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「その鉄塔に女たちはいるという」「そのどこかに男たちはいたという」

「その鉄塔に女たちはいるという」「そのどこかに男たちはいたという」

期間限定Saccharin

大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)パフォーマンススペース(大阪府)

2011/02/17 (木) ~ 2011/02/23 (水)公演終了

満足度★★★★

続けて男たち
鉄塔女たちバージョンに出演されていた5人の女性劇作家さんが、鉄塔を元に書き下ろした短編オムニバス。

鉄塔の台詞や要素がふんだんに盛り込まれていて♪
鉄塔にハマった者にとっては、たまらない舞台!
聞き覚えのある台詞が出てくる度に、反応してしまいました(笑)

5作品とも、非常におもしろい話の造りになっています。
とっても個性的!おもしろい!
その個性的な脚本が・・・あんなことに。
それはまだ千秋楽を迎えていないので、観てのお楽しみということで☆

それを演じる演者さんがこれまた5人ともみなさん個性的で。
表現力、身体能力、圧巻。

見応え抜群!おもしろいお芝居でした~!!

ネタバレBOX

てっきり5作品がひとつひとつ順番に上演されるのだとばかり思っていたら。
なんと予想外にも、5つの作品をミックスしてぐるぐるにした一作品に。
そんなやり方もあるんだ~!という驚き、なかなかおもしろい趣向でした!
切り替わりは暗転のみで流れで続いているのですが・・・それでもなんかすぐにすっと切り替われるくらい、どれも個性的でした♪

不機嫌な子猫ちゃん

不機嫌な子猫ちゃん

青年団若手自主公演 田川企画

アトリエ春風舎(東京都)

2011/02/15 (火) ~ 2011/02/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

みんな自分の幸せと、自分を守ることしか考えていない。
家に灯る明かりごとに、その家の中でしか通用しないルールがあると思う。
それは宗教にも似ていて、第三者から観ると「?」なことが
当たり前のような顔をしてまかりとおっていたりする。

登場人物全員のネジがおかしくぶっ飛んでいて、(娘もまた…)
とても面白かったです。

改訂版 冬の星座

改訂版 冬の星座

なぎプロ・草薙良一

ブディストホール(東京都)

2011/02/10 (木) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★

歌って踊って
千秋楽を観て来ました。客席は満席で立ち見の方もいましたが、それでも27名の方が入れなかったそうです。
藤堂さんが出演なのでチケットをとりました。浅田次郎原作だし、チラシの雰囲気からも「人を想う」というテーマからも、静かなドラマを想像していました。
ところが、タップダンスに始まり、歌ありダンスありの展開に「これはミュージカルなの?」と戸惑いました。
コメディ要素もたくさんあり、確かに喜劇とはなっていたけれど、かなりイメージと違いました。
面白かったですけれど、ちょっとネタ元が分からなくて笑えない部分もありました。でも年配の方たちにはウケていました。
大きな役ではなかったけれど、藤堂さんはいろいろな場面にいろいろな役で出演していて、ぶたれた時は驚いたけれど、演じた中では暴走族の役に笑いました。
ただ、短いエピソードが次々に起こって、最終的には主人公が解放されていくのですが、ドタバタなコメディ要素が強いので心に響くという部分が弱かったです。

ネタバレBOX

まさか客席に塩をまかれるとは思いませんでした。出演者の方もお茶をかけられたりぶたれたり、いろいろ驚きと笑いの舞台でした。
「君の名は」や草薙さんの出演作、「ゲゲゲの女房」に出演していた方にまつわるネタなどありましたが、それって元ネタを知らないと笑えませんよね。知っていることが前提、出演者のファンだということ前提のネタが多かったので、作品が気になって観に来た方とか若い世代の方には面白さが伝わらない部分があったのではないかなと思います。
恋愛再読

恋愛再読

enji

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/02/17 (木) ~ 2011/02/22 (火)公演終了

満足度★★★★

(^_^;)お客を刺します。
(..)皆いずれは考えなくてはならない難しい現実、社会的問題、起こりうる悲惨な事態。それを浮き彫りにして客を刺す。実に見事で意地悪なシナリオ…いや。

(p´⌒`)シナリオは巧く納まってますとも、もし自分だったらと想像するお客様を揺さぶる訳でありまして。楽しく現実逃避する舞台もありますが、

(p´⌒`)コチラは「大切な事忘れてませんか。逃げてませんか。」と気付かされる感じ。大切な事思い出して、温かい方にもってきましょう。

焼肉ドラゴン

焼肉ドラゴン

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/02/07 (月) ~ 2011/02/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

確かによかった!
父親の片言の台詞と その存在感が凄い。
終盤、父親がただ座ってたり リアカー引いてるだけで 
その光景が「美しい」 と感じるくらいの異常な状態。

バルコニー席じゃなくて、もっと近い席だったら泣いてたかも。

ただ残念だったのが
韓国語の台詞の時、字幕を読むために演技から
目を離さないといけなかったこと。
しょうがないんだけどね。

眠狂四郎無頼控

眠狂四郎無頼控

松竹

東京国際フォーラム ホールC(東京都)

2011/02/16 (水) ~ 2011/02/27 (日)公演終了

満足度

あまりにつまんないので、途中休憩で出てきました。
はっきり言って これは酷い。

ガクトの演技がどうとかというの以前に
つまんない話を無理に引き延ばし、無駄なシーンだらけ、テンポも悪い
脚本演出が酷いすぎる。
それにセット、SUGIZOが手がけたという音楽など すべてが安っぽい!
CGとかで補ってるつもりなのだろうけど。

これで プレミアム席30,000円 ~ 一番安い席(3階席?)ですら10,000円
取っているというから驚き!

みてて ガクトファンに同情すら感じました。

KUNIO08『椅子』

KUNIO08『椅子』

KUNIO

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/02/17 (木) ~ 2011/02/21 (月)公演終了

満足度★★★★

高揚にドライブがかかって
しっかりと作りこまれた前半によって
中盤以降の展開が崩れることなく
文字通り観る側を巻き込んでいきました。

終盤、その場の高揚は
さらに、強く鮮やかに昇華して・・・。
終幕にがっつりと取り込まれてしまいました。

ネタバレBOX

イヨネスコの戯曲が上演されるのをみるのは
これが初めて。

劇場にはいると左右に3列の客席。
舞台に当たる部分の上方と入口にモニターが並べられていて。
椅子が二つおかれたその場所で
静かに物語が綴られ始めます。

前半、老夫婦の生活の実感が
しなやかな役者の演技からしなやかに満ちていきます。
台詞や動きの一つずつが
繊細な描写と絶妙な身体によるデフォルメで場を形成し、
そこに暮らす二人の人生のあり方を浮かび上がらせていく。

夫の仕事のこと、
妻の夫への愛情、
変わらずに繰り返される暮らしのこと、
息子のこと、
人生に満たされたことと、裏返しの後悔と・・。
夫婦が一つに束ねられるのではなく
そこにはそれぞれの想いがあって。
だからこそ、夫婦の実存感にぐっとひきこまれる。

そのなかで、夫が語るべきことがあり、
伝えるために人が招かれる予定であることが
次第に明らかになってきます。
客人たちの前で
夫のメッセージが発表されるという。
そのメッセージはとても有意義で、
大切なもので、
それゆえに夫自身からではなく
有名な弁士によって語られるというのです。

そして
愛情にあふれた、
でもどこか閉塞した
二人の空気が十分に満ちて、
さらなる行き場を探し始めたとき、
ほぼ素舞台であったその場所が
一気に色を変える。

突然ラップで演出家が現れて
ブレイクタイムのような感じで
段取りが定められて行きます。
なんだろ、突然、
今様の演劇マシーンが舞台に持ち込まれたイメージ。

それでも
場はなめらかにテイクオフをしていく。
そして、客人のロールを持った観る側が舞台に導かれ
演劇としてのその場所に客が訪れるのです。

少しずつ加速度をつけて
観る側が舞台の一部に取り込まれていきます。
最初はひとり、
呼び鈴がなって、また、ひとり。
彼らは夫の旧知の人物にも思える。
続いてカップルが訪れ、
新聞記者の団体が現れ、
妻はその場に並べる椅子を忙しく探し始めて。
それは夫婦それぞれの記憶や想いが
溢れだしていく姿にも思えて。

さらに留まることのない来訪者に
妻は椅子の調達に奔走し、
夫は対応に追われていきます。
映像や音が舞台の高揚をがっつりと煽り
気が付けば舞台は並べられた椅子で満ち
来訪者に満たされ
立ち見が出ていることまでが語られ
挙句の果てにはパンフレットまでが売られ、
夫婦それぞれが互いの居場所さえ見失っていく。
次第に加速度をつけていく
狂騒とも思える状況に誘われて
椅子に移動してみると
坩堝の中でのしっかりした混沌がそこにはあって・・・。
最後に皇帝が現れるに及んで
その広がりの常軌の逸し方が
まるでドタバタ喜劇を観るがごとく
どうしようもなく滑稽ですらある。

そこまでに場が満ちたなかに
満を持して弁士が登場。
舞台上での老夫婦の高揚は頂点に達して。

でも、舞台の熱や、
夫婦の死を引き継いだ弁士の言葉は、
聾唖者の態で語られるのです。
彼は一生懸命伝えようとするのですが、
よしんば何かの想いがあることは伝わっても
それは言葉として明確に伝わるわけではない。
想いに加えての苛立ちまでが
喧騒が霧散して静まり返った舞台に
貫かれた表現で醸し出されて。

その、どこかシニカルな風景から
夫婦の天に召されたすがたが現わされていくのには
ぞくっとなりました。
弁士の想いが突き抜けて、
明確な言葉へと昇華した刹那、
観客に老夫婦のともに生きた時間の軽さと重さが
ともに降りてきて。
観る側が自ら過ごした、
さらには自分が今過ごしている時間の軽重に
重なっていくのです。

初日ということでもあり、
演じる側にも多少のとまどいはあったように思います。
観客を導くあたりで空気が一瞬止まったり、
ラストのシーンで弁士が表現の場を作るあたりに
若干の躊躇を感じたり。
とはいうものの、
それは、きっと公演を重ねるに従って
進化し解消していくことにも思えて。
役者たちの演じる力の確かさを思いおこすにつけ、
さらにいろんなベクトルに育っていく
作品なのだろうと思います。

観客の間でも
それなりに好みが分かれるお芝居なのかもしれませんが・・・。
すくなくとも
私にとっては
作り手の常ならない創意と
役者たちの秀逸に
しっかりと圧倒された舞台でありました。







パペット・オン・ザ・パニック 完全版【全ての公演は終了致しました。ご来場いただき本当にありがとうございました!!】

パペット・オン・ザ・パニック 完全版【全ての公演は終了致しました。ご来場いただき本当にありがとうございました!!】

隕石少年トースター

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/02/17 (木) ~ 2011/02/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

ウェルメイドなコメディ、な印象
関西からやってきた劇団で、東京公演は今回で2回目となる。
前回の『今宵、宇宙エレベーターの厨房で』がとても面白かったので、じゃ今回も、となったわけだ。
結果、今回も満足した。単純に波長が合うからかもしれない。
あまりガチャガチャしてなく、ハイテンションでグイグイくるわけでもなく、暑苦しいこともないからだろうか。関西の劇団なのに…偏見失礼(笑)。
今回は、過去の作品2本を改訂した作品ということもあり、ウェルメイドなコメディという印象が深まった。

私の観た回は、残念ながら空席が目立っていた。
しかし、また是非来てほしいと心から思う。

今回、観られなかった方も、シアターグリーンのチラシの棚には、無料のDVD(30分の短編が収録されている)があるので、それを観てみるのもいいかもしれない(まだ観てないけど)。

ネタバレBOX

子ども文化フェスティパルに出演予定の、人形劇『カチカチ山』を行う劇団が集団食中毒(のようなもの)になり、上演ができなくなってしまう。
丁度そのときに、人形劇劇団の控え室の上の会議室では、劇団樹海が稽古を始めようとしていた。
人形劇が行われなくなることで、自分の身が危ないと思っている、子ども文化フェスティパルの企画担当・小坂は、劇団樹海に人形劇を手伝ってくれとお願いに来る。
しかし、劇団樹海は、明後日に迫った公演の脚本がまだ上がっていおらず、2人しかいない俳優の1人、女優の北村は、そのことに怒り退団するとまで言う。
当然、劇団樹海としては、人形劇どころではないのだが、小坂からの施設運営に関するある情報や提示された条件により、人形劇を手伝うことにするのだ。
そして、その劇団樹海には、怪しい男、滝口がやってきており、話の流れで樹海のオーディションを受けると言い出していた。人形劇の上演には人手が足りないので、オーディションを受けに来た滝口もあっさりと入団を許可されるのだが、どうやら彼はその場にいたくないらしい。
人形劇劇団は、集団食中毒で全員がダウンしたはずだったが、演出家の安原だけは大丈夫だと言い張り、点滴をしながらやってくる。

さて、人形劇の開演まであと1時間程度、いろいろな不測の事態や仕組まれた出来事に阻まれなが、彼らは人形劇の開演に間に合うのか。
と、いう公演時間と劇中の時間の進行がまったく同じ中で進むストーリー。

ちょっとした設定が効いていて、ストーリーの進行が楽しい。
タヌキの劇中歌もいい(笑)。

多少の誇張はあるものの、素直に観ることができるキャラクターばかりなので、無理がない。
とんでもないボケがいるわけでもなく、変なギャグなどもない。
実にスマートに見せてくれる。
そのあたりがとても好印象なのである。

小坂(上田泰三さん)の、いかにもいそうなおじさん風なところや、人形劇団の演出家・安原(佐藤あいさん)のとぼけた感じ、安永(永井悠造さん)の物語を回す感じが印象に残る。あとの出演者も、それぞれが自分の役割をきちんとこなし、さらに、ちょっとした、何気ない表情の変化や視線の具合なども、みんないいのだ。

ただし、今回の問題を引き起こした黒幕が、なぜそこまでしなくてはならなかったのか(小坂と入れ替えになるはずなのに)や、せっかく時計が観客から見えるところにあり、時間が迫っているのにもかかわらず、それに対してのプレッシャーがかかっていなかったのが、少々残念ではある。
もっと、時間を気にしつつ慌ててもいいのでは?

さらに言うと、劇団樹海では脚本ができないことに対して「とにかく自分にウソをついても…」のような台詞があり、主宰がそれに納得する形で書き始めるというのは、実際に、劇団としてはどうなのかと思わざるを得ないのだか(笑)。「えっ何? そんな感じでやってるわけ?」と観客が思ってしまうのではないかということ。演劇を扱っている舞台なので。

ちなみに、劇団樹海の2人芝居は、あまり観たいとは思わなかった(笑)。
それに対して、隕石少年トースターは、次回もまた観たいと思う。

ついでに書くと、最後のシーン(劇団樹海の主宰の機転)は、大笑いした。
大地をつかむ両足と物語

大地をつかむ両足と物語

ニッポンの河川

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/02/15 (火) ~ 2011/02/20 (日)公演終了

満足度★★★

こんなやり方があったのか・・・!
ニッポンの河川は初めてでした。
とにかく役者3人が出ずっぱりで、勢いとパワーで乗り切る50分。

話の内容とかは正直途中からどうでも良くなって、その流れに身を任せるのが楽しかったです。

ネタバレBOX

役者自らが照明と音響を操作。
照明はスイッチが床に置いてあって、役者はそれを踏む事でつけたり消したりします。
音楽も手持ちのカセットレコーダーのテープを芝居中にカチャカチャと操作して入れ替えて流す。
チープと言えばチープなのだけど、こんなやり方があったか!と感心してしまいました。あらびき団とかに出ると受けそうです。実際の話の方もあらびきな感じでしたし。

とにかく話がポンポンと脈絡なく飛びまくる。
1シーンの終わりが明確じゃなくて、誰かが役を切り替えるとシーン自体も別のシーンになるという感じの力技だ。
3人の役者さんで色々な役を担当していく。
話自体も1シーン終わったら続きの別のシーンという訳ではなくて、時間も戻るし役の繋がりがおかしかったりするけど、勢いで全てを乗切ってました。

正直話が分かりづらいのはキツいけど、試みは面白くて大好きでした。
50分でひとつの作品にしないで、10分ほどのコントのオムニバスにすればグット見やすくなると思うのだけど。。。
「ロボット演劇『働く私』」「アンドロイド演劇『さようなら』」

「ロボット演劇『働く私』」「アンドロイド演劇『さようなら』」

TPAM・国際舞台芸術ミーティング

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2011/02/19 (土) ~ 2011/02/19 (土)公演終了

満足度★★★

ロボットとアンドロイドの違い
ロボット演劇「働く私」とアンドロイド演劇「さようなら」の二本立て。
まとめて見れるのはお得ま企画だなあと思い、TPAMに感謝して見てきました。

アンドロイド演劇「さようなら」が15分くらい、ロボット演劇「働く私」が30分くらい。そもそもロボットとアンドロイドは何が違うかと言えば、ロボットは明らかに機械の外見で実用重視、アンドロイドはどこまで人間に似せられるかというあたり。

で、当然内容もそれに合わせて変わっていて、アンドロイドは人間そっくりなのに機械、という存在と生命に限りある人間の交流。ロボット演劇は逆に人間に奉仕するための機械であるロボットが人間的な心の病を抱えて悩む話でした。

ネタバレBOX

まず最初がアンドロイド演劇だったのだが、とくにかくステージと観客の距離を感じる。
それは物理的な距離もあるけど、何か観客の世界とはかけ離れた距離を感じました。

アンドロイドと死期がせまる金髪の外人女性とが、イスに向かい合って語り合う。アンドロイドは女性の心理状態に適した詩を次々と喋る。
しかしアンドロイドは人間そっくりとはいえ、それ以前にほとんど動かない。目や口元、頭や状態が少しだけ動くだ。しかも声は役者の吹き替え。
これじゃあアンドロイドというよりマネキン人形劇だ。
まったくアンドロイドである必要性を感じず、内容のつまらなさもあって、何でこんなものを見に来たのか、と不満しか残らなかった。

その後、しばしインターバルがあってロボット演劇「働く私」。しかし、その前に一度舞台準備のため観客は外に出される。そして再入場となるのだが、その手際があまりにも悪くて、いつまで待ってもなかなか入れない。
この進行の悪さは作品の印象も悪くした。

でも、ロボット演劇は意外と面白くて、外見が人間的でない方が、「働きたくない」というロボットとしての存在意義すら脅かす根源的な問題を面白おかしく描いていた。
そのタケオというひきこもりのロボットが生きて人間的に見えてくるのが何だか楽しかった。
そしてそのロボットの持ち主の旦那もひきこもりで、ロボット相手にバカにしていたかと思ったら逆に論理的にやり込められたりして、ユーモアも人間性もあってロボットがとても生きているという感じだった。
投げられやすい石

投げられやすい石

ハイバイ

大野城まどかぴあ(福岡県)

2011/02/19 (土) ~ 2011/02/20 (日)公演終了

満足度★★★★

石を投げられた。
開演時間を勘違いしたせいで15分ほど遅れて立ち見。

スタッフが笑っていると思われたら申し訳ないと我慢したけど、笑いすぎだったかもしれない。
とにかく、笑った。
っていうか、人を、こんなに、笑いものにしていいのか?と思う罪悪感が無いのに驚いた。

同じシーンを見て、泣いている人と大笑いしている人が同時に存在するすごさ。
笑っている人も、ただビジュアル的に笑えるという部分もあるだろうけれど、とにかく、「笑わせる」というより「笑われている」一抹の悲しさに、涙がにじむほど笑った。

女が女から見て、リアルすぎる。
自分に何にもない女がブランド品や流行の品を身につけて、自分も何者かになれたような錯覚を味わったり、無難に収まったり、まだ何かがあるんじゃ?と期待したり。
そういう心理がイヤ~な感じで伝わってきた。
駄目押しのあの歌。歌詞を知っている自分には結局、一番強い(神経が太い)のは女やなー。と、感じさせられました。

ネタバレBOX

再演だから、いいかな?

最後に本人が「投げられる石」の形態になって去っていくのがもうたまらない。
衣装担当がそこまで考えて、あの配色の衣装にしているのかな?と思いました。
でも先ず、「手、そこに突っ込むんかよ!」で笑い「そんでお前、支えるわけでもないのに付いていくのかよ!」でも大笑いした。
で、「そんな有様の石」になった彼を笑いものにした。

髪を、綺麗な形に剃ってるな~とは思ったけど、わざわざ美容院で剃ったというのは…え~…って…

ところで石。
途中から、狙われているんではないかと思うほど飛んできた。
おかげさまで、バッチをいただきました。
不機嫌な子猫ちゃん

不機嫌な子猫ちゃん

青年団若手自主公演 田川企画

アトリエ春風舎(東京都)

2011/02/15 (火) ~ 2011/02/21 (月)公演終了

満足度★★★

サイコホラー。
どこか歪んだ価値観を持った者同士が、お互いの、これまたどこか歪んだ正論を主張しあう。
一見無茶苦茶な展開のようだけど、近いような状況って、自分の実体験の中にもあったりして、それだけに余計に怖かった。

観てて決して気持ちの良い芝居ではないけど、小粒でもピリリと辛いというか‥なんかそんな印象の舞台だった。

舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)

舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)

TAKE IT EASY!

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/02/17 (木) ~ 2011/02/21 (月)公演終了

満足度★★★★

上手い!
パフォーマンスを交えた、流れるような場面展開。そして音、照明の使い方などとにかく演出の上手さが光ったステージだった。女優陣もみな実力のある人たちばかりで、とても見応えがあった(ちょっとこなれ過ぎかなという感じは受けたけど‥)。ただ‥

ネタバレBOX

この舞台のいわゆる"お約束事(同じ役をいろんな人が演じるシステム)"に馴染めないと、観ててちょっと辛いかも。
あと原作もアニメもどちらも観ていないのでなんとも言えないけど、ちょっと中身が薄い気がした。

でも演劇的な表現力は素晴らしかったと思う。
恋する、プライオリティシート

恋する、プライオリティシート

コメディユニット磯川家

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/02/05 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了

満足度★★★

まま、おもしろ
久しぶりのコメディを楽しく拝見しました。

劇団員同士の仲もよさそうでなによりです。
テンポの良さと、ピアノマン(ウーマン)まで劇に出させてしまう展開が
面白かったです。

ただ、テンポよく進め、また、障害という要素を含みながら、
最後無理やりまとめた感が出てしまい、ばらまいた種を回収しそこねた感が
非常に残念でした。あの終わり方は割とひどいかなぁと思います。

劇団が発展していくにあたって、それぞれの方がそれぞれ歳を重ねるでしょうから、若者らしさから脱却する必要はいずれあるでしょう。その時に何を劇団の強みにするか、他との違いを明確にしないと上昇曲線は望めないかもしれません。
次回にも期待しています。

不機嫌な子猫ちゃん

不機嫌な子猫ちゃん

青年団若手自主公演 田川企画

アトリエ春風舎(東京都)

2011/02/15 (火) ~ 2011/02/21 (月)公演終了

満足度★★★

本音の世界
イライラする反面、これだけ言いたいこと言えるのって逆に清清しくさえ思えてくる。
他国に言いたいこと言えない日本のお偉いさんに見習ってほしい!

ネタバレBOX

ネタバレではないんだろうけど、一応こちらに。

言い争いになる場合、大体誰かが正しくて誰かが悪い風になりがちだし、第三者的に見た場合、きっと自分の意見と同じ、または考えが似ている人に賛成するんだろうけど、この劇を見てふと思ったのが、ただ単に言いたいことを言っているだけに聴こえがちだが、出演者一人ひとりの言ってる事だけに着目してみると、皆が皆正しいことを言っているような気になった。

ただ単にそれぞれが本音を言ってるだけなんだと思う。

普段、気を使ってか言いたいことも言えないがために正しいことも正しいと思えず否定するような環境になってしまうと日本もやばいかもしれない!

あくまで個人的な意見です。
極楽

極楽

一人芝居『極楽』

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/02/18 (金) ~ 2011/02/20 (日)公演終了

20110219
(^・ェ・^) 地域のいろやかおりがあるさくひんはいいですね

パペット・オン・ザ・パニック 完全版【全ての公演は終了致しました。ご来場いただき本当にありがとうございました!!】

パペット・オン・ザ・パニック 完全版【全ての公演は終了致しました。ご来場いただき本当にありがとうございました!!】

隕石少年トースター

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/02/17 (木) ~ 2011/02/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

期待以上
昨日、見てきました。
やっぱり、、、面白いです。
特に関さんのキャラが面白過ぎます。
あっと言う間に舞台が終わっちゃいました。
この舞台、必見ですよ。

時計じかけのオレンジ

時計じかけのオレンジ

ホリプロ

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2011/02/18 (金) ~ 2011/02/20 (日)公演終了

満足度★★

いろいろなものが活かされていない
面白い部分はいくつかあったものの、最終的に面白い舞台とはとても言えなかった。

役者たちのしゃべりが不明瞭で聞き取りにくかったこと、ミュージカルといいながら曲が少なかったこと。
それに演出がうまくない。
やりたいことや考えていることはわかるのだが、わかるようでは客は面白いとは感じない。
途中やたら「原作通り」とか「原作にない」のセリフも余計なだけ。
とにかく物足りない舞台だった。


とはいえ、白い幕を利用しての舞台転換は良かったし、幕間への入り方は笑った。

新東京レビュー 『新宿歌劇』

新東京レビュー 『新宿歌劇』

遊々団ブランシャ☆ルージュ

SPACE107(東京都)

2011/02/16 (水) ~ 2011/02/20 (日)公演終了

満足度★★★★

スタイル抜群の美女たちが
歌って踊って、楽しい華やかな舞台。衣装、音楽もいい。構成もまぁまぁ。
う~ん、でも、例えばホームレスとか、麻薬の密売人、出稼ぎの不法滞在者やそれを取り締まる警官なんかもテーマとして取り上げて欲しかったなぁ。美女たちの警官姿なんて、ぞくぞくするじゃないですか・・・・。あと、二丁目の人々とか・・・。でも、ピチピチの若さとはじけるパフォーマンスは必見です。
残念だったのは、自由席が完全な平台で、すごく舞台が見えにくかったこと。
普通のお芝居とは違って踊りが中心なのだから、足がほとんど見えなかったのは納得できなかった。あと、椅子が異常に硬くて、今時こんなのあり?という感じ。お芝居とは関係ないですが、舞台監督さん、舞台の位置を全体に高めにするとか、何とかして~。自由席の観客だって客ですよ~!!

ネタバレBOX

というわけで、舞台環境が悪かったので☆一つ減らします。また、これはどうしようもないのかもしれないけど、女子トイレの前が喫煙所と化していて、劇場にまでタバコの煙が。これも今時こんなのあり???という感じ。コンサートホールなどではあり得ません。なんで劇場では許されるのかなぁ。舞台人の間では酒、タバコは当たり前なのかも知れませんが、一般人の感覚からは程遠い。新幹線だって、ヨーロッパ便の長時間のフライトでも禁煙が当たり前のこの時代に、もう、びっくりです。わずか二時間の上演なのに、喫煙が当たり前って不思議な気がします。
11人いる!

11人いる!

Studio Life(劇団スタジオライフ)

あうるすぽっと(東京都)

2011/02/05 (土) ~ 2011/02/28 (月)公演終了

舞台中央に置かれた
舞台装置が立派。少々目障りなほど、頻繁に変化をしていたが、それ一つで、SFムードを一気に作ろうという意気込みは伝わってくる。時間の限られた舞台としては、原作・萩尾望都の作品の雰囲気をかなり忠実に追っていた感じ。それだけに、ストーリーを知っていると、事件が起きても緊迫感が薄らいでしまう気はした。フライパン持ってドタバタやったりする漫画的場面も含め、“良き昭和SF”という香りのする舞台だった。

ネタバレBOX

同じ原作で、もっと、人物の心理を深く描く作り方もありそうだと思った。男優だけの出演陣で、よくそのことをを感じさせない作品になっていると思う。それだけに、全裸シーンは残念だった・・…い、いやなんでもありません。

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