最新の観てきた!クチコミ一覧

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不滅

不滅

鵺的(ぬえてき)

「劇」小劇場(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

連鎖反応
先日映画の『告白』を観たばかりだったので、姉妹作のような感覚で観劇。
『告白』が鈍器で後ろから殴られるようなショックだとすれば、これは首を絞められるような苦しさ。指の生暖かさや感触が伝わってくる分嫌悪感が走りぞっとしない。
役者が皆がっちりと生き抜いていてよかった。でも場転ごとにあんなに薄暗闇にする必要があるのかは疑問。

ネタバレBOX

「加害者」が、時を経て大人になった今、複製された「加害者」に、そして子どもに対して何が提示できるのか、あるいは出来ないのか、そのジレンマを観ていると、
作家は、かつて「底が抜けてしまった子ども」が起こした現実の事件とその当事者達を、自分達(の世代)の問題としてまだきちんと引き受け続けているんだなーという感触を受けた。
消極的ながら、負の連鎖を食い止めたいという方向に働いた大人になった「加害者」の意思が、しかし成功しないという結末を導いたのは興味深い。
THE SCARLET PIMPERNEL

THE SCARLET PIMPERNEL

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2010/06/04 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★

霧矢大夢さん、良い!
ストーリー自体が、ちょっとルパン三世の漫画に出てくるような世界だけど、
霧矢さんのちょっとした、コメディー風の演技なんかも、とてもさり気無くて
上手かった。

演目も面白くお勧めですね。

ネタバレBOX

ちょっと、顔もスタイルも芸風も、真矢みきさんに似てるけど、
このまま行けば超える可能性も充分にあるように感じる。
ネバーランド

ネバーランド

少年社中

青山円形劇場(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★

これもありかな…
個人的には、期待を超えてない。
だけど、まだまだ期待できる要素が
あると思うので、次作か再演に期待。

ネタバレBOX

何かストーリーと展開ががしっくりこない。
やっぱり自分自身にオリジナルの理解が足りないのかなと思う。

でも最前列で体感できて良かったな。
それにしても、フック船長カッコ良い。
小野川晶さんは、何であんなに目がキラキラ何だろう・・・

何だか本物のピーターパンの話がわからなくなっちゃったので
来月本物のピーターパンを観て、復習します。
※と言うか、笹本玲奈ちゃんが観たいだけだけど・・・
北と東の狭間

北と東の狭間

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★

遅いけれど
緊張感漂う舞台でした。ラストのシーンは圧巻でした。

ネバーランド

ネバーランド

少年社中

青山円形劇場(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★

いささか
この系統の疾風感はもういいやという感覚が自分にはあって、いささか引き気味。でもピーターパンって何の話なのか知らなかったので、いい機会でした。

ティンカーベル役のザンヨウコさんが、かなり素適です。

ラストは、こうでなくっちゃね、というすっきりする形で好き。

『博多テクニカ女王街ラバー』(無事終了しました!)

『博多テクニカ女王街ラバー』(無事終了しました!)

劇団ぎゃ。

ぽんプラザホール(福岡県)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

文句なく楽しい
史実なのかどうかはわからないけど、それらしくつづられた人魚伝説。
おそらく科学の進歩した今でさえも「不老不死」に惹かれるやからは
いっぱいいるのでは。 ただただ面白く、楽しく、ばかばかしく。
衣装のすごさに驚きつつもちゃんとかの世界へ飛んでいけた作品でした。
明治の女性はやっぱり月だったのかな~・・清子を見てその感を強くした。

はははなし【ご来場ありがとうございました!】

はははなし【ご来場ありがとうございました!】

劇団森

早稲田大学学生会館(東京都)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

滑り込みだけど観てよかった
斬新かつ繊細な演出、役者の演技、スタッフワークの秀逸さは言うまでもないが脚本の構成が見事でした。

ネタバレBOX

マルコのくだりが入るタイミングが絶妙で唸りました。
behind the stage

behind the stage

Unit Blueju

劇場MOMO(東京都)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★

日舞がお見事
「シリアスな芝居がコメディになっていく?!」とあるけど、流れは、壊れてる状態(コメディ)から始まり、だんだんリアルに構成が戻っていく。

メインの女性キャスト5名がそれぞれソロダンスシーンを持っていたりしてエンタメ度有り。
しっかりした日舞も見れて美味しい(←その方は日舞の家元さんだそうです。)

Political Mother ポリティカル・マザー

Political Mother ポリティカル・マザー

彩の国さいたま芸術劇場

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2010/06/25 (金) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★

お手上げダンス
ホフェッシュ・シェクターという男性振付家のダンス作品「ポリティカル・マザー」を見る。上演時間は70分くらい。ギターとパーカッションの演奏者が4名ずつ、舞台奥で生演奏をした。出演ダンサーはたぶん10名。スポット照明を多用していて、暗転も多いので、全体的に暗い雰囲気が漂っている。座席は上手の6列目。スピーカーから響く音がちょっと大きすぎた。出だしは鎧をつけて剣を持った男が一人、おもむろに剣で腹を突き刺して死ぬ。次に男二人が踊った後、人数が増えていく。舞台奥の下段にパーカッション、上段にはギターとヴォーカル担当らしき人物。バンドのライブステージのような印象のほか、独裁者が群集にむかって演説しているように見える場面もあった。舞台で踊るダンサーは粗末な衣装を着けていて、収容所の囚人めいた雰囲気もときどき感じられた。踊りの特徴として、両手を頭の上にかざすことが多かった。お手上げのしぐさにも見えるし、天に向かって何かを請うているようでもあり、ときには阿波踊りのような盆踊りの雰囲気もある。
ホフェッシュ・シェクターはイスラエル出身のようで、オハッド・ナハリンのバットシェバ舞踊団にもいたという。この作品のヴォーカルを担当していたらしい。タイトルにポリティカルとあるからというわけでもないが、同じくユダヤ系の振付家であるヤスミン・ゴデールの「ストロベリークリームと火薬」という作品を連想した。抑圧された人々を群舞で描いているところに共通点を感じたせいだろう。内容的には「ストロベリークリームと火薬」のほうが断然好きだけど。

掃除屋

掃除屋

マグネシウムリボン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★

思ったよりは時間を気にしなかったが
長大な前フリ?なのという気になったのは確か

はやしうた

はやしうた

岩堀企画

小劇場 楽園(東京都)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★

入り口付近の芝居が見えにくい
流れなわかりにくい感じはあるが、いいかんじ、いい役者

恋する剥製

恋する剥製

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/06/22 (火) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★

いつ見ても合格点
どの作品もいつもはずさず合格点。

DVDが今回5本で5000円になっててかなりびっくりした。
まじめに買ってて損した。。

リア

リア

理生さんを偲ぶ会

座・高円寺1(東京都)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★

観劇
ふつうに面白いくらいでした。役者さんに熱がないような印象。 蘭妖子さんだけは素晴らしいです 衣装素敵なのに、うまく扱えていないと魅力が半減

お岩幽霊

お岩幽霊

流山児★事務所

ザ・スズナリ(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/30 (水)公演終了

満足度★★★★★

老若男女楽しめます(^^)。
あっという間の1時間45分!!
流山児★事務所らしい“ジェットコースター演劇”でぐーっと引き込まれました。

流山児さんは常々「誰にでも分かりやすく言葉の伝わる楽しい芝居を作りたい」とおっしゃっているんですが、今回の観劇の時にすごく印象的な事がありました。
私の後ろの席にいた3歳位の女の子がちゃんと飽きずに最後まで見ていて、終わったあとニコニコと「面白かったー(^○^)」って一緒に来ていたお母さんに言ってたんです。
『四谷怪談』がモチーフになっている舞台なので普通なら小さい子向けではないと思うんですけど…流山児さんの舞台に対する思いが確実に舞台に表れていますね。
老若男女楽しめる流山児★事務所の舞台ってホントにすごいと思います(^^)!


流山児さんと『お岩幽霊』の作者でもある坂口瑞穂さん(黒テント)、そしてパラダイス一座の重鎮で今回の舞台にも特別出演している瓜生正美さんが登場したアフタートークでは瓜生さんの三十数時間お酒飲みっぱなし伝説(笑)とか「酔いを冷ますには朝ビールを飲め!」by瓜生さん(笑)etc…色々面白いお話が聞けて楽しかったです。
でも一番印象的だったのはこの『お岩幽霊』を見に来たある演劇評論家の方に「(表現が)ストレートすぎる」と言われた流山児さんが「ストレートで何が悪い!」と言ったという話。
流山児★事務所の舞台は“ストレートさ”が売りであり“ストレートさ”があるからこそ流山児★事務所の舞台は面白いと私はいつも思っているわけですが…「ストレートすぎる」という言葉に対して「ストレートで何が悪い!」という言葉で返した流山児さん…さすがであります(^^)/!!


そして今回のお芝居で個人的に特に痛烈に印象に残った役者さんがいるのですが…その話は【ネタバレBOX】にて。

ネタバレBOX

いつもそれぞれが痛烈なインパクトを与える流山児★事務所の役者陣のみなさんですが、今回私の中で一番痛烈に印象に残ったのは“お岩さん”を演じた阿萬由美さんです!
四谷怪談のお岩さんって怖い=低い声を想像しがちですが、阿萬さんのお岩さんってちょっと高めの声だから薬を飲まされてお岩さんの顔が醜くなるシーンがすごく切なくて…泣きそうになりました(涙)。
だって阿萬さんのお岩さん、ホントに一途なんだもの…それなのに…(涙)。
阿萬さんの高めの声がその切なさを引き立ててました。
すごく素晴らしかった!
ミュージカル「アトム」

ミュージカル「アトム」

わらび座

新宿文化センター(東京都)

2010/06/19 (土) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

観てよかった……!
誰もが知っている鉄腕アトムをひとつの象徴として、ウエストサイドストーリーばりの対立と愛の物語を、歌とダンスで描いたミュージカル。

横内謙介氏のハートウォーミングなストーリーとラッキィ池田氏による楽しくて力強いダンス、甲斐正人氏の親しみやすく美しい楽曲、そして役者陣の安定感のある演技や歌によって、シンプルなテーマが胸に迫る素敵な作品となっていたと思う。

アズリを演じた三重野葵さんと神楽坂役の椿千代さんの静かな中に強さを感じさせる演技、そして圧倒的な歌唱力が印象に残った。

電車は血で走る(再演)

電車は血で走る(再演)

劇団鹿殺し

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/06/18 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

 劇団鹿殺し初観劇!まさか「泣けるファンタジー」とは!!観てよかったよ(;;)/
「劇団鹿殺し」初観劇です!前から観たかった。
やっぱり普通、この劇団名から「鹿を殺すような」アナーキーな、
半裸の男優が叫びっぱなしとか、罵倒しあうとか、
そういうイメージになりますよね。

まさか「泣けるファンタジー」とは!!
青山円形劇場で観れば良かった!

電車が好きだった小学校時代の友人「鉄彦」との再会に、
そのころやった芝居の感動を思い出し、大人になって
やめようとしていた演劇の感動と情熱を取り戻す男の物語。

電車を楽隊で表現し、歌も随所に織り込んで、
劇中劇に、つかこうへいさんの芝居(蒲田、熱海)のパロディ
を盛り込みつつ、「やりたい芝居をやり続ける熱い想い」を
歌い上げた元気いっぱいのファンタジー!!

鉄彦を演じた、演出の菜月チョビさんの小学生の演技が
面白くて、味があって、とってもよかった。

観てよかった!おすすめです。

不滅

不滅

鵺的(ぬえてき)

「劇」小劇場(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★

「ねたこのおこしかた」…
…あるいは「さ***きのつくりかた」。基本的には静かな会話で進みつつ、奥で蠢くものが何とも薄気味悪い。
また、揃いも揃ってどこか壊れている登場人物それぞれに共感する点があり、そんな部分は誰しも持っているのか?と思わせるのもコワい。
さらに上下に引き裂いて戻したような装置も印象的。
がしかし、後味はさほど悪くないのがまたフシギ。

恋する剥製

恋する剥製

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/06/22 (火) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★

爽快痛快
まさにデタラメなおもしろさ。
いや、デタラメではないんだよな。クロムの芝居は。
その辺の劇団じゃ真似できない技術の裏付けがあるんだよな。
とにかく、完成度高いよ。
いいのか悪いのか分からんが、小学生らしき女の子がケラケラ笑っていた。
特にくぼかんさんの動きで。
次回は来年4月にトラムだって。今年もう観れないのは残念。
それにしても、今回のワレちゃんは近年まれに見る可愛さだった。
ワレタファンは、女房を質に入れてでも観に行くべきだ。

ネタバレBOX

幸田尚子が途中セクシー衣装になるのだが、
美人でスタイルもいいのに色気が微塵もないという…。
あくまでも個人的な意見ですが。
Reverberate【御好評頂き終了いたしました☆】

Reverberate【御好評頂き終了いたしました☆】

岩☆ロック座

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/06/26 (土) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★

正直申し上げて
ポータブルダンスパフォーマンスユニット(ビビ)の【Ceremony】は好みではなかった。ダンスパフォーマンスという分野がいまいち、ワタクシの感性に響かないのも起因かと。


以下はネタばれBOXにて。。



そんな訳でセリフもあまりないし、パンチもない。感覚が快快っぽいなぁ。。

ネタバレBOX

で、後半の岩ロック座バージョン。
こちらは相変わらずの涙ぐむシーンあり。(再演)
死んでしまった夫のことを本当は好きだったのだと気づく妻の心境が悲しい。生きてさえいてくれれば・・・。死んでしまってから夫の度量の深さや相性の良さに今更ながらに想う妻の心理を描いた作品。これ、いつ観てもいいなぁ。

よって2つの作品の総合評価は3になります。
人が傷つかない魔法

人が傷つかない魔法

CO9

pit北/区域(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

人が傷つかない魔法
今回は役者さんのひとりが友人で観てきました。一度と言わず、二度三度観たい舞台でした。物語に吸い込まれそうになり、笑ったり、泣きそうになったり、とても楽しかったし、感動もしたし、救われもしたし、終わった時には「スゴいスッキリとできる物語だな」と思いました。

ネタバレBOX

同じ役者として「ミスしたな」とかなんとなく思う部分もありましたが、それをあまり感じさせないほど皆さんがしっかりと役になりきっていたと思います。岸根さんカッコよかったです。最後のオウムのオチは面白かったです(笑)

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