最新の観てきた!クチコミ一覧

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ロクな死にかた

ロクな死にかた

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

ゲキバカ。
ひょっとこ乱舞といえば、いわゆるちょっとしたブランドなわけですが、そのブランドな舞台を観ることはずっと目標だったわけでして、今回やっとのことで観れたこの達成感はちょっとやそっとのことじゃなく、むしろひょっとなことだなと、なんならひょっとこなことだなと、なんだか気分ホットに感じたのでありました。

ネタバレBOX

そうやってただでさえひょっとこな舞台で気分上々なのに、始まってみればどこかしこの舞台でお目にかかった方々が何名かいらっしゃるものですから、なんだか妙な親近感を覚えてしまい、気分は上々を通り越し、完全にゴーゴー!とひろみっていました。

それはゲキバカの西川氏や伊藤氏、ストロベリーに出ていた大竹嬢だったりするわけですが、ゲキバカの二人が目立ちすぎて、これはひょっとこしてゲキバカの舞台では?と勘違いするほどでした。

ちなみにダンスの振り付け、西川氏がしたのではないでしょうか?

なにしろ舞台はとてもスピーディーで、セリフはどれもオサレで小粋で賢そうで、あっと言う間に終わってしまうくらい超速に面白かったです。
サイモン・ヘンチの予期せぬ一日

サイモン・ヘンチの予期せぬ一日

古川オフィス

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/02/04 (金)公演終了

満足度★★★

2度観る羽目に・・・
私は、この公演、2月1日と4日、2度観ました。というのは、最初に観たとき、途中で集中力が切れ、クライマックスで居眠りをしてしまい、肝心の内容を把握できなかったものですから。寝てしまったくらいですから正直あまり面白いとは思わなかったのですが、ラストが気になり、再演の機会も少ない作品だと思ったので、やむなく2度足を運んだというわけです。
2月1日は客席が半分くらいしか埋まっておらず、開演前、スタッフが顔見知りの客に「うんと笑ってくださいね」と声をかけていたがシーンと静まりかえって笑いもおきず、うっかりバッグを触っただけで前の席の人に「静かに!」と注意されてしまった。千秋楽はさすがに8割くらいは埋まっていたようですが、興行成績としては低調な結果に終わったといえそうです。
やはり、こういう地味な翻訳作品は見せ方が難しいのでしょうね。戯曲としては興味深いのですが。
2度目は幸い眠気にも襲われず、1日の回よりテンポもよくなっていて要所要所で笑いも起こり、日によってこうも客席の反応が違うものかと驚きました。
1度目は当然カーテンコールがあると思わせる雰囲気でしたが、2度目は千秋楽なのに、「公演はすべて終了しました」というアナウンスが流れ、いっこうに俳優が出てこなかったので、出てしまった客もいました。ちょっと不思議でしたね。

ネタバレBOX

クライマックスというのはサイモン(辰巳琢郎)の妻(黒田福美)が戻ってきて、サイモンと自身の不倫のことで口論となる場面。やはり、2度観てよかった。黒田さんは韓国通として知られ、最近はワイドショーのコメンテーターとしての印象が強いが、このベス役は血が通い、台詞のひとこと、ひとことが観る者にしっかりと伝わり、つかみどころのないサイモンの人間性をも浮き彫りにしてくれた。若き日の稲野和子さんを思わせる名演技でした。この場面を見逃しては何にもならなかったと思います。
貞淑で自慢の美しい妻の不倫に気づかぬふりをしてきたサイモンは、すべて周囲の物事を自分の都合のよいように解釈することで取り繕っているという虚像を妻が暴く。サイモンは不倫の相手が自分が小ばかにしていた男、レッドだと知ってショックを受ける。子供をほしがらなかったサイモンに対し、妻は妊娠を告げて出て行く。
サイモンは登場したときは、優柔不断な好人物に見えるのだが、実は“結構な過去”と意外な一面を持つ男で、それでも腹黒いとまでは言い切れない、無作為の悪意みたいなところもある難役。能動的ではない主人公なだけに、次々に登場人物をうまく受け止めて、テンポを作っていかねばならない。ハンサムで一見好人物でおとなしそうな辰巳さんには合っている役かもしれないが、滑舌がよいとは言えず(2日とも同じところで舌が回らなかった)、演出がメリハリなくのろいせいか、会話部分が非常に退屈に感じられた。だから、黒田さんの登場まで集中力がもたなかったのだろう。久我美子夫君の故・平田昭彦、石田純一、辰巳琢郎は「3大インテリ人畜無害の美男俳優」と、私の父が名づけたのだが、今回の役を観てなるほどなーと思った。
少し脚色が必要だったのではと思う。開演1時間20分くらいまで妻が登場せず、平板な会話でつなぐにはつらいものがあった。
サイモンの兄の中西良太さん。若いころに観たきりだったが、今回の役が熊倉一雄さんそっくりでなかなか面白く、驚いた。サイモンの兄の同級生(モロ師岡)、友人ジェフ(上杉祥三)がスパイスになっていた。サイモンを誘惑するジェフの愛人デイヴィーナはWキャスト(武田優子、会川彩子)とも観たが、巨乳美女という設定どおり、お二人とも魅力的な肢体でした。間借り人のディヴ(小林賢治)。ラストにサイモンにダメージを与える役だが、台詞が上滑りに聞こえ、声も小さく大きな劇場での演技がまだ身についていないようで、サイモンとの対比が出るところまでいかない。
舞台美術が上手後方で観ないと窓の向こうの遠景が見えず、見えないとだいぶ趣が違ってくる。それに気づいたことも、2度観たメリットだったかもしれない。




ひとんちで騒ぐな

ひとんちで騒ぐな

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★

ドタバタ劇+青春物語!
「ひとんちで騒ぐな」でした。

ネタバレBOX

ドタバタ劇に小学生時代のガキ大将と子分が立場が逆になって遭遇するという話が加わった青春物語でしたが、ちょっと説教臭い感じもしました。

何より本当にひとんちだったのでビックリしました!!

「よっしゃー」っというときの両腕と片足を曲げるような仕種、最近見掛けないポーズで懐かしかったです!

役者さんの入退出のタイミングが悪かったように思います。勘介たちがドアの外に出たら間髪置かずに誰かがドアを開けて入って来るとか、そういったテンポの良さが重要だと思うのですが、舞台に誰もいない時間が長過ぎました。

下手上部の窓の明かりですが、時間の経過とともに、特に立候補締切時間の5時が近づくにつれて夕暮れの色になるような配慮があると良かったと思いました。
『まどろみ戦士~おじいちゃんのプロポーズ~』

『まどろみ戦士~おじいちゃんのプロポーズ~』

IQ5000

笹塚ファクトリー(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

観てきた!
おつかれさまでした。

ここは世界の果てっぽい。【ご来場ありがとうございました!!】

ここは世界の果てっぽい。【ご来場ありがとうございました!!】

バジリコFバジオ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/07 (月)公演終了

初 バジリコでしたが
人形を効果的に使ってプチグロ・ナンセンスな芝居 っていうのは知っていたのですが・・

良かったです。

最北端のとある診療所でのワンシチュエーショドラマなんですが、たしかに人形を使っていくつもの場面転換と同じ効果があるうまい造りの作品でした。

非現実的なストーリーなんですが、役者さんたちも元気があり ガツン!!
という感じに仕上がっていたと思います。

ハッピーエンドに終わらせないのもこの劇団の特徴なのかなぁ??

サイドストーリーを広げすぎた感も若干ありましたが、でも後味は悪くはないので、十分に楽しめました!!

今回は川久保宏之くん、阿久澤菜々ちゃん お目当てが行くきっかけとなったのですが、川久保くんはおいしい役でしたねぇ(笑)

そして菜々ちゃんはかわゆす~でした!!もちろん演技もgoodでした。

また要チェックの劇団さんが増えてしまいました。

恋する、プライオリティシート

恋する、プライオリティシート

コメディユニット磯川家

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/02/05 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

観てるこっちも幸せに*
キュン!とする作品です。
登場人物が多く、それぞれドタバタするけど最後には皆がみんな幸せに。
ピアノ伴奏がまた素敵で、幸せ度が増しました。

笑えること間違いなし。そしてまさか泣ける要素もある…だと…?!
とても愛おしい気持ちになれる、そんな作品です*

Greed -グリード[貪欲]-

Greed -グリード[貪欲]-

演劇レーベルBo″-tanz

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/09/27 (月)公演終了

満足度★★★

前振りか・・・
今回からキャストが一新されたのでちと戸惑いあり。

今回の作品が30日から始まる『Gluttony-グラタニィ[暴食]-』の前振りになっているとは・・・

Gluttony -グラタニィ[暴食]-

Gluttony -グラタニィ[暴食]-

演劇レーベルBo″-tanz

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2010/09/30 (木) ~ 2010/10/04 (月)公演終了

満足度★★★

初日バージョンだったかな・・・
すげー格好良い台詞が多いのだが、台詞を流している感じがあり台詞を活かしきれていなかったのはちと残念。

場数を踏めば解消されるコトなので、もう少し鍛練して欲しい。

く・ち・づ・け

く・ち・づ・け

むーとぴあ

駅前劇場(東京都)

2011/02/04 (金) ~ 2011/02/10 (木)公演終了

満足度★★★★★

純情!
旧家の長女としての責任を自覚して家長に従う、反発はしないけれどもちょっとした夢はある、こんな時代があったんですね。

ネタバレBOX

武藤晃子さんの18歳の繭子の演技は素敵でした!

旧家の座敷を舞台にして、結婚したらその夜に行うことを教授するとなると色々想像しましたが…、口吸いですと。

口を尖がらせて、ムーーーー・ポッ。

ふくよかな女優さんって芸達者ですね、種子さん面白いです。

藤尾姦太郎さんも活動の場を広げましたね。

最後、戦後帰還した健太郎との口付けが何とも自然で、もちろん繭子が30歳くらいになったせいですが、めでたしめでたしでした。

全体にいやらしくなく、ほんわかしたムードで終始して良かったです!
ここは世界の果てっぽい。【ご来場ありがとうございました!!】

ここは世界の果てっぽい。【ご来場ありがとうございました!!】

バジリコFバジオ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/07 (月)公演終了

満足度★★★★

毒を以って毒を制す。
荒唐無稽さをどれだけ受け入れられるかが鍵だと思いますが、十分楽しむことができました。

人形劇も端だけでなく、中央でやったのも良かったと思います。

ネタバレBOX

豆腐を顔にべちゃっとやったときには一瞬引きました。服の洗濯とか床の掃除とか結構大変ですね。

おっさんうにもどきの存在や功罪はSF的な話ですが、三女のハジメちゃん化となるともう驚きです。

長女のキャラの濃さは素敵でした。

顔の濃い人をメキシコ人に例えていましたが、最近メキシコ大使館に謝罪したとの報道があったフジテレビのようにならないことを願っています、プッ。
ニーナ

ニーナ

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2011/02/01 (火) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★

続編として魅力的な作品
マティ・ヴィスニユックは昨年のKAZEの『戦場のような女』で初めて知った作家。日本の劇団であるKAZEにに次々新作を書き下ろし、他劇団ではなかなか観られない作品なので毎回楽しみにしている。
チェーホフの『かもめ』の続編のような作品で、しかも今回演じているKAZEの3人の俳優に当て書きをしたというのも興味があった。
チェーホフの名作の続編としてまったく違和感なく観客の心を捉える力作だと思う。
既にCoRich常連ユーザーのかたが作品内容については詳細なレビューを書いておられるので、ネタバレでは簡単な雑感を述べたいと思います。

ネタバレBOX

白一色のシンプルな舞台美術。昇降する歪んだ白いドアと振り子時計の振り子の球体が印象的。
この振り子は時を刻むと同時に2人の男性の間を揺れ動くニーナをも象徴しているように感じた。
『かもめ』で自殺したはずのコースチャ(柳瀬太一)が生きている。柳瀬はいかにも年をとったコースチャらしく見えるのがいい。
トリゴーリンの緒方一則もそれらしい雰囲気。
ニーナの柴崎美納は、相変わらず演技が力強く、役柄をくっきりと描き出してみせる。この人、だれかに似てるなーと思っていたのだが、惜しまれて早世した宝塚出身の舞台女優、上月晃の面影がある。上月の舞台はもう観られないけれど、柴崎は女優としていまが一番脂が乗り切っている時期なので楽しませてもらおうと思う。
登場人物3人とも過去にとらわれ、いわば存在自体が過去の亡霊というとらえかたもできるのだが、何より、2人の男にとってニーナ自身が“愛の亡霊”みたいな存在に思える。
3人は革命に思いを馳せながら思い出の家を捨て、旅立つところで終わる。
この芝居にはもう1人登場人物がいて、凍死した脱走兵士(栗山友彦)。遺体の役だが、この脱走兵士の遺体を戸口にみつけたことが3人が外界へ旅立つきっかけとなる。当然、まったく台詞がないのだが、栗山は全身から不気味なオーラが出ていて、終幕、徐々に床に崩れ落ちていくさまが、3人の幻想の崩壊も暗示しているかのようで、また、副題にある「剥製のかもめ」のようでもあった。
冬の原野に響く鹿の鳴き声や銃声に続く昂揚感のあるBGM、タイガースの「青い鳥」にメロディーが似ている主題曲など音楽もよかった。
衣装について。「冬だが部屋は温かい」という設定だが、男性2人がシャツ姿の薄着で、吹雪の中、外出するときも手袋もはめず、そのままで全然寒そうではないのが気になった。せめてセーターを着たらと思う。ニーナとコースチャが狩りに出かけるときも薄着のままで、ニーナの衣装換えが多いだけに、抽象的衣装とは捉えらず、違和感があった。ニーナは、パリコレl風のキモノコートのような衣装、フリンジ付きのプリントワンピース、白のナイティー、ゴブランのドレス、毛皮のマントと衣装を変え、視覚的にも楽しめた。
ラストの3人が出かける場面、コースチャのコートだけが薄手なのも気になった。

ロクな死にかた

ロクな死にかた

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★

女性たちがいい!(お母さんもね)
特に元カノが元カレの死を少しずつ乗り越えていく心の移り変わりが短い時間内でていねいに描写されていて共感できる。今カノもいい、が、それに引き換え・・・

ネタバレBOX

そんなに女性たちに思われていた鞠井クンは死んでしまったとはいえ、はっきりと人物像が浮かび上がってきていない。死後にブログを更新していた罪作りな彼の友人も、モトカノのお姉さんの友人の男(この役はほんとうに必要か?)も何を考えているんだか?っていう感じである。
テノヒラノ鎮魂華

テノヒラノ鎮魂華

劇団生命座

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

兵隊さんたちは皆やさしいね
と、女子高生たちが言ったときに私の涙腺は決壊してしまいました。その後は涙が止まらず。あの若さでまるで仏様、悟りを開いた人たちを見ているようでした。やろうとしていることはまるで狂気の沙汰なのに。1年間という時間を掛けただけあり、ていねいに真面目に特攻を描いていて素晴らしい芝居。中・高生に見てほしいな。人の命をなんとも思わない凶悪犯になる前に。

ますく

ますく

劇団言葉座

タイニイアリス(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★

中・上級者向け?
言葉座を名乗るだけに時に文語に近くなることも含めて台詞・会話が巧く、凝った照明や各人物の心理を象徴するかのような軋み音なども良い。
が、過去に何があったのかを「寸止め」状態にとどめて明確にせず、事後も観客の想像に委ねるスタイルは中・上級者向けか?

恋する、プライオリティシート

恋する、プライオリティシート

コメディユニット磯川家

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/02/05 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

噂通りの・・・
とっても心温まる"素晴しい作品"だったと思います。

しっかりとしたテーマが見えるメインストーリー、程よいバランスのサイドストーリの展開、メインキャストもさることながら、すべてのキャストのキャラがたっていて また、バランスも完璧!!!

生演奏のピアノも実に効果的に舞台の一部になっていて、上演時間2時間ちょっと めっちゃ楽しめました☆

関西メインの劇団ですが、次回の東京公演にも絶対に行きたいですね☆

焼肉ドラゴン

焼肉ドラゴン

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/02/07 (月) ~ 2011/02/22 (火)公演終了

満足度★★★★

「焼肉ドラゴン」再演初日
拍手が鳴りやまずカーテンコールが3回。前売り完売ですが、当日券あり。Z席も各ステージ10枚ずつ販売。

素敵じゃないか

素敵じゃないか

RAWWORKS.NDR

枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県)

2011/02/05 (土) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★

終演後、
外に出て時計を見ると15時15分。劇場にいた時間をもっと長く感じていたので、これは意外でした。
濃密で素敵な時間、空間にいられたことを感謝します。
脚本は日常の会話を丁寧に紡いでるなぁと感じました(特に末虎夫婦の場面に多く)。
役者のお二人も硬軟、緩急自在!感心することしきり。

ネタバレBOX

風の音とも、嬰児の泣き声とも、夫婦の胸のざわめきにも聞こえた「音」が印象的でした。
マッチ売りの少年だった男の結末の最後の幸せ

マッチ売りの少年だった男の結末の最後の幸せ

劇団40CARAT 【第36回公演『ダーリン×ダーリン×ダーリン』9月15日[金]~9月17日[日]阿佐ヶ谷アルシェ】

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度

期待が裏目に
「40CARAT版クリスマス・キャロル」という惹句に期待したのが裏目に出てしまい、原典と比べるまでもなく後ろ向きで自己完結的なストーリーが好みに合わず。
さらに中日で気が緩んだのか言い直すほど露骨に噛む(それも2~3回)役者がいて気持ちが折れる。
ただ、少なからざるすすり泣きも聞こえたのであくまで個人的な好みの問題かと思われる。

俺のお尻から優しい音楽

俺のお尻から優しい音楽

五反田団

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2011/02/04 (金) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

心に残るのは無だ!
とことん突き抜けると心地よさもあるが、そこまで行かないもやもや感が残る。あっ無じゃない!!

仮面音楽祭

仮面音楽祭

江古田のガールズ

「劇」小劇場(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/07 (月)公演終了

満足度★★★★

平均年齢22歳の人々
合コンでいかにもありそうなあれこれを組み合わせた展開が愉快(時にはコワい?(笑))な上に既製曲をそのままだったり歌詞を付けたりな選曲も的確(あの曲と山手線ゲームの取り合わせは絶品!)で、130分の長さを全く感じさせないのが見事。

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