最新の観てきた!クチコミ一覧

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りんごりらっぱんつ

りんごりらっぱんつ

劇団競泳水着

サンモールスタジオ(東京都)

2010/11/12 (金) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

満足度★★★★

タイトルは・・しりとりだった!!
7月の下北での「女ともだち」以来の競泳水着でした。今回は3人娘が揃っての公演ということで期待してはいたのですが・・・

良かったですよ~

ステージは色々なシチュエーション展開にあう、いたってシンプルなつくり、抽象的なセットで観せてくれました。

暗転をあまり使わずに、かなりハイテンポで場面転換されていくんですが、それが観ている方に 違和感なく入ってくる演出はなかなかのものです。

大げさな振りや怒鳴るような場面はなく、淡々ストーリーがすすんでいくんですが、競泳水着の独特な空気感のなか、気がつくとどんどん引き込まれていきます。

いくつかのストーリーが実は伏線となっていて、ラストにはそれがひとつに繋がっていくんですが、

個々のエピソードなんかもちゃんと答えが出ていて 実にうまくまとまっていたと思います。

登場するキャストさんもみな役にぴったりのGood job 上演時間2時間、 最後には真剣に拍手しちゃってました。

なかなか、文章であの雰囲気を伝えるのはとても難しいんですが、競泳水着の世界を劇場で観てみてください。

水際パン屋~WATER FRONT BAKERY~

水際パン屋~WATER FRONT BAKERY~

カムカムミニキーナ

吉祥寺シアター(東京都)

2010/11/03 (水) ~ 2010/11/17 (水)公演終了

満足度★★★★★

カムカムの魅力を堪能できました
カムカムの二十周年記念公演ということで、『浜燃ゆ』のらっこ篇・つばめ篇の最終章としてのこの作品でしたが・・・

前二作を観ていない人でも、違和感なく楽しめるはずですが、やはり劇中 特に第二幕には前シリーズのエピソードなどが多く盛り込まれていたので、ちょっと???という感じがしたかもしれませんね。

でもでも、八嶋智人くんに藤田記子ちゃんという看板も揃って(ヤマシゲがぁ・・いないのが残念!!)

の舞台は昨年の「アザラシ」以来なので、超楽しみにしていました!!

期待通りのカムカムらしさ。 個人的には「アザラシ」より松村さん、八嶋・藤田さんの3人の登場頻度、台詞量がこちらの方が多かったので、断然楽しめました。。

松村VS八嶋 のアドリブっぽい掛け合いも最高だったし、藤田さんの"白天狗"もばっちりでしたぁ!!

この日は、前回の公演時にチケットをとっていたので、A列・最前列のドセンターという好位置、間近で観る 八嶋くんのガチンコ演技は初めて?かなぁ 
普段TVなどで見ている何十倍も良かったです。

その他のメンバーも贅沢な使い方で カムカムの層の厚さ感じました。

休憩いれての2時間35分 十二分に堪能させてもらいましたぁ~

終わりなき将来を思い、18歳の剛は空に向かってむせび泣いた。オンオンと。

終わりなき将来を思い、18歳の剛は空に向かってむせび泣いた。オンオンと。

青年団若手自主企画 だて企画(限定30席!)

アトリエ春風舎(東京都)

2011/01/14 (金) ~ 2011/01/25 (火)公演終了

満足度★★★★

やられた・・・。
いや、あれなんですよ。
なんだか参加型っぽい感じにビビっていたらですね。こちらの『観てきた』コメントに、ビビる必要ないよ的な、大丈夫だよ的な、そんなコメントが書かれていたものですからね、じゃあ大丈夫かなと、そうやって安心して行ったら・・・

やっぱり自分にはちょっと大丈夫じゃなかったです。

けど、良い試みだと思いました。

ネタバレBOX

劇場に着いたらその入口、学生服を着た、けれど、学生服を着ることにかなり無理のある年配の男性から『おはよう!ここだよ』といきなりのフレンドリーな言葉に戸惑いながらとりあえず階段を降りると、そこでも制服を着た女子達から『おはよう!』『おはよう!』と連続のフレンドリー攻撃・・・。

なんだここは・・・と異空間に戸惑いながら受付に行くと、ここでも『じゃあ、名前教えてくれる?』とやっぱりフレンドリー。さらには奥から『こっちでこの紙に名前を書いてね』と、もう当然のようにフレンドリーに声を書けてくる。

いやまぁいいんだけど・・・。

ここまで来ると、ああ、なるほどそういうことか・・・となんとなく状況がわかってくる。要は、客は彼等のクラスメートという役割を与えられたらしい。

ふむ。
なるほど。

そうして劇場内に入ると、そこは学校の教室そのまま。机が40程並べられていて、客は好きな席につく。

ところどころに役者達が座り、ちょいちょい話しかけてくる。たまにフレンドリー過ぎて、要はタメ口過ぎてイラっとくるが、そこは我慢。

ふと奥を見ると50過ぎと思われる男性客が『あれ?髪切った?』と、役者の女性に上から聞かれてる場面を目撃してなんだか苦笑。というか、なんだかいかがわしい風俗のように思えてくるから不思議だ。

そうやって物語が始まるわけだが、客に交じって座っている役者達が物語を進めて行くものだから、客は客でなく、なんだか舞台の中のエキストラのようで、なんならたまにセリフなんぞを言わされるちょい役で、もっと言ったら前に出されて出席を取らされる脇役で・・・

なんだ結局完全に参加型じゃん、と、で、こういうのすごく苦手なんだけど、と吐きそうなくらいの緊張感を味わっていた。

はぁ、
役者って大変だな。

さて、教室ではクラスメートが引っ越すだの、担任が事故を起こして学校に来ないだの、ちょこちょことイベントを起こるわけだが、そうこうしてるうちになんとも甘酸っぱい過去の記憶が呼び戻されたりするわけだが、終わった時には緊張のせいでぐったりと疲れてしまっていた。

と、
そんな自分だったが、まぁこういうの好きな人は好きなのかもしれないし、なんならメイドカフェとか好きな人ならノリノリで楽しめるのかもしれない。

それにしても、実際の学生時代はいつも自分がクラスの中心だっただけに脇役ってのはちょっと・・・。
サンタクロースが歌ってくれた アナザーキャスト

サンタクロースが歌ってくれた アナザーキャスト

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2010/11/18 (木) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ある意味、こちらのほうが元気あるかな
25周年の締めくくりのこの公演、1997年に上演されているんですねぇ。

10days Limited Versionと題して「アナザーキャスト」で18日からサンシャイン劇場ではじまり、

その初日に行ってきましたww

観客席のテンションも高かったですよ。前説から拍手や笑いがありましたからねぇ!

初演では、久米巡査役だった大内厚雄くんが、芥川を演じましたが、二枚目半キャラ 存分に楽しめました。

*papasan*は作品自体が初見なので、ハイテンポで場面転換がありスピーディーなストーリーに大満足!!でした。

涙的要素は少ないですが、さすがキャラメルボックス はずさないぜー!! って感じですね。

阿部丈二くんの熱演、真柴あずき さんは存在自体がインパクトあって きっと本公演とは違った良さが一杯あったと思います。

カーテンコールも3度 しばらく拍手が鳴り止まなかったもんなぁ>>

本公演も初日に行きますが、観比べるのも楽しみ~です!!

アジアンスイーツ

アジアンスイーツ

アトリエ・ダンカン

ザ・スズナリ(東京都)

2010/11/17 (水) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

じっくりと堪能できました!
当初のフライヤーには(絵沢萌子)さんとなっていましたが、キャストが根岸季衣さんに変更になっていたんですね!?

その根岸季衣さんがめちゃめちゃ弾けてて良かったです!!

笑いあり涙ありと 最高でしたね。。

それと清水宏さんも、もー最高!!
普段は客演で脇役っぽいのが多いんですが この作品は登場人物が4人だけなので、清水さんもほほ出ずっぱり、台詞の量も多くて 清水ワールドが満喫できました!!

普段ミュージカルが多いのかな?新納慎也くんは初見だったんですが、勢いありますよねぇ!!

そして、やっぱりなんと言っても鶴田真由ちゃん 迫力ありました~!!

そしてそしてラストにはウエディングドレスがめちゃめちゃ最高!!

とあるさびれた街の洋裁店でのワンシチュエーション、全体にコメディタッチで展開していきますが、

要所要所に登場人物の心の内側が見え、デフォルメされた表現なども見所になっていたと思います。

上演時間1時間50分、役者さんたちを堪能できる舞台でありました。
平日ソワレではありましたが、客席は満席、当日券マチもいたようです。わりと年齢層は高めでしたが、

カーテンコールも5-6回ありました 小劇場ではあまりないくらいの光景でしたぁ。

アンドロイドは眠らない

アンドロイドは眠らない

OH! LA BANBA

スターダス・21稽古場(東京都)

2010/11/25 (木) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

ほんとテーマがしっかりしている!
「ナンシーとはご無沙汰」や出演公演に馳せ参じましたが、この「アンドロイドは眠らない」は 初演を観ていないので、とっても期待していて初日に伺っちゃいました。

所属事務所のスターダス・21の地下のアトリエでの公演、アットホームな感じでとっても良かったです!!

福岡・久留米出身の主人公、特殊な現実をもった真琴は多少、本人にもかぶらせているのかもしれませんが、凄いです。

美咲さんが24歳で書き下ろした作品なんですが、24歳でこの感性はただものではないですね。。

美咲さんと枝元萌さん以外は新キャストだそうですが、とっても「チームワークがとれて芝居しているな」 という感じが伝わってきました

再演決定からブログで途中経過を見守っていたせいもあり、贔屓目で見てしまいがちですが・・

同行した者は「今まで一番良かった」と言ってました。
ラストではハンカチ出動でした。

ユーフラテス/Euphrates<舞台写真を少しずつ公開し始めました>【公演終了いたしました。ご来場頂きました皆様、どうもありがとうございました!!】

ユーフラテス/Euphrates<舞台写真を少しずつ公開し始めました>【公演終了いたしました。ご来場頂きました皆様、どうもありがとうございました!!】

一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド

atelier SENTIO(東京都)

2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

今さらながら
圧倒的破壊力

愉快犯

愉快犯

柿喰う客

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

満足度★★★★

初柿
初めて観に行きました。

非常識な世界を観る側にとって当り前と感じさせる事ができるのは凄いです!

身体性、演出共に圧倒されました。

久々に完成された芝居を観たような気がします。


ネタバレBOX

芸術劇場の客席の半分を取っ払った舞台装置凄いなぁ
とか、感嘆しっぱなしでした。

ただ、感嘆はするけど、ぐいぐい引き込まれたりはせず、意外と80分が長いなぁと感じたのは、けつが痛かったせいか、途中で飽きてしまったせいか……
 きとう -祈祷-

 きとう -祈祷-

チームまん○(まんまる)

ART THEATER かもめ座(東京都)

2010/11/04 (木) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

学園もの!
今までは何シーンか、何人かにスポットを当て、
人生の壁と性をリンクさせるという手法を使われてましたが、
今回シーンを学園ものの1本にして勝負に出たこの公演! 

『性』を題材してるが、エログロさは全く無くむしろ清々しさすら感じさせる、
小山太郎氏の脚本・演出がすばらしい☆

星屑列車に二人で・・

星屑列車に二人で・・

クラゲ荘

SPACE107(東京都)

2010/11/23 (火) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ストイックなお芝居でした
*papasan* のお気に入りの浜谷康幸くんと田崎那奈ちゃんが揃って客演しているということで行ってきました。
この二人は獏天の「無血」でも一緒の舞台を観てきましたが・・

なんも予備知識なしでいったんでず、いやいや 良かったです。

血のつながりのない”兄弟”八朗と翔太が次第に成長してゆき、ボクシングの世界チャンピオンになって見返してやろうと必至に生きてゆこうとする生き様に感動です。

誰かを守ろうとするこが、いかに難しい事なのかをテーマにしているようでした。

切なくも哀しい、だけど懸命に前を向いて生きようとする姿勢がダイレクトに伝わってきました。

この兄弟を幼少期、少年期、そして今と3組の役者さんが演じるんですが、オーバーラップしたり、時にはクロスオーバーしていく演出も映像的でかっこよかったです。

中盤からスポーツ(ロッキーを彷彿されられました) そしてミステリーの要素も入ってきてサービス精神たっぷりのお芝居ではないでしょうか。

エンディングの試合のシーンがいるのかどうかは観る人によって様々だと思いますが、僕はハマリました。

“P”s (ピース) ~Wings to fly~

“P”s (ピース) ~Wings to fly~

劇団め組

吉祥寺シアター(東京都)

2010/11/26 (金) ~ 2010/11/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

熱い現代劇
普段は時代劇が多い め組ですが、終戦後の昭和を描いたものに興味あって、当日になって予約をいれました。しかもそれもが最前列。

戦争がおわった後に、戦犯として日本が侵略した各地で行われた軍事裁判で死刑を求刑され、その執行日までを描いた真摯なテーマでした。

ステージもいたってシンプル、その分ひとりひとりの演技、言葉が胸に響いてきます。

上演時間は2時間くらいですが、笑いなどない重い舞台でしたが、当時は全く身に覚えのない罪で戦犯としてこの世を去った人間も多かったのでしょう。

あまりメディアや歴史の教科書には登場しないような「BC級戦犯」 の生き様、「生」への執着が目の前で展開され、息苦しいくらいの 熱いドラマでした。

僕は戦争を肯定するのでも美化するつもりもありませんが、そこには、潔さと男の軍人としての"プライド" が まぶしいくらい精一杯生きた男を感じました。

それは、め組お得意の武士道に通じるのかもしれませんが・・

そしてひとりひとりが最愛の人に贈るラストメッセージ 、しかもそれはトイレ用の紙に書き記す「遺書」

ラストでは堪えきれずにハンカチ出動でした。。

サブタイトルの Wings to fly 自分がこの世を去ったあとに、鳥になって祖国に、愛する家族のもとに飛び立つんだ という意味があとでわかるときも (涙)です。

だけどこれがお芝居で終演後はいつものようにキャスト全員がお見送り、ちょっと ほっとしました。

もう一度、この手に

もう一度、この手に

シベリア少女鉄道

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/01/06 (木) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
こういうのが観たかった

終わりなき将来を思い、18歳の剛は空に向かってむせび泣いた。オンオンと。

終わりなき将来を思い、18歳の剛は空に向かってむせび泣いた。オンオンと。

青年団若手自主企画 だて企画(限定30席!)

アトリエ春風舎(東京都)

2011/01/14 (金) ~ 2011/01/25 (火)公演終了

満足度★★★

新感覚とは言うが
ワタシにはなじめませんでした、残念

無伴奏

無伴奏

劇団東京イボンヌ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/01/12 (水) ~ 2011/01/19 (水)公演終了

満足度★★★★

クラシック演劇
あらすじと、「演劇とクラシックの融合」というコピーに惹かれて観ました。
チェロ奏者の貴子に一途な愛を捧げる圭の物語は美しく詩的でした。
ヒロインである貴子の高慢な言動に馴染むのには時間がかかりましたが、カメラマン及川のエキセントリックなキャラクターやアルバイトの花などは魅力的でした。
主人公の昔の友人である夫婦や、近所に住む農家の姉弟は少し話のカラーに合わないように思えました。特に、話の本筋には関係ありませんが、「殺す」「死んだ方がいい」といった発言を簡単に口にさせてほしくなかったですね。
回想シーンの父親との話は、圭の年齢設定がいまいち分かりませんでした。演技はやたら幼いのに数学の話題が出て、首を傾げてしまいました。物語の合間に入る回想シーンのつなぎ方がちょっと不自然に感じましたが、でも父と子の話はよかったです。

舞台音楽はクラシックだし、話の雰囲気も展開も好きでしたが、クラシックと演劇の「融合」とまではいってないかなとも思います。コメディパートは及川だけで充分でした。ニュースでの外国人やその他の登場人物が笑いをとろうとするのが必要ないように思えました。そんなに面白くなかったですし。せっかくの空気が壊れてしまいます。それがなければもっと素敵でした。

0号室の客

0号室の客

東京グローブ座

東京グローブ座(東京都)

2010/11/13 (土) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★★

ジャニーズ系はやっぱりすごい
テレビで一話完結で放映されていたドラマの「戦わない男」のその後のストーリーとしての舞台化です。

洋館風ホテル HOTEL POINT の0号室。
ここに宿泊した客は髪の毛の遺伝子から割り出した自分の点数をつけてくれる装置がある部屋です。

過去に泊まり最低の19点だった主人公が再びこの0号室に呼び出され、有名なデザイナーの失踪事件に巻き込まれる・・・ といった内容です。

ジャニーズ事務所系のお芝居はチケットとりにくいんですよねえーー!

この作品もNEWSの小山慶一郎くん主演なので2階席しかとれませんでしたww

*papasan*的には共演者お目当てだったのですが、波瑠ちゃんめっちゃかわゆす~!!でした。
初舞台ということでしたが、初々しい~!!

ドラマに続いて出演の安藤聖ちゃんも堂々とした演技でした。

ぼくもとさきこちゃんも初見でしたが、なかなかいい雰囲気ですねぇ。

モダンスイマーズの 津村くん、絶対王様の有川マコトさんも確実にgood jobでした。

ストーリーもコミカルなサスペンス仕立てといった感じで、ラストにはホロリとくるような
いい作品にしあがっていました。

舞台装置もさすがに小劇場とは違って、おぉ~!!という作りでした。

カーテンコールの最後にはジャニーズ系舞台では恒例?のスタンディングオベーション、ここはどこ?

サンタクロースが歌ってくれた

サンタクロースが歌ってくれた

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2010/11/30 (火) ~ 2010/12/25 (土)公演終了

満足度★★★★★

とりあえず初日に行ってきました
この作品1989年が初演なので21年ですねぇ。

11月18日に「アナザーキャスト」を観ましたが、どっちがいいとか悪いとかではなく、キャラメルボックスの奥深さを実感した感じです。

成井氏も「キャラメルボックスの代表作」と言ってますからねぇ。。

東京の初日とてあって、ほぼ2階席も満席(はじめてサンシャインの2階にいきました)

西川・近江谷・上川の初演のトリオがここでまた揃って演るなんて、やっぱり安定感ばっちりでしたねぇ。

3人とも40代中盤にはなっていますが、若い時のも観てみたかったーー。。

アナザーキャストとは台詞も多少違うし、キャストの間の取り方も違うので、両方観ても十二分に楽しめました

上川くん人気はやっぱり凄い!!でした。 登場するやいなや拍手どーー
ロビーにも生花がすごかったです。 from大泉洋、福山雅治・・・etc でしたからねぇ。

でもさすが、上川くんと近江谷さんや西川さんとの絡みではめちゃめちゃ笑えるシーンもありました。

カーテンコールも何度も何度もでした。やっぱり年末はキャラメル観ないといかんですね(笑)

ジャンヌ・ダルク

ジャンヌ・ダルク

TBS

赤坂ACTシアター(東京都)

2010/11/30 (火) ~ 2010/12/09 (木)公演終了

満足度★★★★★

感動巨編
TVや映画でお馴染みの堀北真希ちゃんの初舞台ということで、行ってきました赤坂ACT。

真希ちゃんや伊藤英明くんを生で観れたらいいかな・・と軽い感じで行ったんですが・・
申し訳ありませんでした!!! あなどっておりました。

そのあまりの素晴らしさに *papasan*痛く感動してしまいましたーー

なにしろ休憩20分をはさんで、上演時間は3時間20分。。

この公演最前列がG列になっていますので、この日U列でしたが、それほど遠くは感じませんでした。

ジャンヌ・ダルク その名前くらいは知っていましたが、本など真剣に読んだことがなかったので、
15世紀のフランスに現れ、あの戦場で旗をふる絵のように奇跡的な勝利を導いたヒロイン の
歴史絵巻を見ているようで、退屈感などは一切ありませんでした。

舞台はフラットでとてもシンプルなものですが、100人を超すエキストラキャストの戦闘シーン、群衆シーンなどはめちゃくちゃ迫力があって 鳥肌ゾゾーが何度もありました!!

さすが、中島かずき氏です!!!

セリフはすべてマイクを通してなんですが、真希ちゃん実に声にハリがあって普通の舞台でも全く問題ないだろうなぁ。

また、共演のキャストも皆実力者ばかりなので、非常に安定していて 笑いがひとつもない ガチストーレトプレイなんですが、迫力満点でほんと素晴らしかったです。

西岡徳馬さんは憎らしいほど巧かったし、あんなカッコイイ田山涼成さんにははじめてお目にかかりました。

*papasan*的には同じ赤坂ACTでみた「薔薇とサムライ」(劇団☆新感線)よりよかったんじゃないかと・・

カーテンコールでやや表情も硬い感じの真希ちゃんがまたサイコーで、
ストーリーや演技で泣いちゃうことはよくありますが、カーテンコールでうるうるきたのはこれがはじめてです。

SHINOBU’s Brain in the soup  weekly1  EGO-WRAPPIN'とメス豚の太股

SHINOBU’s Brain in the soup  weekly1 EGO-WRAPPIN'とメス豚の太股

アヴァンセ プロデュース

シアター711(東京都)

2010/12/02 (木) ~ 2010/12/07 (火)公演終了

満足度★★★★

ん~、やっぱりシュール
坂上忍が下北沢・シアター711で1ケ月 4週連続で4本を上演するという、
その第一弾に行ってきました。

坂上忍くんの作品は2009年末のプロデュース公演「殺める人々」 そして2010年2月のオニオンスライス「ダークサイド・ストーリー」と2本観ています。

たまたまなのかもしれませんが・・
きれいごとよりも人間のホンネを表現するシュールさが好きです。

非現実的なステージ上の世界、でもそれは意外と身近であったりして、決してハッピーエンドでは終わらないお芝居なんですが、嫌味がないって言うか、訳わからなくはない所が いいですねぇ。。

また、この作品に出ている今藤洋子ちゃん(といっても35歳ですが) *papasan*的には大好きな役者さんなのでこちらも楽しみでした。

この作品も、銀行強盗を失敗してカラオケボックスにたまたま居た3人を人質にしてしまった犯人と人質のお話なんですが・・ こう書くとサスペンスっぽく聞こえてしまいますが・・

それぞれの立場が微妙に入れ替わったり、お互いの置かれた立場のエゴなんかが なんともいえない表現で展開してゆきます。

ストーリーがどうのって言うよりも 心理的な描写。それもかなり強引な表現なんですが やっぱり嫌味ないんですよねぇ。。

大胆なタイトルもラストには表現として現れるんですが、これも嫌味ないエロさで、観終わった後でも 後味は決して悪くないんです。

とまあ、文章で説明するのは、ちょっと難しいタイプのお芝居なんです。



本当は4本全部みたいんですが、なにせスケジュールが・・・

一応4週目の『溺れる金魚』はチケットとってはいるんですが。。


演劇入門

演劇入門

青年団リンク 本広企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/11/27 (土) ~ 2010/12/13 (月)公演終了

満足度★★★

勉強になりました~!
本広監督が以前、岩井秀人くんの作品のアフタートークのゲストにきていた時に今度お芝居にトライしたい と言っていた事が実現しました。

脚本はその岩井秀人くんが担当をして、彼の引きこもり脱出して後、演劇セミナー、大学、そしてハイバイでやってきた間に関わり、感じ、触れてきたであろう出来事をストーリーにした感じです。

各時代を岩井くん本人の設定で入れ替わりキャストがナビゲートしてゆくというスタイルで、間にオムニバス風にいくつか作品を小間切れに挿入されていくのです。

その間にナビゲーター役の岩井くんが(本物ではありませんが)観る側、演る側の視点で解説してくれます。

全体的にはひとつの作品とも言えるし、またタイトル通り「演劇入門」のはHow to物にも見れます。

普段客席から出来上がったものしか知りませんが、やっぱり演劇って奥が深いや~!!
再確認した感じです。それは難しいと言うんじゃなく、人が書いて人が演じて人が観る。
答えはひとつじゃないってことですよね☆

感じ方は無限大ってことを改めて思いました。

それはアカン!

それはアカン!

演劇集団アーバンフォレスト

劇場HOPE(東京都)

2010/11/30 (火) ~ 2010/12/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

大当たり~!!
スチール長机と椅子だけのシンプルなステージ、最初は役者さんの年齢も雰囲気もバラバラな感じで始まったんですが・・

これが既に伏線の始まりだったんですよ。

まさに、謎が謎を呼ぶシワンチュエーションコメディ。
予測不可能なくらい 2転3点転4転と こちらの思考回路を裏切り続けてくれるのです。

最終公演のせい? 2週間のステージ中で結構配役が変るそうです。*papasan*が観た日は穴吹一朗さんが、かなりアドリブを入れていたようで、ターケ゜ットになった大友恵理さんは何度も噴き出すシーンが。。

これも生の舞台ならではの良さと僕は解釈しました。

ベテランと若手が実にバランスとれたお芝居だったと思います。その中でも

奥山奈々ちゃん という女優さん これがめっちゃめちゃ かわゆす~でした!!

全く予備知識なしで行った劇団さんだったのですが、めっちゃくち大当たりなチョイスでした。

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