
スイングバイ
ままごと
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/03/15 (月) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
ビルの記憶
悔しいことに「わが星」は観に行けなかったので、これがままごと長編初観劇。
好きだ嫌いだという以上に、ままごとの言葉の温度と見据える視野は自分の感覚のあどけない部分ににしっくり馴染んで心地がよい。そして観終わって充足感がこぽこぽ沸き起こる幸せな空間の作り。
これがこれだけ面白くて、じゃあ皆の評価が高い「わが星」は一体どんだけなんだと今からワクワク期待が高まって仕方が無い。
「わが星」待ち遠し。戯曲は買いたいけど公演まではぜったい読まない!

笑う魔女の罠~Traps of the Laughin' Witch~
劇団三年物語
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2010/05/16 (日) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
違う雰囲気ながらも
いつもの三年物語と違う雰囲気を感じ、また見せながらも、三年物語の色(何と言われると説明しづらいのですが)はきちんと感じられました。
無理して笑わせてる部分が若干ありましたが、大体の笑わせるところは自然と笑ってしまいました(笑)
面白かったですし、楽しかったです。

暴くな
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2010/05/15 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
こんなに!
雲龍バージョンを観劇しました。劇場内でとことん暴れまわってやろうという心意気がひしひしと伝わってくる意欲作といった感じでしょうか。役者の方々もいつも以上に体張ってますね!

『あぁ、自殺生活』 ~ ありがとうございました。次回は下北沢楽園にて6/1(金)&6/20(日)に上演致します。
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/26 (水)公演終了

『あぁ、自殺生活』 ~ ありがとうございました。次回は下北沢楽園にて6/1(金)&6/20(日)に上演致します。
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/26 (水)公演終了

笑う魔女の罠~Traps of the Laughin' Witch~
劇団三年物語
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2010/05/16 (日) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かった
三年物語はハズレの無い劇団ですが、今回も面白かった。
笑いどころも沢山ですが、思わずゾクッとする怖い演技やエッチな台詞も・・・
また観に行きます。

2人の夫とわたしの事情
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2010/04/17 (土) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★★
素晴らしい!
いや~形が何であれ、観る側に
楽しみを十分に与えてくれた点は評価しなければならないでしょう。
まぁ、ただ、KERA作品、ここのところ、3時間ものばかりですよね。
もう少し短くならないかな???

暴くな
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2010/05/15 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
元気とはこういうことか
犬と串を見ると、いつも奇妙な清々しさを感じるのだ。日常の中でいつも僕らを縛っている、ある種の抑圧的なルール、なんだかよく分からないけどそこに確かに流れている空気。「ちゃんとしなくちゃならない」「波風を立てないことが損をしない生き方だ」……犬と串の芝居はそうした退屈で憂鬱な日常を、毒々しい笑いで包みながら、全力で吹き飛ばしてくれる。良い意味でなんでもアリとはきっと、こういうことなのだろう。
今回の芝居のタイトルは『暴くな』。最近何かと世間を騒がしている相撲を題材に、役者たちの肉体がはじけ飛ぶ。
「真実」よりも「1000%エンターテイメント」の方が面白いに決まっている。

アストライアの天秤
オフィス・ワンダーランド
紀伊國屋ホール(東京都)
2010/05/14 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★★
前半がややまだるっこしい
審理する事例が面白いし、裁判員制度について考えさせられるし、終盤は『12人の怒れる男』なみのスリルがあるし、でかなり満足したが、前半がややまだるっこしい。
法律用語などの説明などもあろうが、あと20分スリム化して105分程度に収めることができていればもっとスッキリしたのではあるまいか?

アストライアの天秤
オフィス・ワンダーランド
紀伊國屋ホール(東京都)
2010/05/14 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

勧進帳
木ノ下歌舞伎
STスポット(神奈川県)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/17 (月)公演終了
満足度★★★
歌舞伎の現代化
初見。評判がよさそうだし、横浜へ出かけるついでもあったので見てきた。
歌舞伎の勧進帳を杉原邦生が現代風に演出したもの。杉原はたしか去年、こまばアゴラ劇場でやった「キレなかった14才♥りたーんず」の参加メンバー。
いっぽう監修の木ノ下裕一は京都を中心に活動する歌舞伎好きの演劇人。アフタートークや客入れのときにも場内にいたので初めてその姿を見たが、こちらが予想したのよりもずいぶん若い、歌舞伎オタクと呼びたくなるような演劇青年だった。
古典の現代化といえば、東京デスロックの多田淳之介がシェイクスピア作品を演出したのが思い浮かぶ。アフタートークでの木ノ下の話によると、シェイクスピア作品でやるような現代化が、歌舞伎作品ではあまりやられていないので、そっち方面をめざしたのだという。
STスポットにはこれまでほんの数回しか来たことがないが、スペースを縦長に使っているのを見たのはこれが初めて。中央に歌舞伎の花道を思わせる舞台があり、その両側が客席。舞台の中央に柿色の線が引いてあり、そこがいわば安宅の関。
現代化の特徴をいくつか挙げると、まずは関所の番人である富樫と番卒2名が現代青年であったこと。また番卒を演じる二人の役者が義経側の山伏2名を兼ねていたこと。義経役は女性。弁慶役はアメリカ人。口調は基本的には歌舞伎に準じているが、勧進帳を読み上げるところでは英語を使い、ところどころで日本語の日常会話をしゃべっていた。
アフタートークでもう一つ興味深いと思ったのは、約2ヶ月の稽古期間のうち、前半の1ヶ月は「勧進帳」のDVDを見て、歌舞伎役者のしゃべりと動きをひたすらコピーしたということ。そして後半の1ヶ月で、演出を入れてどんどんそれを崩していった。このやり方が作品全体を通して非常に効果的だったのではないかと思う。

今宵 片眼は死に場所を探す
Island
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★★
構成に妙あり
たぶん脚本を書いて演出も手がけた今泉さんが一番楽しんでいたのではないかと思われるほど、登場人物に色をつけ、しかけを駆使した、なかなか面白い劇だと思いました。
占いに支配された中国にある、とある国の、豪族の家に起きた、二つの「毒殺」 (?)事件の真相が、占い師により徐々にあきらかにされていく。
終盤になって、展開はやや煩雑になっていきますが、それでも役の一人一人に彩りを加えるためには納得できる範囲。
最後まで眠ることなく、楽しませていただきました。
役者さんもまだ若く、これから伸びていく劇団だと予感できました。
一つだけ、不満。
それは劇団の年齢構成です。みなさん、若くて・・・
それはそれで、活気、元気が豊富なのですが、一人でも二人でも「年長者」が欲しいと思います。
今回の劇にしても、台詞のテンポがみな速くて、同じ調子なのです。(ラウにしても、ゆったりとした台詞なのですが、会場を重くはできません)
ここに、齢を重ねた俳優が一人でも入っていたら、もっと味のある雰囲気になったのにと思いました。
それは、公演を重ねていくうちに、「客演」という形で解消できるかなとも思いましたので、あまり心配はしていませんが。
次回の公演も楽しみです。

「ユー・アー・マイン」
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
駅前劇場(東京都)
2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

シュシュが見た最後の夢
メガバックスコレクション
荻窪メガバックスシアター(東京都)
2010/05/05 (水) ~ 2010/05/09 (日)公演終了

「ユー・アー・マイン」
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
駅前劇場(東京都)
2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★
シチュコメの教科書。
どうにかしなければならない状況下において困難を回避するために交される確信犯的な嘘。
嘘を物語るために、段取りを取り決めるひと、嘘をつくことを任されるひと、勘ちがいをして参加してしまうひと、嘘に騙されるひとたちの会話のなかから丁寧に紡ぎだされる笑い。
蜘蛛の糸のように複雑に絡み合った相関図も去ることながら、人を笑わせること、人に笑ってもらうこと、人が笑うことについて論理的に考察し、緻密に計算されたまるでシチュエーション・コメディのイロハを網羅する教科書とでも言うような趣きのある脚本と演出、すれ違う人間のおかしみを全力で演じる役者陣がとにかく素晴しい。またセット、挿入曲、衣装などのスタイリッシュ感もグッド。ただ、意外と浮足立ったキャラクターやベタなギャグで突っ走っているドタバタ感があり、少し違和感を感じてしまった。また中盤以降、実は○○だった。と続く種明かしは、これまでのパターンからある程度先が読めてしまうためにだんだん驚きが薄れてしまい、そうかといって登場人物たちの感情の変化がイマイチ伝わってこず、物語にイマイチのめり込めなかった。しかし最後まで笑わせよう、楽しませようとする団体の意向はひしひしと伝わってきた。コメディというフォーマットに乗せて重厚な人間ドラマをも絡み合わせたらきっともっとすごい作品が生まれるようにおもう。次回作に期待したい。

聖火の献立
タッタタ探検組合
劇場MOMO(東京都)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★
無駄に力入ってるなぁ~
確かに、脱力系(気ぐるみが可愛い、歌と踊りが抜ける)チカラ技(無駄に力が入った演技)エンターテイメントでした!
和食を食べようと思って入ったら、実はメキシカンでした。
みたいな感じでしょうか。
エンターテイメントと謳っているだけに、確かに芝居を求めて行くとがっかりするかもしれません。
でも、私はあの無駄に力が入った演技が好きです!
なので、次回も観に行きます!
期待してますよ!

ふとん海水浴
ふう
atelier SENTIO(東京都)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★
航海の行く先は南!
8畳ほどの一室。仲の良さそうな二人の会話と妄想、でも何処かぎこちない。そこにもう一人の女性が絡む事で、二人の関係が見えてくる。人間関係の距離ってどの位なのか?メジャーで計れるものなのか?里美と優子の向かう先に温かみがあるといいなあ。二人泳ぎ疲れないように。 女優3人素敵でした。

プランクトンの踊り場
イキウメ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2010/05/08 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
演劇でならではのSF!
演劇は制約事項がとても多い表現手法だと思うんですけど、それで思いっきり既成の制約を外してしまうSFにチャレンジ・・・しかも、とてもシンプルな舞台装置で・・・というウルトラCを見事に実現!
確実に笑えます!
間違いなくその場面転換の手法に感嘆します!
で、さりげない伏線の絶妙さに拍手を送りたくなります!
イロイロな種類の演劇があるなかで、自分はやっぱりこういう演劇が好きだった・・・それを再確認させられた作品でした。

失われた時を求めて 第1のコース「スワン家の方へ」
三条会
三条会アトリエ(千葉県)
2010/05/14 (金) ~ 2010/05/17 (月)公演終了
満足度★★★
読書のモチベーションとしての演劇
会場でもらったプログラムによると、村上春樹の小説の影響でこのマルセル・プルーストの原作が本屋で平積みになっていたという。私は村上作品をほとんど読んだことがないのでわからないが、最近出た本の中で村上春樹がプルーストの「失われた時を求めて」に言及しているということだろうか。
それはともかく、三条会がこの小説を芝居化するということで、全7作ある小説のうちの第1篇「スワン家の方へ」を観劇3日前になんとか読み終わった。文庫本で700ページもある長編で読むのに2週間ほどかかった。しかもこのサイズの作品があと6冊もある。読んだのはちくま文庫から出ている井上究一郎の訳。これが翻訳調のなかなか読みづらい文章だったので、すでに読みはじめている次の第2篇では、集英社文庫から出ている鈴木道彦の訳に変えてみたが、こちらのほうがだんぜん読みやすい。これから読む人には集英社文庫版がオススメ。
そんなわけで、三条会の芝居を見るために大長編の小説を読み出したのだが、こういうきっかけがなければたぶん当分、というかおそらく一生、この小説を読むことはなかっただろう。幸い小説の内容にも興味が持てたので、このまま三条会の公演に寄り添う形で最後まで読み続けたい。演劇によって読書のモチベーションが高まるという、なかなか珍しい体験をしている。
芝居の上演時間は約1時間。三条会の公演では普通の長さだが、原作の長大さを考えるとこれは暴挙を通り越してむしろ潔さを感じる。小説に書かれた出来事を一つ一つ追っていく作業ではなく、この芝居を見ることで少しだけ小説が読みやすくなればいい、と演出家はプログラムの挨拶文に書いている。
ただ、原作の内容を再現するのをやめたことで、芝居としての表現はものすごく飛躍したものになっている。そしてその飛躍ぶりを面白がるためには、やはり原作は事前に読んでおいたほうがいいだろうと思う。
私自身はこの小説をスワンという人物を主人公にした恋愛小説として読んだ。また19世紀末のブルジョア文化を描いた風俗小説としても興味深いと思う。ただ、紅茶とマドレーヌのエピソードに象徴されるように、芝居ではむしろ人間にとっての記憶とはなにか、みたいな部分に焦点が当てられていたようだ。もちろんいろんな角度からの読み取りが可能なのがこの小説の魅力ではある。開演前に受付でもらった紙袋には、紅茶のティーバッグとマドレーヌというお菓子が入っていたのが洒落た趣向だった。
それにしても舞台表現の飛躍がすごい。原作の登場人物だと思えるのはスワン夫妻と娘のジルベルトくらいで、あとは医者、看護師、役者、易者など小説とはあまり関係のない人物が登場する。漫画「あしたのジョー」のアニメの音声が役者の動きと重なったり、東宝の怪獣映画に出てくるキングギドラの魅力をスワン役の中村岳人が延々としゃべる一方で、スワン夫人を演じる大川潤子がキングギドラ然として両腕を広げたりする。
ところで、スワンとオデットという名前はバレエの「白鳥の湖」を連想させるが、はたして作者のプルーストはそれを意識していたのだろうか。時代的には「白鳥の湖」が初演された時期と小説で描かれた時代は重なっている。ただし内容的にはあまり関係はなさそうだ。
それにしても19世紀末から20世紀初頭にかけては文化的に豊かな時代だったと思う。王侯貴族を筆頭に地主階級を中心にしたブルジョア文化が最後の輝きをみせた時代ではないだろうか。金と時間がたっぷりあって、子供のころから文化芸術に親しんでいる人々。音楽も美術も演劇もそういうブルジョア階級が支えていた時代。

RAINBOW!
演劇集団ゼオン
相鉄本多劇場(神奈川県)
2010/05/15 (土) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
学芸会
余りにも酷過ぎて、ある意味衝撃的でした。
役者が下手すぎて見てられない、なんてことは無いのに、
(数名、何の為にいるんだろうって思う方はいらっしゃいましたが・・・)
とにかく話が面白くない。
展開に纏まりがなく、主題が薄っぺらい。
殺陣は人前で披露するに値しません。
兎に角、お金を取れる舞台ではないです。
お金も時間も返して欲しいと思ったのは初めてです。