男と女と浮わついた遺伝子 公演情報 男と女と浮わついた遺伝子」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    『イワシの頭も信心から!』
    『イワシの頭も信心から!』

    「伊東四朗一座」の思い、軽演劇芸・東京喜劇をそのままに、
    三宅座長が始めた「熱海五郎一座」。

    いつもは中盤から出演、マイペースでかき回す役目の
    春風亭昇太師匠が、今回はメイン。
    しかもゲストの水野真紀さんとのラブストーリー。

    昇太師匠の微妙にズレた浮いている可笑しさ、
    水野真紀さんのまじめでも天然な演技。
    この配役が大正解。

    この二人を中心に、新興宗教「いわし信心教」の巨大な陰謀と
    それを阻止せんとする「警視庁公安課」の攻防を
    歌と踊りと笑いで描く。

    喜劇の持つ、作り込まれた「わかりやすい笑い」が、
    ホットして安心できて、なんとも面白い。

    特に、随所に織り込まれた、アドリブのような、
    でももしかしたら台本にあるのかもしれない、
    笑い。(テイク2のショートコントとか。)

    「伊東四朗一座」と「熱海五郎一座」公演は、
    大好きで、数年前から欠かさず観ています。
    前座として「5分前」に毎回ショートコントをする
    東MAX(今回は玉置×青田だったか!)を始め、
    おなじみのメンバーによるファミリーな笑いが楽しい。

    今回は、ラサール石井さんが欠席。
    このため、「警視庁公安課」は、渡辺リーダー、
    東MAX、小倉さんらのボケを、唯一まともな課員である
    河本千明さんが一人で突っ込んで、大熱演、大活躍でした。

  • 満足度★★★★

    アドリブ満載!
    三宅が発するアドリブで出演者の面々がドギマギする仕草が可笑しい。今回は水野真紀がイジラレテ下を向いてる姿が実に愛らしかった。真紀ちゃんっていいよねー。料理はプロ級だし。欠点なんてなさそう。笑

    以下はネタばれBOXにて。。


    ネタバレBOX

    イワシ信仰のカルト教団に入っている水島(水野真紀)は、冴えない遺伝子を持ち会社でも浮きまくっている春風の遺伝子欲しさに、彼をたらし込んで教団に誘い入れようとするも、公安の潜入捜査によって阻止されマインドコントロールから放たれる。という筋。

    ここでの教祖役が三宅。公安らの面々が公務員というぬるい環境を甘んじて受けてる、いわば公務員の代表のような人材。笑
    一種の社会風刺をしながらも笑いという絶対の中で公務員に対してのきついマグナムをかましていた。笑

    序盤から終盤までの笑わせかたは 絶妙で、その笑も大衆を意識したコメディだから、年齢を問わない笑い。流石に プロを感じた舞台だった。
    中盤、渡辺と東のお歌が導入されるが、はっきりいって聞きたくない歌声だ。実に下手なのだ。心底から下手なのだ。むしろ、春風亭昇太の歌が良かった。照れながら一生懸命に歌う姿に感動して手から血が出るほど拍手しちゃったわさ。

    大衆的コメディ。
  • 満足度★★★★★

    いや面白かった
    前回は伊藤四朗一座公演とのジョイント?でも拝見しましたが、ここの一座の公演は楽しませてくれます。今回は少しラブストーリーをからめていましたが、相変わらずの面白さでした。この公演はどこまでが台本どおりでどこからがアドリブなのかの境目がなく、また、それが楽しみであったりします。三宅さん、渡辺さん、小倉、東さん、昇太さんの掛け合いは観ていて飽きることがありません。大変面白かったです。あと東貴博さんは親父さんにも引けを足らないコメディアンですね。次回も楽しみ

  • 満足度★★★★

    どこまでが台本!?
    どこまでが台本で、どこからアドリブなんだか、境目が分からない。ド頭から、旬なネタもあり、最後まで楽しませてくれました。ほぼ笑いっぱなしの2時間半でした(アドリブのおかげで確実に長くなってます)。

  • 満足度★★★★

    意外と真面目
    5月26日、「守り火」(中野ザ・ポケット)の客席でお見かけしました春風亭昇太さんですが、今回はいつもと違って台詞が多くて大変でしたね。

    ネタバレBOX

    「ザ・キャラクター」に続き、連続でカルトを扱ったお芝居を観てしまいました!

    いきなり春風(春風亭昇太)が美女(水野真紀)からもてるのに驚き、次のシーンで公安が出てきたのにビックリ!

    調査するのは、両手をYの字に挙げて、両手を前後に揺らしながら、鰯の頭も信心から~と叫ぶ鰯信心教。

    周りから浮いた男の遺伝子から作ったワクチンが毒素の発症を実質的に抑える効果があり、毒を撒き散らす前に美人信者が春風を取り込もうしたもの。

    恥ずかしかったことを再現して入信、鰯の歌を聞いて洗脳され、逆に自信満々で乗りに乗って歌うと洗脳が解けるというオチで無事解決。

    電極のついた帽子を被るのは「メモリーズ」かって、セノチンさん!

    椅子の背もたれがガタンとなって、台詞を忘れたとかで一騒動、ベタ。

    渡辺リーダーの物を客席に放り、ゴムで戻ってくるというネタは、今回はサングラス程度の大きさでパッとせず。やはり大きな物でないとね。

    舞台挨拶で、実生活では女性から声を掛けられたことがないという昇太さんには、さもありなんと笑いました!!
  • プロの仕事
    恋愛に縁のない建設会社員(春風亭昇太)が
    新興宗教の美人信者(水野真紀)に
    色恋入信を仕掛けられるハナシ。
    アドリブ風に計算しつくされた笑いに
    安心して身を任せられる。
    SET風の演出では、ある。

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