最新の観てきた!クチコミ一覧

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とりあえず寝る女

とりあえず寝る女

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2010/04/02 (金) ~ 2010/04/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

親睦会長のいかがわしさ
役者が皆いいですねぇ。恒例の前説は、いまいち。

ヒメ

ヒメ

チェリーブロッサムハイスクール

吉祥寺シアター(東京都)

2010/04/01 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★

人数多いかな
把握するのに時間がかかった

春の遭難者

春の遭難者

B.LET’S

「劇」小劇場(東京都)

2010/04/01 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★

完全に消化できてない
し、できるものではないと思う。権田さんの演技に凄み。

乱反射ドロップ (出演劇団) こゆび侍・本田ライダーズ・てがみ座・シンクロ少女

乱反射ドロップ (出演劇団) こゆび侍・本田ライダーズ・てがみ座・シンクロ少女

みきかせworks

ワーサルシアター(東京都)

2010/04/01 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★★

イチゴ味 リーディングという枠を逆手にとって・・・
演劇とリーティングの境って
よくわかってはいないのですが、
すくなくとも、テキストを読むという枠を逆手に取るように
舞台上に広がりをつくった両方の劇団それぞれに
強い魅力を感じました

ネタバレBOX

・こゆび侍

暗めの舞台にライティングをしたたかに使って
観客を舞台の世界に引き込んでいきます。

物語を語るというコアの部分を
リーディングという形式でしっかりと作り上げ
さらに読み手たちそれぞれの個性を重ね合わせて
その世界に、奥行きを作っていく。

瀧川の力がしっかりとベースになって
他の3人がそれぞれの力を解き放っていく・・・。
まるで、香水を調合するような
デリケートなバランスが
作品に強い力を与えて・・・。

観終わって、その密度とふくらみに息をのみました。

・本田ライダーズ

大きな本を持って、遊び心が炸裂。脚立の上から語られるト書きが、
物語の輪郭を骨太に作り上げる。

そこから、ちょっとアニメチックに物語が展開していきます。いろんなコンセプトやイメージの借景が次から次へと繰り出され、
観るものをあきさせない。
リーディングというスタイルのなかにあるト書きの部分に
観るものを寄りかからせておいて
そのト書きごと物語をジェットコースに詰め込んでしまう感じ・・・。

その色の変化が、
なんかものすごく楽しいのです。

しかも、物語としてしっかりと鞘に納まるのにも感心。

*** ***

両劇団とも、リーディングという枠に張られたリングロープを逆手にとって、
その弾力に表現をゆだねて
通常の演劇よりさらに強いパワーをを捻出したような・・・。

それぞれの劇団とも、いろんな可能性をもった試みだとも感じました。



復讐回帰

復讐回帰

劇団銀石

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/03/30 (火) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★★

物凄い知識量!
全知全能のゼウスが宇宙創世をしたような感覚の物語。登場するキャラクターはイッチャッテル!笑)  
ハイテンションに疾走するものだから、あれよあれよという間に次の物語に飛ぶ。そんな舞台を目のあたりにセリフの一部始終を聞き逃すまい。との意気込みから首を右往左往ブレまくりながらキョロキョロするワタクシ。笑
いやはや、すんごく楽しかった!

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

物語は大ナベを囲んでのキッチング風景!何やら魔女が作る秘薬のように悪の塊みたいなおどろおどろしい物ばかりを投げ込んで作る。どうやら太陽系を作ってるようだが、出来たてホヤホヤの太陽系は回転しない。これを回転させないとヤヴァイでしょ。「回転がない。一日の概念がないぞ!」ってな話から、それぞれの神々は復讐の輪廻、つまり、復讐の連鎖によって太陽系は回転するといきつく。

死界の王、「冥王星」やらその他の惑星と創造の神々が登場し、ギリシャ神話の世界を彷彿とさせる。この中で更に「日本昔話」や「忠臣蔵」も取り入れ、雑多な物語は錯綜するが、どうやらベースになってるのは「アンネの日記」だと解釈する。「アンネの日記」での最後の日記は1944年だが、この日の日記でアンネは希望に満ちた言葉を述べている。

「復讐回帰」も終盤は希望を予兆するような終わり方をしているが、終盤までの展開はロマンなのだ。人間を地球に置いてケモノを地球から引き上げ他の星に散りばめた場面は星座を表すロマンだ。キャストのキャラクターによって全体的にコミカルな演出だが、宇宙を創世する壮大な物語だった。

太陽系の創世は神々の手から離れあまねく生命にゆだねられた。・・・と収束させる筋は、これ以外は考えられない終わり方だったと思う。ギリシャ神話にちなんだ神々の登場はワタクシにとって物凄くオモチロ可笑しいのだった。大爆笑はないものの、クスッと笑える箇所も満載だった。

ちなみに「冥王星」の名前を付けたのがベネチア・バーニー。オックスフォードの女生徒。1931年の頃、多くの人はローウエルと命名したがっていた。しかし一人の女生徒が「プルート」と言い出して、あっという間に世論がそれを支持していった。アメリカ人が発見したのにイギリス人が名前をつけるのはどういうものかという反発が勿論アメリカ国内にあったが、そのネーミングのあまりの絶妙さにやがて抵抗できなくなってしまった。という説が・・。

物語ってのは知れば知るほど面白い!

いつか失くした心のカケラ

いつか失くした心のカケラ

ぱるエンタープライズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/03/30 (火) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★

合いませんでした
うーん…発表会というかなんというか。
たどたどしい演技が目立つ目立つ。
力のある役者さんもいるものの、いまいち入りこめず。
役者の熱意とかいうよりは、上から与えられた役を教えられた通りにこなしてますって感じで自主性が見えないっつうのかな。
わくわくしなかった…。

ネタバレBOX

ストーリーは王道青春ものな感じ。
でも期待より主人公が活躍せず残念。
最終的には強制的に爽やかな気持ちにさせられるんだけど、途中でみんなで歌を歌いだしたところでは吹いてしまった。
春の遭難者

春の遭難者

B.LET’S

「劇」小劇場(東京都)

2010/04/01 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★★

再演希望
話の内容は重く、そして問題作でした。
観劇していて何が良いのか?悪いのか?
何が正解なのか?正解じゃないのか?
わかりませんでした。
男性と女性とじゃ感じ方が違うんだろうなぁと
思いながら観てました。

ネタバレBOX

話は良く出来ていて良かったと思います。
しかし美和と被害者の四人との対立のシーンで、
美和がどうやって四人を説得させるのかが最大の見せ場だと思ったのですが、そこを描かれてなかった(避けた?)のが残念でした。
それと最後で遭難者と被害者の女性達が何故、何となくいい関係になったのかも描かれていなかったのも残念でした。
作者の方がこの作品に対して消化出来て無い所が
有るのかなぁと思いました。
まだこの作品は未完成な感じがしました。
今後もう一歩踏み込んだ内容で、再演して欲しいと思いました。
役者さんは皆さん良かったです。
特に由宇役の役者さんが素晴らしかったです。
カマを持って演技するシーンが印象に残りました。
GOLDEN★HANDSHAKE

GOLDEN★HANDSHAKE

さるしげろっく

d-倉庫(東京都)

2010/03/31 (水) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★★

力いっぱい
80年~90年代の小劇場ブームの感じ、あの躍動するスポーツ的な演劇でした。

振り付けっぽいっていうか、計算された動きっていうか。
力の入れ方、間、テンポが全部設定されてる…この団体の統率感が好きだ!
とても好みの芝居でした。

一点、美術が不満。四方を囲んでる白い布があんまり綺麗じゃなかったのは仕様?
もっとケチらないでびらびら布使ってれば綺麗だったかも。

ワンドロップ

ワンドロップ

発条ロールシアター

タイニイアリス(東京都)

2010/04/01 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★

何か物足りないような感じがします。
何が言いたいのか?よくわかりませんでした。

ネタバレBOX

話はいい話なんだと思うのですが、
観劇中何か伝わるものが弱いなぁと
思いながら観てました。
良くもなく、悪くもなく、何となく終わってしまった感じでした。
もっと印象に残るものが欲しかったです。
『クロノス・ジョウンターの伝説』~『ミス・ダンデライオン』『南十字星(サザンクロス)駅で』~

『クロノス・ジョウンターの伝説』~『ミス・ダンデライオン』『南十字星(サザンクロス)駅で』~

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2010/03/12 (金) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★

西川・野方のが主人公です。
原作はクロノスが主人公らしいですが
生みの親の野方が最終的には成長して主人公になった舞台でした。
やっぱり1時間なので、気持ちの動きとか展開が早いから薄い感じ
するかもしれませんが、過去3作品の蓄積がある私には納得の話。
過去において時間が無い!
そんなクロノスっていう設定にはハーフタイムシアターが合ってるかも?
短い時間の2作上演・セットもかかるでしょうがこれからも頑張って欲しい。
野方と西川さんが重なる作品ですね、キャラメルはどんなに良くて見
★3つが限界、TBでは簡単な年表を作ってみました。

乱反射ドロップ (出演劇団) こゆび侍・本田ライダーズ・てがみ座・シンクロ少女

乱反射ドロップ (出演劇団) こゆび侍・本田ライダーズ・てがみ座・シンクロ少女

みきかせworks

ワーサルシアター(東京都)

2010/04/01 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ハッカ味
シンクロ少女 リアルですね。「カシオペア」てがみ座公演で観て好きな戯曲。他の出演者で観ると印象も変わるのかなあ?

「STN-FilmFES.№01」

「STN-FilmFES.№01」

劇団SE・TSU・NA

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2010/04/03 (土) ~ 2010/04/03 (土)公演終了

満足度★★★★

たっぷりトーク
 ゲスト やのぱん さん(SxC2007出演)さんの、なま通販、小塚舞子 さん(SxC2009出演)さんのトークがとても面白かった。
2009年版と比べたり、約2時間のトークライブが早く感じた。
こんなんもアリですね。

イカロ・トライアル

イカロ・トライアル

劇団ノコリジルモ

ぽんプラザホール(福岡県)

2010/04/02 (金) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

初々しい
赤ずきんちゃんをモチーフにした、推理裁判劇。脚本が面白かった。とはいえ、まだまだ改善の余地があると思われました。女優さんたちがかわいくて○。一方男子たちは、みんな一生懸命で初々しいけどまだまだな感じ。いずれにせよ、これから続けてがんばってほしいです。

とりあえず寝る女

とりあえず寝る女

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2010/04/02 (金) ~ 2010/04/06 (火)公演終了

満足度★★★★

家族の血
地区再開発計画が持ち上がり、立ち退きを迫られる姉妹を軸に、そこに集う一風変わった人々を描く。

当劇団初見。
ホームドラマ風でありながら、個々の登場人物の背景を丁寧に描写し、会話劇としてなかなかの出来。

時間が2時間15分と長く、途中、中だるみの感有り。
もう少し、コンパクトなるとより一層良くなるのではないか。
次回作に期待が持てる。

役者陣では、小林タクシーが出色。

ネタバレBOX

主人公の姉妹の姉は、ストレスが高ずると、ところ構わず、急に睡魔に襲われるという奇病を患う。

母の死、立ち退きなどの問題によって、頻繁に睡魔に襲われる主人公。
生まれ育ったその地を離れたくないとの思いから、立ち退き反対運動の先頭に立つことに。
そのことによって、自分の居場所を見つけた主人公は、睡魔に襲われる回数もめっきり減り。。。

と縦軸は、立ち退き問題であるものの、横軸として描かれるのは、家族の血。

姉妹はそれぞれ父親が違うと言う。
亡くなった母親は、男性が放っておくことができない色香漂う女性だった様子。
そんな血を色濃く引き継いだ妹は、そんな母親を嫌悪し、似ているといわれていることに立腹する。
一方の姉は、恋人の一度の過ちを許すことが出来ずに、男性不振の様子。
しかし、血は争えず。
終盤、主人公の姉も魔性の本性を現す。

「家族の血」を主軸におきながらも、人間の弱さ、エゴを描いた作品と受け取った。

常に最高の状態

常に最高の状態

財団、江本純子

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/07/28 (火) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

満足度★★★★

最適な5人
このお芝居で、LE DECOと毛皮族と内田慈さんが大好きになりました。

春の遭難者

春の遭難者

B.LET’S

「劇」小劇場(東京都)

2010/04/01 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★

桜の季節ですね。
お話も演技もとても真剣。困難な状況から立ち直る過程には,きれいごとでないぶつかり合いとか、金銭的な苦労とかあると思います。そのプロセスの現場に少しの時間関わったと思えばいいのかな?見ていて楽しいという感じではなかったけれど,こういうテーマに取り組もうと思い上演した強いお気持ちは感じます。

ネタバレBOX

なんだか違和感を感じたのは,...スーパーの若奥さんは性格と演技が一致していたけれど,小屋主の女性が普段はとっても優しい人にあんまりみえなかったかも。


乱反射ドロップ (出演劇団) こゆび侍・本田ライダーズ・てがみ座・シンクロ少女

乱反射ドロップ (出演劇団) こゆび侍・本田ライダーズ・てがみ座・シンクロ少女

みきかせworks

ワーサルシアター(東京都)

2010/04/01 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★

イチゴ味
リーディング初体験。こゆび侍、フンコロガシからアリ。蟻地獄が切ない。
本田ライダース初見。本公演を観たいと思います。

そのときがきたら~映画監督山中貞雄の青春~

そのときがきたら~映画監督山中貞雄の青春~

カラフル企画

座・高円寺1(東京都)

2010/04/03 (土) ~ 2010/04/11 (日)公演終了

満足度★★★★

とにかく楽しい!
先に申し上げておきますが、このタイトルは重複しております。先にワタクシが情報をUPした後、またUPされたようです。こちらは削除できません。既に書き込みがあるからです。こりっち事務局でなんとかするでしょうけれど、中々気付かないようですので、書き込みました。

追加です。【何故、こちらが先にUPした情報に「重複」をつけるのです?付けるなら検索せずに後からUPした「プリエール」さんの情報に「重複」と付けるべきでしょう?何考えてるんですか!こりっちは!4/7日】

さて、物語は歌あり~の、踊りあり~の、ショーと芝居がMIXされた内容。

以下はネタばれBOXにて。。


ネタバレBOX

今回の目玉は映画監督、山中貞雄の母役のキャスト・西山水木ではないだろうか?山中ヨソのキャラクターが実に楽しいのだ。元来の楽天ぶりと彼女の発するセリフで観客を笑わせたのは間違いない。脚本家の意図はこの人物をナビ役とコミカルさを露出させる事によって、舞台に漂う空気感をカラッとしたものに作り上げたかったのだと思う。家庭の雰囲気を作り上げるのはいつの世も女性だと思うのだが、やはり女性は太陽に限るのだ。

舞台は山中貞雄の生い立ちから家庭環境、映画を作る事を夢見てマキノ監督に弟子入りした経緯から死ぬまでを、コメディタッチで描く。劇中、監督のアラカン、滝沢英輔、稲垣浩、鈴木挑作らと脚本家の三村伸太郎、藤井、八尋なども登場させる。ワタクシはあまり存じ上げないが、彼らを知る世代にはたまらないのではないだろうか?

更に、『丹下左膳余話・百万両の壺』の題材となった市太郎(次男)の放蕩ぶりなども紹介し、ヨソが亡くなった後も、ヨソは生きてるかのように霊となって活躍するのだ。そんなだから湿った材料は何処にもなくて、むしろゆったりと楽しめる娯楽舞台なのだ。終盤、貞雄にも遂に召集令状が届き戦地に行くが、軍隊の行進も魅せる。彼は戦地で散ったのだが、『人情紙風船』の紙風船が天から舞い降りる演出はやはり胸を打つ。

何かをこの世に残すという事。それは人々の記憶がある限り永遠なのだと感じた。素敵な舞台でした。

エ キ ス ポ 【満員御礼!!】 

エ キ ス ポ 【満員御礼!!】 

トランジスタone

ザ・ポケット(東京都)

2010/03/31 (水) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★★

懐かしい風景
1970年にはもちろん生きてはいない。映像も音楽もテレビや映画で見たことがあるだけ。ただ物心ついたころにもあのような風景は一部残っていたような気がする。舞台設定は細かい。襖の汚れとか雑草の生え具合とか,ちゃぶ台とか。そして役者さんの演技は上手い。ごちゃごちゃした人間模様とも調和して,映画を観ているようでもあった。劇的な出来事が起こるわけではないが,万博があった時代風景を切り取った好印象の舞台だったと思う。

謝罪の罪

謝罪の罪

ペンギンプルペイルパイルズ

ザ・スズナリ(東京都)

2010/03/19 (金) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★★

10周年記念公演
この日2本目
その前に観てきたのが新感線の30周年『薔薇とサムライ』で
こちらも10周年記念公演。
いろいろな面で真逆な2作品だったが、
個人的にはペンギン~の方がおもしろかった!

なんかよく分かんない部分は結構あるが
会話のズレ具合が笑える。
セリフのエコーのかかり具合だけで
笑いが起こる雰囲気もある意味独特。

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