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キセキの人

キセキの人

スーパーグラップラー

時事通信ホール(東京都)

2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度★★★★

鬼~のパンツは強いぞー、強いぞ-♪
「キセキの人」というタイトルからすると、主役は酒天童子なのだが、主役が何人もいるような錯覚に囚われるのは、やはり、個々のキャストらの存在感だと思う。舞台のセットが美しく、あの世とこの世の狭間のような・・。

もののけとか、妖怪とか、アヤカシの世界。どちらかというとアニメチックなキャラクターの宝庫で、メープルフィギアも登場させ、好みの芝居だった。

笑は失笑・苦笑!の種類。笑)

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

一条天皇(帝)の2人の婚約者が妖怪にさらわれた事件で源頼光以下、4人は妖怪を捕まえる為の特殊部隊を組まされる。この時代はもののけやら、妖怪やら鬼やらが頻繁に現われる物騒な時代でもあった。

彼らはゴーストバスターじゃあないけれど、妖怪らを退治するために、いざ、大江山(天狗島)の鬼のところに向かうのだが・・。

一方で天狗島では人として未完成のままの酒天童子が現われる。彼は閻魔によって、魂だけが浮遊していた酒天童子を、とりあえず、と未完成の体にその魂を吹き込んで出来上がったのだった。だから死んでも居ない、生きても居ない魂だったのだ。

彼は未完成の身体を完成させるために、死んだ身体や死にそうな身体から必要な部分だけを奪って自分の身体の一部に加えてしまうと言うおぞましい力も持っていた。鬼の頂点に位置する天狗は鬼の長・茨木から、新たな長としての称号を与えられるも、彼はその茨木の身体さえも欲しがるようになる。

物語は4人の部隊と鬼、酒天童子の本当の両親のいくえを絡めながら、戦いとなるも、酒天童子の両親が源頼光と道子とわかると、安心して浄化するという奇跡の物語。

親子の絆を謳った物語りで人間の原点を見つめ直した美しい物語だった。茨木の鍛えられた二の腕が萌え!
のるもの案内

のるもの案内

スミカ

MODeL T(東京都)

2010/08/21 (土) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

旅の終わりはいつもちょっぴり切ない
1時間に満たない芝居の後は旅の終わりに似ていた。
そして、原田優理子のおもてなしの心に触れた気持ちのいい時間だった。
愛だな愛。
俳優陣の顔触れが豪華で勿体ないなぁ。この面子でガツンとしたものも観たい。
これから観る方、
宿題はちゃんと持って行った方がいいですよ〜。
とても良い使い方をしていた。
カフェ公演としては5つ星。

ネタバレBOX

「池袋から日暮里まで」
2組のうち一方が必ず背を向ける形になるのはやはりマイナスだと思う。
「真ん中から少し浮く」
この人の演出はいつも一工夫で終わらないので感心する。
夜も昼も -Night and Day-

夜も昼も -Night and Day-

文月堂

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/08/14 (土) ~ 2010/08/17 (火)公演終了

満足度★★★★★

なんだか遅くなってしまいました。
すごく良かったです。
はっきりと覚えています。

その良さをどう伝えたら良いのかあれやこれや考えていたらいつの間にやら時が経っていました。

いやまぁそんな話どうでもいいでしょうけど。
なにしろ良かったんです。

ネタバレBOX

主役の方、三十路感たっぷりでまさに適役でしたね。

主役の彼女が他の男と結婚すると決めたところはドキっとしました。僕にもそんな経験ありますから。別に夢を追ってる訳じゃないですけど、なんとなくタイミングを逃してしまうことってありますよね。

ところで僕の席の前方に少々髪の薄い方や、少々どころじゃなく髪の薄い方なんかがいまして、そんなところに芝居の内容がハゲを扱うお話で、なんだかドキドキしていましたが、見たところ彼らも大いに笑いながら観劇していたようなのでなんだかホッとしました。

そういうのって難しいですよね。
絢爛とか爛漫とか

絢爛とか爛漫とか

傑作を遊ぼう。rorian55?

テアトルBONBON(東京都)

2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度★★★★

良い時代ですね。
昭和の初め頃ですか・・・

戦争前の、日本で一番良い時代のうちのひとつですね。

だからですかね。
そんな感じがよく出ていました。その服装に、台詞の端々に。

それにしても四人の感じ、バランスがとれてていい感じでした。で、ああいう夢を純粋に語る若者達がいたんですよね、あの時代は・・・懐かしいです。

いや、もちろんまだ生まれていませんが・・・。

キセキの人

キセキの人

スーパーグラップラー

時事通信ホール(東京都)

2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

「キセキの人」から奇跡の人々になれたら・・・
「悪がテーマのスリリング御伽草子」。
この解説から、多少の恐怖は覚悟して座席に着きました。

幕が開くまでの間、美しい装丁のプログラムをゆっくり読み込むことに・・・

すると、

突然、底の見えない群青色の滝壺に飛び込み、
夢中で水面を目指せども、身体が浮いていかない混乱。

または、

ふいに、藪の中に迷い込み、行けども行けども
闇ばかりまとわりついて、逃れられないあせり。

そんな混沌の中で、突然現れる人間(?)たちの、不思議な不思議な魅力。

このプログラムは、御伽草子の世界への扉。
その中へ進んでいくと、あっという間に幽玄な中世代に迷い込んでしまいました。

(武田和香さんのデザインによるプログラム、素晴らしいです!
 皆様も、幕開け前に是非一読を!)

ここからは、作家さんのこの作品に向ける想いや、現在の心境、
このカンパニーのみなさん、スタッフのみなさんに結ばれた
熱い絆も読み取ることができます。

また、見逃してしまうかもしれない、この作品の根幹になるテーマへと導く、
まるで母体と赤子とをつなぐ「へその緒」のような繋がりも得られるように想いました。

こんな、「ちょっぴり予習」をしているうちに、いよいよ、開幕です。
つづきは、「ネタバレ」にて。

ネタバレBOX

観劇後、自宅にて「酒呑童子」について調べ、改めて、この作品の深さを知りました。

酒呑童子が置かれた「キセキ」という立ち位置には、三つの意味があるように思いました。

一つは、鬼籍=キセキ(死んだ人の名前が記される帳面)に載せようにも、
     名前も(その存在さえも)確認されていない、ある魂が、
二つめ、自分は何者であるかを訪ねる旅の軌跡=キセキを通じて、
三つめ、ついにその存在を知る奇跡=キセキを起こす。
     いくつもの悲しみを生み出しながら。

そう表現すると、とても重たい印象をうけますが、

舞台は、幽玄でありながら、お笑い好きな現代人に優しく、

目に見えないものへの恐怖を、突然投げつけながらも、
「これも有りなのさ・・・」と、頼もしく、

人間の心深くに潜む、「悪」について、
えぐり出すような痛みを与えておきながらも、
「みんな、一緒さ・・・」と、フォローしてみたり、

全編を通して、善も悪も受け入れていく、
深い人間愛が、脈々と流れているように感じました。

だから、人間界に強い恨みがあるために、鬼にならざるを得なかった者たちが、
やたらとチャーミングで、むしろ、登場する他の人間達よりもずっと、
観る者の心に近づいてくる。
鬼を、受け入れ、同情してしまっている自分に、驚く。

その心境になると、妖怪退治四天王の統括を命じられた、源頼光がラストにて、

突然命を奪われた妻道子と、
その胎内に存在しながら、生まれ出づることのかなわなかった、
赤子(酒呑童子)の無念さに、狂うほど、哀しみ、
それでも、愛する二人が、鬼となりゆく前に、
自分の手で、その魂さえも、切り裂かねばならなかった、
想像を絶する苦しみを、ともに知ることができる。

辛かったです、耐えられない痛みでした。

ただ、ひとつの救いは、
その純粋さゆえに、自分がどんな存在か知らぬまま、
人を喰い、命を奪う悪事を重ね、「鬼」へと変幻してゆく赤子、酒呑童子が、
すんでのところで、
長く苦しい旅の中で探し求め、何よりも知りたかった、
自分の母と父を、その目で見ることができたこと・・・

けれども、それもほんの一瞬のことで、幻のようでもあった。

切ないです。ほんとに、悲しかった。心が、痛かった。

でも、「キセキの人」を観た観客が、この心の痛みを持ち帰ることは、
とっても、大事なことなのでしょうね。

最近の、子どもや、お年寄りなど、社会的弱者が巻き込まれる事件の
なんと、陰惨なこと・・・

「こんな悲しい思いを、してもさせてもいけない!」
そんな決意と、

でも、やっぱり、どんなに苦しくても、力強く笑って生きる人間って、美しいよね!
そんな、人間愛を胸に、これからを共に生きて行けたら、素晴らしいですね!

「キセキの人」を創り上げた人々と、それを魅せていただいた人々が、そんな
絆で結ばれたら、それも、ひとつの奇跡ですね。

[ty.]

[ty.]

コメディユニット磯川家

こった創作空間(東京都)

2010/08/20 (金) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度★★★★

メンバーのキャラクターがわかった
初見です。
島岡亮丞、岡洋志、信原久美子、斉藤コータ、菊池祐太、物延結、木畑バタ子、二宮瑠美、川面千晶が繰り広げるコント集。メンバーそれぞれの持ち味がわかって、今度、磯川家の芝居を観る上で、よき入門編になったと思う。
コントとコメディの差について、「答えはない。楽しかったら、なんでもいいじゃない」と言い切る作・演出家、保木本の潔さに好感が持てる。
カーテンコールのときの出演者の、演技ではない明るい笑顔が印象的。

ネタバレBOX

自分が面白かった順に内容を紹介すると、

「おにごっこ」
順番ではラストのコント。
子どもたち(岡、斉藤、菊池、木畑、物延、信原)が集まって鬼ごっこしようとすると、本物の赤鬼(川面)が現れる。
あまりの怪力で子どもたちが死んでしまう。悲しんだ赤鬼は、夢を叶える象の女神(二宮)の力で、子どもたちを生き返らせることができたのだが・・・。
童話の「泣いた赤鬼」がモチーフで、川面の赤鬼が力演。犬のハゲマル(島岡)も面白い。

「王様ゲーム」
4人の男女(島岡、菊池、川面、二宮)が王様ゲームを始めようとすると、そこには王冠をかぶった本物の王様(斉藤)がいて・・・。
この王様がとにかく可笑しい。ゆっくりした話し方と目の動きに注目。

「名探偵ドコナン」
名探偵コナンのパロディだが、無表情のドコナン(信原)が発する関西弁の疑問形「・・・・なん?」、語呂合わせの言葉遊びで笑わせる。このコントには、「名探偵ドコナン予告」の短編2つが付く。

「舎弟と兄貴」
やくざの姐さんが漫才コンクール予選に落ちて失踪。その敵をとろうと、兄貴(島岡)と舎弟(岡)が「ペロン・プリン」というコンビを組み、予選に出場するが、漫才がどういうものかまったく理解していない兄貴のおかげでボケとツッコミがうまくいかず、話が前に進まない。本物のハジキや麻薬をポケットから取り出したり、一人になると俄然心細くなり、ハケることもできずに、舎弟を呼ぶ兄貴。舎弟の岡の、やけに甲高い作り声が印象的。


「イスのない教室」
イスのない教室で、中腰の姿勢のまま、2人の女生徒(物延、木畑)と男子生徒(菊池)が女教師(川面)の生物の「受精」の授業を受けている。
4パターンあり、状況が変化していくが、ムリな姿勢の生徒役の俳優たちの体力勝負コント。「立たされる」という体罰が「解放」であるという逆説(笑)。

「打順発表」
野球部の監督(岡)が、選手(島岡)と女子マネ(信原)を前に、ボードとマグネットを使い、打順(=守備ポジション)を説明していくが、選手名が大リーガーや、野球に無関係な名詞で、ポジションもサッカーのだったりしてメチャクチャ。2パターンある。

「擬音エロ小噺」
男女(斉藤、二宮)が、状況とはまったく関係ないHな擬音で会話する思わせぶりコント。
終演後、「擬音が生々しすぎて笑うに笑えない。あそこで笑ったら女子に品性疑われる気がして笑えなかった」という男性客の声。
関西では気にせず笑う客が多いのでしょうか?
「せめて、またあの花が香るまで」

「せめて、またあの花が香るまで」

PocketSheepS

TACCS1179(東京都)

2010/08/19 (木) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度★★★★

香る舞台
少しセリフを噛んだりするのが多いように感じましたが、面白かったです。

ネタバレBOX

亡くなった彦馬が物語に絡んできてからは、面白かったです。
(彦馬自身を演じる役者はいませんが、他の役者がいるように見せる演出)
で、その彦馬が憑依する紅葉役を演じた鈴木寿枝さん、紅葉である部分と、彦馬である部分の演じ分けはお見事でした。

また殺陣も、別の場面で起こっている戦いを、同じ舞台上で見せる演出は迫力がありました。
それと、殺陣をしそうにないキャラがお見事な殺陣を披露してたのはビックリでした。

後、クライマックスである匂いが香ってくる演出はなかなかニクイ演出でした。
ぼくの好きな先生

ぼくの好きな先生

enji

小劇場 楽園(東京都)

2010/08/18 (水) ~ 2010/08/24 (火)公演終了

満足度★★★★★

鮮やかによみがえるいじめの記憶
タイトル、フライヤーからは想像のつかない、いじめをテーマにした本作。
コメディタッチであるがゆえに、浮かび上がるいじめの悲惨さ。
見事な作品であった。

ネタバレBOX

主人公は34歳の教師。
教師には中学校時代の同級生のフィアンセがおり、彼女に懐妊を契機に同居、結婚を控える。
そんな彼には、忘れえぬ記憶がある。
それは、中学校時代、一時期親しくしていた同級生をいじめが原因の自殺で亡くしてしまったというもの。主人公はいじめには加わることなかったものの不作為によって彼を追い込んでしまった。
亡くなった同級生は頻繁に彼のもとに、亡くなった中学生当時の姿で現れる。彼は時に主人公をなじり、時に今ってほしいかのようにじゃれてくる。
実はそのような体験は主人公だけではなく、主人公の妻も共有していた。彼女の元にも、彼はときどき姿を現していた。

また、主人公には、空想癖があり、あるとき、彼の部屋で、「世界教育者会議」と題する教育者の集まりが催され、主人公の敬愛する「先生」たちが、次から次えと搭乗する。コルチャック先生、宮沢賢治、「いまを生きる」のジョン・キーティング、坊ちゃん、など。
その会議の題材はいじめ。

そこから、いじめを巡る旅は始まる。
主人公夫妻、亡くなった少年、そして、主人公同級生それぞれの、いじめ、いじめられ体験が再現される。

衝撃的だったのは、それらの再現を見ている最中に、自分自身のいじめ、いじめられ体験が鮮やかによみがえったことである。
演劇を見ていてこれほどの追体験をしたことは始めてある。
見事の一言である。

今後も、このような良質な作品を作り続けていただきたい。

R 学 級 の 中 心

R 学 級 の 中 心

荒川チョモランマ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/08/20 (金) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

あら、よかったじゃない。
まずは美麗な舞台美術。自分は客席の何処に座るとか普段そんなに気にしないんですが、今回はつい前のほうに座ってしまいました。そこで繰り広げられる、集団心理から汚らしく濁って行く人間模様。
早稲田学内で長田さんの作品を観た時には猥雑さを説明よりも勢いでぶっ飛ばしていく印象がありました。それに対して今回はかなり丁寧に作りこまれていました。その分、今回の肝となるあの場面がいい意味で際立つ。まるで歯車が欠けた様な不安感を煽ってくれた。
役者陣も上手くそれぞれの仕事をこなしていました。ネタバレしちゃうから控えるけど、出番が多くて台詞も多くて「でも多分この役は嫌われるな」という役があった。存在感がちゃんとしてたから。うーん、この言葉で伝わるかな。共感とは違うけど人として同属嫌悪しちゃう。生々しかったって事ですね。役者としては良い仕事してるんです。
ひとまず。学生芸術祭が気になる方の為にも、お薦めマークを付けておきます。

ネタバレBOX

踊りやその一歩手前くらいの見栄えする動きが随所に入った事で見易さも生まれている。もし物語に少し飽きを感じたとしても視覚で楽しませてそれを緩和出来る様になっていたと思います。正直、「なんで今いじめを取り上げるのか」という疑問は開演してしばらくは客席側でもちょっとは沸いているはず。見る目を奪えればそういう考えも薄れていくし、良いほうに働いたんじゃないかな。それだけに、身体的な緊張感はもうちょっと欲しいかも。ストップモーションの時に瞬きをしたり息を掃いて脱力すると気が抜けた様に見えちゃう。
集団を上手く描いていて相関図もしっかりしていました。ただ、個人ごとの動機や背景はもうちょっと欲しかったかも。登場人物が多いから全部書いたらボリュームがありすぎるんだけど、今の状態だと見終わってから思い出せない人物が数人いて勿体無い。
コーラス・ガール

コーラス・ガール

劇団ING進行形

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/08/20 (金) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白い!その一言に尽きる。
古典と現代と未来が入り混じったような香りのある舞台。その世界観は陽気で楽しく賑やかなディズニーランドのような雰囲気ではなく、民家の裏路地に迷い込むと鬱蒼とした神社があって、その先には得体の知れないブラックネバーランドが手招きして舞ってるような感覚。一度そこに迷い込むと尻尾を掴まれ逃げられないような・・、不思議な異次元の世界。

以下はネタばれBOXにて。

ネタバレBOX

カマ風味の男と妻のいる男の絡みがあったかと思うと、いきなりカルメンの黒いドレスを纏った女が登場し、オカマをナジル。笑)  この黒いドレスがコーラスガールかと勘違いするほど妖艶で奔放な感じがする。しかし、彼女は男の妻で、夫が会社の金を使い込んだのがバレて困っている。ニコライ・パトラビッチを出せ。と言い張る。

しかしオカマ、こちらが実はコーラスガールなのだが(笑)、彼はここに居ないとオカマは逃れるも、今度は妻に「夫が貴女に与えた物を返せ。」といわれる。浮気した張本人が不在のもと、立場上優位な妻と、いわゆる泥棒猫のオカマの会話はコミカルにしかし尖りながら続く。この情景が可笑しい。

しかも妻の言動に重なり合うように闇のショっカーのような輩3人が奇怪な動きをするのだから、コメディなんだか、シリアスなんだか・・・、あ、ナンセンスだ!笑

そして妻の激情が頂点に達すると、黒いおパンツが見えてもなんのその、横回転なんかしちゃって、更に白い太股も民衆に惜しげもなくさらしたかと思いきや、今度はデジタルダンスを繰り広げちゃうのだから、楽しいったらありゃしない。

ワタクシは一点も見逃すまいと目を皿のように充血させながら右往左往、キョロキョロしながら見ていると、今度は妻は騎馬戦のてっぺんに乗っかって、女王陛下のように見下ろすのだった。これが勇士のごとくな有様で、フラッグを掲げたなら、更に完璧!笑
express

express

PLAT-formance

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/08/13 (金) ~ 2010/08/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

ジャズバンドとの合同ライブもあるんですって?
毎回、新たな工夫とチャレンジがあって、成長が楽しみ。プラフォワールドなるものの輪郭ができつつあるのか?公演オリジナル音楽のライブもあるとか…。幅広い活動を通して大きくなって欲しいユニットです。次回公演も楽しみ。

音楽劇 ガラスの仮面~二人のヘレン~

音楽劇 ガラスの仮面~二人のヘレン~

彩の国さいたま芸術劇場

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2010/08/11 (水) ~ 2010/08/27 (金)公演終了

満足度★★★★

劇中劇で号泣(笑)
劇中劇「奇跡の人」で、思わず泣いてしまいました。前作よりミュージカル度が高くなってるように感じます。

つばき、時跳び

つばき、時跳び

明治座

明治座(東京都)

2010/08/11 (水) ~ 2010/08/29 (日)公演終了

満足度★★★★

まごうことなきキャラメルボックス
本寸法のキャラメルボックスものでした。時空を超えた爽快なハッピーエンドに満足。

悪役志願

悪役志願

黒色綺譚カナリア派

座・高円寺1(東京都)

2010/08/20 (金) ~ 2010/08/26 (木)公演終了

満足度★★★★

初日観劇
アングラ劇団ってみられがちですが、本作品でそのイメージを払拭できたんじゃないでしょうか。客演の皆さんが濃くて存在感あり。

ネタバレBOX

おじいちゃんとおばあちゃん、馴れ初めの一席なんですね。居残り佐平次と紺屋高尾を混ぜたよーな感じもあり。いままでダークな世界を描いてきたカナリア派さんとは思えぬハッピーエンドにびっくりでした。おとぎ話っぽくもあるです。
WOWOW WORLD BEAU×2 BEAUTIFUL

WOWOW WORLD BEAU×2 BEAUTIFUL

コーヒーカップオーケストラ

シアター711(東京都)

2010/08/20 (金) ~ 2010/08/23 (月)公演終了

満足度★★★

ハチャメチャ
確かに独自のビートでした。

メリッサのゆりかご ジルの監獄

メリッサのゆりかご ジルの監獄

メガバックスコレクション

あうるすぽっと(東京都)

2010/08/19 (木) ~ 2010/08/23 (月)公演終了

満足度★★★★

楽しめる
劇場の構造的なものによるのか、声量がないためなのか、子役のセリフが聞き取りにくいのが残念。しかし、ダンスのステップは基本的なものだがよく練習した成果がでていたようで見ていて感心した。ストーリーも愛情、友情を訴えていて子供にもわかりやすかったと思う。十分楽しめたし、開演前と休憩時間に役者が登場してお客(子供向け)が飽きないように工夫されていたのはおもしろい。

吐くほどに眠る

吐くほどに眠る

ガレキの太鼓

APOCシアター(東京都)

2010/08/19 (木) ~ 2010/08/26 (木)公演終了

満足度★★★★★

ステージスタイルも素敵な
なつかしいイメージ、演者や照明、セリフのはしばしに昔の記憶を思い起こさせる(かのよう)。そんな気のしたラストもそれはそれで受け入れられる。
女子だけの芝居に切れ味があるのかな。舘そらみの作品をこのところ立て続けにいているが、引き出しの多さを感じる。

ロロ vol.4 ボーイ・ミーツ・ガール

ロロ vol.4 ボーイ・ミーツ・ガール

ロロ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度★★★

雰囲気の集合
なんか面白い、たのしい、役者が皆すてき、そこからさきはよくわかりません。でもまたみてみようと思わせる何かではある。

あなたに似た人

あなたに似た人

mitsudomoe

SIMスタジオ(東京都)

2010/08/14 (土) ~ 2010/08/16 (月)公演終了

満足度★★★★

脳内に場面が浮かぶように雄弁
ほぼ動きを封じた朗読劇だが、円周上に120°の角度で配置された3つの椅子を移動しながら進行することがアクセントにもなり、各場面が脳内に浮かぶように雄弁。
冒頭とラストが同じ台詞で始まりながら状況が違い時制も逆(実は全体の進行が時間軸を遡っていることは後で言われて膝ポン)という構造も好み。

ネタバレBOX

ちなみに勝手に思い浮かべた蘭は津留崎夏子さん。
ぼくの好きな先生

ぼくの好きな先生

enji

小劇場 楽園(東京都)

2010/08/18 (水) ~ 2010/08/24 (火)公演終了

満足度★★★★

説明文通りでしたが予想外
いじめをテーマとした作品でした。チラシの印象から軽い感じを予想していたら、意外に重い内容で、良い意味で裏切られました。

過去の、あるいは小説や映画の中の著名な先生たちが出てくる前半はコメディータッチで、少々滑り気味にも感じたのですが、中盤からグッとシリアスな話になって引き込まれました。
いじめられた少年を演じた磯貝さんがとても良かったのですが、調べてみたら本当の中学生だったんですね。素晴らしい演技でした。

個人的な話になりますが、主要な登場人物の年齢設定が自分と同い年で、小・中学生時代に流行っていたアイテムが色々と出てきたのが懐かしかったです。

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