
婦人口論
財団、江本純子
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2010/07/15 (木) ~ 2010/07/25 (日)公演終了
満足度★★★★
滲み出る本質
あけすけな部分が心地よくあけすけになっていて、
だからこそ、じわっと滲み出てくるキャラクターたちの本質を
強く感じることができました

ラクダ
範宙遊泳
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/07/14 (水) ~ 2010/07/18 (日)公演終了
満足度★★★★
ラクダスピリッツ
ひとつずつのシーンには
ちゃんとラクダのスピリットが詰まっていて、
にもかかわらず、
落語ワールドのラクダとは
素敵に異なった空間が
構築されていました。

また逢おうと竜馬は言った
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2010/07/10 (土) ~ 2010/08/08 (日)公演終了
満足度★★★
お客様が楽しんでいる空気が劇場内にホントにシッカリとある。
お客様が楽しんでいる空気が、劇場内にホントにシッカリとある。それがやっぱりキャラメルボックスさんの凄さの証明でしょう、なにより。誰かに期待されてその期待を裏切らないっていうのは凄い。簡単な事じゃないですよね。
ただ、個人的にはいつもよりもツッコミどころを多く感じてしまいました。なぜだろう?気にしたら野暮だな、そう思いながらも気になってしまうような部分がチョイチョイ。後半、芝居が加速するところでちょっと置いていかれちゃったのが原因…かなぁ?
追記:今年の冬に上演予定の上川隆也さん、近江谷太朗さんが帰ってくるという『サンタクロースが歌ってくれた』、コレは必見な気がします!
![[※25日(日)13:00追加公演決定!!] 脳内TRIPアルゴリズム!!](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/153/stage15370_1.jpg)
[※25日(日)13:00追加公演決定!!] 脳内TRIPアルゴリズム!!
オッセルズ
シアター711(東京都)
2010/07/21 (水) ~ 2010/07/26 (月)公演終了
満足度★★★★
笑いすぎて苦しい
初めての劇団に初めての劇場でした。クシダさんが出演するというのと、チラシの明るい雰囲気に惹かれて観に行きました。
チラシのイメージのままの楽しいオープニングに、気分も明るくなり笑顔をもらいました。
オムニバスということでしたが、1つ1つのエピソードがおかしくて、特にあの高貴なお方のシーンは笑いすぎて苦しくなって涙が出てきました。
ただ、けっこう下ネタも多くて、しかもかなり過激だったので、そこは笑えなかったけれど、でも面白かったです。観に行ってよかったと思います。

反重力エンピツ(再演)
国道五十八号戦線
サンモールスタジオ(東京都)
2010/07/23 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
何が一番重いのか。
劇中で明かされるその答えは彼らの今回への胸中も示すかの如く。
観に行くまでは前々回公演の再演は尚早と思っていましたが、これはこれでアリだったのかもしれない。少なくともそう思い直せるだけの作品でした。行くか考慮中ならばとりあえず行っておいて損はないかと。出来的に、これが58初見でも特に問題ないかと。
演目を変更しながら無理なキャスティングがなかったのが幸いでした。役者に当たり外れなくきっちり仕事を振り分けられていて各々がしっかりこなしていました。「役を身に落とす」「台詞が腑に落ちる」という意味では堀さん(DULL-COLORED POP)が抜群に良かった。「根付いていた」と思います。58へ何度も客演している加賀美さん(青春事情)もしっかり安定。登場の度に場の空気を換える様な存在を維持して、話の先導役をこなしていた。藤尾さん(犬と串)は後半から一段上がった感じ。
彼らの作品は脚本の時点でかなりの強固さがある。今回不在の友寄さんの存在も何処かに見えた気がしました。きっとこれからまだ育ちながら安定していくはず。ロングラン。彼らにとっての体感距離が当初より延びているだろうと邪推しつつ、しっかり駆け抜けて欲しいところ。
![[※25日(日)13:00追加公演決定!!] 脳内TRIPアルゴリズム!!](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/153/stage15370_1.jpg)
[※25日(日)13:00追加公演決定!!] 脳内TRIPアルゴリズム!!
オッセルズ
シアター711(東京都)
2010/07/21 (水) ~ 2010/07/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
笑いっぱなしで~(^_^;)
涙が出てきちゃった~(≧∇≦)
素晴らしい舞台でしたね~o(^-^)o
また観たいですね~o(^-^)o

『「「「愛」を使う」と言う」とつぶやく』
コマツ企画
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/07/21 (水) ~ 2010/07/25 (日)公演終了
満足度★★★★
天国に近い場所?
ほんとに、一人芝居ではないんです、これは。まさに、一人でしか出来ない演劇。その違いは体験すればすぐにわかると思うので、言葉で説明するのは野暮だよなあ…。

gravity Live vol.4
gravity
新宿FACE(東京都)
2010/07/23 (金) ~ 2010/07/23 (金)公演終了
満足度★★★★★
gravity:重力~それは心地よい引力
1階後方のセンターポジションで観て来ました!舞台中央から端まで良く見えましたので、ライブ全体の様子が良く解り、大変満足でした。シルビアさん、林さん両人とも歌とダンス、MCが素晴らしかった。また、豪華ゲストの方々もそれぞれ、ライブを盛り上げてくれて、非常に楽しいステージでした。生バンドの方の演奏も迫力があって、良かったと思います。良いステージには「華」があるという印象です。機会があれば、多くの人にぜひ見て欲しい。

『「「「愛」を使う」と言う」とつぶやく』
コマツ企画
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/07/21 (水) ~ 2010/07/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
みんな観ればいい。
劇団に所属しつつ、客演もしつつ、それでも自作自演をしようとする俳優川島さんのエネルギーを十分に感じられる作品。エネルギーだけじゃなくちゃんとした構成・ストーリーが成り立っていて、タイトルへのリンクがまた素晴らしい。
どんな形にしても演劇に関わるなら観といた方がいいと思う。って孤天をみると毎度思ってしまう。
俳優アーカイブのアフタートークもとってもよいです。人選ももちろん内容も。

反重力エンピツ(再演)
国道五十八号戦線
サンモールスタジオ(東京都)
2010/07/23 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★★
名作の再演はやはり名作!
演出家が急病で、急遽看板役者の福原冠が演出に回り、演目を変えて臨んだのが今回の公演。初日の幕を開けるまでの苦労はいかばかりか。
ただ、そういう劇団に対する同情の念をおいて、純粋に一公演として見て、とても楽しめた。この作品は国道58号戦線が昨年、同じくサンモールスタジオで上演して、高い評価を得た、劇団の代表作の再演。
「この世で一番重いものは何だと思う?」この問いかけ自体がとても劇的。そしてその答えのひとつとして「反重力エンピツ」が登場する。ひとつひとつの言葉のイメージが斬新で美しい。
伊神忠聡とハマカワフミエの二人のシーンが何度見てもとても素敵だ。

15 Minutes Made Volume8
Mrs.fictions
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/04/29 (木) ~ 2010/05/02 (日)公演終了

空から降るほんの小さな愛
ジ~パンズ
銀座みゆき館劇場(東京都)
2010/04/23 (金) ~ 2010/04/29 (木)公演終了
満足度★★★★
面白かった
アパートの上下階ということで、暗転時に部屋に出てるものをチェンジして別の部屋にする手法とっていたので、若干暗転が長めになるのは致し方ない部分はあるにせよ、出てくるキャラたちがきちんと描き分けられて、また一部キャラはなかなか微妙な関連性を持たせることで、1つの部屋にキャラが集まって2つの物語が進むことが自然になるようになっておりました。なかなか笑える部分もあったし、予想外に面白かったです。
ただ前半部分、アパートの上下階で同じ時間軸としていたが、それぞれの部屋での場面は出来れば長さをなるべくあわせるほうがもっと面白かったかも。(まあ、あまり長さが違うことを気にする人はいないかもしれませんがww)

アンポテンツ
劇団チャリT企画
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/04/28 (水) ~ 2010/05/02 (日)公演終了
満足度★★★★
あっち側が気になる(笑)
チラシなどからは安保闘争をベースにしたチャリTの茶番狂騒劇とのことですが、たしかにベースにしてるなとは感じられますが、そんなことは関係なくばかばかしいことが続き、面白かったです。
まあ、このセットはどうだったんだとか、あっち側はどうだったんだなど、若干その後が気になる部分はありましたけどね・・・。

PerformenⅤ~Purgatorio~
電動夏子安置システム
ザ・ポケット(東京都)
2010/04/21 (水) ~ 2010/04/25 (日)公演終了
満足度★★★★
Mバージョンが面白かった
Fバージョン
頭が疲れてたのか、どうも話についていけず、間に挟まるロジカルコントも、面白いと目では感じるものの、脳がその面白さについていけず。
Mバージョン
何故かロジカルコントがむちゃくちゃ面白いんですけど(笑)
Fバージョンとは違うロジカルコントが面白いのは当たり前ですが、Fバージョンと同じロジカルコントでも、(若干設定が違うのはありますが)演ずる役者が違っただけで、これだけ面白さが違うのはどういうことだ(笑)
しかし、改めて思った、この脚本書いた竹田さんやはり凄いわー。
頭ん中を見てみたい(笑)

幸福な職場
劇団 東京フェスティバル
小劇場 楽園(東京都)
2010/07/21 (水) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

僕に似合いの身体
散歩道楽
シアターブラッツ(東京都)
2010/07/20 (火) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

家庭の安らぎの喜びと恐怖
本能中枢劇団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/07/23 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

ヤマト版 夏の夜の夢〔公演終了!今後は「天幕旅団」としてリニューアル致します。〕
笑劇ヤマト魂
劇場MOMO(東京都)
2010/07/16 (金) ~ 2010/07/25 (日)公演終了
満足度★
原作
言葉を換えたりイントネーションで、笑いを取ろうとするのはどうなのか。それがスタイルなのだったら、お笑いでいいじゃないか。
折角の喜劇作品を本編の面白さで伝えられないだとしたら、オリジナルでいいじゃないですか。
シェイクスピアの台詞が難しいのは分かる。しかし演じる役者が、自分が何を言ってるのか分かってない気がする。
気付いてもいないのに、つらつらと喋ってしまう。
だからお客さんは、右から左。分かりやすい現代の言葉では、クスクスする。それを望んでいるか?だったらシェイクスピアでなくていい。
あとはネタバレへ

ヤマト版 夏の夜の夢〔公演終了!今後は「天幕旅団」としてリニューアル致します。〕
笑劇ヤマト魂
劇場MOMO(東京都)
2010/07/16 (金) ~ 2010/07/25 (日)公演終了
面白かったかな・・・
衣装と装置、演出はまあまあ面白かったと思います。
既成の音楽をあんなにも多く使用しないといけないものでしょうか?
なんだか残念に思ってしまいます。
役者さん達は、噛み倒してました。
残念です。

ヤマト版 夏の夜の夢〔公演終了!今後は「天幕旅団」としてリニューアル致します。〕
笑劇ヤマト魂
劇場MOMO(東京都)
2010/07/16 (金) ~ 2010/07/25 (日)公演終了
満足度★★★★
悲劇バージョンを見たんだけど
要所要所で大きな笑いが起こる喜劇的要素の強いステージでした。悲劇というよりも、朝が来ると、夜のうちは優勢だった魔の力が弱まり、また新たな世界が始まるという浄化の話と化していました(←私の個人的解釈)。このような内容をうまく表すネーミングがなかったものかしら。独特のトーンのある衣装、メイクもステキでした。