最新の観てきた!クチコミ一覧

160961-160980件 / 191717件中
マグロを釣るつもりじゃなかった

マグロを釣るつもりじゃなかった

Theatre劇団子

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

家族に会いたくなりました
家族をテーマにした作品の中で最高傑作じゃないか、と思った。
人間ならば「家族」って永遠のテーマじゃないですか。ものすごく考えさせられて、ものすごく共感させられて、そして家族に会いたくなる。大事にしなきゃなあって思う。お盆は実家にちゃんと帰って、精霊馬作って、お墓参りに行こうって思う。
ハンケチ必須。
キャラクター全員をこれだけ愛せる劇団さんって、よく考えるとあまりない。全員愛しい。頑張って生きてる。

ネタバレBOX

「マグロ」の意味がそういう意味だとは、想像もしませんでした。
言われてみれば、うちも銚子のほうなので鴨川文化に近いといえば近い。「マグロ」って言いますね。

トークイベントおもしろかったです。
8日マチネは阿部さんの「もんじゃ食ってキス♪」大爆笑でした。3曲全部聴きたかったなあ。
バカとロミオとジュリエット

バカとロミオとジュリエット

劇団FREE SIZE

ザ・ポケット(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

オススメです♪
とても面白かったです!
今まで数々の小劇場の芝居観てきましたが純粋に楽しめました♪

主宰のコンセプトにある、『芝居を観た事のない人が観ても面白い作品』の通り、非常にシンプルでわかりやすく、俳優の台詞と共にダイレクトに身体に伝わってくる作品でした。
かといって、ただ単純で浅いわけではなく、人間の本質を鋭い視点と客観性をもって見つめ、何度も何度もフィルターにかけた結果、笑いの中にも切なさが表現されていて見応えがありました。

お芝居に興味のなかった友人達にも、
自信を持ってオススメできる舞台です♪

私的解剖実験-5

私的解剖実験-5

手塚夏子

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/06/25 (金) ~ 2010/06/28 (月)公演終了

満足度★★★

今度本公演見てみます
んー…何かやりたいのがあって、それが一貫しているのはわかるのですが、面白みまで行かなかった…あ、もっと安かったりしたら面白いと思うんですけど。見せ物としては受け取れなかった。
まあ、実験、だからか…

愛死に【ご来場ありがとうございました。】

愛死に【ご来場ありがとうございました。】

FUKAIPRODUCE羽衣

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/06/12 (土) ~ 2010/06/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

愛と孤独をもらった
噂に聞いては居たが、初めて見た羽衣。
もっと泥臭いのかと思ってたら結構洗練された感じでびっくり。そこがちょっぴりガッカリ。ただ見終わったら、無性に寂しくて寂しくて人が恋しくなりました。また見たい。

『カンヅメ!』

『カンヅメ!』

劇団与太組

小劇場 楽園(東京都)

2010/07/06 (火) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★

あまりにもつまらない芝居でした
旗揚げなのでこんなこと書くのはどうか・・?とも思ったけれど途中、退席される観客もいました。そのくらいだらだらなエンゲキ。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

「一軒家で暮らす“ぐだぐだ”な共同生活」と説明にあるとおり、本がぐだぐだ。キャストがどうのこうのではなく、あまりにも脚本が雑で終盤近くまで、まったくもって、何のうねりもない。観劇すれば解るが、途中で退席したいほどだった。

それでも後半にすこ~しだけ、夢や希望への意気込みやら、やりたいことをやったほうがいい。みたいな展開にはなったけれど、そこにたどり着くまでの情景がだらだらと長い。で、飽きる。以上。
8割世界番外公演『欲の整理術』×『ガハハで顎を痛めた日』

8割世界番外公演『欲の整理術』×『ガハハで顎を痛めた日』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

ART THEATER かもめ座(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★

題名の由来が良く分かりませんが、
不思議な前提の話と、現実的な話の2本立て、満喫しました。

ネタバレBOX

『欲の整理術』では、何で豚なのか終始気になって気になって。

外の豚は洋服着てるのかな…?!

『ガハハで顎を痛めた日』、中途で先生になろうとする人たちは志が高く熱い人が多いですね。ホームルームのシミュレーションもたくさんやってるんだ。

脇で女子中学生二人がうだうだしていて、先生の卵たちと交互に演技をしていました。ちょっと不思議な光景でしたが、うだうだではなく、あれが普通の女子中学生の実態なんですね。だらしなくスカートパタパタもするけれど、結構悩みを相談したりもするんだ。

先生も生徒を真剣に見守ってあげてねというテーマ、優しいです!

こばや紙…、私も学生のとき、背広でやられました。何十年経っても同じような手口があるんですね。
青い鳥の群れ/靴

青い鳥の群れ/靴

劇団820製作所

pit北/区域(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★

ガレキの街の表現は圧巻
なにもそこまで小難しくせんでも…というのが正直なところ。
抽象表現も嫌いではないが、本作の場合は「この解釈でイイのかしらん?」と自信がなくなることしばしば…って、自らの解釈力不足を棚上げしてる?(爆)
一方、終盤でのガレキの街の表現方法は圧巻!

バカとロミオとジュリエット

バカとロミオとジュリエット

劇団FREE SIZE

ザ・ポケット(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★

七夕に観劇
ロミオとジュリエット…なんて古典なと密かに思いつつ観劇しに行きました。
観てびっくり…

笑ってストレス発散した後、ちょっとほろってさせられ…
ここ最近の日常を忘れられる90分でした。

時間の調整出来たらもう一回観ちゃおうかなぁって感じです。

8割世界番外公演『欲の整理術』×『ガハハで顎を痛めた日』

8割世界番外公演『欲の整理術』×『ガハハで顎を痛めた日』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

ART THEATER かもめ座(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★

必ずしもコメディーに固執しないことが勝因
当劇団初見。
舘そらみの劇作のファンであることから、観劇。
コメディー劇団と舘そらみというまったく異質な存在が交わるとき、どのような融合が見られるか期待を寄せての観劇であった。

30分のショートショート「欲の整理術」と1時間強の「ガハハで顎を痛めた日」の2本立て。
「ガハハ」は相応に楽しめる作品として仕上がっていた。

ネタバレBOX

まず、「欲の整理術」であるが、映画「猿の惑星」ならぬ、「豚の惑星」よろしく、豚に支配される世界における人間たちの反乱を描いたシニカルな作品。
知能を身に付けた豚が闊歩する世界において、圧政に耐えきれなくなった一部の人間が起こす革命の顛末を描くが、脚本の問題なのか、シリアスなストーリーをむりやり、コメディ仕立てにしようとした演出と脚本のミスマッチのせいなのか、メッセージがまるっきり伝わってこず、残念な作品となってしまった。

「やはりコメディーと舘の作品の融合は難しいのか、、、」という気配が充満し始めたころ、開演となった「ガハハで顎を痛めた日」は、そんな空気を大きく変える良質な作品であった。

舞台は着任を翌日に控えた新米中学教師たちの研修所。かれらは今停滞する教育界に風穴をあけるべく採用された社会人経験のある中途採用者たち。
かれらは、来る教師生活に備えて、教師役と生徒役に分かれて、いくつかのシチュエーションを模擬的に演じてみる。テーマは、「暴力」、「窃盗」、「いじめ」等々。
登場する5人の新米教師たちは、それぞれ、経歴も個性も異なり、教師を志したきっかけも異なる。しかし、ロールプレイングを通じて、一人ひとりが抱える不安が明らかになるとともに、かれらがこれから訪れるであろう困難に真しに立ち向かおうと考えているひたむきさがひしひしと伝わってきた。
また、各ロールプレイングの合間には、かれらが明日から担任するであろう中学生たちの日常が描かれ、ピリリとアクセントを加えている。

「ガハハ~」はコメディータッチで描かれることはなく、舘の脚本を十分に理解していたことが良質な作品を生み出すことができた勝因であったように思う。

8割世界には、コメディーにこだわらず、いろいろな作品に取り組んでほしいと願う。また、それを可能とする演出家、役者陣がいると感じた。

2番目、或いは3番目

2番目、或いは3番目

ナイロン100℃

日本特殊陶業市民会館(愛知県)

2010/07/22 (木) ~ 2010/07/22 (木)公演終了

満足度★★★★★

とっても面白かったです!!
このお芝居の感想を、絵と文にしましたので、よろしかったら覗いてみてください。→http://blue.ap.teacup.com/chigusa/

空いっぱい

空いっぱい

アンティークス

OFF・OFFシアター(東京都)

2010/07/01 (木) ~ 2010/07/05 (月)公演終了

満足度★★★★

ちょっとせつない
脚本は面白かったです。
商業演劇で派手な効果を用いるならともかく、小劇場でのパラレルワールド物は難しいと感じました。

ラストは寂しさもあるけれど、素敵な終わらせ方だと思います。

ネタバレBOX

目新しさはないけれど、多数の複線も最後にはちゃんと回収されていて、よく纏まっていていい脚本だったと思います。
ただ、舞台よりは映像向きかなと感じました。
舞台も映像もどちらも『良い箇所・悪い箇所』はありますが、今回の作品は舞台よりも映像化に可能性を感じました。

空を見上げて星を探す。すぐには見つからないかもしれないけれど、じっと見ているとだんだん見えてくるものもある。
見えないからとすぐに諦めるのも、見えるまで見つめてみるのも、同じ自分。
見方を変えるだけで、たくさんの今まで見えなかったものが見える事もある。
素敵なメッセージが込められた作品だと思います。
一定物語

一定物語

忍びこみ

OFF・OFFシアター(東京都)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/28 (月)公演終了

20100626
。・`ω´・)ノ

欲望の海

欲望の海

BeSeTo演劇祭

新国立劇場 中劇場(東京都)

2010/07/06 (火) ~ 2010/07/07 (水)公演終了

満足度★★★

初、中国伝統演劇
熱中するような面白さはありませんでしたが、中国の伝統的演劇を観るのは初めてだったので興味深かったです。
物語は欲望に動かされて破滅して行く家族というものでした。
役者は歌うシーンが多くてオペラみたいでした。素舞台で、たまに椅子が出てくるだけの美術で、同時に舞台上に出てくる人数も2、3人だったので、新国中劇場の空間を持て余しているように感じました。もう少しコンパクトな劇場でPAなしで上演すればもっと楽しめそうと思いました。

真夜中のパーティー

真夜中のパーティー

ネルケプランニング

PARCO劇場(東京都)

2010/07/04 (日) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★

観ました。
ゲイの疎外感・孤独感を描いた、重みのある作品でした。前半はところどころに笑いがあり、だんだんシリアスになって行く演出は、奇を衒わない分かりやすいものだったと思います。
主役のマイケルを演じた阿部力さんの台詞が聞き取りにくい箇所が多くて残念。村杉蝉之助が演じたアンソニーのキャラ作りが独特で良かったです。

「精跡-SEISEKI-」

「精跡-SEISEKI-」

角角ストロガのフ

サンモールスタジオ(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

角田ルミのエロリズムワールド
少子化が進み、政府が出した女性の奴隷制度。その結果、精液がどんな価値観をもたらすことになったかが今回の昇天、いあ、違う。焦点。笑)・・・

以前も「角角ストロガのフ 」の公演を観た時、脚本家は男性だとばかり思ってた。だってその表現方法といい、モロシモネタといいアニメ的だったから。そのアニメも少年ジャンプではなく、ヤングジャンプのノリ。女性ながらあっぱれ!の粋。

・・・・まず、この舞台は感覚で観たほうがいい。だから結果がどうだとか、リアルの勝負だとか、そういう一般常識の世界ではない。それを度外視したファンキーで破壊力のある芝居だ。



以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

国家繁栄法で打ち出した策は女性に子供を生ませること。つまり子供を生むための機械だ。その為には優良な精子が必要だ。更に障害者優遇制度の為、障害者の精子にはポイントが付き、高額で売買される。ここに目をつけた業者は国の施策に乗っかって障害者の精子を取るために女性の奴隷にランクと番号をふり口や手を使って男性の精液を取る手伝いをさせる。

物語は3人のセックスボランティアとして監禁された3人の女性(奴隷ハウス)、1028号・3333号・2573号。彼女らと精子を管理する精子バンクの職員ら、そこで働くドクターとその家族。牛乳売り。ひよこ屋。これらの描写を舞台の右、左、中央、後方で同時に動かす。だから観ているワタクシの目はあっちにキョロキョロ、こっちにキョロキョロ、セックスのシーンではしばし、凝視なんかしちゃって、ハアハアしながら留まることを知らない。笑

挙句、障害者の精子が高額で取引されるのを知ったひよこ屋は障害者のふりして奴隷を強姦しちゃうのだから、本人は「ヤリ得」なんてニヤつく。そうして妊娠する奴隷。お腹に子がいるとお腹が空くがまともな食事を貰えない2573号は1028号の善意で彼女の両腕を食べる。その代償にすくすくと育つ胎児。

一方で知的障害の子を抱えたドクターの家族では妻がかまってもらえないストレスに苦しみ、自ら奴隷に志願する。そしてセックスし放題になり、挙句、子供の知的障害が快方に向かうと今度は教育ママに変貌するという、人間が持ち合わせている底のない欲望をも描写し、また一方で施設での人事配属でも足の引っ張り合いを描写する。

人間の心理とセックスと人間関係は一心同体のように常に隣りあわせでいつ自分が転落するかなんてわからない。だから、ぐるぐる巡る人事や支配されるもの、支配する者の情景が絶妙で軽快だった。

好みは割れるかもしれない。だけれどこの物語は実在するものではないし、所詮、芝居は嘘話だ。その嘘話で観客を楽しませる、という面においては成功だったように思う。演出もキャストらも○、強いて言うならオスカープロの森山が自意識過剰な演技力だった。鈴木ハルニは流石の演技力。未だに「劇団コーヒー牛乳改めゲキバカ」との添付があったが、ゲキバカの浸透力がないなら元に戻せば?笑

世界観はヤンジャン!笑
90%VIRGIN / 終末の天気【満員御礼!無事に終了いたしました。ありがとうございました!!】

90%VIRGIN / 終末の天気【満員御礼!無事に終了いたしました。ありがとうございました!!】

エムキチビート

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/07/06 (火) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★

納涼気分で楽しめた/彦星
七夕の夜、彦星バージョンを観ました。エムキチビート、初見です。自分の場合、「初見の劇団を番外や企画公演から」というケースがけっこう多く、幸いにほとんどはずれがないです。
若者がワイワイやってるような作品は好みではないので、ふだんなら選ばなかったと思うのですが、今回、ご推薦があったので観ました。
適度な上演時間の2本立て企画、面白くて結構笑わせてもらい、ゲリラ豪雨や蒸し暑い夜が続いてゲンナリしていたところ、よき納涼となりました。

ネタバレBOX

役名は一部を除いて役者の名前をそのまま使っている。

「90%VIRGIN」
MUのハセガワアユムの初期の名作のカヴァー。
かっ飛ばしたハイスクールが舞台(・・・って日本の学制でハイスクールの呼称はないけど)。ミスチルのCDが割られてばら撒かれる事件が起き、軽音部が疑われて部室を取り上げられ、合唱コンクールでミスチルを歌うことを教師に強制され、部員たち(和田亮一、岡田NIY、秋澤弥里)は腐っている。
岡田は部の消滅を救った新入部員でドラム担当、使い走りをさせられ、リーダーの和田は高校中退して音楽留学したいと考えている。
軽音部の顧問で現代国語の教師(川添美和)を変態体育エロ教師(渡辺慎平)が追いかけ回し、W不倫へ?
高校中退した元サーファーのDJロック(長谷川恵一郎)を尊敬する岡田。CDを割った犯人で謎の変態中学生ミツル=三二六(太田守信)は両親の不和で大人不信が強い。部員たちにみつかり、トイレに監禁されてしまう。
女生徒秋澤の彼氏が怒って教員室に乗り込んでいる間、DJロックが和田に説教を始めて・・・。
エロ教師の渡辺(本当に昴の人?笑)とドラムの岡田、どう見てもチュウボウに見えない太田が面白い。

「終末の天気。」
地方都市の高校演劇部。金曜日の午後、この週末に巨大隕石が落下し、世界は終わってしまうという中で、部員たちは「世界の終わり」という芝居の稽古をしている。
主役のすずきぺこ、親知らずを抜いた翌日で痛みがひどい和田亮一、演出家の若宮亮。和田はすずきに好意を抱いているが相手にされない。平田オリザファンのすずきとつかこうへいファンの和田が言い合いをする場面が可笑しい。にわか勉強で野田秀樹しか知らない演劇部顧問(長谷川恵一郎)。校内をくまなく回って点検している用務員(漣圭佑)。顧問の同級生で演劇部のOG大杉さほりは東京で女優から舞台スタッフに転向し、母校を訪ねてくる。すずきは小学生のとき観に来た文化祭で「夏の夜の夢」のパックを演じた大杉に憧れてこの学校に入学したという。和田に因縁をつけて追い回し、定番の台詞を連発する不良生徒(藤沼豊)と、ちょっと不気味な醒めた不良生徒(田中裕二)。
すずきは、明日世界が終わるというときに、意味のない稽古を続けることに苛立っている。「世界の終わり」はいまは東京にいる同級生(川添美和)が書いた脚本で、あと2ページ分が未完で、川添から原稿が届くのを演出の若宮が待っている。3人は将来、東京の大学に進んで劇団を立ち上げようと誓ったのだ。大杉が実は川添の急死を告げに学校に来たことがわかり、ショックを受けるすずきと若宮。最期のときが迫ってきて・・・。
ここにいる人たちは、みな、ここしか居場所がないと思い、集まってきたのだった。用務員の漣と顧問の長谷川の演技が印象に残った。
長谷川はDJとはまったく違う役どころを鮮やかに演じ分けた。くろいぬパレードの役者さんは客演で時折観ているが長谷川の舞台は初めて観た。脚本家・川添美和が演出家・若宮の前に現れて心情を語る場面、長台詞が流れて心に響いてこないのが残念。川添は演劇部の女生徒役より人妻の軽音部の顧問教師役のほうが似合っていると思った(あくまで私見)。
終末の日が明日に迫ったら、自分はどう過ごすのか、考えさせられた。

2作品は共に高校の部活を描き、暴れ者が騒動を起こすさなか、恋の告白があったり、先輩が後輩を説得したり、微妙な共通点があるのが興味深い。「90%」の軽音部部員を演じた和田が「終末-」で「オレ、本当は演劇よりバンドがやりたくて。軽音部とか・・・」と言う。
両バージョン観たという人が「彦星のほうが配役が合ってる」と話していた。自分としては、太田の演劇部顧問と、岡田の用務員も観てみたかった気がするが時間がなく残念。
七夕企画にちなみ、スタッフが男女共に浴衣姿で接客。帰り際、エレベーター前で岡田NIYが「よかったらまたいつか観にきてください。本日はご来場どうもありがとうございました」と丁寧に一礼し、見送ってくれたのがさわやかで心に残った(もちろん彼とは知り合いではない)。公演というのは作品だけでなく、こういうちょっとした心配りが大切だと思う。
エムキチビート、また観に来たいです!

「アセンション・ミロク」

「アセンション・ミロク」

演劇ユニット トレランス

あうるすぽっと(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/13 (火)公演終了

満足度★★★★

意外!!
「あうるすぽっと」に行くのが初めてなら、「演劇ユニット トレランス」の舞台を観るのも初めて。チラシを観ると「なんだか重そうだなあ」とか「どんな内容なんだろう?宗教関係か?」という一抹の不安もあったが、SFチックな現代劇で、これが大当たり!!作・演出の上杉祥三氏(出演)のセンスはかなり冴えている。チケット代に見合うだけの満足感が得られた。例えていうなれば、お寺で住職からありがたい話を聞いたような感じ。成るほどと納得し、腹八分の食事をごちそううになったような心身ともに満足感が得られた。途中、懐メロ(60年代、70年代)がSEで使われ、アップテンポな展開も楽しめた。そしてジョン・レノン、イマジネーション・・・・・。劇中のキーワード4つは実生活の中でももっと使うべきだろう。惜しかったのは、SEとセリフが重なって聞こえにくかったこと。

東京ノート

東京ノート

BeSeTo演劇祭

新国立劇場 特設会場(東京都)

2010/07/02 (金) ~ 2010/07/17 (土)公演終了

満足度★★★★

東京ノート・日中韓3カ国語版
新国立劇場エントランスから中劇場へ向かう大階段がランドスケープに。日中韓3カ国語が発せられることで、世界の中のアジアが見えるようでした。特設劇場は公演期間中にバラし・建て込みもしているようです。またとない機会だと思います。音響機材がミラクルな仕事をしているようで、セリフが聴こえないなどの心配もありません。

ネタバレBOX

夫に浮気を告白された妻とその義理の姉が向き合う最後の場面は、いつも胸にぐっと来ます。美術館を舞台にしたこの作品で、客席に座る観客も「見ること」「見られること」の両方を体験し考えることができるように思います。
通行人を含め、出演者の多い芝居です。贅沢。
Wannabe

Wannabe

柿喰う客

アトリエ春風舎(東京都)

2010/06/29 (火) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★★

何を書いてもネタバレになりそうなので
とりあえずネタバレへ。

ネタバレBOX

まずは、この舞台に合わせて、exciteの力を借りて感想を英文にしてみよう。
単に、コピペして、<翻訳>のボタンを押しただけなので、正しい英文かどうかはわからないが(笑)。

The actor from three countries all over Japan-South Korea performs it.
Therefore, it was not actually so though had thought that passing each other of the difference etc. of the culture was shown to be interesting. It was a story that positive people were doing happily managed by starting make it for the girlfriend in a different country even if communications were taken so that there were very not all, and the word did not run neatly in addition.

Considerably, it was not such development though shut rapidly after [shichimi] (All official titles were the real names or aliases from the real name) appeared the stage, and thought that something started here though continued heart-warming atmosphere either. [De] and that. [Yurika] that appears next blows in an eerie wind, and it rushes into last the ghost story story when thinking (Was this a little cramped?).

Footsteps named [dotadota] of last are impressive. This feeling is good.
And, though this development does.
I think it was interesting though it was a work of only about 60 minutes.

Moreover, most was unexpectedly safe though had not imagined with whole volume English surely. [Hiyo] and what?、Is the western-style painting seeing OK without the title?It seemed inadvertently to misunderstand it. ) ..doing however it when misunderstanding it apparently.. ..it is.. ..(.. ..laugh..
It might be easy for me to have understood according to the after toque because broken of that was excellent, broken do English, and existed in the extension of having learnt that most Japanese are the junior high schools and the high schools because inside residence wrote the scenario in English.

The scene that meant, existed more as the Japanese spoke in Japanese mutually, was talking by the mother tongue mutually indeed (Laugh) by Chinese or the South Korean, and confused the spectator (Japanese spectator) was, and thought that it might have been able to share a mysterious experience of union between these foreign countries.

Which person is person in the country where is happy not to understand until the mother tongue is spoken ..it.. ..bringing together [to]...
Therefore, it thinks whether even only whole volume English was really interesting.

Then, seeming the happiness of the people who were performing it anyway remained in the impression.
Especially, the after toque :.


日韓中の3つの国からの役者が演じる。
だから、もう、文化の違いとか、なんか、そんな感じのすれ違いを面白く見せてくれるのかと思っていたら、そんな感じではなかった。それなりにコミュニケーションをとっていて、言葉がきちんと通じなくても、異なる国のガールフレンドまでつくろうとするぐらいに、前向きな人たちで、なんとか楽しくやっているという話だった。

結構、ほのぼのした雰囲気が続くのだが、シチミ(全員の役名は、本名または本名からの呼び名のようだった)が登場してから、急激に舞台が締まり、ここから何かが始まるのか、と思っていたが、そういう展開でもなかった。で、あれ? と思っていたら、次に登場したユリカが、不気味な風を舞台に吹かせて、怪談話的なラストに突入する(これは、少々わかりにくかったかも)。

ラストのどたどたという靴音が印象的だ。この感じはいい。
そして、この展開は、さすが! 

わずか60分ぐらいの作品だったけど、面白かったなぁと思う。

また、まさか、ほとんど全編英語とは思ってもみなかったが、意外と大丈夫だった。ひよっとしたら、何?、字幕なしで洋画とか観るのもOKということか? と、つい勘違いしそうだった。だけどそれはどうやら勘違いだったらしい(笑)。
アフタートークによれば、中屋敷さんが英語で脚本を書いたので、結構なブロークンイングリッシュということであり、そのブロークンさは、ほとんどの日本人が中学・高校と習ってきたことの延長にあったので、自分にとっても理解しやすかったのかもしれない。

日本人同士が日本語で話すように、もっと意味ありげに(笑ったりして)、中国人同士、あるいは韓国人同士が母国語で話し合っていて、観客(日本人の観客)を混乱させるシーンがあったりすると、この異国間の合体という、不思議な体験を共有できたのかもしれないと思ったりした。

どの人がどこの国の人なのかは、母国語を話すまでわからないので、それもちよっと楽しいのだ。
だから、本当に全編英語だけでも面白かったかも、と思ったり。

それにつけても、演じている人たちが、とにかく楽しそうだったのが、印象に残った。
特にアフタートークが。
8割世界番外公演『欲の整理術』×『ガハハで顎を痛めた日』

8割世界番外公演『欲の整理術』×『ガハハで顎を痛めた日』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

ART THEATER かもめ座(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★

8割世界の新しい世界
8割世界が売出し中の女流作家館そらみの新作二本を一挙に上演するという魅力的な企画。コメディ一直線の8割世界と社会派のドラマが多い館そらみがどう融合するのかと興味深く観たが、コメディではないものの見事に8割ワールドになっていた。

1本目は近未来を舞台にしたシュールな作品。これを初演出の高宮尚貴がコメディタッチの作品に仕上げた。終わりがやや尻切れとんぼだったが面白かった。2本目は、中学校の新人教師の物語。配属前日の光景を見事に諷刺している。

難問だらけの教育現場だがそれでも先生を目指す新米たちの悲喜劇を的確に描いている。こちらは鈴木雄太の演出。ラストシーンが素敵で観ていて救われた感じがした。

このページのQRコードです。

拡大