最新の観てきた!クチコミ一覧

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組曲「空想」

組曲「空想」

空想組曲

OFF OFFシアター(東京都)

2010/06/16 (水) ~ 2010/06/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

文句なく、好み。
4か5で言われたら、5に近いので5を。役者の力、作家の個性、演出家のセンス、トータルして申し分ない出来。ここ最近観た小劇場界では空想組曲が抜群にいい。作家が短編向きなのかもしれない。

女ともだち

女ともだち

劇団競泳水着

「劇」小劇場(東京都)

2010/06/30 (水) ~ 2010/07/06 (火)公演終了

満足度★★★★

女子だからこそ。
共感できるストーリー。わたしには「そういう女子居るよねぇ」と遠目で微笑ましくなった。年代ごとの演じ分けがナチュラルで、違和感なく入り込めた。自分の好みのストーリーではないのに、面白いと感じる。作家の力を感じた。

反重力エンピツ(再演)

反重力エンピツ(再演)

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2010/07/23 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★

たったその、一言。
ラストシーンの一言。それを言いたいが為の舞台、とも言えるのではないか。面白いが、期待値があがりすぎた印象。構成はうまいが、長いとも感じた。

のるもの案内

のるもの案内

スミカ

MODeL T(東京都)

2010/08/21 (土) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度★★★★

美味しい空間。
充実した時間をすごせました。でも個人的には、ああやって席をちゃんと設けるよりも普通にお茶をしている中で観られた方がよかったかも。温かいカフェオレやジンジャーティーでも飲みながらゆったり観られたら、もっと幸せだったろうなぁとワガママを言ってみる。

悪役志願

悪役志願

黒色綺譚カナリア派

座・高円寺1(東京都)

2010/08/20 (金) ~ 2010/08/26 (木)公演終了

満足度★★★

オシャレ、だけど。
わくわく、もしたけど。期待した以上の展開がなく、少しがっかりでした。舞台美術は非常によかったが、劇場が大きすぎた印象も。当日パンフレットの悪役と悪人の違いはおもしろかった。

SUNらいず

SUNらいず

劇団光希

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/09/08 (水) ~ 2010/09/12 (日)公演終了

満足度★★★★

忘れていた切なさ
初日を観(魅)せていただきました。たしかにホタルがいました、海にも(笑)。

大人になると忙しさにかまけてついつい忘れて(というか、ま、いいやで終わらせて)しまう・・・そんな日常の些細な、でも大切なことを改めて思い出すことができた。そうなんだ青春って、仲間って、決して学生時代だけのものじゃないんだ!!そんな笑いと涙の混ざり合った、心がほんわかする舞台。

「浦部三馬鹿トリオ」自体には違和感はなかったけど、後輩2人との年齢差にギャップがありすぎ。もう少し近いともっとリアリティがあると思う。そういえば蛍子役、夏海役は年齢設定と見た目にギャップ(演者が若すぎ)が感じられた。できれば当パンに設定年齢も記載してもらえると、予備知識として嬉しいかな。

それでもホタルはヤンキーで、高校時代に出来ちゃった婚という設定の想像はつくけど、ナツの中学生というのは違和感あり。どうしても小学生にしか見えなかった。でも演技は高校生ぐらいにうまかった。アルバイトの幸子の存在は、しゃべり方が山田まりあっぽいキャラだったというのもあって、ピリッとスパイスが効いていていい存在だった。

ただ、全体に登場人物がやたらと多すぎる(カメラマン、教師、自殺志願者など)。もっと絞ってもこのストーリーは成り立つと思われる。それだけに前半はダラダラと進む感じなので、観ていても気持ちの中で話が一本にまとまらない。

それが一転、直人がホタルにプロポーズをする場面で緊張感が走った。朴訥な口調の直人に対して、心では受け入れたいのに、それを隠しつつ本心とは裏腹な言葉で罵倒するホタルはほんと見事!でした。演技とは思えなしリアリティがあった。実生活での体験が生きている?(あっ、冗談です。笑)。思わず涙腺が潤んでしまった。ホタルを演じた森下さん、うまいなあ~。

2時間をオーバーする舞台なのに、意外にも時計は気にならなかった。それは今回の座組みにはストーリーとは別の部分でも一体感があって、演じている側の気持ちが観ている側にストレートに伝わったから、感情移入しやすかったためだ。

おにもつ

おにもつ

東京マハロ

笹塚ファクトリー(東京都)

2010/09/03 (金) ~ 2010/09/12 (日)公演終了

観てきました。
今回初めて観させて頂いたのですが
とても面白かったです。

次回公演も是非観に来たいと思います。
楽しみにしています。

ЖeHopмan【シャハマーチ】 池袋盤

ЖeHopмan【シャハマーチ】 池袋盤

電動夏子安置システム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/09/07 (火) ~ 2010/09/12 (日)公演終了

満足度★★★★

両チーム観たい。
と、思うくらい。
とても面白かったです。
小難しそうな設定で、理解できるか不安でしたが、
舞台装置などなどが駆使されて、わかりやすかったです。
仕立てはコメディ、だけどテーマは社会派、みたいな。

ネタバレBOX

初日だからか、キャストさんのふわふわ感は否めませんでしたが。
それはさておいても、素敵な役者様方ですし、
お話も面白かったです。
私はKチーム観ましたが。
Mチームサイドから観たら、また違った見方が出来るんだろうなぁと思うと、とても興味をそそられました。

舞台に吊られているテレビが、
とてもストーリーやゲーム設定をわかりやすくしていて良かったです。
忘却曲線

忘却曲線

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2010/09/06 (月) ~ 2010/09/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

全ての人に捧げる子守唄
物語は抒情詩的な描写で表現されていたが、家族の心理状態をキャストらが吐くセリフとそれらを結ぶ情景で絶妙に舞台を作り上げていた。導入音楽も素敵だった。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

作家で詩人のパパは交通事故で粉々になって死んでしまう。心底、夫を愛していた歌手のママは夫の「日記を書きなさい」との提言を実行していた。ママにとって日記は過去の悲しい出来事を忘れさせてくれるものだった。そして子ども達にも「日記を書きなさい。できるだけ丁寧に・・。」と口癖のように教えるのだった。

子どもたちはママの言葉通り、毎日、日記を紡ぐ。それらはいつしか習慣になっていったが、7年後の夏に今度はママが夫を追うように失踪してしまう。

残された子供達はママとの過去を忘れられず、ママと過ごした家からも離れることが出来ずに、悲しみと切なさと思い焦がれる望郷の上に人生を歩んでいた。

その後の4人の兄弟は必ずしも幸せそうではない。こういった物語の紡ぎ方が小夏の独特のセンスでもある。生きてる人達の多くが不幸せと幸せを絶妙なバランスで交互に綱渡りをしているようなものだと思う。誰でも生きてる人は、みなそこにある死に向かっているのだから、怖がらずに生きてる間は生きてるあいだを自分らしく楽しく過ごせばいい、とも思う。

ここで登場するママは娼婦のようなメイクで4人の母でありながら生身の女を印象付ける。このことから失踪した後の女としてのママの生き様をも想像できてしまう。そのママも彼女らの故郷へ帰ってきたようだったが、小さな猫をかばって交通事故に撒き込まれ夫と同じように粉々になって死んでしまう。

夏の思い出、それは潮風と共に突然やってきて、彼らの記憶を鮮明にさせるだけさせて、また突風のごとく走り去ってしまうのであった。

愛する人の死。それは二度と逢えなくてもそれで終わるわけではない。4人の子供のママ。世間と言うものは錯覚しがちだけれど、親になったとたん聖人に変身する訳じゃない。その人の性格というものはさして変わらない。個性だからだ。ママは女としての自分を捨てきれなかっただけだ。

私達はこれからも、そう変わらない人生を生きていくだろう。しかし未来は私達を見捨てない。


おにもつ

おにもつ

東京マハロ

笹塚ファクトリー(東京都)

2010/09/03 (金) ~ 2010/09/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑いあり感動あり☆
初めて東京マハロの舞台を観に行きました。

あー、こーゆー人いるいる~!という感じで、
入りこんじゃいました☆
前半は笑えて後半は感動と心温まるお話~、
とってもよかったです!!

に、しても、最後の『おにもつ』・・・
考えさせられる内容でもあり、観に行けてよかったです。

また次回も観に行きたいなーと思いました!

12日までやっているそうなのでまだの方はぜひ観てみてください^^


忘却曲線

忘却曲線

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2010/09/06 (月) ~ 2010/09/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

帰る家がある幸せ!
母の家があることできょうだいの求心力が増します。今後のきょうだいの前途もいい方向に進むように希望します、無縁社会にならないように。

ネタバレBOX

船のデッキのような舞台…、横浜出身の小夏さんがイメージした港を感じさせる真島家のリビングルームです。

愛人と一緒にいた父を交通事故で亡くし、その後母は出奔してしまい、母の帰りを待ち続けるきょうだいの話。

女3人、男1人のきょうだいの特徴付けが際立っていました。母親代わりできっちりしていて何でも形から入ろうとする長女、長女は結婚しています。他は、口べたで人付き合いの悪い長男、自由奔放だが心は寂しい次女、自分の殻に閉じこもっている三女。

暫く帰省していなかった次女が東京のデパートを辞めて帰って来たところからスタート。

とりあえず家族の許に帰ってきたというのが良いですね。親が亡くなった後のきょうだいの関係は微妙、現在問題になっている無縁社会になる第一歩です。母親を待つための家ということもありますが、求心力があることが救いです。

帰ろうとして、逡巡していたであろう母が交通事故で死んで、葬儀が終わったころで終了。

三女には恋の予感が、長男もしっかりしていることが分かりました。これから、めいめいが独立して行くでしょう。いつまでもいいきょうだいでいてほしいと思いました。

母の、日記は忘れるために書くのよ…、私もここにコメントを書くと安心したように忘れていきます…。

子供のころに戻ったり、現在に戻ったり、流れが自然でした。いつものように食事は本当に食しており、細部に丁寧な演出に大満足でした。
十二人の怒れる男

十二人の怒れる男

東北えびす

白鳥ホール(宮城県)

2010/09/01 (水) ~ 2010/09/05 (日)公演終了

満足度★★★★

熱い密室劇
密室(正確には施錠された部屋)で繰り広げられる熱い芝居。
良くできた脚本だなぁと思いました。

みなさんの熱い演技にも脱帽!

ЖeHopмan【シャハマーチ】 池袋盤

ЖeHopмan【シャハマーチ】 池袋盤

電動夏子安置システム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/09/07 (火) ~ 2010/09/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

ちょっと上級編かもね
脚本に基づいて役者が演じている、という意味では演劇なんだけど、他の劇団ではやらないようなことを、一貫してやっているのはスゴイ。今回は、一連のジェノルマ・シリーズなんだけど、少しルールが加わって(変わって)上級編という雰囲気があるような気がする。しかし、12人の役者陣が細かい部分を丁寧に演じてて、何回観ても見落とすだろうなぁ、というような動きがいっぱい。それを見つけたときが楽しい。この劇団のロジカル・コメディの見方が分かっていれば、とんでもなく面白い作品だと言える。

衛星放送に殺意を、

衛星放送に殺意を、

ハイバネカナタ

劇場MOMO(東京都)

2010/09/02 (木) ~ 2010/09/05 (日)公演終了

満足度★★★

難しかった。
ええ、なにかと難しかったです。

逆に言えば難しい内容に取り組み過ぎたんですかね。いまいち理解できませんでした。というか理解に苦しんだと言いますか。。

ネタバレBOX

なんだか圧倒的な台詞の量を叩きつけられるコーヘイ・ツカ的な芝居を期待していたのですが、そういったことは全く無かったですね。残念です。

ツカ的ないわゆるアレ的な芝居であれば内容が少々つまらなかろうがなんだろうが、その台詞のひとつひとつに感動し、言葉の渦に 飲まれ、劇場をあとにする時はなんとも言えない爽快感に包まれているんですけどね。それとは違いましたね。

それどころかちょっと台詞が多いと次の台詞を探しながら話すかのような、なんとも言えない微妙な間がなんとも気になりまして、それはたぶんほんの0コンマ何秒の話なんでしょうけど、その連続にイラっとなりました。スムーズじゃない感じでしたね、いわゆる。

それと、ちょこちょこ滑舌の悪さがみなさん出てまして、そうするとちょこちょこ聞き取れない言葉がありまして、で、それが積み重なって行くことでもうなんだかなんの話だったのかわからなくなるんですよね。

ひとつひとつの言葉を大切にして欲しいなと思いました。例えそれがストーリーには関係のないなんでもない単語であったとしても。たぶん、台詞達もそう思ってたはずです。ええ、きっと。

渡り鳥の信号待ち

渡り鳥の信号待ち

世田谷シルク

サンモールスタジオ(東京都)

2010/09/02 (木) ~ 2010/09/07 (火)公演終了

満足度★★★★

きれいな世界観
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」ベースにした物語。
ただ実はオイラ、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」ハッキリ覚えておりません。

少し物語がごちゃごちゃになる部分は個人的にありましたが、物語の世界観にはずっと引き込まれており、楽しく・ワクワク見る事が出来ました。賢治の世界のキャラと世田谷シルクのキャラを演じた役者陣の演じ分けもお見事でした。面白かったです。
また、椅子を使った演出やシルクダンス(個人的に呼んでるだけですがww)もなかなか見応えがありよかったです。 

通りゃんせ

通りゃんせ

ユニークポイント

座・高円寺1(東京都)

2010/08/05 (木) ~ 2010/08/10 (火)公演終了

満足度★★★★

やさしい気持ちになる
日韓の役者が出演するので、セリフの言葉はどうなるのかな?と思いましたが、どちらかに決めるわけではなく、その場面に相応しい方の言語をセリフとしておりました。
(ただ、韓国語のセリフ、必要な時は日本語字幕が映し出されてました)

小刻みに変わっていく場面のテンポがなかなか心地よく、また役者のやり取りについても、韓国語のセリフの場面でもホントに普通の日常場面を見てるような雰囲気でした。面白かったです。
時間があればもう一度観たいと思える舞台でした。

パーティーが始まる

パーティーが始まる

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/08/03 (火) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★

競泳水着とは真逆
脳内でやり取りする人物達の役割が分かりにくい感じはしましたが、面白かったです。
競泳水着の作品とは全然真逆の物語と言っていいかも(競泳水着を観られてる方はビックリかも)
あ、ちなみに物語っていますが、上野さんの半自叙伝的な作品です。

後、新良エツ子さんのアフタートークゲストに惹かれ、その回を2回目観劇しました。

新宿黄金狂詩曲

新宿黄金狂詩曲

演劇ユニット・リッチ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2010/07/29 (木) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★

場所にあった内容
新宿ゴールデン街劇場という場所での舞台からなのか、わりと歌舞伎町ぽい感じを感じさせるようになってました。
少し話の繋がりがギクシャクしてる部分はありましたが、なかなか面白かったです。(某漫画のパ○リはなかなかツボでしたww)

ただ、表と裏の話は結局何だったのかよくわかりませんでしたが。

お肉体関係

お肉体関係

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★★

若いパワー爆発で楽しい
若いパワー爆発の舞台。
ストーリーは一応あったようですが、目の前で起こっている事を楽しめばいい作品と感じました。
作品に入り込めないというか、いろいろ深読みし過ぎると、おいてけぼりをくらうかな。
オイラは、女優さん可愛いとか、神戸さんはやはり最強(笑)など、目の前で起こっている事を楽しめて面白かったです。

きみどりさん

きみどりさん

東京ネジ

OFF OFFシアター(東京都)

2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★★

きみどりさんのクロニクルか
きみどりさんという人のクロニクル物語。
初日だったので、少し役者の固さがあり、それが伝わってきたかもしれないが、前半、物語の流れが頭の中でゴチャゴチャとなったが、中盤以降は流れに慣れてきて、世界観にどっぷり浸かれて(連れて行ってもらって)面白かった。観た事のある東京ネジでは1番面白かったかも。

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