最新の観てきた!クチコミ一覧

151521-151540件 / 189814件中
愉快犯

愉快犯

柿喰う客

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

満足度★★★★

初柿喰う客
はじめて観ましたが、体の使い方や台詞のテンポに圧倒されました。
シンプルな舞台であそこまで表現できるのに驚きました。
またアフタートークも興味深い話が聞けてとても満足できました。

THE DIAMOND DUST #2

THE DIAMOND DUST #2

劇団ダイヤモンド

ART THEATER かもめ座(東京都)

2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

満足度★★★

4作品見ました
がっしゃおむにばす・・コントって、あまり好みじゃないので4本はキツイっす。

ハムレットのように・・なんとはなしのハムレット感はあったし、楽しめました。

トランス・・よくできた脚本に、ほどよいキャラクター、いい作品です。

ここだけの話・・見終わったあと、穏やかな気持ちになりました。

ネタバレBOX

トータル☆12というところ4で割って結果☆3ということで・・・
「ヒッキー・カンクーントルネード」の旅 2010

「ヒッキー・カンクーントルネード」の旅 2010

ハイバイ

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2010/05/25 (火) ~ 2010/05/26 (水)公演終了

満足度★★★★

経験者組観劇
この作品観劇後何人か違う人のひきこもり役を観たけれど、岩井秀人が演じるひきこもり役の身体は別格で本物。

モダン・ラヴァーズ・アドベンチャー

モダン・ラヴァーズ・アドベンチャー

架空畳

テアトルBONBON(東京都)

2010/07/24 (土) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★

言葉を活かしきれてない
終わった後に悪い意味でポカンとした記憶が。
いくら言葉の大風呂敷がトリッキーな色彩を放っているとしても、演出的な部分でもっと、ヘンテコな世界を強引に説得させるケレン味がないと、演劇として気持ちよく満足出来ないなあ、と。
例えば音響の音量レベルとか、全体を通しての緩急のバランスとか、そういった細かい部分の演出で、皮膚の薄皮あと一枚貫いてこないむず痒さを感じる。

ロロ vol.4 ボーイ・ミーツ・ガール

ロロ vol.4 ボーイ・ミーツ・ガール

ロロ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度★★★★

「もう後は結構どうでもいい」
という言葉がこの公演の真実だなあと。「きみとぼく」がどうなりかすればいいハリウッド的ラヴ世界の穴、「あいつ」の世界の存在の出現。
盲目とも醒めてるとも違って、役者も演出も、どこか嗤う視点を持ってるとでも言ったらいいのか。そこが欠点にも見え、リアリティにも見え。不思議だなあ。

ガラパゴス

ガラパゴス

少年王者舘

ザ・スズナリ(東京都)

2010/08/19 (木) ~ 2010/08/24 (火)公演終了

満足度★★★★★

ナガサキからガラパゴスへ
反復がフーコー振り子のように微妙に角度を変えながら軌道を描き、長崎がナガサキに揺れ動いてゆく瞬間にぞくっとした。
群唱があれほどはっきりと言葉で聴き取れる舞台を観たのは初めて。

無伴奏

無伴奏

劇団東京イボンヌ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/01/12 (水) ~ 2011/01/19 (水)公演終了

満足度★★★★★

ジャクリーヌ・デュプレ
チェリストの天才といえば映画「ほんとうのジャクリーヌ・ディプレ」が有名。

冒頭のBGMでいきなりデュプレの演奏でもしやと思ったが・・・・




ネタバレBOX

以降のストーリーでこの作品がジャクリーヌ・デュプレの完全なオマージュであることに、気づいたときつい涙が止まらなくなった。
メタファンタジア[眠りの森の・・・]Ver.6

メタファンタジア[眠りの森の・・・]Ver.6

楽園王

タイニイアリス(東京都)

2011/01/13 (木) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

びっくり!
 知人が出るのでとりあえず観に行ってみよう、と、何の期待もせずに行ったのだけど、びっくりするほどよかった!
 笑ったり泣いたり考えたり、釘付けの2時間半でした。

 それにしても、1日3回公演とは!あのテンションの本番を7時間半なんて、絶対どうかしてます!(誉め言葉のつもりです…)

第46回関東高等学校演劇研究大会-さいたま会場-

第46回関東高等学校演劇研究大会-さいたま会場-

関東高等学校演劇協議会

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2011/01/15 (土) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

満足度★★★

専修大学松戸高等学校「みんなでロミオとジュリエット」
富岡高校と聖キャピュレット高校の演劇部の情景を描写した物語。演劇ではよく使われる舞台セットの上下での演出が面白い。


以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

聖キャピュレット高校の演劇部は「ロミオとジュリエット」を演じることになったが、これを偵察する富岡高校の演劇部の男子部員・恭平はは敵の聖キャピュレット高校演劇部のあかねに恋してしまう。

この時点で既に現代版ロミジュリなのだが・・笑

やがて二人は予定通りに愛を告白して、これまた予定通りに付き合うことになる。しかし、これを知った二つの演劇部はいがみ争い、これまた予定通りに乱闘となってしまうのだが(もうまさにロミジュリ!)、しかしいつの間にか彼らを仕切る通行人(先輩)が登場し、「仲良くやれよ」みたいな一言で、一同は頭を垂れ平伏し改心し、そしてみんなでロミジュリを演じることになる。笑

殆どコメディ。

作者は「浅田太郎(顧問)と專松の愉快なひとたち」とある。
たしかに愉快だ。高校生って笑いのセリフがコミカルでアニメ的だから、大人のコメディよりはセリフは斬新だ。だから高校演劇は面白い。

ダンスがみたい!新人シリーズ9

ダンスがみたい!新人シリーズ9

「ダンスがみたい!」実行委員会

d-倉庫(東京都)

2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

Hグループを鑑賞
坂田有妃子が★★★★。よく練られていた。

冬に舞う蚊

冬に舞う蚊

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2011/01/05 (水) ~ 2011/01/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

感情のぶつけ合いが濃厚でした
極めての善人も悪人も出てきてはいないように思えたが、
一人の人間が死を選び、会社の膿を暴露した。
ということなのでしょうが、時間軸を主人公の行動の前後にまたがり。
観客を飽きさせること無しに話に引っ張り込みました。
見事です!

ネタバレBOX

劇場に降りてゆく階段横の吹き抜けに、
意味ありげな椅子+ネクタイ+バック+ロープなどが
オブジェとして鎮座させられてました。
入るときは(?)と思い、帰るときに(あぁ!)と思わせる、
舞台外の演出はカッコ良いです。

さて物語りは、主人公の富島哲平が社内人事で設計から、
エリートの出世コース!営業一課に配属になることからスタートする。
この営業課は公共や業者との癒着=談合にて業績を上げていた部門で、
哲平は、ぬるい正義感から談合を阻止する為に入札書類を出さなかった。
で、他社に仕事を取られ。業者から・社内から居場所が無くなる。
万が一には会社を辞めればいいか、と甘く考えていたら。
妻の実家が倒産し、蓄えの1千万を出す事になり、会社を辞められなくなる。
結果、社内でのパワハラで精神を病み自殺する。
夫の自殺が会社のパワハラによる過労死だと弁護士をたてて裁判をし、
真実を暴こうとする妻。だが真実が明るみになるにつれ、
夫が心を病んでいた時に気が付かず、
自分も夫の死に1翼かんでいた事が判ったりする。

うーん苦しい話しでした。
主人公も、ただの良い人とせずに。
学歴を鼻にかけるトコロもある思慮の足りない奴としており。
真剣に考えるのなら、談合の根本をしっかり洗って根回しして、
時間掛けて改善すれば良いものを。
1回ぐらいの入札無くても会社は傾かないだろうから、
書類出さないでおこう。って小学生か!
その仕事無くっちゃ会社倒産して路頭に迷う人間が出る事、
考えないのが凄かった。
んで倒産させられた下請けの社長さんからの罵詈雑言!浴びますが、
自分社長の立場なら主人公抹殺しますね(社会的に)。

また人間関係も濃くて分かり易く表現されていました。
チック症状のある主人公の同期。
主人公に奥さんの取り合いで負けた上に、出世コースに先に乗られた。
仕事は生活の手段と割り切る、派遣の三橋さん。
1分でも就業時間越えたら絶対に時間外になるとする。
なぁなぁにせず、課長も撃退するしっかり者(こーゆー生き方好きです)
実は酒が飲めなかったのに仕事で呑んでいき、
痛風まで発症した課長代理など。

なかなか皆さん芸達者で安心して話しに、のめり込めました。
でも話しの流れからすると、過労死だと認定されそうだし。
その理由の談合話も露呈するだろうから。
よかったじゃない主人公さん、談合潰せて。

それにつけても時間軸前後させてのサスペンスもので、
まったく眠気起こさせず、うまい話しで満足でした。
【公演終了】B203【ご来場有難う御座いました】

【公演終了】B203【ご来場有難う御座いました】

早稲田大学演劇倶楽部

早稲田大学学生会館(東京都)

2011/01/14 (金) ~ 2011/01/17 (月)公演終了

満足度★★★★

友人に誘われて行ってきました
初めて見に行ってのですがとにかく熱い!
熱意が伝わってきました!
面白かった!!

家族カタログ

家族カタログ

B.LET’S

「劇」小劇場(東京都)

2011/01/13 (木) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

満足度★★

がんばっているが
台詞一つ一つが長くて説明臭い。家族なので自然体な会話にしてほしい。キャラクターをもっとくっきりしてほしい。

ネバーランド

ネバーランド

少年社中

青山円形劇場(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高でした
元々ファンタジーが好きで期待していたのですが、期待以上に面白かったです
青山円形劇場を120%使ったスピード感ドキドキ感、話にも泣かされましたし、なりより初めに照明と音響だけでぐっとピーターパンの世界に引き込まれた気がします
一度しか見に行けなかったのがとても悔やまれます
唐橋充さんが好きなので彼の恰好良さも改めて感じられました

リチャードⅡ 【ご来場ありがとうございました】

リチャードⅡ 【ご来場ありがとうございました】

演劇集団 砂地

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/01/14 (金) ~ 2011/01/26 (水)公演終了

満足度★★★★★

これはすごいです。
原作の予備知識ゼロでも楽しめました。
楽しめたというか、圧倒されてしまいました。

古典をモチーフに現代を見つめ直す。
その行き着く先は…。

当日パンフがしっかりしているのもすばらしい。

ネタバレBOX

シェイクスピア×日本の政治×演劇論

3時間くらいの作品かと思ったら、2時間しか経っていなかった。
ものすごい濃密な時間でした。

最後のほうちょっと泣きそうになりました。

すばらしい希望をありがとうございました。
第46回関東高等学校演劇研究大会-さいたま会場-

第46回関東高等学校演劇研究大会-さいたま会場-

関東高等学校演劇協議会

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2011/01/15 (土) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

新潟県立新潟南高等学校「夏への扉」
作者の谷藤太が主催する劇団「enji」といえば小劇団マニアの方はご存じのはず。実に「enji」らしい戯曲でした。


以下はねたばれBOXにて。。

ネタバレBOX

1966年、初夏。
ビートルズの来日に熱狂した夏。若き父と母がいた夏。
そして大好きだった叔父さんがいた、あの夏。

そして冬、母も亡くなって現在に失望した少女はあの夏の陽射しのような明日を探して、喫茶店にあるいくつもの過去の扉を開けて回り、幸せだったあの頃に思いをはせながら傷心していた。

そこへ不思議な香・オプナースを持って売りに来た女から、それを買った少女は香を吸い込んで目を覚ますとその夏の中にいた。彼女の名前は「明日香」。

その時、明日香は安らぎの中で眠り続けていた。彼女の一番幸せだった時間に戻り、過去から帰ってこないつもりだったが、これを現実の世界の明日香の恋人が連れ戻すストーリー。

「私、あの頃の方がいろんなもの掴んでいられた。手はずっと小さかったけど、小さい手の中に大事なものがたくさんあった気がする。だけど今はこぼれちゃう。手はずっと大きくなったのにこぼれちゃうの。ザーーーっと。」


相変わらずの谷藤太独特の言葉の表現の巧みさ。この戯曲は聴覚でも刺激され心地よい美しいメロディーとなって耳の周りをくるくる、くるくる回りながらすとん!と入り込むのだ。これをまたキャストらが見事にその情景を演じ、高校生ながら登場人物の年齢に似せた見せ方はむしろ職人技だった。ワタクシは完璧に騙されその世界観に浸り、しばし、ゆるりと過去の美しい風景を眺めていたのでした。

素晴らしい舞台でした。
ミュージカル「モモ」

ミュージカル「モモ」

劇団ひまわり

渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)

2011/01/07 (金) ~ 2011/01/10 (月)公演終了

満足度★★★

原作ファンだったので
見てきました!
舞台はよく行くのですがミュージカルは初めてでどんなものだろうと思ってましたが、なかなか楽しめました
個人的に議長役の郷本直也さんの演技が良かったです

OVER  OVER  THE RAINBOW

OVER OVER THE RAINBOW

てらりすと

下北沢GARDEN(東京都)

2011/01/14 (金) ~ 2011/01/14 (金)公演終了

満足度★★★★★

満足度高し
Opening Live(約15分)、Main Live(約55分)、Premium Live(約30分)の三部構成、キッカケは忘れたが一見不釣合いな2人の組み合わせが印象に残っていたどころかコンビ名の由来まで知っていたイワイガワのコント(=Opening Live)からスタート。
昨年暮の某公演の前説で観た芸人さん同様、生で観る方が空気そのものが伝わると言おうか、客席(の空気)とのキャッチボールと言おうか、テレビで観るよりもずっと面白く感じるのはフシギ…いや当然か?
さらにアドリブに強く、この日もバーカウンターの方で製氷機の氷が落ちる音が響いたのをすぐに受けて対応するのも見事。

15分の休憩を挟んでの Main Live がタイトルになっている「OVER OVER THE RAINBOW」。
前回(『人デナシノ唄』)にしても今回にしても「ワンマンライブ」と銘打っているので、ストーリー性のある歌たちを衣装の早替えや身振りなどを交えて歌う、どちらかと言えば歌の要素が強いものかと勝手に思い描いていたところ(失敬!)、そんなヤワなものではなく、まさに「1人ミュージカル」。

アマテラ スミコ(=アマテラス)が親友のウズ メグミ(=ウズメ)の勧めでオンラインゲーム「OVER OVER THE RAINBOW」に参加するが…なストーリーもしっかりしているし、その2人はもちろん、パーティーを組むLIGHT(ここまでがメインキャラ)やゲーム内のすべてのキャラを声色(と一部は早替えの衣装)で演じ分け(1曲の中で最大6役を演じ分けるのだ)たり映像を使って重唱をしたり見せ方もいろいろ工夫しているし、とクオリティが高く、ウォトカトニックによるホロ酔いもあって軽い感動さえ憶えたくらいで。

さらに浅沼晋太郎とイワイガワを迎えての Premium Live 朗“毒”劇「OVER OVER THE RADIO」は本編中でウズメがパーソナリティを務めているラジオ番組での出来事、というスピンアウト作品。
落としどころも上手いし、もともとある即興的要素に加えてイワイガワの2人がアドリブも入れるし、これまた上出来。

そんなこんなで満足度高し。興味を持った関東エリアの方々、3月11日に vol.4 がありますよん♪

ネタバレBOX

ゲーム内でLIGHTが去ったことを受け入れられずに何年も留まっているスミコを現実に引き戻すためにメグミが仕組んだことだった、という真相は本当に上手い。

あと、モニターの内側からゲームに興ずるスミコを見せる映像で部屋の棚に「木馬」があったり、劇中に「悲しいけど…これ**なのよね」なんてセリフがあったりしたが、エッちゃんってガンダムファン?
リーマン兄弟と嫁 【公演終了!ご来場ありがとうございました!!】

リーマン兄弟と嫁 【公演終了!ご来場ありがとうございました!!】

劇団鋼鉄村松

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/01/14 (金) ~ 2011/01/18 (火)公演終了

満足度★★★★★

最高の作品
めちゃめちゃおもしろかった。びっくり。

観にこれなかった人達は本当に悔しいだろうなぁ〜。

リーマン兄弟と嫁 【公演終了!ご来場ありがとうございました!!】

リーマン兄弟と嫁 【公演終了!ご来場ありがとうございました!!】

劇団鋼鉄村松

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/01/14 (金) ~ 2011/01/18 (火)公演終了

だいぶ乱暴に言わせてもらうと
統合失調ぎみなんだけど、ギリギリ統一感があるというか、破壊的に組み立てているというか、どうでもいいギャグの途中に別のどうでもいいギャグはさんだりして、それでいいんですか!的な面白さ。わけわからないからどうでもいいや気分で観だすと面白いんだけど、そんな気分になれないと辛そう。ま、さっさと自分はどうでもいいや気分になって、そういう辛そうな人をチラ見するのもオツなもんです(嫌な性格!)。変な部分が多すぎて、変が変でなくなってしまうところが惜しいような、どうでもいいような……。

ネタバレBOX

そーか、シャラポアってあんな背丈なんだ(私がこの公演を見て唯一覚えているどうでもいい情報)。ビジュアル的には「コブラ」の女性の方の衣装がもっとじっくり鑑賞したかった……いや、美術的な意味でだってば……。

このページのQRコードです。

拡大