
Wannabe
柿喰う客
アトリエ春風舎(東京都)
2010/06/29 (火) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

誘拐には、誘拐を。
Elephant Talk
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2010/07/02 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★
みました。
分かりやすいストーリー展開。分かりやすいテーマ。
白木原さんのマイムが見られて良かった!
照明は時々キャストに当たってない時もあり、ちょっと残念でした。

元気で行こう絶望するな、では失敬。
パラドックス定数
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2010/06/25 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

密室のゲーム 確率捜査官 御子柴岳人
シン×クロ
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2010/07/03 (土) ~ 2010/07/11 (日)公演終了
満足度★★★
確率論で事件の謎を解く!ライトノベル感覚の舞台。「心霊探偵八雲」スタッフの新作。初エコーです。
赤い左目で死者の魂を見て事件を解決する「心霊探偵八雲」の
原作・脚本・演出スタッフによる新作。
特殊能力を持つ天才だが、性格が変なイケメン探偵・刑事が
主人公のミステリー、助手は若いヒロイン、というパターン
を踏襲。
今度は、確率論で事件の謎を解く、警視庁特殊取調対策班の
数学者が主人公。
頭脳労働のため糖分補給が必要なので、常にチュッパチャプス
をくわえています。
捜査の中で、いくつか確率の理論が応用されている点が面白い。
心理学も、確率の結果が元になっているというのも納得。
肝心の事件の真相は、最後のほうで、ひとひねり合るのがイイ。
もっとどっぷりと数学の要素が強いほうが面白いかも。
ただし、捜査に数学を取り入れるというのも海外テレビドラマに
あったし、「ガリレオ」にも似てます。
若いキャストが多い中、劇団イキウメの安井順平さんが、
いつものクールで論理的なキャラクターで刑事を好演。
八雲第一作「心霊探偵八雲 いつわりの樹」にも
出演されてました。
ちはる さんも、もうすっかり母親役。
オープニング・タイトルのダンスでは、本編の役とは違って
はじけてました。

てのひらのさかな
三角フラスコ
エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)
2010/07/02 (金) ~ 2010/07/06 (火)公演終了
満足度★★★★★
必見の舞台
すごく丁寧につくられた作品でした。生田さんの演出力はやっぱり高いなあと。関西の作家さんの戯曲ですが、まるで生田さんが書かれたような、しっかり「三角フラスコの作品」に仕上がってました。作家さんのトークもすごく良かったです。

女ともだち
劇団競泳水着
「劇」小劇場(東京都)
2010/06/30 (水) ~ 2010/07/06 (火)公演終了
満足度★★★★★
いつまでも観ていたい
そんな芝居だった。
少女から大人へ、ひとりの女性の10年を柔らかな筆致で。
適材適所、抜群の配役。
大川翔子、見事な主演女優の佇まい。「なで肩の女王」の賞号をあげたい。
川村紗也、コメディリリーフをチャーミングに。
役柄通りに華やかな梅舟惟永。
惜しむらくは、海辺の街の雰囲気がもうひとつ出ていなかったかな。
いつも思うが、劇中の楽曲公開してほしい。

音楽劇『巨人達の国々』 ご来場ありがとうございました☆小説化決定しました!!
舞台芸術集団 地下空港
ザ・ポケット(東京都)
2010/06/30 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
迫力がありました
音楽と舞台の使い方がとても良く、ダイナミックな演出だと思いました。映画では味わえない劇場ならではの迫力がありました。
ストーリーは少々難解でした。なぜ巨人は帰って行ったのでしょうか。外野さんと黒野は同じように巨人を中野に呼び出したかったの?
小説として本になったらじっくり読みたいと思います。
黒野、さっちゃん、外野さん、やすしなど、登場人物のキャラクターがとても面白かったです。

「運命/未完成」・「真夜中の訪問者ほか」
ブラジル
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/06/29 (火) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

女ともだち
劇団競泳水着
「劇」小劇場(東京都)
2010/06/30 (水) ~ 2010/07/06 (火)公演終了

Wannabe
柿喰う客
アトリエ春風舎(東京都)
2010/06/29 (火) ~ 2010/07/19 (月)公演終了
満足度★★★★
なんだか…
柿喰う客は劇というよりはやっぱパフォーマンスとして捉えた方がいいのかな?なんて思ったり。役者さんの細かい動きとかがすごい好き。

頭痛肩こり樋口一葉
ネオゼネレイター・プロジェクト
相鉄本多劇場(神奈川県)
2010/06/30 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
すっきりと入り込んでくる樋口一葉
戯曲で語られる世界がすっきりと入ってきた感じ・・。
終わって、拍手をするなかで
戯曲がそこまでに
磨かれて演じられていたことに
ハタときがつきました。

元気で行こう絶望するな、では失敬。
パラドックス定数
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2010/06/25 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
野木さんの本音の読み解き方次第で…
たぶん、アンケートに書いたことと相当主旨の異なる感想になりそうです。
と、言うのは、【あそこまであんなに秀逸だったのだから、ここをもう少し工夫したら、完璧だったのでは】と思わされた点が、実は、野木さんは、百も承知の上で、あえてそういう手法を使われたのかも…と、帰る道すがら、考えたから。
野木さんて、観客よりも、更に、一枚も二枚も上手なのではないかと感じたのです。
この芝居、その点が、もし私の深読みなら、星4つ、読みが的中なら、星5つでも足りないと思います。
さて、どちらなんでしょう?
とにかく、どちらにしたところで、この作品、脚本、演出、キャスト、スタッフワーク、全てにおいて、ハイクオリティであることは、疑う余地なし。
本当に、スゴイ芝居を見せて頂いたことだけは、間違いありません。
20人の生徒が、実に、生き生きと、キャラクターまで、見事に、描き分けられているのですが、如何せん、すぐには、この人があれをした人とピンと来ない年齢になってしまったので、よりこの作品を深く感じるために、もう2~3回は、見直して、すぐに、これは誰と認識できるまでになりたいなあと思わされました。
良い本は何度も読み返したくなるように、この舞台は、何度も観て理解を深めたくなる魅力に満ちていました。
そういう意味でも、長く愛され読み続けられる、太宰をモチーフにした芝居の本領発揮を証明しているのかもしれません。
何となく、野木版「春のめざめ」と言うか「いまを生きる」と言うか、そんな風情の、青春時代の切ない思いが去来する、胸に痛いながら、どこか懐かしい香りのする作品でした。

DANCE MASTER
カメハウス
OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)
2010/07/02 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

サン・バルテルミ
劇団 M'sカンパニー
萬劇場(東京都)
2010/07/02 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★
ありがとうございました
ブログに書いたものを転載します。
2時間半の長時間公演。高校のとき、たしか、セント、バーソロミューとかいう名称で習った虐殺事件を題材にした歴史ものです。
カトリックとプロテスタントの対立と、宮廷内の愛憎とを織り交ぜながら進行していきます。
それでは感想をランダムに。
1 たぶん作者であり演出家であり主役である二宮瑞絵さんが、長年の構想を熟成させて、ようやく公演までこぎつけたものだったに違いありません。その熱意には敬服します。 その志は大事なことですよね。
2 全体として、まだこなしきれていない印象でした。ひとことで言えば、まだまだ演技や流れが「硬い」のです。長い劇を、普通の劇並に練習したくらいの(ではなかったかも知れませんが)完成度でした。とりわけ暗転中のダンスは、動きになめらかさがない感じがしました。たぶん公演を、これから何度も繰り返すうちに、それらは解消されてくるのかなと思いました。
3 苦言です。私は二宮さんはマルゴ役でないほうがいいと思いました。あなたの意気込みは買いますが、表にたたなくても十分気持ちは伝わります。だれか若手を抜擢したほうが、将来の劇団のためになると考えたのですが。ただ正直言って、今回の公演にマルゴを演じられる人がいたかと思うと、寂しいものがあります。客演でもいいから、どなたかを引っ張ることも視野に入れてもいいのではとも。
4 若い方の多い劇団ですね。劇中の役者のバランスを考えると、竹神さんのような雰囲気を持った人が、それなりに劇団を「重く」するものだと思います。最初に書いた「硬さ」もそのあたりが原因かもしれません。
5 周りで「腰が痛い」という声も多々ありましたが、私は長いとは感じませんでした。
若いだけに「伸びしろ」の大きな劇団だと思いました。 今後の成長に期待。

エネミイ
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/18 (日)公演終了

あなたのひとみにうつらない
たすいち
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★
素敵な四季のファンタジー。
四季を象徴する4つの物語から、見えない物が見えるようになることの素晴らしさと怖さを描いている。オムニバスの中では、消えたい二人が秀逸。他人より目立ちたくないと争う池田靖浩と三輪友実のふたりの演技は絶妙。面白くなおかつ奥深いテーマで、今作のなかで群を抜いていた。
作品全体としても良くできている。若手の俳優を集めながら、それぞれの持ち味をしっかりと出して、みんなが輝いている。なかでも主役の椎谷万里江が盲目の少女を魅力的に演じていた。

“ UN VIAGGIO NUOVO (ウン ヴィアッジョ ヌオヴォ)”
せんがわ劇場
調布市せんがわ劇場(東京都)
2010/07/04 (日) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★
目玉(?)が惜しい
1番目のAPEの作品は結構前に作られたものの再演なので、演出に多少古さを感じましたが、ダンサーの動きは切れがあって良かったです。
2番目の楽屋や倉庫やトイレ等の劇場全体を使った同時多発パフォーマンスは今回の公演の目玉的演目のつもりだったのでしょうが、演出・構成が感じられず、それぞれのパフォーマーの一芸の羅列に留まっていて、安藤忠雄の建築に負けていて残念でした。
3番目の作品は1番目の作品に較べてかなり洗練されていました。抽象的でしたが、情報量のある素晴しい作品でした。このような作品をもっと長時間観たかったです。
1番目☆3、2番目☆2、3番目☆4で、平均して☆3です。

夏宵漫百鬼夜行
リブレセン 劇団離風霊船
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/06/26 (土) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★
2回見ました。
上手と下手で見たのですが、下手はセットで見えないことも。そして上手で見たときはスタンバイしてる人が見えすぎでちょっと冷めました。あと削れるシーンあるんじゃないかと思ったのもあります、一つ一つのネタを推しすぎというか・・・。あとセリフを含めグダグダになってしまったシーンは残念。
しかし、終わった後は、長いけど面白かった!という感想です。最初に観た日は近くのお客さんも大声で笑っていたので、気持ちよく笑ってストレス発散にもなりました!コビヤマ洋一さん面白かったです。それと、石川伸一郎さんの目が良かったです。流し目もイっちゃってる表情も。
開演前に妖怪さんたちが会場フラフラしている演出は結構好きでした。

天聖八剣伝
エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/ネルケプランニング
天王洲 銀河劇場(東京都)
2010/06/19 (土) ~ 2010/06/27 (日)公演終了
満足度★★★
おもしろかったけれど
8人も主要な人物を出していくのに、それぞれ個性を出して物語を作っていくところ、やはりきださんらしいなと思いました。
アクションも、さすがです。
前半の盛り上がりに比べて、後半のほうにもうひとつくらい盛り上がりがほしかったなと。(贅沢でしょうか、、、。)

あかつき
LiveUpCapsules
pit北/区域(東京都)
2010/06/30 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★
あれれ・・
悪い芝居ではなかったと思う。でも,結局のところ,テーマは何だったのでしょうか?時代考証をしっかりやっているような気もするので,同時代の思想の流れや弾圧の時代を表現したかった?夢二の生き様?さまざまな愛情のかたち?自分の理解力が足りなかったのか,ストレートに伝わるところが無かったように思えるのが残念。