男と女と浮わついた遺伝子 公演情報 熱海五郎一座「男と女と浮わついた遺伝子」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    『イワシの頭も信心から!』
    『イワシの頭も信心から!』

    「伊東四朗一座」の思い、軽演劇芸・東京喜劇をそのままに、
    三宅座長が始めた「熱海五郎一座」。

    いつもは中盤から出演、マイペースでかき回す役目の
    春風亭昇太師匠が、今回はメイン。
    しかもゲストの水野真紀さんとのラブストーリー。

    昇太師匠の微妙にズレた浮いている可笑しさ、
    水野真紀さんのまじめでも天然な演技。
    この配役が大正解。

    この二人を中心に、新興宗教「いわし信心教」の巨大な陰謀と
    それを阻止せんとする「警視庁公安課」の攻防を
    歌と踊りと笑いで描く。

    喜劇の持つ、作り込まれた「わかりやすい笑い」が、
    ホットして安心できて、なんとも面白い。

    特に、随所に織り込まれた、アドリブのような、
    でももしかしたら台本にあるのかもしれない、
    笑い。(テイク2のショートコントとか。)

    「伊東四朗一座」と「熱海五郎一座」公演は、
    大好きで、数年前から欠かさず観ています。
    前座として「5分前」に毎回ショートコントをする
    東MAX(今回は玉置×青田だったか!)を始め、
    おなじみのメンバーによるファミリーな笑いが楽しい。

    今回は、ラサール石井さんが欠席。
    このため、「警視庁公安課」は、渡辺リーダー、
    東MAX、小倉さんらのボケを、唯一まともな課員である
    河本千明さんが一人で突っ込んで、大熱演、大活躍でした。

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    2010/07/04 04:55

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