
空いっぱい
アンティークス
OFF OFFシアター(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/05 (月)公演終了

ROCK’N JAM MUSICAL III
ライズ・プロデュース
紀伊國屋ホール(東京都)
2010/06/27 (日) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しませようとという姿勢はGOOD!!
SF・音楽・ライブ。いろいろと盛り込みつつ、
破綻無く綺麗にまとめられてました。
女の子割合の多さには、ビックリさせられましtが。
セリフの後に入るアドリブもなかなか笑えました。

井沢さんちの葬送狂奏曲
ぱるエンタープライズ
TACCS1179(東京都)
2010/07/02 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

寒い国から来た魔女
羽生一家玉組
ザ・ポケット(東京都)
2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

『二人/狂う』
重力/Note
テアトロ ド ソーニョ(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
イヨネスコは知らないけれど
不条理と言われれば、
確かにその通りだとは思います。
でも、観ている側に伝わる質感には
不思議な具体性があって・・・。
背景も貫かれた物語もわからぬままに
上演時間があっというまに流れて・・・。
あとにはペーソスが
確かな味わいとして残っておりました。

不滅
鵺的(ぬえてき)
「劇」小劇場(東京都)
2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

頭痛肩こり樋口一葉
ネオゼネレイター・プロジェクト
相鉄本多劇場(神奈川県)
2010/06/30 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★
女優たち
女性しか登場しない作品で、女優さんたちの個性豊かな演技が楽しめました。特に幽霊と母が魅力的でした。
最初の方はいまいちな感じでしたが、中盤辺りから面白くなってきました。
登場人物6人のうち5人は死んでしまうのですが、あっけらかんとしていて、後味が全然悪くないのが良かったです。
戯曲や他の上演を観たことがないので、はっきりとは言えないのですが、本は面白いのに演出がその面白さを活かしきれていない印象を受けました。

2番目、或いは3番目
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2010/06/21 (月) ~ 2010/07/19 (月)公演終了
満足度★★★
分からなくはないのだけれど
それになりには面白いです。
笑えますので。
ただ、「笑い」にすがりすぎのような印象がぬぐえません。
いや、それ以前に、結局この作品で
何を伝えたいのか、言いたいのか、が明確に仕切れなかったように感じます。
事前のふれこみでは、「差別」をテーマとしているということですが、
今回のを見た感じでは背景的、無意識的な箇所でのそれは
何とはなしに感じられるけれども、テーマとしては弱いのではないか。
踏み込みたかったが、踏み込め切れなかった、というところか?
何がテーマとしてマッチしているのかと考えると、
「家族」「仲間」が今回は相応しい気がする。
前半、取りとめが無いまま休憩に入ったが
後半もそのままズルズル進んでしまった感じ。
メリハリも弱かったかな。
ナイロンに対する期待はいつも大きいので
その反動も大きいというところでしょうか。

男と女と浮わついた遺伝子
熱海五郎一座
サンシャイン劇場(東京都)
2010/06/18 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
『イワシの頭も信心から!』
『イワシの頭も信心から!』
「伊東四朗一座」の思い、軽演劇芸・東京喜劇をそのままに、
三宅座長が始めた「熱海五郎一座」。
いつもは中盤から出演、マイペースでかき回す役目の
春風亭昇太師匠が、今回はメイン。
しかもゲストの水野真紀さんとのラブストーリー。
昇太師匠の微妙にズレた浮いている可笑しさ、
水野真紀さんのまじめでも天然な演技。
この配役が大正解。
この二人を中心に、新興宗教「いわし信心教」の巨大な陰謀と
それを阻止せんとする「警視庁公安課」の攻防を
歌と踊りと笑いで描く。
喜劇の持つ、作り込まれた「わかりやすい笑い」が、
ホットして安心できて、なんとも面白い。
特に、随所に織り込まれた、アドリブのような、
でももしかしたら台本にあるのかもしれない、
笑い。(テイク2のショートコントとか。)
「伊東四朗一座」と「熱海五郎一座」公演は、
大好きで、数年前から欠かさず観ています。
前座として「5分前」に毎回ショートコントをする
東MAX(今回は玉置×青田だったか!)を始め、
おなじみのメンバーによるファミリーな笑いが楽しい。
今回は、ラサール石井さんが欠席。
このため、「警視庁公安課」は、渡辺リーダー、
東MAX、小倉さんらのボケを、唯一まともな課員である
河本千明さんが一人で突っ込んで、大熱演、大活躍でした。

Wannabe
柿喰う客
アトリエ春風舎(東京都)
2010/06/29 (火) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

【終演しました】八月二十日の君へ~LOST SUMMER~【ありがとうございました!】
劇団カッコカリ
ART THEATER かもめ座(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★
あの夏に忘れてきたもの。
タイトルから受けたイメージが気に入ったので観たいと思っていました。その後、出演者に知っている方がいることが分かって驚きでした。
タイトルとあらすじから切ないファンタジーを想像していました。誰もが心に秘めた、苦く切ない思い出ってあると思うので、それは私も持っているものですからテーマにとても惹かれました。
主人公を演じた方のセリフが聞き取りにくくて、幕開き直後から心配になりましたけど、でもカクテルを飲んでからの展開に気持ちも盛り上がって、楽しく観ました。
途中から「え、そっちの方に話がいってしまうの?」と、物語の変化に戸惑いましが、でもクライマックスから主人公が過去に忘れてきたものを取り戻したところなど印象的で、観ていて少し泣いてしまいました。
私が観た回はテーマソングを歌っている池崎さんのミニライブがカーテンコール後にありました。正直、劇中で流れた時は舞台のイメージに合わないなと思ったのですが、ライブで聴いた歌は素敵でした。しかも盛り上げ上手で、役者(姿はなく声のみ)や客席が一緒になって歌って楽しかったです。

1960年のメロス
unks
サイスタジオコモネAスタジオ(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/11 (日)公演終了
満足度★★★★
懐かしい演劇の香りがしました
とても気の利いた演出でした。
サイスタジオコモネの、稽古場のような舞台空間を、最大限に生かした、演出の工夫に舌を巻くと同時に、こういう劇構成、あまり観た記憶はないのに、何故か、懐かしさを覚えました。
高校演劇部が舞台だからなのか、自分の演劇部時代や、部室の香りを思い出し、胸がキュンとなる瞬間が幾度もありました。
ただ、この作品の舞台となるのが、1960年。私でさえ、まだ小学校に入学したばかりの頃、60年安保が題材になっているので、若い観客は、モデルになった事件や人物を、きっとあまりイメージできないでしょうから、そういう観客に、この作品がどう感じられるのかは、私には想像できないように思いました。
主役の亀田さんは、久しぶりに拝見しましたが、やはりとても役者力のある方だなと、再認識。上田桃子さんも、魅力的でした。
青年座の大家さんが、またいい所で、咬んじゃって、惜しいの何のって。咬まないと、すごく巧い役者さんなのに…。

リオ・デ・ジェネイロ
SPAC・静岡県舞台芸術センター
静岡芸術劇場(静岡県)
2010/06/26 (土) ~ 2010/06/27 (日)公演終了
満足度★★
SPACの公演では珍しく退屈さを感じてしまった
明確な物語はなく、自分の外側の世界と内面の世界との回路のもつれを、芝居・ダンス・音楽・映像を断片的につないて表現する作品。うーん、描こうとしていることに新鮮さを感じられなかったです。

あなたのひとみにうつらない
たすいち
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★
初見
随所に既視感のある演出、展開ながら、しっかり練られたストーリーで
テンポも良くおもしろし。次も観るだろうな。
椎谷万里江、宮崎アニメのようなヒロインをしっかりと。
池田靖浩&三輪友実、巧みなコンビ芸。
ハードボイルドな役が板に付いてない熊川ふみはちょっぴり残念。
それにしても、役者も観客も若いですわ。

水×ブリキの町で彼女は海を見つけられたか【ご来場ありがとうございました!!】
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2010/06/25 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
全てがが詩的!
どこまでも奥行きのあるステージ、まるで踊りを踊るようにかろやかに登場する役者たち。そして、あふれる詩的なメッセージ。すてきな言葉が嵐のように空から降りそそぐというイメージだ。

夏宵漫百鬼夜行
リブレセン 劇団離風霊船
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/06/26 (土) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★
身贔屓したいところですが…
我が演劇部の後輩、岡本蛍さんの作品なので、身贔屓したいのは、山々ですが、作家への直メールと同内容の感想をやはり正直に書くことにします。
どうなんでしょう?と思ったのが、本音です。
とにかく、長過ぎるのが一番の難点。
後半面白くなるまでに時間が掛かり過ぎた気がします。
後20分、短縮されていたら、もっとスピーデイでスッキリ失踪感が出た気がしました。
ダンサーの表情が素人っぽく、白けたので、あそこはいらなかったと思うし、冒頭の人物紹介もやや冗長で、眠くなりました。
後半、どんどん劇世界に引き込まれ、最後には、大方の登場人物に愛着を感じられただけに、もったいなさを感じました。
役者さんは、全く期待していなかったからか、逆に、皆さん、結構芸達者揃いで、驚きました。
特に、コビヤマ洋一さん、一度でファンになりました。
岡本さんは、幼少時より、歌舞伎などに精通していて、既に高校時代から、歌舞伎の生世話狂言のような時代劇を書くのが得意でしたから、若い劇作家に感じる不安は微塵もないし、歌舞伎の外題めいた題名に見合う、きちんとした、劇世界を構築する力があるので、安心して観てはいられるものの、やはり、この劇構成は、昔ながらの商業演劇的なスタイルなので、今の若い世代の観客には、しっくり来ないだろうなと危惧してしまいました。
明治座の狂言なら、何も文句なく、お客さん、楽しめる演目なんだけれど…。

あなたのひとみにうつらない
たすいち
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★
若さ溢れる舞台!
若さに溢れ、勢いがあって、表情豊かで、女優陣は可愛いし、男もそこそこイケメンだし、とても素晴らしい将来性のある役者さんたちだと思いました。

女ともだち
劇団競泳水着
「劇」小劇場(東京都)
2010/06/30 (水) ~ 2010/07/06 (火)公演終了
満足度★★★★★
好みでした
とても、すきでした。面白かった。
正直な事を言うと、男性の描く「女性の会話」に難を示しがちなんですが
(特に前作が、そういった類いの違和感を感じてしまっていたので)
今回は、期待以上。それ以上。
衣装、髪型含めた細かいディティールにも拘りが見え
良質で秀逸な脚本と、緻密な演出。
ウェルメイドな話の運びに、一挙一動わくわくしていました。
今年一番の、印象に残ったいい舞台でした。

結婚行進曲2010
メディアファクトリー
笹塚ファクトリー(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
ほっこりと(^-^)。
「ちゃんと故郷のある人、家族のいる人は良いなぁ」と思いながら帰途に着きました(笑)。
あまり、他劇場でフライヤーを見かけなかったし、web上の情報も殆どなかったので気にしていたのですが、ナンノナンノ、満席でした。
音楽も照明も奇抜なことはせず、台詞廻しも張ったりしない、穏やかな舞台でした。
でも、計算した笑いを織り込んだ本と、安定感のある演者さん達のお芝居で、ほっこりさせて頂きました。
特に、奥村さんと伊神さんの掛け合いはテンポが良く、二人の役柄のメリハリが素敵でした。
以前『絢爛とか爛漫とか』という舞台でも、お二人の共演を拝見したのですが、このコンビ、良いですね。
素人が勝手を書かせて頂くとすれば、
上演時間をもう少しコンパクトに出来るかなと思えることと、
舞台上手で隠れているという設定の縁者さん達にライティングの工夫をするなどできれば、
もっと満足度が上がったかもしれません。
無事、カンパニーの皆さん全員で楽日を迎えられます様に、祈っております。
素敵な舞台をありがとうございました。

水×ブリキの町で彼女は海を見つけられたか【ご来場ありがとうございました!!】
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2010/06/25 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
2回目 マチソワ
『ブリキ~』は追加シーンがいくつか。休演日挟んで進化してました。
乱舞もパワーアップ!!!
『水』はよりかなしさ(?)幸福感(?)はくっきりと。
観た方が良い! と思う。