
元気で行こう絶望するな、では失敬。
パラドックス定数
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2010/06/25 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

愛死に【ご来場ありがとうございました。】
FUKAIPRODUCE羽衣
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/06/12 (土) ~ 2010/06/22 (火)公演終了
なんか遠かった・・・
好きか嫌いか好みが別れる劇団。うん、でもその前になんだろ、なんか遠かった・・・劇場のせいかな・・・女の人の方が元気だったな・・・

リア
理生さんを偲ぶ会
座・高円寺1(東京都)
2010/06/24 (木) ~ 2010/06/27 (日)公演終了
満足度★★★
キムアラさん
やりたいことはわかるし現代的なのかもしれないが少し理生さんの台本とちぐはぐしてしまったかな・・・いろいろ詰め込みすぎて舞台の熱が逃げてしまったのかな・・・

空いっぱい
アンティークス
OFF OFFシアター(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/05 (月)公演終了
満足度★★
う~ん…。
劇団初見です。下北沢に観劇は今までも来ていたけど、たぶんこの劇場も初です。
チラシの雰囲気に惹かれていたので期待していました。でも、作品は嫌いではないけど、どの登場人物にも感情移入ができませんでした。あの状況だったら、観ていてもっと心が動きそうなのですが…あまりにも登場人物たちの関係性が変わりすぎるからなのかな?
時どきはさまれるギャグも私にはあまり笑えず。あの歩き方になんの意味があるの?とか、観ながら心の中で突っ込みを入れてしまっていました。
なんでしょう…こういう話が嫌いな訳ではないんです。でも、物足りなく感じました。
ラストシーンは素敵でした。

男女
MacGuffins
RAFT(東京都)
2010/07/03 (土) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
会場いっぱいのエネルギー
少ない役者とスタッフ、限られた予算と設備を十二分に活用して、譬えれば1+1+1=3ではなくて5くらいになっていた強力作品でした。誰かが絶叫して静まり返ったところに絶妙なタイミングで選挙カーが通ったので、客席には小さな笑いが起こりましたが、アドリブで気の利いた一言があったらドッカンだったと思う。

青ひげ公の城
青蛾館
座・高円寺1(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★
全然わかりません・・・
少なくても素人が観るものじゃないのかもしれませんね。下手に現代の技術(映像など)を使わない方がよっぽどよかった。
衣裳はインパクトあった。

『ミルキー』
みどり人
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2010/07/03 (土) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
日常のスナップショット
事件はいくつかあるが、特にクライマックスや締めくくりがないままエンディング。実際の日常生活もそうだよね。倦怠期っぽい人生を送っている登場人物達に、ゆる〜く共感した1時間半だった。
プロットは初めて行く会場で、見つからなくてあのへんを何度もウロウロ。居酒屋前に案内係の人がいてくれてよかった。

研Q2010。
モモンガ・コンプレックス
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)
2010/06/05 (土) ~ 2010/07/03 (土)公演終了

あなたのひとみにうつらない
たすいち
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
やるじゃん!
主軸は盲目の女・四季を守るドクターこと拓海と四季の恋人・周のそれぞれの愛を描写した作品。4つのオムニバスのように見えるが実はそうではない。4篇は全てが四季の世界と繋がっている。だから、その構成の仕方は四季が見える世界と四季に見せない世界を巧みに表現した舞台だ。その狭間で揺れ動く四季が見たい真実(現実)は見方によっては美しい。
以下はネタばれBOXにて。。

水×ブリキの町で彼女は海を見つけられたか【ご来場ありがとうございました!!】
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2010/06/25 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
フルカラーに世界を
『ブリキ〜』を観劇。体調最悪で行ったのでうろ覚えだが、帰り息絶え絶えながらも観てよかったと思った記憶はある。クールな美術とリズムを持って疾走する身体と呼吸は観ていてほんと美しい。もう一度体調いいときに観たい。

白雪姫
BeSeTo演劇祭
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

水×ブリキの町で彼女は海を見つけられたか【ご来場ありがとうございました!!】
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2010/06/25 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

夏宵漫百鬼夜行
リブレセン 劇団離風霊船
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/06/26 (土) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
う〜ん。
舞台セットとか、衣装とかは、お金がかかってるのは分かりますが、4000円は高いですよ。
面白くなかったですし、古いお芝居を見せられた気がします。
これだったら近所のレンタル屋さんで、名作映画を4000円分借りた方がいい!!!!
暗転の数が凄く多く、長かった。

夏宵漫百鬼夜行
リブレセン 劇団離風霊船
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/06/26 (土) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
観てきました。
率直な感想です。
いただけない作品でした。
主要メンバーは噛みたおすし、台詞を忘れた事を笑いにしてる。
役者さん同士の会話が成立していない。(間やボリューム。強さ。)
面白い所も数カ所ありましたが、全て演出や照明、舞台装置、等スタッフの事ばかりです。
・・・残念ですが、今後行く事はないと思います。

音楽劇『巨人達の国々』 ご来場ありがとうございました☆小説化決定しました!!
舞台芸術集団 地下空港
ザ・ポケット(東京都)
2010/06/30 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
幻想的な音楽劇!
いつも幻想的な地下空港だが、今回のBGMは全て表現hyogenという5人組のすてきなバンドの生演奏、これがすごくよかった。
会場に入った瞬間から、すでにそこは異空間で、何から何までわくわくさせる仕掛けが用意されている。当日パンフのていねいな説明といい、この劇団は、客入れから客出しまでサービスが徹底している。
物語は伊藤靖朗得意の神話と現代劇の融合。オペラにでもしたら似合いそうな内容を、親しみやすい音楽劇に仕上げている。大作という感じのする作品。

電車は血で走る(再演)
劇団鹿殺し
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2010/06/18 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
また泣けました!
私が選んだ2008年最優秀作品の再演。
知っているせいもあるかもしれませんが、前回よりも分かり易くなっていたように思えました。

王女メデイア
SPAC・静岡県舞台芸術センター
舞台芸術公園 野外劇場「有度」(静岡県)
2010/06/19 (土) ~ 2010/06/26 (土)公演終了
満足度★★★★★
圧巻の出来栄え。
宮城氏の「二人一役」の手法が、見事にエウリピデス「メデイア」の世界を描き出していました。作劇も見事。あえて日本・明治時代の宴席の場での「劇中劇」とすることにより、ギリシア悲劇を日本人の俳優で成立させる下地を作ることに成功していたと思います。
小雨降る野外劇場での上演後、超満員の客席は、あまりに素晴らしいパフォーマンスを目の当たりにした時の、静かなどよめきが起こっていました。

元気で行こう絶望するな、では失敬。
パラドックス定数
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2010/06/25 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
応援歌を奏でるプロ集団!
オープニングにヤラレル。ナラクからせりあがってくる20人の高校生。この登場の仕方がまるで暗闇から少しずつ浮き出でる勇者のようだ。目に入った完璧なるその画はきっとこの先記憶に残ると思う。そして椅子を巧みに使っての角度90度ずつ移動する彼らの情景の見せ方。素晴らしい演出だと思う。野木萌葱という女性、天才じゃないかと感心してしまう。当日のパンフレットには「太宰治を読んで『こいつぁ、相当、優しい、男だぞ』と思った。」とある。で、「ああ、そうか、男はみんな、どこかしら太宰治なのだな、」とも感じるのだ。そう感じる野木も相当優しい女だな。とワタクシは思うのだ。
以下はネタばれBOXにて。。

鏡花水月
ハグハグ共和国
新宿シアターモリエール(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★
満席
初日だからなのか?10周年記念だからなのか? いずれにしてもお客の数が半端なくすごかった。開場30分前(つまり開演60分前)に劇場に行ったのに、そこにはすでに行列が出来ていた。きっちり数えなかったけど70人以上は並んでいたような・・・。商業演劇ではなくてこんな光景は今までで初めてだ。場内に入るとものの15分で客席の9割が埋まってしまった。すごい人気だ!!
それだけに期待は高まったが、幕が開くとちょっと違うなぁ、想像とは・・・・・だった。ファンタジー(?)ならそれはいいのだが、状況設定がわかりにくく、年配客にはチンプンカンプンだ(なぜか今回の客層は年少者から年配者まで幅広く見かけた。ま、推測するに役者の身内が大挙して押し寄せたということか)。ホンを書いた人の強い思い込みみたいなものが感じられた。10周年記念ということで力がはいったのかも。

サン・バルテルミ
劇団 M'sカンパニー
萬劇場(東京都)
2010/07/02 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★
初めての劇団
劇場に入って当パンを見るとまず、驚いたのは登場人物のなんと多いこと。覚えきれるかな?という不安のままに幕は開いた。意外にもほぼ定刻の開演だ。これはかつて経験したことがない。小劇場の開演時間ってまず、時間にルーズだからなあ。ビックリ。
で、物語はどんどん進んでいく。パンフレットより実際に見たほうが相関図が頭に入る。必ずしも史実に準じていないとも記してあるが、内容は十分に楽しめた。
問題があったのは、役者によって発声が小さいためにセリフがほとんど聞こえない場面が何度もあったこと。王妃の部屋の設定など、2階部分にあるセットのせいではない。あくまで役者個人の発声が不足しているのだ。これはガッカリした。前席に座っていてこれだから後ろの席でも同じことだろう。
ダンスシーンなどの練習が不足気味、かな。全体を通して演出の目が届いていない印象を受けた。おそらく主役も務めているから本来の演出まで手が回りかねたのかもしれない。2時間半の大舞台だけに惜しい。
あとひとつ苦言を呈すなら、チケットの受付時間に扉が開かず、開演時間になっても同じように、扉が開くことは無かった。開いたのは開演25分前。短時間でいきなり受け付けるからチケット売り場が混乱、無駄な時間を待たされた客がほとんど。このへんのホスピタリティはもっとしっかりしてほしい。