
家の内臓【作・演出 前田司郎】
アル☆カンパニー
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2010/05/21 (金) ~ 2010/05/30 (日)公演終了
満足度★★★★
必見のめんどうくささ
もっと淡々とした感じの作品と思いきや、
つぼにズボズボとはいって
笑ってしまった・・・。
詰まった距離感と温度に
やられました

『妖怪レストラン 2D』
THE 黒帯
アイピット目白(東京都)
2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★
幼児向き
学芸会みたいな妖怪芝居。構成が散漫過ぎるのと、ストーリーとキャストらの演技もぐだぐだで緩い。
以下はネタばれBOXにて。。

めぐるめく
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2010/05/21 (金) ~ 2010/05/30 (日)公演終了
今後にも注目
カンパニー初見。
高低差のあるセットを活かしきった演出が楽しい。
ほかにも演出のアイデアが盛りだくさんで、
そのホンの描こうとした繊細さが
希薄になってしまったかもしれない。
客演ブラジルの辰巳氏の味のある演技が印象的。

Do!太宰
ブルドッキングヘッドロック
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2010/05/14 (金) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★
やっとこさ・・・!
初ブルです!ようやく観劇することができました。
この作品でヨカッタ。舞台、物語の構成力に唸りました。
空間いっぱいに役者たち。それぞれの人物たちの個々の物語が
縦横無尽に連なってひとつの大きな絵になり、等身大のドラマを描いてました。太宰知らなくても、十分楽しめます。
途中、若干、長さを感じる部分もありましたが笑、トータル的にセンスよいですよね★
その昔、知りえた懐かしい人々の姿も目にし、感慨ひとしおです。
ともあれ、今後もぜひ頑張ってほしいです!!

どこまでもゆける
水写
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★
疲れた
でだしから高校の演劇部員が必死に・・・・みたいな印象が強かった。
出演者、あるいは作・演出側は満足しているかもしれないが、見ている側はちょっと疲れてしまった。
3部めはなんとか観られましたが、全体に力が入りすぎ、かな。
ま、好みの問題なので、否定する気はありません。

プランクトンの踊り場
イキウメ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2010/05/08 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
その時空
他の人の言うように、恐ろしく簡素な舞台がどんどん転換していく。
ある時は東京のオフィス、ある時は地方都市の開店間際のお店、
喫茶店 etc etc... 回転ドア式に展開する仕切りを挟んでどんどん
展開していく。 その有様がなんかすんごくスマートだった。
スマートといえば、役者達。 なんか皆恐ろしく役柄に合っていて
見事としか。 安井順平の、相当引きこもり入った兄と、伊勢佳世の、
妹とのすっ飛んだやり取りに何度笑ったことか…。
このようにコメディ要素も魅せる要素も高く、初心者から玄人まで楽しめる
高レベルな作品だと思います。

暴くな
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2010/05/15 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★
不知火チームを観劇
2時間てんこ盛りのバカ騒ぎ。
犬と串、初めて観たが面白いと思うことは何でも
詰め込むサービス精神は確かに感じられた。
背もたれのないベンチシートに蒸し暑い場内は、
人生の半ばを過ぎた腰痛持ちには辛かった。
が、心地良い疲労感で家路に着けた。
雲龍チームも観たいが、体がついていかないかな。

露出狂
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/05/19 (水) ~ 2010/05/31 (月)公演終了
満足度★★★★★
女だらけ!
劇団初の女性ばかりの舞台。
色めかしい乙女たちが蠢く約100分は圧巻です。
友達とは何かを考えさせられる舞台でした。

聖火の献立
タッタタ探検組合
劇場MOMO(東京都)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★
( ・∇・) !!
ファンタジーな感じは良かったです。舞台はとてもかわいかった。
よくトンカツ屋で,豚がかわいく笑ってる看板を見て・・・「食べられてしまうのになぜ愛想よくするの?」と思っていたのを思い出しました。そんな感じですか?
見てその場で楽しむお芝居ですね。

「柵の中の鬼ごっこ」「熱海殺人事件~友よ、いま君は風に吹かれて」「売春捜査官」
北区つかこうへい劇団
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2010/05/15 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★
熱海殺人事件
机が2つといすのシンプルな舞台で,こんな濃い物語が展開できるんだ!・・・とびっくりしてから,何回か,熱海は見させていただいてます。どのバージョンも大好きです!今回は,木村伝兵衛部長刑事がよかった・・・哀愁漂う感じ出てました!また川端さんの木村伝兵衛部長刑事で違うバージョンで見てみたいです。

Do!太宰
ブルドッキングヘッドロック
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2010/05/14 (金) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

寸劇役者に花道を
LIVES(ライヴズ)
笹塚ファクトリー(東京都)
2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★
集大成なのか?
[Dear My Hero][ROPPOHGI NIGHTS]と重なる部分はあるものの、全体的に楽しめた。LIVESの公演は殆ど観続けてきたものだから、過去に公演した作品を一部でも再演されると、ワタクシとしては興味が削がれてしまうのは否めない。石橋のかちゅぜつが問題。会場は大入り満員でパイプ椅子が出るほどでした。
以下はネタばれBOXにて。

修学旅行
渡辺源四郎商店
リンクモア平安閣市民ホール(青森市民ホール)(青森県)
2010/05/21 (金) ~ 2010/05/21 (金)公演終了
満足度★★★★★
また観られてラッキー
年輪を重ねて、高校生から実年齢は離れていくキャストたちだが、経験も上乗せされているから、より巧く、より面白くなったと痛感。
この作品の深さは相変わらず。無料公演の観客論はまた別の問題かと思う。いい時間だった。

「ユー・アー・マイン」
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
駅前劇場(東京都)
2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

プランクトンの踊り場
イキウメ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2010/05/08 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしいギミック
そのアイデアと展開に、いつも唸ってしまうイキウメ。前川さんの作品を観るのは3本目ですが、今回も炸裂してました!
練られたストーリーに小気味よいセリフ、想像力をかき立てる舞台演出とどれをとっても本当に素晴らしい。
補助席まで出ていましたが、納得の作品です。

「ヒッキー・カンクーントルネード」の旅 2010
ハイバイ
アトリエヘリコプター(東京都)
2010/05/16 (日) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★
経験組鑑賞
去年、ハイバイでやった「て」も岩井さんの実体験を元にした作品で
傑作だったが、それに比べると。。。
確かに笑える所も多くて面白いけど
岩井さん自身で自分の役を自ら演じていることへの違和感なのかな?
どうもいま1つ話に入っていけなかった。
「て」では家族間に流れる微妙な空気が観ててたまらなく面白かったが、
今回はそういうのをあんま感じなかった。
次回に期待というか
前売り券買っていたで初めて組もう一回観にいく予定。

めぐるめく
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2010/05/21 (金) ~ 2010/05/30 (日)公演終了
満足度★★★★
初KAKUTA
名前は前から知っていたけど、観る機会がなかったKAKUTAをやっと観ることができました。
ウェルメイドな作品で、物語も演出もわかりやすく、役者の演技も良くて楽しめました。
立体的に作られたセットを活かした、スピーディーな場面転換が良かったです。
個人的にはもっと実験的なこともやって欲しく思いました(今回が初だったので、他の作品ではそういうのもやっているのかも知れませんが…)。

めぐるめく
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2010/05/21 (金) ~ 2010/05/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
‘素敵’に‘絶妙’なKAKUTAの演劇!
KAKUTAさんを観て劇場を後にする時、「いい芝居を観たなぁ」って、とにかく素直にそう思わされます。「やられた」「そうきたか」「今のセリフいいな」そんな細かい感想よりもとにかく「いい芝居だった」そう思わせてくれます。こんな純粋な感想を持たせてくれる劇団さん、なかなかないのではないでしょうか?ド派手な演出や流行りの構成、そういうものに頼らないくても‘素敵’です、‘絶妙’です。安心して舞台と向き合えます。そこから生まれる優しい安定感が、こんなストレートな感想を引き出してくれるのかもわかりません。…うまく書けませんが(苦笑)。
今回も思いっきり「いい芝居」観させて頂きました。
役者さんも皆さん、存在感・説得力・愛らしさ…バッチリ揃って魅力的でらっしゃいました。中でも今回はブラジルの辰巳さんが必見。辰巳さん、久々に拝見しましたが、その魅力にますます磨きがかかってきたように思います。
KAKUTAさん、良い劇団さんです。おススメです。

2人の夫とわたしの事情
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2010/04/17 (土) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★
これで9000円は高いなー
ケラさんの舞台好きだから
最近は欠かさずに観ているし、今回もキャスト豪華で魅力的なので
高いチケット代払って行ってきました。
確かに舞台美術も豪華だし、
役者さんも主役の3人も脇を固める人たちも良かった。
特に段田さん、いいなあー。 さすが元・夢の遊眠社!
話も笑いどころ多いんだけど
いつものケラさんの舞台に比べると
クセがないというか、毒が足りない気が。。。
原作が別の人だから当然といえば当然だけど。

Do!太宰
ブルドッキングヘッドロック
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2010/05/14 (金) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
細かいエピソードがうねり、大きな物語を作り上げた
様々なエピソードは、物語の縦糸や横糸で、ちょっとだけ視線を離すと、そこには俳優たちや舞台装置などがきらきら輝く、大きなタペストリーが出来上がっていた。
そんな舞台だった。
大人数の出演者がいて、さらに彼らが何役も、役名のある登場人物を演じる。
そして、ダイナミックで奥行きのある舞台装置と、その転換、さらに物語の構成と演出は素晴らしい。
息の飲んで見入ってしまった。
激しい台詞のやり取りはない。むしろ、柔軟さのようなものを感じた。
ユーモアもあるし。
そして、この舞台は、10周年を迎えた、劇団、というより、そこにうごめく個々人の「表現者」としての宣言でもあったように思えた