最新の観てきた!クチコミ一覧

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ドリル魂 YOKOHAMAガチンコ編

ドリル魂 YOKOHAMAガチンコ編

劇団扉座

神奈川県立青少年センター(神奈川県)

2010/02/26 (金) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しかったよ~(^w^)
凄く楽しい時間を過ごさせてもらいましたo(^-^)o
ノリノリで楽しめて、愛の感動もしたし沢山笑って~♪~θ(^0^ )

皆さん騙されたと思って観たら納得できるよ~o(^-^)o
AKB48も出演してたし演劇を観たこと無い人でも楽しめると思います

三日月に揺られて笑う

三日月に揺られて笑う

タニマチ金魚

ザ・スズナリ(東京都)

2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディだと思って見ていたら・・
コメディなんですが、色は黒かった・・・。
会話のテンポ良く、飽きることなく観せられ続けました。
さすがに皆さん上手です。ただ歓劇後の感想としては、薄ら寒い感じがしましたけどね。(ストーリーがホラーですよ)

二人の高利貸しの21世紀

二人の高利貸しの21世紀

イキウメ

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2010/02/16 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

Aプロ(浜田さん×盛さん)みました。
チェルフィッチュの岡田利規さんが10年ほど前に執筆された戯曲、二人高利貸しの21世紀を前川知大さんが脚色し、イキウメの俳優陣が2人づつ4チームにわかれてそれぞれ演出プランを考えて発表する番外公演。
なんでも勉強会から出発した自主企画だそうで、チケットもぎりや案内係をもイキウメの俳優陣自ら行っている手作り感いっぱいの公演でした。
しかも開演前には普段滅多にお目にかかれない前座が、終演後には出演俳優から長めの挨拶があり、観客への感謝の意を表するとともに公演へのレスポンスを恐縮しながら求める姿には、演劇を通じてコミュニケーションを図りたいと願う痛切な想いが込められているようで印象深かったです。

ネタバレBOX

会場の入り口では伊勢佳世さんがひだまりのようにあたたかい素敵な笑顔で迎えてくださいました。
前座は窪田さん。盛さん、浜田さんに頼まれて引き受けたそうです。
今回の公演目的をざっくりと説明した後、一発ギャグのようなものを数回繰り返されて退場。観客を和ませるための配慮だったとは思うのですが、イキウメンの意外な一面を垣間見ました。

さて、本編ですが舞台装置は非常にシンプルです。上手にドラム缶と古タイヤ。下手にベンチ一脚のみでストーリーは、タイトルの通り。高金利で貸し付けをしているふたり、アマノくん(盛さん)とヤグチくん(浜田さん)のお話です。
借金を返せなくなったひとらの臓器を売りさばき、ようやく目標金額である一千万円に到達したのはいいけれど、勤務態度に関する相違から喧嘩になったり、かとおもえばいつの間にやら仲良しこよしになっていたり、二十一世紀になったら過去の産物になるものやら、神さまについてだとか、巻き上げた金を全部持ってトンズラしたいだのそんなとりとめのない事柄をそこら辺の適当な公園みたいなところでダラダラとお喋りをしているのを隣のベンチで寝たフリしながら薄目をあけて聞き耳たてて時折クスクス笑っているのが無性に楽しい。
そんな、すこしふしぎ(SF)なお芝居だったとおもいます。
劇的なことはもちろん何も起こりません。
そういう意味では、サミュエル・ベケットのゴドーを待ちながら。なんかに雰囲気が似ているかもしれません。

原作を読んだことがありませんので、どの程度脚色されているのかはわかりませんが、戯曲は”転機”をモチーフにしているそうです。

ことの始まりとその予兆。何が変わり、何が変わらなかったのか考えた時、一番最初に浮かんだのがふたりの会話の最中で二十一世紀が訪れたことでした。しかし時代が変わったからといって、人間の本質は揺らぎません。
げじげじむしが神さまになることも、神さまが増員されることも、ニセ札が本物になる望みも薄いでしょう。それでも信じる者は報われる説が新世紀でも濃厚で、そこにすべてを懸けてみるのなら今とは違った未来があるかもしれません。

劇中、小道具が充実していて、モーリーこと盛さんが勢いあまって被ったヘルメットがなかなか外れなくてアタフタしているのが可愛らしかったのと、イキウメの本公演ではまずあり得ないような人物設定の盛さんの怪演を観れたこと、浜田さんがあどけなさの残るふしぎな少年チックでクリストファー・ロビンにしか見えなかったことも、番外公演ならではの醍醐味でした。
パニ★ホス

パニ★ホス

PU-PU-JUICE

ザ・ポケット(東京都)

2010/02/18 (木) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

それなりに楽しいのだが
濃いキャラが揃い、オープニングからしばらくは、ドタバタ感の強い舞台が続いた。これは面白いと思ったし、笑った。
が・・・

ネタバレBOX

落ちこぼれ患者(?)の集まる303号室の登場人物たちは、ドタバタなコメディとしては、なかなかいい雰囲気だ。
中でも足を骨折した韓流スターは、カタコトすぎて何を言ってるのだが聞き取れないところもあるものの、いい味を出していた。笑えるところが多かった。

しかし、しばらくすると、ヒロインが登場し、不治の病だと言う。てっきり、これもコメディの一部だと安心して観ていたら、どうやらホントらしいのだ。
このあたりから、様子が変わってくる。
イケメンも現れ、ヒロインとの恋物語が始まる。

で、結局、物語的には、不治の病で死に至るのはイケメンと美人のヒロインじゃなきゃということらしい。そういう展開は、なんだかなーという感じ。

303号室に揃う登場人物すべてがなかなか面白く、結構笑った後だけに、こういう展開は、イマイチ楽しめない。長いし。

「ホンネを言うことができない」「人とうまく絡むことができない」というテーマはいいと思うし、その展開と解決のような方向もいいとは思うのだが、せっかく登場させた303号室の人々を手放して、見栄えのいい登場人物と、いまさら感の不治の病(癌と白血病)の話のほうに展開させていくのはどうなのかな、とも思ってしまう。

そういう方向で進めるのならば、最初のドタバタはもっとコンパクトでもよかったのではないだろうか。

また、とにかく登場人物が多い。どう考えても必要ないと思える登場人物もいる。ヤクザと借金の取り立て屋のイメージはだぶってるし。

さらに、多い登場人物たちのためになのか、短いコントのようなシーンが差し挟まれる。例えば、目の病気が回復して包帯を取る患者と看護婦、霊感商法を行うヤクザ、看護婦たちのホンネ、魔王に身体を乗っ取られた老人などなどである。
どれも物語とは関係ないので話の深みを増す役割もないし、あんまり笑えないし。

そんな感じで、とにかく長く感じてしまった。
物語があちこちにふらふらしている印象さえある。

今回一番驚いたのは、結構重要なシーンが、なぜかビデオの上映で進められたことだ。そのシーンが映像でしか表現できないものだったとは思えず(カット割りも普通だったし)、特に、男の感情が初めて露になるシーンだっただけに、なぜ生で舞台の上で演じさせなかったのかという疑問が残る。
生で観せたほうが絶対に心に残ったはずだ。

また、物語の肝とも言える、この物語のヒロインが、自分と同じように「ホンネを言うことができない」ということで、小説の中のヒロインに共感するのだが、小説の中のヒロインにはそういうシーンがあまりなく、もうひとつ納得度が低い。
納得度が低いので、シンクロしていくというストーリーがもうひとつ響いてこなかったし、もっと演出でシンクロさせてほしかったとも思う。

さらに、ラストはすっぱりと終われるところがいくつもあったのに、なぜか全員でドタバタと舞台を走り回るグダグダ感はなんだったのだろう。最後に笑いを、という意図だったのだろうか。笑えなかったけど。
ハコブネ【作・演出 松井周(サンプル)】

ハコブネ【作・演出 松井周(サンプル)】

北九州芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

素直に「観てよかった」と。
決して簡単に理解できる作品ではなかったけど、素直に「観てよかった」と言える作品でした。

「役者へのインタビューを脚本に反映させる」ということだったそうで、生々しさを感じる舞台でした。
物語構造上の仕掛けと相まって、幾通りもの解釈が可能で、だから簡単に理解はできないのだけれど、観客に解釈を丸投げされているような作品ではなく、丁寧に切り口が仕込まれている。

だから、構えずに観に行って、観終わったら、同じく観た人と解釈を語り合いたい。
そういう楽しみ方ができる作品でしょう。

明日の幸福論

明日の幸福論

劇団HOBO

テアトルBONBON(東京都)

2010/02/23 (火) ~ 2010/03/07 (日)公演終了

満足度★★★★

芸達者達の競演!
 私の好きなラッパ屋の看板役者おかやまはじめの劇団。おかやまは今回、作・演出を手掛けたため、出番は少ない。もっとたっぷりとおかやまはじめを楽しみたかったが残念。しかし、他の役者も全員魅力的で、あたかも落語の中の物語のように長屋の人情話をきっちりとドラマに仕上げていた。とても面白かった。

 芸達者な役者陣に混じって高橋由美子がひけをとらず演技がうまいことにも驚く。

残念なお知らせ

残念なお知らせ

G2プロデュース

ももちパレス(福岡県)

2010/02/24 (水) ~ 2010/02/24 (水)公演終了

予想通りで満足
アガペ数作しかみたことないけど全てテンポ良く楽しかったので、
最後もいい感じだったかな。
キッチュさん、徹底的におふざけしてなくて、真面目なセリフを
ぽろっとしゃべってて、逆にジーンときたりした。
久ヶ沢さん、片桐さん、岩井さん、女子wもいいセリフ言ってた、
メモしとけばよかったな~

ネタバレBOX

G2はえぐいお話のほうがインパクトあるからアガペはもう終了でいいかも。
でも、松尾さんが福岡へ来ること・・・まだあるかな・・?
ハコブネ【作・演出 松井周(サンプル)】

ハコブネ【作・演出 松井周(サンプル)】

北九州芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

想像もつかないちらしだったけど
とても引き込まれた。知ってるのは飛ぶ劇と福岡の役者さんだけで
知らない役者さんも多かったのだけど、大勢が舞台にいながら、
存在がはっきりしていて、時々混ざるマジ話が妙にリアルで楽しかった。

ネタバレBOX

サンプルの役者さんは抑え気味の演技だった?
口語調のセリフは初めて聞いたときはとまどったけど、
最近はこっちのほうに慣れてきたかも。
木村さんの抱き枕独白が凄く面白かった。
上海バンスキング

上海バンスキング

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/02/23 (火) ~ 2010/03/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

逃してはだめ。
3月14日までで、チケットは売り切れているようですが、立見席がまだすこし残っている日があるのと、あと、当日券もでています。

「すべての演劇ファンに贈る、必見のステージ!」といううたい文句に、ウソは1ミクロンも、ないと思いました。

「当日券しかないのか、見とこうかなあ、でも並ぶのもなあ・・・」と思っている方、躊躇してはいけません。これは、もう、ほんとうに、再演はないんじゃないかな・・・ほんとうに、今度こそ。
わたしは、20年ほど前に一度コクーンで見ていますが、ほんとうに、『上海バンスキング』という作品は、この人物設定、この役者年齢で、2010年に再演されるためにこそ生まれたんじゃないのか?と思ってしまうほどの、すんばらしい舞台でした。

目から流出する水を、誇らしく感じるのは、ほんと、久しぶりの感覚。

お金がなくて(涙)、高い席に手が出ず、でも幸運にも引きあてたコクーンシートで観劇しましたが、正面からみることができなかったという悲しみさえも、いとおしい思い出のひとつにできそうなほどで、2010年のわたしの観劇経験のベスト3にはいるのは間違いないです。

早起きの人

早起きの人

薔薇ノ人クラブ(黒沢美香)

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2010/02/24 (水) ~ 2010/02/26 (金)公演終了

宮廷の人?
黒沢美香が以前からやっているソロ・ダンス公演「薔薇の人」シリーズの第13回目。私自身はこれが3回目くらい。上演時間は80分ほど。背もたれのない窮屈な座席で見るのがつらかった。

ネタバレBOX

毎回、けっこう奇抜な衣装で登場するが、そっち方面は疎いので、表現する語彙が不足している。上は白いブラウスふうで、胸元にフリル。下はゆったりしたグレイっぽいズボンで、きらきらしているのはラメだろうか。印象としてはブルボン王朝のフランス宮廷あたりにいそうな雰囲気。ただ、髪型は二つのお団子ふうにまとめたのと、1本の辮髪ふうに束ねたのが同居していて、そちらはなんとなく中国風。
太鼓を叩くバチのような棒を何本も入れた金属製のボウルを抱えて、舞台奥下手の出入り口から、ノリのいい音楽で登場。いつになく活発な動きなのと、前述の扮装とがあいまって、バレエの「くるみ割り人形」に出てくる中国の踊りっぽいものを連想した。
開演前から舞台にはセットが配置されている。下手にはコンロや台所用品をならべた調理台。上手の奥には物干し台に椅子。手前の客席寄りには水を入れた透明なボウルがこれも台に載っている。レンガ大の石が一個、床の上、隅には布切れも落ちている。

黒沢のソロダンスではところどころで音楽や照明の段取りを決めて、間では即興をやるということが多いような印象を持っていて、それは今回も変わらなかった。振り付けた動きかそれとも即興かを見分けるのはむずかしいものだが、振り付けたにしては静止する時間がやけに長いと感じることがたびたびあるので、その辺から即興をやっているのだろうと判断している。実際は終演後にでも本人にじかに聞けば早いのだろうが、わざわざそこまでするのもねえ。

金属製のボウルに入っていた棒を椅子の周辺の床に並べる。そのあとはまず、物干し台に布切れを架け、端っこにあった箒を手に取ってひとしきりもてあそぶ。次にボウルの水に手を浸す。さらに下手の調理台を中央に移動させ、用意してあった器から白いどろっとしたものをコンロのフライパンに注ぐ。どうやら火がついていたようでやがてパンケーキのようなものが出来上がる。缶詰を開けてパイナップルを二切れ、パンケーキの上に乗せる。調理の際、腰に巻いていた紅白模様の布をたたんでランチョンマットとして椅子の上に敷き、出来上がった料理の入った皿をその上にのせて椅子の前に正座。フォークとスプーンを使い、行儀よく、時間をかけて平らげる。

登場の際の活発な動きはまもなく影をひそめ、炊事洗濯などの家事労働をダンス的な振る舞いの中でこなしていく。過去に見た公演でも、こういう日常的な行動も広い意味でダンスとして捉えるというスタンスでやっていた。たとえば、机に座って手紙を書いてそれを封筒に入れるといった一連の動作。一見、演劇のようでもあり、またマイムのようでもあるが、本人の意識としてはたしかにダンサーとして舞台にいるのだろう。

やがて家事や食事も片付いて、彼女は横になる。この辺で自分なりにドラマ的な状況設定を想像してみると、おそらく彼女は宮廷のお抱えダンサーだろう。きょうはもう勤めはないだろうと思って横になったとき、急にお呼びがかかる。そしてなぜかは知らないが椅子の上で着替えをして、御前に参上。床に散らばっていた棒を奥に片付ければ場面転換も完了。終盤のクライマックスにふさわしいダンスのお膳立てができた。
パニ★ホス

パニ★ホス

PU-PU-JUICE

ザ・ポケット(東京都)

2010/02/18 (木) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

好きな内容です
正味2時間15分くらい掛かって、ちょっと長かった感は否めません。それに、途中で出てくる映像演技部分も、使いたい気持ちはわからないでもないが、流石に長すぎ。でも、それ除いて観れば、結構良い作品。しかし、客演の役者さんも良い演技が無ければ、成り立たなかったかな。

ネタバレBOX

主役の加賀美早紀さん、不思議な人。何だろう、一言で言えば小悪魔的な魅力なのかな。周りが上手くコントロールすれば、もっと大成するのでは。準主役の下宮里穂子さんは、演技上手いね。彼女はいろんなお芝居が出来ると思うので、もっと観てみたい。それにしても、客演陣の方が多過ぎて、PU-PU-JUICEのメンバーの方は必要だったのか疑問。単純に脚本と演出だけに絞れば良いかも。
二月大歌舞伎

二月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2010/02/01 (月) ~ 2010/02/25 (木)公演終了

満足度★★★★

『夜の部』観ました
3部構成だったので、全て観たかったのですが、今回は時間無く『夜の部』だけで、ちょっと残念。でも3本ともとてもよかった。「口上」も観たかった。一本目の「壺坂霊験記」は、三津五郎さんと福助さんの二人が夫婦の芝居で、最初は重い雰囲気の内容だったけど、後半はちょっと笑いもあり、三津五郎さんと福助さんともとても良い夫婦を演じていた。二本目の「高坏」は、歌舞伎版タップダンスで、とても勘三郎さんがとても上手く演じていて、面白かった。これは歌舞伎と言うより、ドリフのお笑いみたいな感じで、盛り上がってました。ラストは本格芝居の愛憎劇「籠釣瓶花街酔醒」で、勘三郎さんと玉三郎さんのゴールデンコンビの演目。こちらは、一本目と違い、最初は軽い感じの内容だったが、ラストは愛憎劇で。2月の部の演目は良い内容で満足です。あと2ヶ月ですが、観られるだけ通いたい。

ネタバレBOX

勘三郎さんが中心の内容ですが、勘三郎さんは、飛び切り良い演技でもなかったかな?でも、周りの役者さんが本当に良かった。
友情-Friendship-秋桜のバラード

友情-Friendship-秋桜のバラード

「友情-Friendship-秋桜のバラード」上演実行委員会

博品館劇場(東京都)

2010/01/05 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

初々しい若手
 若手俳優中心のお芝居の場合、ワキをがっちり固めるベテラン勢の芸達者ぶりに泣かされることが多いのですが、今回は生徒役に泣かされまくり!本当に坊主頭にしちゃったとはビックリしました。

ノーマ・ジーンとマリリン・モンロー

ノーマ・ジーンとマリリン・モンロー

アーティストジャパン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/02/20 (土) ~ 2010/02/25 (木)公演終了

満足度★★★

観てきました!
以前、剣幸さんの一人芝居として演じられたことがあったそうです。さもありなん。

ネタバレBOX

ノーマ・ジーン(本名)が親戚の子と遊んだ少女時代から、マリリン・モンローとして36歳で亡くなるまでを、ピアノの生演奏に合わせて、歌を中心に進行していく物語。

剣幸さんの歌唱力とダンス力は素晴らしく、男優陣は刺身の褄、ジョー・ディマジオ、アーサー・ミラー、JFKたちがそこにいることを示すだけのものでした。

ピアノは流石でした。

JFKとの関係は、愛人としては描かれていませんでした。モンローが大統領の誕生会で失態を演じたという風に描かれていました。
おうもの

おうもの

アメウズメ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★

青木さんの力量が優越しているために
ゴジゲンの舞台でお馴染みの青木さんの旗揚げ公演。
まず、会場に入った瞬間から、既に劇世界の澱んだ空気感が構築されたセットに感服しました。
どこの村とも、いつの時代とも特に明かされないけれど、日本のどこかに必ずありそうなストーリー設定が、何ともおどろおどろしい空気で、胸に迫りました。
ただ、残念なのは、作演の青木さんご自身が、主要な役の演じ手でもあるために、青木さんの演技は、作演の期待通りの表現である反面、他の役者さんへの目配りが手薄な感じがして、舞台全体のトータルイメージを損ねたのは、痛し痒しだった気がします。
いずれにしても、青木さんの新たなる力量を再認識する公演でした。次回の更なる進化に期待したいと思います。

ネタバレBOX

三保野の歌う子守唄のメロデイが何度聴いても違っているように感じ、大変気になってしまいました。
青木さんの脚本は、できるだけ説明台詞を廃して、情況を表現しようと苦慮されたご様子で、終盤まで、東升、東世、満知の関係がよくわからなかったのが、内容の把握に支障をきたした点がありました。
また、初めの内は、登場人物の出はけを客席から見えない場所まで、入らせておきながら、途中から、退場した人物が、舞台袖で屈んで出を待つようにしたのにも、違和感を覚えました。途中までは、登場していない人物は見えなかったので、隠れて立ち聞きしているかのように誤解を与える気がしました。
キャストは、やはり青木さんご自身の演技が一番光って見えました。特に、目を刺された時の嗚咽の声は本当にリアルで、ぞっとする程。改めて、巧い役者さんだなあと感心しました。
役者さんの演技のタイプがマチマチなのも、ちょっと残念に思いました。
台詞のない間の感情表出がほとんどなされない方もいらしたので…。
残念なお知らせ

残念なお知らせ

G2プロデュース

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2010/02/12 (金) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱりこの雰囲気すきだな~
AGAPEさんのお芝居は観る人を疲れさせないところが好きです。
今回の公演も然り!!でした。
演ってみたいですねえ、こう言うお芝居。

ネタバレBOX

新たな形の松尾さん&G2さんコンビに期待大です!!!
『世界の終わり』を囲む短編

『世界の終わり』を囲む短編

Minami Produce

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

20100225
。・`ω´・)ノ 転換はかっこよかったとおもいます

まぼろし

まぼろし

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2010/02/26 (金) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

野田ファンは一見の価値アリ
若手小劇場系のイキオイのよさに加えて、語り口や言葉遊びなど野田秀樹度高し。野田ファンなら一見の価値アリ、柿ファンでもあれば必見!!

異例の直後「観てきた!」だったものの、後の参考として通常版を加筆しておきます。

日替わりで自分を往年の大打者と信じ込みその相手になりきる草野球の選手を中心としたストーリーと、恋した相手がアイドルで追っかけたちに阻止されながらもキッカケを作ろうとする少年(とその友人)のストーリーが併行して語られ、やがて…な物語。
まずは柿喰う客とも通ずる早口ながら活舌の良さで聞き取らせる会話によるテンポの良さ、リズム感に野田秀樹チックな同音異語などを使った言葉遊びも加えてコミカルにスタート。間の取り方や笑いのセンスは X-QUEST(←ここも野田好きだし)も想起させる?
いずれにしてもσ(^-^) にとっては好きなスタイルの取り合わせである「お子様ランチ状態(爆)」なのでツカミからオッケー。
その後、1錠服用すれば10年間眠り続ける薬(『死霊のはらわた3』を連想)なんてモノも出たりして、「ノストラダムスの大予言」(の本)が登場することで2本のストーリーの関係性に関するヒントが出されるのがまた巧い。
一方では「あと10年か」、他方では「10年も前」などと言い、両者には20年の隔たりがあると悟らせるワケさ。
そうこうしているうちに、冒頭の様々な言葉遊び的台詞にもあった「ドラム缶の中の遺体」が未成年者による少女監禁ドラム缶詰め殺人のことであると明かされ、草野球選手は20年前の事件の被害者の恋人で犯人に復讐すべくその出所(しゅっしょ:「でどころ」ではない)を待っていた…という本題(?)に突入。
チラシなどから予見したものの「読み違えたか?」とさえ思った復讐の是非を問うシリアス系はここからで、これもまた好きなテーマなので、その「二段ロケット」的な構造にも感心。(ライトなタッチで始まりながらも次第に重めなテーマに移行して行くのも野田風味と言えるのではあるまいか?)
で、最終的に復讐するに至ったかどうかについては語らず、しかし主人公の記憶の中の「復讐はしないで…。ただ、覚えていて。」というハカセ(=被害者)の台詞で締めるのもイイ。

isaac ground

isaac ground

獣珍

千本桜ホール(東京都)

2010/02/26 (金) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

これから…。
ダンス、かけ合いの台詞にテンポと力強さを感じました。
台本がないと言うことは、それだけ難しいということ。
まだまだこれから成長していく集団だと思います。
次回作にも期待してます!!

オセロー

オセロー

THEATRE MOMENTS

d-倉庫(東京都)

2009/11/20 (金) ~ 2009/11/24 (火)公演終了

満足度★★★★

新しいシェイクスピア
初日を拝見させていただきました。シェイクスピアの舞台は台詞が長くて難解なイメージがありますがモーメンツの舞台はそれを感じることはなく楽しんで見れました。演出も独特で工夫がこらされていてよかったです。表現方法の枠にとらわれていない感じでよかったです。また再演があればぜひ見にいきたいと思います。

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