最新の観てきた!クチコミ一覧

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恋人

恋人

TPT

BankART Studio NYK(神奈川県)

2010/09/17 (金) ~ 2010/10/02 (土)公演終了

満足度★★

よくわからなかった・・・
朝倉摂展のついでに当日券で鑑賞。
ハロルド・ピンターをよく知らないまま観たらのがいけなかったのか…。
ひとつの役を複数の役者さんで演じている上に、どんどんいろんな性格(人格?)がでてきて「???」な感じでした。

役者さんたちは皆キレイでスタイリッシュな感じ。
楽器の演奏も迫力があって面白かったと思います。

白と黒とその泡と 

白と黒とその泡と 

KENプロデュース

池袋小劇場(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★

雨降って地固まる
若干お約束気味な部分もあるが、雨降って地固まるな家族を描いたウェルメイドコメディ。
初演同様Rockな読経シーンが楽しいばかりでなく、遺言の「正解」に達した時の執行人・橘の嬉しそうな表情と子役の少女の演技が印象的。

ビリーバー

ビリーバー

シーエイティプロデュース

福岡市民会館(福岡県)

2010/09/19 (日) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★

照明が気に入った。
ボックスを使った舞台は面白くはあるものの、もうひとつ、といった感じ。
「いい」と思える場面はいくつもあったのだが、道具を使い切れてない、といった印象。

川平さんの1人何役(?)、楽しくはあるものの演技はあまり気にいらない。
役者陣、悪いとまでは言わないがどうにも物足りない。


この舞台で気に入ったのはなんといっても照明。
舞台を囲むようにシワをつけられ垂らした幕に明かりが当たって立体感を出している。
また、その幕の後方を照らすことにより後の空間が出現し演技スペースとなるのも楽しい。
暗転のたびに見える舞台やボックスに貼られた蓄光テープの光。
ラストの場面でも浮かび上がり、きれいだったので、この光をもっと意図的に演出に加えられたら良かったのでは、と思った。


ストーリーはサンタの存在を量子論によって証明しようというもの。
着想は面白いがうまく説得しきれなかった感じ。

アメリカの作家さんなので、「神がいる世界に住んでる人は大変だ。」と思った。
日本人にしてみれば「何を悩んでるんだろう。」と見えてしまうのではないか。


それから、会場の問題なのか、役者のセリフが聞きとり辛かった。
特に早口の部分は辛かったので会場の問題だけではないように思う。

悪魔のセバスチャンと天才演出家

悪魔のセバスチャンと天才演出家

Attic Theater

テアトルBONBON(東京都)

2010/09/15 (水) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

大人も楽しめる素敵なファンタジー
題名だけ見ると、中世を舞台にした芝居のように見えるが、れっきとした現代劇。とても面白くてぐいぐい引き込まれた。楽しかったあ。

誰もが幸せな気分になれる素敵な作品。

悪魔役の小島裕と、演出家役の家入賢仁が息のあった演技でたっぷり笑わせてもらった。

リリーの方程式

リリーの方程式

9-States

OFF OFFシアター(東京都)

2010/09/15 (水) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

マチネ観劇
20100918

ラチカン

ラチカン

黒薔薇少女地獄

中野スタジオあくとれ(東京都)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★

もっと暗黒で
変態、キモイものを期待しすぎてました。

アジミ杯 ~AJIMI CUP~

アジミ杯 ~AJIMI CUP~

味わい堂々

atelier SENTIO(東京都)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★

いいお嬢さんたちですなぁ
18日にAチーム、19日Bチームと連日。朝早いと休日が有効に使える、疲れるけどね。悪意が伝わらない娘たちで、ほんとにいいこたちなんだな。

☆御来場ありがとうございました☆ サマータイム、グッドバイ

☆御来場ありがとうございました☆ サマータイム、グッドバイ

ガラス玉遊戯

「劇」小劇場(東京都)

2010/09/14 (火) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★

沖縄時間さ
いい具合の展開だったと思う。何か、光明が見えるわけでもなく、たんたんと描く意味があると思った。

柔らかいモザイクの街

柔らかいモザイクの街

サラダボール

アトリエ春風舎(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/10/06 (水)公演終了

プレビュー公演
照明、音響、美術等本番と違い稽古用の物と演出西村さんの注釈つきの公演。早織の生きた時代を鈴木智香子さんが好演。多少の手直しが有ると思うのでやはり本公演は観たい。

ネタバレBOX

80歳が今だとすると10代の小沢が携帯を持っているのにやや疑問が。
ラスト人生の走馬灯の如く駆け巡るシーンでは鈴木さんのセリフが聞き取りにくい。全編観てれば解るシーンでは在るけど。
心の余白にわずかな涙を

心の余白にわずかな涙を

elePHANTMoon

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★

スナックおんちゃん
劇団特有の胃にぐっとくる様な重さが無くライトな感じで観られた。一見悲しそうな物語に見えそうだけど優しさがジワーと感じる。ただその優しさが人によっては残酷的でもあると思うけど。
『スナックおんちゃん』 扉の奥にチラッと見えたけど合っていますか?ママは山口オンさん?

ネタバレBOX

ラスト、牧師と美佐子が一線を越えて愛欲の世界に入って欲しかったなあ。elePHANTMoonらしいと思うけど。佑治を代わりにしてオブラートに包んだかなあ?
かみのつばさ

かみのつばさ

兎団

アトリエファンファーレ東池袋(東京都)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

書き込み遅くなってしまいましたが…
「130分か…長そうだなぁ」と見る前は思ってましたが、始まると目が離せず、あっというまでした。

こんなに感情移入して観れたお芝居は、あんまりないかも。

個人的には戦争ものって後味の悪さが苦手だったんですけど、
この作品はそういうの、なかったです。

とにかくとっても満足です!!

エゴ・サーチ

エゴ・サーチ

虚構の劇団

紀伊國屋ホール(東京都)

2010/09/10 (金) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧倒的でした。
鴻上さんの演出力、役者さん全員の演劇力。この輝かしい生命力に目を見開いて凝視しているうちにあっという間に幕が下りてしまう。あまりに凄い舞台なので初日千秋楽含めて6回観てしまいました。私が今までに観た中で最高の演劇です。沢山の幸せをいただけて、感謝。

聖地

聖地

さいたまゴールド・シアター

彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)

2010/09/14 (火) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

究極の等身大の演劇。
唯一無二の表現方法とは、そのひと自身がこれまでに歩んできた道、経験/体験したこと、年齢と共に積み重ねて来た歴史、生きざまから滲み出るそれらを等身大で表現することに他ならないのではないか?という観点を大切にして活動しているさいたまゴールド・シアターは蜷川幸雄氏率いる平均年齢71歳の超高齢者団体。
私は今回の公演ではじめてゴールド・シアターの存在を知りました。
総勢40名のおじいちゃんおばあちゃんはひたすらパワフルでチャーミング。
ユーモラスもたっぷり。キラキラと輝いていて。舞台はゴールドシアターの方々のパラダイス、『聖地』と化していました。
作品は、高齢者の視点から老いをテーマにした、ある意味究極の等身大の演劇とも言える趣きで、背景に流れる死の足音と、それを笑い飛ばすかのような明るさが美しいコントラストを描きます。
手放しで楽しめる類の作品ではないかもしれませんが、人生の先輩方が役を、自身を真剣に生きようとする姿に今を生きるひとなら誰しも胸が熱くなり、生きる勇気をもらえるはずです。私もすっかり打ちのめされてきました。
今からでも間に合います。是非、聖地へ。

『かんしゃく玉』『かんしゃく棒』改め『オーバーペイ症候群について』

『かんしゃく玉』『かんしゃく棒』改め『オーバーペイ症候群について』

北九州芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2010/09/18 (土) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろかった
よくわからないけど、おもしろかった。
次は、ハイバイの舞台も見てみたいです。

ネタバレBOX

稽古がたった1週間なのに、すごいと思います。
東京ノート

東京ノート

BeSeTo演劇祭

新国立劇場 特設会場(東京都)

2010/07/02 (金) ~ 2010/07/17 (土)公演終了

満足度★★★★★

広大な空間に浮かぶ人間と人間の関係性
とにかく圧倒されました。観劇している間、これほど緊張を強いられる舞台は初めてでした。平田オリザさんの芝居を見たのはこれが初めてだったのですが、演劇というものが、決められた時間に決められた出し物を見せるといった枠組みを超えた、日常と繋がった空間であるということを思い知らされました。素晴らしかったです!

ザ・キャラクター

ザ・キャラクター

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2010/06/20 (日) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

野田秀樹が描いたオウム
野田秀樹さんが、オウム真理教をギリシャ神話を組み合わせつつ描いた作品。異色といってもいいほどとってもフラジャイルな作品でした。アナロジーで紡ぎ出される野田地図の時空も空間も吹っ飛ばす広大は世界に翻弄され、ゾクゾクしました。それにしても宮沢りえの好演ぶりが本当に見事でした。

永遠の一秒

永遠の一秒

ニッポン放送

東京グローブ座(東京都)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★

微妙・・・
今年は戦後65年。戦争作品が多い。
此の作品は数回目の再演で、グローブ座という事もあり、
相当の期待を持って観劇したのだが・・・
大分、期待はずれだった。
題材は良い。心に響く台詞も有る。
旗のダンスと舞台セットには感動した。
しかし脚本と演出がとても弱い。
お金をかけているのは分かるが、
市民劇団の舞台を見ている様な感覚になる。
素晴しい演技をされている俳優もいるので、
それなりに涙を誘うシーンもあるが、
ストーリーに巻き込まれていけなかった。
無駄な暗転の多さから緊張感が切れる。
若手の滑舌の悪さなどから、台詞が聞き取り辛くストレスを感じた。
主役の三人が軍人としての訓練が全く足りていない為に
特攻隊員としての説得力に欠ける。
寧ろ、アドリブなのか小ネタに逃げている様な感もある。
若者狙いなのか?
もっとストレートでも良いのではないだろうか。

前回の上演の際は星を5つも付けた方がいるが、
今回と何が違うのか?
チケット代が非常に高額に感じた。


俺が彼女を好きなことを神にすらきづかせない‏【公演終了】

俺が彼女を好きなことを神にすらきづかせない‏【公演終了】

劇団鋼鉄村松

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★

長いには長いなりの
タイトルが長い。
上演時間が長い。

観劇前、その両方に不安を感じたんですが
その長さにはキチンとした意味があり観劇後には納得。

スプーン一杯の資本主義

スプーン一杯の資本主義

“創造集団”生活向上委員会

南大塚ホール(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★

コメディかと思ったほど!笑
バブル崩壊後の日本を、東京の蒲田にある小さな町工場を舞台にしたコミカルな人間ドラマ。タイトルにあるように資本主義の矛盾を世界と日本の金の流れや人の流れで描写した経済ドラマでもあった。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

町工場・釜中製作所では再開発地域ということで立ち退きの為の嫌がらせを暴力団から受けていた。しかしこの暴力団が実に可笑しい。フラメンコダンサーのような女とテンパッタヤクザとチンピラ一匹。笑)  ここでのテンパッタヤクザを演じた射場みのるのアドリブが楽しい。いちいちアドリブを連発するのだけれど、これがまた、いちいち可笑しいのだ。しかもアドリブを放たれた相方がこれまたテンパッテどうしていいか困った様子も愉快だった。

かと思えばハクション大魔王のようなキャストも居たりして、何がなんだかよく解らないアニメの世界感!笑
ついでに登場しちゃったのがウルトラマン兄弟だったり、めっさ弱そうなスーパーマンだったりで、あれれー?、アニメヒーローものかいな?!と思いきや、今度は鳩山、小沢、管が登場したりとはちゃめちゃ感、満載!笑

もしかして、コメディ一色なんやろか?と思ったのも束の間、釜中製作所が大きな負債を抱えた挙句、注文も入らなくなっていた、という今ドキの経済も描写しながら、これらを従業員、家族が一丸となって支え復活の見込みにまで持っていくというストーリーだった。

「今の日本は人を大切にしない国だ。日本人は今まで大切にしてきたものをちゃんと思い出すべきなんです。」と古き良き日本を再考するように訴えて終盤を迎える辺り、お見事だった。あまりにもはちゃめちゃ感が好みを左右するかも知れないがワタクシ的には○

次回作は「立ち飲みパラダイス」らしいが、また射場のあばれっぷりを観てみたい。笑
忘却曲線

忘却曲線

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2010/09/06 (月) ~ 2010/09/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

夏の気だるさ、匂い、記憶が詰まった作品
初めて青☆組の芝居を観劇しました。
お母さんから離れたみんなはこれからどんな人生を送っていくんだろうと思いましたが、
いや、ひょっとしたらお母さんは最初からみんなの記憶の中にしか存在していないのかもしれないとも思いました。
または、この話はは人の記憶ではなくて、この空間(場所)の記憶の話なのかもしれないとも思いました。
(そう考えるとこの話は「ゴドーを待ちながら」的なのかもしれません)
舞台美術、照明、音響ともすばらしく、また役者がみんな演技上手で、この世界観に引き込まれました。
どっぷり夏につかって一緒に夏の気だるさ、匂い、切なさといったものを追体験しました。
劇場を出て爽やかな気分になりました。こんな芝居は久しぶりです。

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