最新の観てきた!クチコミ一覧

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パラリンピックレコード

パラリンピックレコード

北京蝶々

シアタートラム(東京都)

2011/04/07 (木) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

やはり


かっこよく
それでいて
じんわりと
残る
各々も さすが

8人の女

8人の女

トレモロ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2011/04/07 (木) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

ふむふむ
オーソドックスに
もってきたかんじがする
全体のかんじからすると
コメディ要素をつよめた方向性も
みたくなった

犬の糞

犬の糞

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2011/04/22 (金) ~ 2011/04/25 (月)公演終了

いろいろと
盛りだくさんな五作品
いろいろな色
かっこよさも
ばかばかしさも
シュールさも
様々たのしめる作品
個人的に
満間作品が好み
そして あのかたが 坂井さんかあと
おもう

『流通戦争だよ全員集合!』

『流通戦争だよ全員集合!』

ギンギラ太陽's

西鉄ホール(福岡県)

2011/04/22 (金) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

新キャラが楽しかった
パルコキャラ発表会では落選応募作品までもネタにして
かなり笑わせてくれた。みんなよく考えているなーと感心。
大好きな玉屋さんの出番が少なかったのは残念だけど、
そろそろ成仏の時期なのかしら・・^^;
短い上演時間の中に盛りだくさんの内容で、大いに楽しめた。
夏の新博多駅登場もすごく楽しみだ。

犬と花

犬と花

黒色綺譚カナリア派

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/04/21 (木) ~ 2011/05/02 (月)公演終了

満足度★★★★★

まずは犬編
若手俳優+谷賢一さん演出の犬編をみました。いつものカナリア派とは全然違う!でも面白かった!いつも美少女役の牛水さんが妖絶で恐ろしいほど。男性陣の熱演、升さんの愛らしさに泣きました。「駆け抜ける犬編」のサブタイトルがぴったり、疾走感溢れる舞台でした。

ネタバレBOX

犬の松崎さんが犬の格好をしていて、最初は笑ってたんですけど
後半から切なくなってきました。犬ってなんでしょうね?
どうしようもなく救いのない話なのに、なんだか奇妙な感じで
ポップ?というか不思議な感覚が残りました。

大人の花編も楽しみです!
あの頃の妻たち~ラブ・スプリング~

あの頃の妻たち~ラブ・スプリング~

山下幼稚宴

相鉄本多劇場(神奈川県)

2011/04/15 (金) ~ 2011/04/23 (土)公演終了

満足度★★★★★

お楽しみが盛りだくさんの宝箱みたいなミュージカル
皆さんは、
子供のころ、
おとぎ話のお姫様や王子様、ヒーローにあこがれたことがありますか?


今までに、

恋をしたことはありますか?


時々、
「もう一度、素敵な夢を見たい」、って思うことはありますか……?


そんなあなたに、
素敵な時間をプレゼント。


山下幼稚宴によるミュージカル
「あの頃の妻たち~ラブ・スプリング~」


これは
昼ドラ風アクションミュージカルコメディー。


まったく予想もつかない展開と、
最後まで目が離せないストーリー。
魅力的で、か・な・り個性的な登場人物たち。


思い切り笑いたい人、

仕事や学校の疲れを吹き飛ばしたい人、

ちょっとドキドキしたい人、

かっこいいアクションシーンを観たい人、

自分の「あの頃」を思い出したい人、

恋をしたい人、

素敵な歌やダンスを楽しみたい人、

昔、おとぎ話にワクワクした人、

お姫様や王子様にあこがれたことのある人、

ヒーローにあこがれたことのある人、

夢の世界に行ってみたい人、

ミュージカルが大好きな人、

そんなあなたを、

白雪姫、
シンデレラ、
赤ずきん、
鶴、
王子、
桃太郎、
狼、
花咲にいさん、
犬、
浦島太郎、
牛若丸、
ピーター、
そして妖怪たちが待っています!


オバケなスパイ

オバケなスパイ

山下幼稚宴

相鉄本多劇場(神奈川県)

2011/04/14 (木) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

観終わった後、笑顔になれる素敵な作品
この舞台を観て、唯一残念に思っていることは、
もっと早くこのサイトに感想を載せればよかった!ということです。


「オバケなスパイ」は、
ワクワクして、たくさん笑って、そして心があったかくなる、
そんな作品です。

家族のきずな、
仲間とのきずな、
人を信じることの大切さ、
あきらめない気持ち、
夢を守ること、
人の優しさと強さ、
自分と向き合うことの大切さ、

ほかにも、いろんなことを感じることのできる作品だと思います。
もちろん、感じ方は人それぞれ。好みもそれぞれ。

登場人物の一人一人がとても個性豊かで、作り手の愛情を感じました。

思い切り吹き出すくらいおもしろい場面があるかと思えば、
ちょっと心にじ~んとくる素敵な台詞もたくさんあり、
歌やダンスの場面では思わず聴きほれ、見とれてしまい、時には一緒に歌いたくなる楽しさ!
最後は心が温かく、自然と笑顔になっている自分に気づき……

そうそう、開演前の会場の演出も、なかなか素敵で、
これを観たいために、早めに会場に行ったくらいです。

細かいところまで、
観に来る人をとことん楽しませよう!という意気込みを感じました。
舞台からは、彼らの一生懸命さが、気持ちいいくらいストレートに伝わってきました。

素敵な舞台でした!

ネタバレBOX

(ネタばれというほどでもありませんが、ちょっとだけあらすじを……)

町のはずれに昔から建つお化け屋敷。
夜になると、その建物は「スナック ゴースト」に変身。

地元に愛されるそのお化け屋敷も、すぐ近くにできた最新のレジャーランドのせいで、
経営はあまり芳しくない日が続く。
二人いたバイトは、就職が決まり、出て行ったばかり。


そこにある日やって来る一人の男性。
その名は「イタクラ ミツタカ」、元 劇団員である。ちょっとした行き違いから仕事をクビになり、
アルバイトを探していたところに、レジャーランドの社長・山下から声がかかる。


イタクラが依頼された仕事はなんと、スパイ。
あのお化け屋敷にアルバイトとして潜入し、従業員たちの信頼を得、
権利書を探し出して手に入れる、というものだった。
社長はかなりの現金をイタクラに渡す。


社長・山下は、なんとかしてこの古びたお化け屋敷を、自分のレジャーランドに取り込みたいと考えていた。
そこで求人募集に応募してきたイタクラを選び、送り込もうとしたのだった。


子供のころ、母親に連れられて一度だけ来た思い出のある、懐かしいこのお化け屋敷。
イタクラは、気が進まないながらも、実家にいる生活の苦しい母親のことを思い、仕事を引き受ける。


ところが、このお化け屋敷とイタクラとの間には、彼自身も知らない秘密があった。

しかも、それを知っているのがほかでもない、社長・山下なのだ。


イタクラは、お化け屋敷のアルバイトとして働き始め、ちょっと変わった、でも気のいい仲間たちと打ち解け、良い関係を築いていく。
まるで家族のような温かさを感じ、彼らと時間を共にするにつれ、スパイとして働くことに少しずつ良心が痛んでくるイタクラだった。



そして、あるとんでもない事件が起こる……


お化け屋敷は、いったいどうなるのか?


社長・山下のほんとうのねらいとは……?




深川安楽亭

深川安楽亭

劇団ユビキタス・アジェンダ

座・高円寺2(東京都)

2011/04/20 (水) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★

期待しすぎたか・・・
個々の俳優さんの演技はとてもいいのだが、なぜか一体感が感じられず、芝居全体の色というか空気が、どうもチクハグな感じであった。全員での練習は何回ぐらいしたのだろうか。演出家が全体をまとめるまで到達していない雰囲気だった。個々の俳優・素材が良いだけに、ちょっと残念だった。

「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう!」vol.3 上演審査

「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう!」vol.3 上演審査

福岡市文化芸術振興財団

ぽんプラザホール(福岡県)

2011/04/22 (金) ~ 2011/04/23 (土)公演終了

満足度★★★

差があり過ぎる。
なかなか面白い企画ではあった。

残念だったのは参加団体(コンペに通って上演できた団体)が2団体と少なかったこと、力量差があり過ぎたこと。

私が観た日は、village80%が先、柿喰う客が後の上演だった。


ですので、上演順に簡単な感想を。
演出のコンペなので、基本的には役者の演技力不足はあまり勘定に入れません。


village80%は、全体に白のイメージ。白いシーツにコロスたちも白。
コロスたちにゴキブリの羽音やセリフの反復などの「効果」の役割を持たせている。
最初こそは目を引いたが、後半になるにつれ彼らの意味はどんどん消失し、芝居の面白味もどんどんなくなっていく。
また、コロスたちの衣装は真っ白だったが、インナーのパンツは白ではなかった。
これは演出意図だろうか、それともそこまで演出が行き届いてないだけか。
後者のような気がする。
台本自体に関してはただ素直になぞっているだけなので、演出との乖離が目立つ。
特に、「ブラジルは~」からのセリフや「チェーホフです」のところは演出が浅すぎて読み込みが不十分なのが丸わかり。
演出家の幼稚な自己満足を見せられた気になり評価できる舞台とは言えなかった。



柿喰う客は最初から音楽とダンスで始まり、正攻法で見せない事がすぐに分かった。
しかし、奇をてらっただけのものではなく、客を引き込むことをちゃんと考えている。
台本も解体が行われ、「ブラジルは~」や「ゴキブリ~」などのセリフを違う役者によって反復させたりする。
それはただ単に観客に目新しさによる面白さを感じさせるだけでなく、作品理解を促している。
同じセリフであっても、別の役者が別の解釈でセリフをしゃべることにより、別の意味が生じている。
また、それまで女たちによって演じられていた舞台に現れた男優、彼によりまた意味は大きく変貌した。
いかにも韓国人というたどたどしい喋りと回りの俳優たちの反応で、長いセリフを飽きさせない。
「チェーホフです」のセリフも、前段階でほかの俳優に喋らせておいて別の解釈を与えておき、最後に彼に言わせることにより、また別の解釈が生まれる。
何度も同じシーンを、違う意味を与えながら重ねることで、観客への作品理解と深みを与えたことで成功した舞台だったと思う。




今回の星は2つの作品の間を取りました。

カナリア犬まつり

カナリア犬まつり

黒色綺譚カナリア派

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/04/24 (日) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

ゆるいのに高クオリティ
小劇場のイベントではお目にかかれない、多種多様のレパートリーの数々。イベント自体が楽しかった。カナリア派の面々の素の顔や、サービス精神の旺盛さにもびっくり。また是非やってもらいたい企画。総合司会の赤澤ムックは完全に普段着姿。

犬と花

犬と花

黒色綺譚カナリア派

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/04/21 (木) ~ 2011/05/02 (月)公演終了

満足度★★★★★

花→犬→花
カナリア派の大冒険。土日のみ「花→犬」の順序だったので、つい花をリピート。直球の犬編は役者の熱意がすごい。花はイメージの洪水・・・に、見せかけた、達者な役者に裏打ちされた小さな感情の増幅。混乱や奇抜さを装った丁寧な演出。

ネタバレBOX

必死って、切ない感情なんだって分かった。
犬・花共に苦しい物語だが、私は花の絶望感と美しさに軍配を上げる。

ざっくばらんに言えば
物語を求める人は犬を
心情を求める人は花を
良いと言うんだろうな
【ご来場・自宅での鑑賞 ありがとうございました】大空襲イヴ

【ご来場・自宅での鑑賞 ありがとうございました】大空襲イヴ

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2011/03/18 (金) ~ 2011/03/21 (月)公演終了

満足度★★★

スケルトンのみで見せるシチュコメ
震災後8日目、一部の物不足が報道され、買い出しの大荷物を持った人でごった返すなか、新宿の会場に向かった。
震災前に観ると決めていた公演だったけれど、日に日に心が重くなり、予約できなかった。
思い切って当日売りを買ったけれど、まだ心が震えているようで、客席に座っていても正直芝居に集中できる状態ではなかった。
冨坂友さんは、この作品が太平洋戦争末期、東京大空襲前日の非常時に「~どころじゃない」と笑い飛ばす喜劇であり、
ここで上演をやめたら嘘になってしまう、という思いをパンフの挨拶文に書いている。
4面あるパンフの1面を全部使って緊急時の避難注意が細かく書かれてあり、前説は簡単な避難注意以外震災に関する言葉はなく、なるべく平常心で観劇してほしいと思ったのだろう。
安全を考慮し、セットなし、衣裳なし、機材も最小限というコンパクトな舞台で、稽古場見学と錯覚する雰囲気だった。

昨年、ル・デコでやった番外公演の「みんなのへや」の手法を生かし、スケルトンのシチュエーション・コメディ。
シチュコメはお金をかけなくても上演できるという冨坂さんの挑戦でもある。

※震災直後、長期のログインエラーで投稿できなかった感想がたまってしまい、遅くなりました。いま、少しずつUPしています。

ネタバレBOX

スケルトンのみのシンプルな上演形式がはからずも今回のような非常時に生きる結果となった。
衣裳やセットがなく、ある意味、俳優たちは演技力だけで観客に伝えなければならず、きつさがあったと思う。

戦時中、医者の家に下宿してい医学生の目の前に、この家の裏手にあるはずの埋蔵金を掘り出すからと脱走兵がころがりこんでくる。

医者は国防婦人会の班長をしている気の強い妻の目を盗んで、独身と偽り、不倫している。
愛人が医者の家を訪ねてきて、脱走兵を探す特高刑事が、医者の嘘からさまざまな勘違いをし、混乱していく。

脱走兵とは逆に、もう一度戦地へ行くために医者に偽の診断書をもらおうと訪ねてくる傷痍軍人は、医者の不実に絶望した
愛人と思いを通わせ合うことに。

埋蔵金の代わりに掘り出したのはなぜか金属供出を逃れるために隠したメダル。
だが、人々は「埋蔵金だ!」と狂喜乱舞。訂正しようとする医学生の声は最後まで耳に入らない。

医者の矢吹ジャンプは本拠地ファルスシアターの看板俳優でシチュコメを手のうちにしているだけに出色の出来。
医者は色事においてはとんでもないくずるい男だが、矢吹が演じると、ひたむきな可愛さがある。

医者の妻、木村ゆう子(帝京大学ヴィクセンズシアター)は口達者で気の強い妻を好演。この妻がいるから医者のキャラも生きてくる。

医者の友人で、特高刑事との板挟みになりながら右往左往する巡査を斉藤コータ(コメディユニット磯川家)が演じ、コントのように流さない
きっちりとした芝居で好感が持てた。

狂言回し的役割の医学生の淺越岳人は、ラストの混乱の中で「そうじゃないから」と言い続け、周囲に聞き入れてもらえない「ウケ」の芝居が
よかった。彼を見ているとSETの小倉久寛の若いころを思い出す。彼もこういう「ウケ」の芝居が巧い人だ。

この作品で一番不満が残ったのは、タイトルにある「東京大空襲前日」という状況の必然性が感じられなかったこと。

毎日、空襲警報に怯えて暮らす人々の戦時中の緊迫感もなく、きわめて呑気な日常に見える。

たとえ大本営発表でもいいから新聞記事や世相について人々が語り合う場面とか、配給による食糧難などの生活感を出してほしかった。



わが星

わが星

ままごと

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2011/04/15 (金) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

すばらしかった
自然科学的な演劇の感じがした。
別にアカデミックな芝居というわけではないが、物理、天文、数学、哲学、論理学のようなことが頭に思い浮かんでしまった。
もちろん芸術的にもすばらしく、照明や、効果音もすごくマッチしていて、役者のせりふ、演技どれをとっても圧倒されてしまった。
また、このホールと芝居の相性もぴったりであった気がする。

焼肉ドラゴン

焼肉ドラゴン

新国立劇場

兵庫県立芸術文化センター 中ホール(兵庫県)

2011/04/09 (土) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かった
壮大な家族のストーリーに胸打たれました。

ひとがた流し

ひとがた流し

ブルーノプロデュース

タイニイアリス(東京都)

2011/04/22 (金) ~ 2011/04/25 (月)公演終了

満足度★★

上演時間3時間30分
役者には敬意を表する。長編小説の膨大な台詞を全て覚えるのだから。それでも、そのセリフを間違えないようにという負担もあったのか、セリフを言うのが精一杯という感じで表情が硬い。役者によっては悲壮感すら漂っていた。その為、セリフが単調になってしまうのは否めない。芝居というより、朗読劇だ。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

アナウンサーの千波、作家の牧子、元編集者で写真家の妻となった美々は、高校からの幼なじみ。牧子と美々は離婚を経験、それぞれ一人娘を持つ身だ。一方、千波は朝のニュース番組のメインキャスターに抜擢された矢先、不治の病を宣告される。それを契機に、三人それぞれの思いや願い、そして、ささやかな記憶の断片が想い起こされてゆく。・・といった物語だが、序盤の殆どは物語の説明に徹する。その説明も丁寧すぎて既に本を読んでるので飽きる。ここまで表現しなくても良かったような気がする。

台本を作るに当たって小説の削ぎ落としから始るのだと考えてるワタクシは、小説を舞台化するというのは小説のまんまを表現するのとは違うように思えるのだ。どの部分にスポットを当てるか、その上で本を削ぎ落とし、台本を作り、舞台上に乗せてみて、また削ぎ落とす・・。つまりそういった繰り返しの作業を徹底することによって初めて舞台作品として仕上がるのだと思うのだ。

演出家はこの作品には愛情を注いで作ったに違いない。そうでなければ3時間30分の公演にチャレンジしようとは思わないはずだ。しかし観客のことを考え、役者のことも考えるなら、観やすい環境と演じやすい環境を整備するのは当たり前のことだと思う。

次回はこなれて練りあがった端的な作品を観てみたい。
俺のカー・オブ・ザ・イヤー

俺のカー・オブ・ザ・イヤー

売込隊ビーム

「劇」小劇場(東京都)

2011/04/21 (木) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑えた
なんか、噛み合いそうで噛み合わない会話のやり取りが、
メチャクチャ面白かったです。
大笑いしてしまいました。
それでいて、ラストはいつも通り、ブラックな感じで。
ホントに楽しかったです。
それに、、、ステージ上のあれにもビックリでした。
大阪公演も楽しみです。

裸の女を持つ男

裸の女を持つ男

クロムモリブデン

シアタートラム(東京都)

2011/04/16 (土) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑えた
昨年、芸能界を騒がせた二つの事件を題材としたお話。
最近、クロムのお芝居はかなりのツボです。
メチャクチャ面白いです。
今回も笑わせて頂きました。

犬と花

犬と花

黒色綺譚カナリア派

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/04/21 (木) ~ 2011/05/02 (月)公演終了

満足度★★★★

違いを楽しむ
犬編と花編を続けて見てきました。
これこの順番に見ないと花編は分からないと思います。
演出家の違いによってここまで違うんだという事に驚きます。
しかも、花編の開演前・上演中・終演のこだわりも感じられて、
何だか面白かったです。

全国小学生漢字検定者大会

全国小学生漢字検定者大会

劇団天才ホテル

エレクトーンシティー渋谷(東京都)

2011/04/15 (金) ~ 2011/04/16 (土)公演終了

満足度★★★★

とっても楽しんだ
大変失礼な話だが、ミュージカルというだけで、さほど期待はしてなかった。
それはガッカリしたくないからだ。
しかし、そういう想いは杞憂だった。
楽しいのだ。ミュージカルなのだ!

ネタバレBOX

劇場そのものが、「全国小学生漢字検定者大会」の会場という設定になっている。大会をテレビ中継するという体になっており、上演前のアナウンスは、テレビ中継の前説になりながら、観客は、拍手や声援の練習もさせられる。当然、ストーリーが進行しながら、観客は自然と拍手などをすることになる。こういう設定はうまいと思う。

さらに、この会場で決勝進出者が決定するということでもあり、役者たちは客席にいて漢字辞典などを読んでいる。その役者が座っているブロックがいつの間にかその選手の応援団となっていて、客いじりも少しある。
また、入口では「漢字検定に参加されますか?」と気さくに尋ねてくるのだが、うっかり「はい」と言わないでよかったことに後で気がつくのだ。
ストーリーは、漢字の書き取りを行いながら、それぞれのバックボーンが見えてくるというもの。最後に誰が優勝するのか、ということが軸になる。

とにかく、キャラが立っている人ばかり。まったく小学生には見えないのだが、そのキャラの立て方がわかりやすくてとてもいいのだ。
当たり前かもしれないが、それぞれのキャラに合った歌い方が堂に入っているし、うまい。みんなうまいのだ。舞台に立つプロとして当然なのかもしれないが、きちんと基礎を習得して出ているのがよくわかるうまさなのだ。
だから楽しいし、舞台に集中できる。

また、今回の舞台では観客が参加させられていた。入口で「漢字検定に参加されますか?」と聞かれて「はい」と気軽に答えた方の中から3名が舞台の上に挙げられて漢字を書かされるのだ。
「はい」って言わなくてよかったぁ、と心から思った一瞬であった。

たぶん難しい漢字を書かされて(役者たちはとても難し漢字を書かされていた)、早々に脱落する役が、観客の役だろうと思っていたら、1人は早めに、もう1人はもう少し引っ張られて、さらに最後の1人はなんとラストまで舞台上にいることになったのだ! もちろん「いち」とか「おんな」とか簡単な漢字を書かされて残されるハメになっていく。ここまでの観客参加は観たことがなかった。もう、これは卑怯だけど(笑)、面白がるしかないのだ。
後で当パンを観ると「キャスト」の欄に「お客様」とあった(笑)。

ストーリー的には、それほどの物語はないのだが、笑えるシーンがあり、いいところで歌が入り、それがいいので、楽しさが続く。

太田太志を演じた碓井英司さんの名前の通りの体型で、ちょっと乱暴そうなキャラがとてもいい味。彼の妹・太田小子役の青山みそのさんは、お兄さん想いで、シャイな感じがとてもよく出ていた。お二人とも実際はそんなキャラではないのだろうが、舞台の上ではそんな人にしか見えなかった。「ああ、うまいなあ」と思った。それと、大会の女性司会者・大場かおり役の守谷梨沙さんは、ちょっと元気が外れたキャラと歌のよさが印象的だった。太田兄妹の母も、歌のシーンしかなかったが、うまい人だと思った。後の人たちも、もちろんよかった。

ただし、ストーリー的には残念なところがあった。それは、各登場人物の心の中にあった葛藤や問題が解決されなかったことだ。「私は負け組」みたいな終わり方はあまりいい気持ちがしない。全体的に未消化すぎる。だって、登場人物は小学生なんだし、全体のトーンから言っても、少々脳天気なぐらいのハッピーさが溢れていてもよかったのではないだろうか。
例えば、太田太志が妹想いであることが、ラストあたりにもっとしっかりと浮き彫りなるぐらいはすべきだったと思うのだ。

それと、役者が全員舞台からはけた後に、伴奏のエレクトーンが突如として鳴り響いた。てっきりまた何かが始まるのかと思えば、エレクトーンの短い演奏があっただけ。これは蛇足ではないだろうか。見せ場ならば、舞台上でしかるべきとろこに入れるべきであるし、演奏も楽しんだので、あえてさらに見せ場なんてなくてもいいのではないかと思うのだ。例えば、カーテンコール風ならばよかったのに。
オバケなスパイ

オバケなスパイ

山下幼稚宴

相鉄本多劇場(神奈川県)

2011/04/14 (木) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

熱演でとてもいい感じ
コメディ・ミュージカルとのことだが、コメディについてはもう一歩、二歩。
しかし、歌もダンスも、レベルの差はあるものの、熱演。尻上がり的に良くなっていき、ミュージカルらしい盛り上がりもあった。
こういう若い劇団の舞台観るのはとっても楽しい。

ネタバレBOX

全体的な印象としては、次の点についてよく考えられていると思った。
1.観客の入場を少人数ずつにして、舞台(つまりこの演劇の設定である「オバケ屋敷」)を通し、客席に入れる、というもの。
2.歌がうまい者、ダンスがうまい者(あるいは、それぞれに自信のある者と言っていいかもしれない)を、それぞれのシーンに中心に配して、印象をよくする。
3.ストレートプレイのうまい者を客演で呼んで、物語の中心に据えることで、全体を締める。
このような戦略が考えられ、実行されていたと思う。

それぞれについて見て行くと、まず、「観客を舞台から通して客席に入れる」というのは、舞台の上=オバケ屋敷だったはずなので、入口に、本当の受付とは別の受付を設けて、役者が案内するというところまではよかったのだが、オバケ屋敷感に乏しいのが残念だった。どの観客も舞台の上よりも、自分が舞台の上にいることに気を取られ、客席のほうばかりを見ていたからだ。
ここは、簡単でもいいので、客席を見せない目隠しのような衝立でも立てて、学園祭のオバケ屋敷ぐらいの雰囲気を出すべきだったと思う。観客は「ああ、オバケ屋敷なんだ」と改めて思うぐらいでよいのだ。

次の「歌やダンスのうまい者が軸になる」というものは、ソロパートなどや中心となる役者が中央にいることでアピールできていたとは思うのだが、例えば、ダンスがうまい者と、そうではない者が同じ振り付けでなくてもいいのではないかと思うのだ。中心となる役者を引き立てるようなダンスなどでよかったように思う。もちろんそうしたシーンも用意されていたのだが、舞台のサイズ的にも、全員が踊るとやや窮屈に見えてしまっていた。
また、それぞれの曲の中でキメとなる動作ごとに、要所要所で全員が、ピシッとキマルだけで全体が締まって見えたのではないだろうか。

さらに、「芝居の軸となる役者を客演で入れる」については、歌はあまり…だったが(1カ所のみに起用したのはいい判断だったと思う)、主人公に据えただけの意味は十分にあったと思う。だた、もっと能力を発揮できるような展開になれば言うことなしだった。他の役者たちは、自分の台詞のないときの立ち姿がイマイチの者がいて、大人数で舞台上にあるシーンが多いだけに少々気になってしまった。

それぞれの企ての意図はわかるのだか、もう一歩のところで不発になっていたように思える。

また、コメディとしているのだが、さほど笑えるところはなく、「すべり笑い」のようなシーンを入れていたが、あれは笑いがあって始めて意味があるので、やらないほうがよいと思う。
ベタでいいので、90分モノならば、せめて3、4回でいいので、確実に笑いを取りに行く姿勢がほしいと思う。

と、上から目線でいろいろ書いてきたが、「これはいいな」と思うシーンもあった。それは、ミュージカルのお約束のような、対立している2つのテーマがそれぞれの楽曲(テーマ)で合唱していくというものだ。今回は、2つの軸(オバケ屋敷側、それを取り込もうとする遊園地側)だけでなく、間に挟まれた主人公のパートまでうまく入れ込んでいて、ここだけでも観たかいがあったと感じた。

舞台の内容とは関係ないのだが、受付の丁寧さも好印象だ。劇場を後にするときに、階段の降り際、振り返ると階段の隙間から丁度受付が見えるのだが、それに気がついた受付スタッフが、頭を下げてくれた。観に来てくれた友人たちとだけ話すのでなく、ほかの観客にも気を配る、こんなちょっとしたことだけでも、観客はいい気持ちになるのだ。

全体的に、もう少し垢抜けて、洗練されていけば、きっと面白い劇団になっていくのではないかと思う。それには、1人でも多くの観客に観てもらい、ボコボコにされたり、踏みつけられたり、あるいは持ち上げられたり、社交辞令を言われたり、本当に褒められたりしながら、鍛えていくしかないだろうと思う。ミュージカルをやっていくのにはいろいろ障害も多いだろうが、期待したい。
星は、盛り上がった歌のシーンと期待を込めての数である。

ちなみに、相鉄本多劇場は、始めて行ったけど、てっきり下北の本多劇場クラスのキャパかと思っていたら、100人クラスの小劇場だった。しかし、舞台の広さとか観客席の段差とかトイレの場所とか、使い勝手は良さそう。作り付け(?)の椅子には、座布団は必要不可欠ではあるが。

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