台と客席が近過ぎて、唾しぶきを大量に浴びたことがちょっと生理的につらかったです。




Invisible/インヴィジブル 〈舞台写真の公開はじめました!〉 【無事終了いたしました!ご来場くだすったお客様、ありがとうございました。】

Invisible/インヴィジブル 〈舞台写真の公開はじめました!〉 【無事終了いたしました!ご来場くだすったお客様、ありがとうございました。】

一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド

d-倉庫(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

息苦しかった・・・。
なにしろ息が苦しくなるくらいに空気が張り詰めていた。

あんなにも張りつめた空気、中2の時ヤンキーにたかられた時以外に味わったことがない。

いわゆる『おい、おまえちょっと飛んでみろ』の時の話だ。

とにかくそれくらいに緊張感がみなぎっていた。

ネタバレBOX


よくライブなんかで大音響の中、もしくは大合唱の中、おおいなる一体感というものを感じることがあるが、今回のものはそういった動的なものとはまったく違い、役者の一挙手一投足、そして一言一句を逃すまいと観客全員が静寂を作り出すことで生まれた静的な、そしてちょっぴり性的な一体感だった。

色んな意味でドキドキした。

貴重な体験ができた舞台だった。
幸せの歌をうたう犬ども【ご来場ありがとうございました!】

幸せの歌をうたう犬ども【ご来場ありがとうございました!】

DULL-COLORED POP

タイニイアリス(東京都)

2010/02/02 (火) ~ 2010/02/04 (木)公演終了

鑑賞っつうより観戦
「当てられ書き」ってのはとても面白い企画で、役者からすれば作者に対して嗜虐的な気分になれるし、作者からすれば自虐的な腕試しとなる。だが上がったのはこの台本である。作者はしてやったり、役者の大半は懲りただろう。舞台は終始狂躁的なテンションに支配されていたが、あれは作者と役者、自虐と嗜虐のせめぎあいゆえである。双方がヤケになっていると言ってもよい。たぶんこれを「作品」として真正面から受け止めるのはまちがった鑑賞態度で、谷賢一と俳優陣の対決を観戦するつもりで臨むのが正しいのだと思う。谷賢一の勝ち。

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