満足度★★★★
素直に「観てよかった」と。決して簡単に理解できる作品ではなかったけど、素直に「観てよかった」と言える作品でした。「役者へのインタビューを脚本に反映させる」ということだったそうで、生々しさを感じる舞台でした。物語構造上の仕掛けと相まって、幾通りもの解釈が可能で、だから簡単に理解はできないのだけれど、観客に解釈を丸投げされているような作品ではなく、丁寧に切り口が仕込まれている。だから、構えずに観に行って、観終わったら、同じく観た人と解釈を語り合いたい。そういう楽しみ方ができる作品でしょう。
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2010/02/27 02:18
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